『福祉とつながるデジタルギフト(Greenery Gift)』は、福祉施設でつくる商品や作品に交換できるデジタルギフトです。
多くの市民・企業・団体等の人が、社会貢献に協力したいというお気持ちがあると思います。しかしながら、その思いを届ける手段がわからず、実践できていないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ギフトを交換するだけで社会貢献に参画いただける、こんなギフトを利用して手軽に共生社会づくり、施設利用者の工賃向上といった「社会貢献の輪」、「ともに生きる社会かながわ憲章」の輪に加わっていただき、さらにその輪を広げていこうというプロジェクトです。
ご協力いただいた方に、”社会貢献の輪を広げるリターン品”を準備させていただきました。是非、ご協力の程よろしくお願いいたします。
社会貢献を担当した会社員時代に、「事務所にパン販売にきて頂いたり」「幼稚園で使用するラップの芯を集めたり」「パラスポーツの練習に参加したり」といった活動をしてきました。
そんな活動の中で、取引先の福祉施設の方から施設利用者の月額工賃が”15000円程度で全国的な課題(※)”となっていることを伺い、大きな衝撃を受けました。これがきっかけとなって、何かもっと貢献できる方法は無いかと考え始めたわけです。
ある日、福祉施設にパンを買いに行った時のことです、買ったパンに自分のつくったパンがあることを見つけた利用者は、大変喜び、満面の笑顔を見せて頂けました。一方で、工賃向上に貢献しようと会社で使用するノベルティにエコバック1000個を注文しようとしたところ、製作に不安があるとのことで受けていただけなかったということ、また、社会貢献活動のために時間を割いていただく社内ボランティアの確保も難しく苦労することもありました。
こんな経験の中で障害のある方の笑顔(仕事の喜び)を「一部の人だけでなく、みんなで協力して」、「多くの施設利用者に仕事の喜び(売れる喜び)を広められたら」、また、「福祉施設も安心して、大量の注文も受け入れできたら」との思いが芽生え、福祉とつながるデジタルギフトの事業化に至りました。
※令和4年度の平均工賃 全国:17,031円、神奈川県:15,795円 (厚生労働省資料より)
〇企業や団体が抱えている課題
社会貢献が求められ、社会に貢献したい気持ちはあるものの、仕事の時間を割いてボランティア(事業活動と関係の薄い業務)に協力してもらう社員の確保などを継続させることは難しい。また、大量の注文は敬遠される。
〇県民が抱えている課題
社会貢献に協力したい気持ちがあるものの、福祉施設でつくる商品に何があるのか、どこにあるのかを多くの人は知らず、日常の中で福祉施設との接点が少ない
〇福祉施設が抱えている課題
福祉施設は安定した生産が困難なため、企業や自治体の大量注文は敬遠しがち。またバザーを主な販売手段としているため、会場の職員や福祉施設と縁のある方など、お客様が限定的になりがち
「発展は社会への貢献と共に」の理念のもと、知る限り、初めての試みとなる”福祉商品に交換できるデジタルギフトの発行”を開始して、試行錯誤を重ねながら、横浜・鎌倉の事業所さんの協力にも支えていただきながら、何とか本格的な事業展開にたどり着きました。
この「福祉とつながるデジタルギフト」をちょっとしたプレゼントやノベルティとして、ご利用いただくことで「福祉と社会の架け橋」となり、企業・団体⇒市民⇒福祉施設のみんなが、無理なく、負担感なくつながります。
2000年ごろに韓国で生まれたデジタルギフトは、ギフト券の製造、配送、保管等の費用、そして機能で、従来の紙のギフトに比べて優位であることから、急激にデジタル化が進んでいます。「メールで配布ができる」ことで、配送や保管費用が低減するだけでなく、インターネット取引の場面でも利用が可能となり、「WEBで商品を選んで交換ができる」ことでユーザビリティが向上するなど、費用と機能の両面で紙のギフトよりも優位にあります。こんなデジタルギフトの優位性を活かしつつ、見送ることが多かった大量注文の受け入れを可能とする福祉専用システムを開発いたしました。
〇福祉施設の店頭とWEBでギフトの交換が可能
