プロジェクトページをご覧いただきありがとうございます、薪屋FIREWOODと申します。
私たちは、石川県金沢市で薪ストーブやキャンプ場、飲食店向けに薪を作り、販売しています。薪屋FIRE WOODが立ち上がったきっかけはメンバーの一人が「薪ストーブのある家を建てる」というのがきっかけで、自分たちで使う薪だけでなく、薪を必要としている人にも届けたいという思いから、キャンプ場や、飲食店様を中心に薪の販売を行うために薪屋FIRE WOODを立ち上げました。
今回、私たちがクラウドファンディングで挑戦したいのは、2024年1月1日に発生した能登半島地震で倒れてしまった原木の再利用です。
正直なところ、こうした原木は通常、廃棄されるか、そのまま放置されてしまうことが多いのが現実です。
2024年1月1日に発生した能登半島の大地震は、私たち薪屋にとっても、地域全体にとっても忘れられない出来事となりました。
住宅の倒壊や道路の寸断、山々の崩壊など、自然と共存してきた私たちの暮らしは一瞬で大きな試練に直面しました。被災から数ヶ月が経過した今もなお、倒壊した家屋での不自由な生活を余儀なくされている方々、復旧作業が進まない道路やインフラに苦しむ地域住民が多くいます。
中でも、地震による山の崩壊は深刻な問題を引き起こしました。
多くの原木が山肌から根こそぎ倒れ、道路を塞ぎ、電線を傷つけ、さらなる災害のリスクを高めています。このまま放置すれば、山火事の誘発や土砂崩れの危険性が増し、地域の復興が一層困難になる恐れがあります。
特に、孤立した集落では支援物資の搬送が難航しており、倒木の影響は日常生活のすみずみにまで及んでいます。
実際の現地の様子
私たち薪屋ができる事は、この放置された原木を単なる廃棄物とするのではなく、薪という形に加工して新たな価値を生み出すことができると考えています。
薪は、キャンプ場や飲食店、薪ストーブを使用する家庭にとって欠かせない燃料であるだけでなく、自然の恵みを直接的に利用する持続可能なエネルギー資源です。倒れた木々を薪に加工して提供することは、地域の復興を支援する一つの形になると考えています。
また薪を購入する方々は、ただ暖を取るだけでなく、この地震で被災した地域の再生に直接貢献することができます。
一束の薪が運ばれるたびに、それは倒木処理による安全な山の維持、被災地の雇用創出、そして地域全体の復興に向けた希望のキッカケになると考えています。
住民の方々は、避難所での生活を余儀なくされ、日常を取り戻すために懸命に復興活動を行っていますが、それにはまだまだ時間と労力が必要です。さらには、9月に能登半島を再び襲った大雨が被害を拡大させ、多くの地域で復旧が遅れている状況が続いています。
このような未曾有の災害に対し、私たち薪屋FIRE WOODも何かできることはないかと考え、能登半島の復興支援を目指したクラウドファンディングを立ち上げることを決意しました。
リターン品の一部をご紹介します。
【薪】
35センチ薪で約20キロをお送りします。(含水率により多少前後有り)
【S字フック】
GARAGE BRAND THE DAYのS字フックをお送りします。(写真の中のS字フックの中の1つをランダムでお送りさせていただきます。)
【お酒】
石川県数馬酒造のお酒「竹葉 百万石乃白 大吟醸」をお送りします。
【お肉】※限定30名
お肉(おおまかせすき焼き しゃぶしゃぶセット)
※能登牛もも×能登牛ロース(2人前)をお送りします。
【お肉】※限定15名
お肉(能登牛ヒレステーキ300g※150g×2)をお送りします。
今回のクラウドファンディングでご支援いただいた資金は、能登半島の震災で倒れた広葉樹の原木を林業の会社様から買い取り、薪屋FIRE WOODで薪として加工するために使用いたします。
特に、ナラやクヌギといった広葉樹の原木は、薪として非常に質が高く、燃えやすく、かつ燃焼時間が長いため、寒い冬でも長時間安定して暖を取ることができます。
原木は、震災の影響で倒れてしまいましたが、私たちが能登の原木を薪として活用できるようにします。
また、薪を生産する過程で地域の雇用を生み出し、能登半島の活性化にもつながると考えています。今回のプロジェクトで得られた支援額は薪屋FIRE WOODの人件費、原木の買取費用、リターン発送費用などに当てる予定です。
ここまで私たち薪屋FIRE WOODのプロジェクトをご覧いただき、本当にありがとうございます。
震災直後から、私たちは何ができるのかを考え、何度も話し合いを重ねてきました。このプロジェクトは、その中で生まれた私たちの小さな一歩です。
しかし、小さな一歩が集まり、やがて大きな変化を生み出す力になると信じています。
倒木を薪に変えることで、能登半島の自然を守りながら、地域の人々が少しでも前を向けるきっかけになれば――そんな想いを込めて、私たちはこのプロジェクトを進めています。
もちろん、この取り組みだけで倒木の問題や震災の傷跡をすべて解決することはできません。それでも、「何かをしたい」「何かができるはずだ」という私たちの想いが、地域に新たな希望の灯をともす一助になれば幸いです。そしてその気持ちに心が動いた方はぜひご支援をしていただきたいです。
皆さまの温かいご支援や応援の声が、このプロジェクトの力になります。そして、それがまた地域の力になります。
最後までご覧いただきましたことに、心から感謝申し上げます。ぜひ、私たちの挑戦を応援していただき、共に能登半島の未来を支えていただければ幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
薪屋FIRE WOOD 一同
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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