実施理由/背景
知床の魅力とともに、知床の環境保全について広く周知していくことが求められている
斜里町は、自然の美しさと重要性を伝えるためのPR動画制作プロジェクトを立ち上げました。この地球上でともに息づく命たちと、私たち人間との絆を再確認し、自然との共生を実現するための事業です。原生的な知床の自然は「日本最後の秘境」と評され、世界から様々な人が訪れています。しかし知床は、増えすぎたエゾシカに木々が食べられ、防除のために支援を必要としています。また、観光客がヒグマに接近することで、ヒグマの人馴れが進むなどの課題があります。いずれにしても共通しているのは「人間の活動」です。そこで、知床の魅力とともに、知床の環境保全について紹介する映像を制作します。
自然保護のメッセージを知床を訪れる方に届けるためには、あなたの力が必要です。あなたの温かいご支援が自然保護のための新たな一歩となります。
プロジェクト内容説明
斜里町の環境活動を紹介するコンテンツとして、90秒程度の動画を3~5本制作する
〇映像制作:今津 秀邦氏
〇今津秀邦監督プロフィール:
北海道旭川市出身の映像作家・カメラマン。日本映画学校卒。動物の「行動展示」で名高い旭山動物園のポスターやパンフレットの写真撮影を2002年より担当し、海外のTIME紙や書籍、商品等への提供多数。2017年、5年の撮影期間をかけて北海道の動物たちと自然をありのままに切り取った映画「生きとし生けるもの」で監督デビュー。その映像性が高く評価され、2017年度日本映画撮影監督協会 JSC賞をはじめ受賞歴多数。2020年、知床自然センターの映画館「MEGAスクリーンKINETOKO(キネトコ)」オリジナル映像作品『知床の冒険』『THE LIMIT』を制作。
(1)知床の自然~知床の自然風景と野生動物の魅力を描写するもの。
(2)知床の森づくり~しれとこ100平方メートル運動や、それに関連する知床自然教室等の取り組みを紹介するもの。
(3)知床のヒグマ対策~人とヒグマの共存に関する現場対策や、普及啓発等の取り組みを紹介するもの。
(4)知床のルール&マナー ~知床を訪れる利用者に守ってほしいルールとマナーを紹介するもの。
目指すところ
世界自然遺産に認められた知床ならではの価値を再認識し、その保全を図る。
知床が令和6年に国立公園指定60周年に、また令和7年に世界自然遺産登録20周年を迎えることから、これらを契機に知床の自然の魅力を広く発信していくことが求められています。
この取り組みを通じ、野生動物や自然風景等だけではなく、その環境保全に関わる人々の活動を紹介し、斜里町の魅力向上や関係・交流人口の増加、100平方メートル運動への支援につながり、視聴者が能動的に「知床を支援したい」「知床に行ってみたい」と考え、将来的に100平方メートル運動への支援や森づくりボランティア活動へつながるきっかけにしたいと考えています。
寄付の使い道
頂きました寄付金は、次の用途に使わせていただきます。
〇動画(3~5本)の制作
・斜里町の環境活動を紹介するコンテンツとして、以下のテーマを盛り込んだ90秒程度の動画。
知床の自然/知床の森づくり/知床のヒグマ対策/知床のルール&マナー
自治体からのメッセージ
ご支援よろしくお願いします!
斜里町のクラウドファンディングにご関心をいただき、ありがとうございます。本プロジェクトでは、知床の美しく壮大な風景や、ありのままの生態系について、人々に環境保護の重要性をお伝えしたいと考えています。斜里町は、昭和46年の第1次総合計画から今日に至るまで、一貫して「みどりと人間の調和を求めて」をまちづくりの基本理念として掲げてきました。この調和を追求することこそが私たちの町の発展と豊かさの根源になっており、未来の世代へ美しい知床を残すために、どうか温かいご支援をよろしくお願いします。
(監督からのメッセージ 今津秀邦 氏)
最初に知床を訪れた時に、故郷のような懐かしさを感じました。そこには生命のルーツを思い起こさせる多様なヒントが詰まっていたのです。映像を通してその素晴らしさを伝えるべく真摯に制作いたします。ご支援を頂ければ幸いに存じます。
お礼品について
知床半島に漂着したブイ(浮標)を原料としたフライングディスクをご用意しております!
知床半島に漂着したブイ(浮標)を原料とし、世界自然遺産事業を記念したフライングディスクをご用意しております!
ご寄附1万円以上でフライングディスク1枚、2万円以上でフライングディスク2枚と、金額に応じた枚数とさせていただきます。
発送時期につきましては、令和6年12月以降を予定しております。
事業スケジュール
2024年10月~ 動画制作
2025年3月 動画完成
今後は、観光で斜里町に来ていただいた方にも、広く動画を見ていただけるよう、町内観光施設等で放映していきたいと考えています。