実施理由/背景
終わりなきゴールを!行動し続けることが地域生産者の使命。数と時間・場所への挑戦。
今日までの経験から、大隅半島では特産品を使って地域を元気にするイベントができつつあると言える。ふるさと納税が大崎町を元気にしてくれていることは、間違いない。それゆえに、生産者である我々も行動し続けることが使命だと考えている。返礼品を増やす努力もしてきたが、今後はより一層、関係人口・交流人口を大切にしていきたい。そのためにも、ツールとして「売る商品」の数を切らさないことは重要である。
サザンクロスでは現在、以下の理由(キャパオーバー)からイベント途中での品切れを余儀なくされている。
(1)原材料確保の問題(保管場所キャパの問題)
(2)プリンを作る時間の問題(作業時間の問題)
(3)製造後の保管場所の確保(保管場所キャパの問題)
(4)段ボール・梱包材の組み立て・作業工数の問題
上記の理由により、新規お客様への販売機会損失・新たな関係交流人口の機会損失が懸念されている。
これらの課題を解決するため、レストラン付近(片道10分程度)にある実行者の祖父のスレート小屋を整地・改修することとした。
プロジェクト内容説明
今は亡き祖父の形見で絆を育む
上記、課題を解決するため実行者の祖父の土地と建物を改修して、作業スペースを作ることにした。
※当該地区(大崎町三文字)は、先日の地震で特に被害を被った地区である。
当該敷地を整地・改修することにより次の目的を達する。
(1)原材料確保の問題(保管場所キャパの問題)→大幅に余裕を持てる
(2)プリンを作る時間の問題(作業時間の問題)→空いた時間、隙間時間で生産可能へ
(3)製造後の保管場所の確保(保管場所キャパの問題)→余裕を持って作業可能
(4)段ボール・梱包材の組み立て・作業工数の問題→外注へ作業発注することで新たな余裕を確保。作った段ボールの保管も可能。
※上記、(4)の段ボールの組み立てに関しても、地域のB型就労支援の方々にお願いすることで、地域循環型の作業を目指している。また、ネクストゴールとして新たなドレッシングの製造をしてみたいと思っています。ドレッシングは、稼業である洋食店のお客さんからも販売してほしいとの声が多く、現在数種類のドレッシングを販売していますが、ドレッシングのバラエティを増やして洋食店の強みを生かした商品開発を目指しています。
目指すところ
行動し続けることが使命
ふるさと納税から生まれた、アイスプリン。(1)1種類から10種類へ(2)参加イベントの増加(3)ふるさと納税自体の注文の増加(4)地元の方々の消費量の増加と有難いことに需要は右肩上がりとなっている。その一方で、生産上の限界を迎えている。(1)原材料の保管ピーク(2)生産後の保管ピーク。この2つをクリアすることができれば、さらにお客様の声に近い商品のお届けが可能となる。今回の大崎町の新制度。町としてもとても大きな挑戦である。そして、自分も大きな挑戦。ふるさと納税は、地方を元気にしてくれる。だから、自分達は恩を行動で返したい。恩返しは、【考える】こと。そして、【行動する】こと。その先に行き着いた、在庫と保管の課題。商品が無ければ、ファン作りはできない。少しでも多く1人でも多く、もっともっと大崎町のファンを作りたい。そうして、できた今回の補完システム。私たちの心に余裕が無ければ笑顔が出てこないように、時間も在庫も余裕がないと良いものは生まれないと考えさせられました。どうか、少しでも多くのご支援をお願いいたします。
寄付の使い道
受付しました寄付は、よかプロ(大崎町版クラウドファンディング)の補助金の原資として活用します。補助事業の内容は、大崎町のふるさと納税制度における地場産品になり得るものの開発や生産性の増強であり、本件は、冷凍ストック施設の設置工事が中心になります。
洗浄機、冷凍庫、保管所の整備費 5,000,000円
施設・設備の撤去に係る経費 500,000円
パッケージデザイン費 650,000円
カタログ製作費 350,000
自治体からのメッセージ
大崎町は、この事業を応援します!
大崎町では、ふるさと納税を活用し、新たな返礼品の開発や既存の返礼品をブラッシュアップする目的で、よかプロという事業を始めました。まさしく、皆様のご支援が町の産業を応援し、皆様に応援していただくことで、より良い返礼品を創り出すことができる事業となっております。このよかプロの趣旨をご理解いただき、本町事業者の直接的な応援を何卒よろしくお願いいたします。
また、大崎町でふるさと納税の返礼品を開発、製造するために、大崎町に事業所を構える時にもこの制度を活用することができますので、是非大崎町に事業所を構えてみませんか。
事業スケジュール
2024年9月~11月 保管室予定地撤去工事
2024年11月~12月 保管室の工事
2025年1月~2月 パッケージデザイン・パンフレット制作
この事業を進めるにあたり、必要な冷凍ストックのための土地は、事業所から10分弱のところに倉庫を所有しており、その場所を冷凍ストックのための場所として使用します。倉庫の片づけや撤去工事に始まり、冷凍庫設置という流れで進んでいきます。