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SARD Hybrid Rocket projectです!
私たちは北海道の室蘭工業大学でロケットを作っているサークルです。今回、サークルの目標達成の為の新たな取り組みとして新たに私たちの手でエンジンを開発する事となりました。
しかしながら、エンジンを開発するには私たちでは賄う事が難しい多額の資金が必要です。そこで、皆様からのご支援を通じて打ち上げ実験を成功させたいと思っています。

私たちは将来的に宇宙空間の到達を目標としています。しかし、現在使用しているエンジンの性能では、宇宙空間へ到達するという目標を達成するのは不可能です。そのため、ロケットを高高度化するためエンジンを自作する必要がありました。

そこで私たちはサークル内に自作エンジン班を新設し、エンジンを自作することによりロケットの高高度化を目指しています。2024年から本格始動し、これまで2回の燃焼実験に成功し、本団体として初の自作エンジンを使用した機体の打ち上げの為の技術を積み上げてきています。


私たちがロケットの打ち上げを行う過程で必要なエンジンの燃焼実験を行うためには、室蘭から185km離れた植松電機まで移動する必要があります。さらに、実験は複数回にわたって行う必要があり、計4回実験を行うと移動距離の合計は1480kmにもなります。これは、東京から種子島までの移動距離に匹敵します。この距離を移動するために、毎回の実験でレンタカーを借り、物品の運搬や部員の移動をしています。そのためレンタカー代などの多額の実験費用がかかっています。


これに加えて、自作エンジンの製作費用も予算を圧迫し、部員内でそれらを賄うことは難しくなって来ており、プロジェクトに暗雲が立ち込めつつあります。図1は半期ごとの自作エンジンの開発費の推移です。

そこで、資金の問題を解決するために、皆様のお力をお借りしたく今回プロジェクトを立ち上げさせていただきました。

目標金額は合計で123万円となっております。内訳は図2のようになっています。
図2 クラウドファンディング内訳エンジン関係は、エンジン製作やボンベ、アクチュエーターなどを購入するために使用させていただきます。また実験諸経費は自作エンジンの実験実施にあたってかかるレンタカー代などの費用に使用させていただきます。事務手数料はCAMPFIREの手数料に使用させていただきます。
目標金額以上の支援があった場合は、今後の自作エンジンの開発に使用させていただきます。
お力添えいただいた方にはお礼といたしましてお返しをさせていただきます。リターン品は以下のものを用意しています。
・お礼のメッセージ (メールで送付)
・成果報告書 (PDF形式でメール送付)
・SARDロゴステッカー (郵便で配送)
・立体写真 (郵便で配送)
・機体の写真 (郵便で配送)
・自作エンジンの写真 (郵便で配送)
・SARD特製ムロぴょん (郵便で配送)
・機体にお名前記入
・エンジン命名権 (1機分)
※ステッカーはSARDのロゴを印刷しています。
※ムロぴょんとは室蘭工業大学のイメージキャラクターです。
※機体に書かせていただくお名前は、自作エンジンを載せる機体にお名前を書かせていただきます。
※エンジンの命名権は、打ち上げる機体に乗せる自作エンジンの名前を決める権利です。

SARDは室蘭工業大学公認の宇宙系サークルです。その中でHybrid Rocket、CanSat、衛星の3つのプロジェクトに分かれて活動しています。今回クラウドファンディングを募集させていただいているのはHybrid Rocket projectです。

Hybrid Rocket projectは、これまで様々なロケットを作り続け、設立14年となりました。そして去年は到達高度の団体記録を更新し、少しずつですが成長し続けています。

