実施理由/背景
青山学院大学陸上競技部とのご縁
青山学院大学陸上競技部は平成19年に妙高市で合宿を行ったのを最初に、以来、毎年杉野沢地区で合宿を行っております。そのようなご縁から令和元年度に、「青山学院大学と妙高市との連携協定に関する協定」を締結し、相互に協力し地域社会への貢献とスポーツ活動の活性化や人材育成に寄与することとしました。
この協定に基づく取り組みの一環として、青山学院大学の「いつも合宿をしている妙高市の地域活性化に貢献したい」という思いと、妙高市の「多くの方に妙高を知ってもらいたい」という思いが合致し、地方自治体では初のスポンサーとして、青山学院大学陸上競技部が箱根駅伝で着用するユニフォームに妙高市のロゴを表示させていただいたことで大きな反響を呼びました。
その翌年には、「箱根駅伝」だけでなく、同じく大学三大駅伝に数えられる「出雲駅伝」、「全日本大学駅伝」でもロゴを表示させていただき、箱根駅伝では総合優勝を果たしたことで、妙高市のロゴを胸にゴールテープを切る姿に多くの市民が感動し、「妙高」の名は全国に広がりました。
プロジェクト内容説明
大学三大駅伝で着用するユニフォームに妙高市のロゴを表示し「妙高」を全国に
青山学院大学陸上競技部のスポンサーとして選手を物心両面から支援するとともに、令和6年度に開催される、「出雲駅伝」、「全日本大学駅伝」、「箱根駅伝」で着用するユニフォームに妙高市のロゴを表示することで、さらに多くの方に妙高市を知っていただきたいと考えます。
緑豊かな自然に囲まれた妙高市は、登山やスキーといった自然を活かしたアクティビティを楽しむことができる観光地であり、疲れた体を癒やすバラエティに富んだ温泉も魅力の一つです。そんな妙高市ですが、全国の有名観光地と比べるとまだまだ認知度が足りず、魅力を伝えきれていないのが現状です。
今回、ロゴの表示を予定している大学三大駅伝は全国に生中継され、多くの方がご覧になることから、常にトップ集団の中で優勝争いを演じる青山学院大学が妙高市のロゴを胸に出走することで、多くの方に妙高市を知っていただき、実際に訪れていただくきっかけづくりになればと考えております。
目指すところ
人と自然が共生する持続可能なまちの実現
妙高市は「SDGs未来都市」として市民・地域・事業所などすべての主体が主役となり、官民共創による持続可能なまちづくりを先導し、誰一人取り残さない世界の実現に向け、本当に大切なものは何かを考え、そして行動を起こし、持続可能な社会を目指していくことが今、求められています。
SDGsを推進しながら、DX(デジタル トランス フォーメーション)やGX(グリーン トランス フォーメーション)を加速するとともに、未来を担う子どもへの投資を推進し、市民の皆様が「妙高市に生まれてよかった」「妙高市に暮らしてよかった」と心から実感いただくため、最大限の力を発揮して、人と自然が共生する持続可能なまちの実現を目指しており、今回の取り組みである、青山学院大学陸上競技部のユニフォームへのロゴの表示もその一環として取り組んでいます。
寄付の使い道
・ユニフォームへのロゴ貼り付け料
・ロゴデザイン料
自治体からのメッセージ
妙高市は自然を活かした観光資源が魅力であり、持続可能なまちづくりに取り組んでいます。
妙高市では、ふるさと妙高を想う人と豊かな自然のつながりを大切にし、SDGsの考えを取り入れるとともに、地域の個性を活かしながら、人と自然が共生する持続可能なまちづくりに取り組んでおります。
人口減少と少子高齢化が急速に進む中にあっても、豊かな自然を守りつつ、市民一人ひとりが幸せを実感できる魅力あふれる「妙高」であり続けるためには、官民共創によるイノベーションの推進等に取り組んでいくことが不可欠であります。
是非とも、当プロジェクトにご賛同いただきたく、皆さまのお力添えをよろしくお願い申し上げます。
妙高市長 城戸 陽二
事業スケジュール
令和6年8月 青山学院大学とロゴ表示契約締結
令和6年10月 出雲全日本大学選抜駅伝競走(出雲駅伝)
令和6年11月 全日本大学駅伝対校選手権大会(全日本大学駅伝)
令和7年1月 東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)