店頭(54店舗)ではカフェでの飲食・パンの購入などにもご利用いただくことができるので、WEBに商品を掲載できない福祉施設の参加も可能(84施設)になり、ギフト交換者と福祉施設との接点が対面で持つことができます。WEB交換は、交換専用のサイトに掲載された商品(173種類)から、お好きな商品を選んで交換ができます。特定の福祉施設に注文が集中しないよう工夫したシステムとしています。
※施設数、商品数は11/19現在
〇大量注文の受け入れも可能
特定の福祉施設に注文が集中することを回避するため、交換店舗、交換商品を選んでいただけるギフトが有効に機能します。しかも、WEB交換では特定の商品に人気が集中することを想定し、特定の福祉施設に注文が集中しないよう工夫を加えたシステムとなっています。
〇地域単位のギフト発行が可能
自治体をはじめとして、地域貢献に資するノベルティの希望に対応するため、地域の福祉施設の店頭、商品と交換できるギフトを地域版として発行することが可能です。
〇福祉施設の運用省力化
店頭交換は、特別な端末やシステムは必要なく、スマホ画面に表示される店舗名や金額を確認するだけで対応いただけます。WEB交換では、注文のメールを確認して添付されている送付書を利用いただくことで宛先の記入などは不要なシステムです。
”Greenery Gift” の価格は、ノベルティやちょっとしたプレゼントにご利用いただきやすい設定(300円・500円・1000円・2000円・3000円)としております。
今まで福祉施設と縁のなかった県民の皆さまに福祉商品を知っていただくきっかけとなる”企業や団体の皆さまの福利厚生や販促等での利用”では、企業や団体の皆さまにもメリットがある「三方よし」の仕組みとなります。
〇企業・団体の皆さま : 社会貢献活動が求められる中、
事業活動や福利厚生が社会貢献活動になり、
活動そのものの価値が向上
〇交換した県民の皆さま : ギフトを交換するだけで、負担感なく、
福祉施設の商品や作品を通じた接点が生まれ、
相互理解の深まりと施設利用者の工賃向上の活動に参画
〇福祉施設の皆さま : 負担感が小さい新たな販路の追加で、
顧客との接点が生まれ、
さらに施設利用者に工賃向上と売れる喜びを提供
”青葉ギフト”という会社名について、よくその由来を聞かれることがあります。もちろん、青葉区にあるということもありますが、山歩きをした時に毎年感じる「新緑の美しさ、清々しさ」、厳しい時期を乗り越えて「何もない枝から芽生える力強さ」こんな思いをみんなに届けたいといったことからこの会社名としました。自分なりには気に入ってる会社名で、この命名の由来に背かない、負けない事業にしていきたいと考えています。
福祉新聞さんの記事(9月24日)にもありましたが、”福祉施設と今まで縁のなった人に商品を届けられる-新たな販路-”として、福祉施設様から評価いただく声を励みに、神奈川県発の事業として全国に広げていけたらと思っています。
皆さまのご協力をお願いいたします。
弊社のロゴマーク(木のマーク)、商品名のロゴ(ローマ字の「Greenery Gift」)は、鎌倉の道工房さんに作成いただいたものです。とても素敵なロゴを作成いただき有難うございます。
株式会社青葉ギフト 福地寛芳
-社会貢献の輪を広げるリターン品-
ご協力いただいた皆様に、返礼品「和紙の絵はがき」と「福祉とつながるデジタルギフト」を通じて、「パラアートのすばらしさ」「かながわ憲章」「福祉の手作り商品の良さ」を知っていただき、幅広い方々に福祉施設への理解を深めて頂けるきっかけにしていただけるよう「A~Cの3点セット(2,246円相当)」を返礼品とさせていただきます。
A)各種展示会受賞作家の和紙絵はがき (インテリアとしてもお勧め)
B)ともに生きる社会かながわ憲章のメッセージカード
(福祉とつながるデジタルギフト「Greenery Gift 500円」)
C)パラアートのメッセージカード2枚
(福祉とつながるデジタルギフト「Greenery Gift 500円×2」)
-スケジュール-
11月 クラウドファンディング公開 ※可能であれば随時返礼品を発送
12月 クラウドファンディング終了
1月 返礼品の発送開始
※ギフト交換の集中を回避するため段階的な送付をさせて頂くことがあります
-資金の使い道-
返礼品費用 (福祉施設のつくる商品の売上と送付費用等)
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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