私たちは製作しているのはハイブリッドロケットのエンジンです。
まずロケットは、酸化剤と燃料を反応させ、推力を生み出します。ロケットの推進剤には固体・液体・ハイブリットの3種類があります。
ハイブリットロケットでは固体燃料に対して液体か気体の酸化剤を使用しており、低コストかつ安全性の高いエンジンとして知られています。
現在私たちは約25名で活動しており、構造班、燃焼班、自作エンジン班、電装班に分かれてロケットの製作をしています。
【構造班】
CADを用いて機体を設計し、GFRPやアルミを使用して機体構造部を製作しています。また、機体を安全に回収するための減速機構の設計・製作も担当しています。
【燃焼班】
打ち上げ機体の配管の設計、製作やGas-CAMUIや自作エンジンの燃焼実験や打ち上げ実験の運用を担当しています。また、Gas-CAMUIに関する実験結果の解析も行なっています。
【自作エンジン班】
ハイブリッドロケットエンジンの新規開発をしています。また自作エンジンに関する実験結果の解析を行っています。
【電装班】
打ち上げ成功に直結するパラシュートの展開機構や飛行データの収集をアビオニクスと呼ばれる電子機器で製作しています。
そして私たちの最終的な目標はサークルの技術をより高め、自分達で作ったロケットを宇宙空間へ飛ばすことです。

PM(プロジェクトマネージャー) 島杏成
理工学部創造工学科 航空宇宙工学コース2年

この度は私たちのプロジェクトに興味を持っていただき、誠にありがとうございます!2023年度から始動した自作エンジンプロジェクトは、かつてない挑戦としてHybrid Rocket projectの中核を成しています。しかし、開発費の増大により活動を継続するための資金調達が大きな課題となっており、経済的な理由で活動を諦めざるを得ない学生も少なくありません。これまでにも、私たちは何度か自作エンジンの開発に挑戦してきましたが、資金や技術的な壁に直面し、挫折してしまった経験もあります。しかし、「あきらめたくない」という強い思いが今回のプロジェクトをここまで大きくしてきました。プロジェクトのメンバーは、創造性と情熱にあふれた学生ばかりです。私たちは今回のプロジェクトが、単なる学生の挑戦にとどまらず、今後の宇宙産業に革新をもたらすものになると信じています。どうか私たちの挑戦を見届けてください!皆様のご支援が私たちにとって何よりの励みとなります!
自作エンジン班班長 竹中太一
理工学部創造工学科 航空宇宙工学コース2年

昨年より発足した自作エンジン班では、学部1、2年が主体となり、ハイブリッドロケットエンジンの開発と実験を行っています。はじめは分からないことだらけだったものの、試行錯誤を重ね、自分たちの手で作ったエンジンでロケット打ち上げを目指せるまでに至りました。これまで団体としての知見を紡いできた先輩方、行き詰まったとき助けてくれた先生方、実験をサポートしてくださる植松電機の皆様、これもひとえに皆様のお陰です。この場をお借りして、御礼申し上げます。支えてくださる方々のご期待に応えられるよう、これからも全力で取り組んでまいります。活動をご支援いただけますと幸いです。何卒、よろしくお願いします。

株式会社 植松電機 代表取締役 植松努様

室蘭工業大学のSARDが植松電機に実験に来てくれるようになって、かれこれ10年近くが経過します。毎回往復400キロを走って、暑い日も吹雪の日も実験に来てくれています。最初は少人数で小規模だった実験も、いまでは仲間も増え、自作のエンジンの燃焼成功にまで到達しました。ロケットは軽さと強さを両立しないといけません。これは技術的にとても難しい分野です。そこで修練したSARDのメンバーは日本を支える技術者になるでしょう。彼らは日本の希望です。そしてロケットの打ち上げは彼らのさらなる成長につながります。日本の未来のためにも、みんなの力でSARDのロケット打ち上げを実現しましょう!
25年3月 EFM1燃焼実験
25年3月 クラウドファンディング終了
25年5月~6月 FM1燃焼実験
25年8月下旬~9月上旬 FM1燃焼実験
25年9月末 打ち上げ実験
25年11月ごろ リターン発送
最新の活動報告
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2025/10/10 17:00こちらの活動報告は支援者限定の公開です。ご報告
2025/09/21 18:00こちらの活動報告は支援者限定の公開です。燃焼実験を行いました!
2025/07/14 20:30こちらの活動報告は支援者限定の公開です。





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