注目のリターン
【多くのご支援誠にありがとうございます】
ご支援(予約注文)を頂いた皆様、本当にありがとうございます。
誠心誠意、作品や個展でお返しをして参ります。
皆様からのご支援のおかげで目標金額を達成し、東京・名古屋・大阪での個展開催が決定しました。
初回となる東京代官山での個展の詳細は、活動報告ページにてご案内しておりますのでご覧いただけますと幸いです。
今後、アパレルや雑貨、個展展示予定の作品などもリターンに追加しながら、クラウドファンディングは継続し、更なる地域での個展開催を目指します。
引き続きご支援のほど、よろしくお願いいたします。
(3月11日追記)
プロジェクト概要
28歳を迎える夏。私はガンになって花を描き始めたーー。
悪性リンパ腫治療の傍ら花を描くサラリーマン「はなりーまん」の絵画に関心をもっていただいた方や病気や仕事と闘うすべての方の憩いの場所となれるような個展の全国開催を目指し、クラウドファンディングに挑戦します。
また目標金額の20%をガン研究に寄付させていただきます。
ガンになってから描いた絵
1.はじめに
ガンになり花を描き始めたサラリーマン「はなりーまん」です。
2024年夏、のどの調子が悪く熱が出るため病院に駆け込んだところ、窒息の危険があるとのことで緊急入院。
すぐに首の手術で検体を採り、3週間後、結果がわかりました。
ただの風邪かと思ったら、ガンでした。
病名はALCL(Anaplastic large cell lymphoma)という悪性リンパ腫の一種でステージⅢ。
社会人5年目、28歳の誕生日直前のことでした。ガンと宣告された日
入院中、私の救いとなったのは「絵を描くこと」でした。
ありがたいことにこれまで病気と無縁でピンピン生きていた私にとって、緊急入院した病院の景色はカオスそのものでした。
お子さんができて幸せそうな夫婦、その数歩先には末期の病気と闘うお年寄り、そして当時なんの病気かもわからぬまま、自分の皮膚が切られる感覚と焼かれる匂い。
何も見たくない…。
目の前が、現実が、大好きな花で埋まればいいのに…。
そんな想いで目の前にあった病院の裏紙とボールペンで絵を描き始めました。
入院してはじめて描いたボールペン画/色鉛筆やアクリル絵の具でも描きはじめたSNSで絵の発信をはじめ、想像以上の反応をいただいて、ガン治療の傍ら現在も精力的に活動を続けています。
現在の活動
・闘病の姿を映しながら、生きる眼差し・困難と闘う力・日常の煌めきをテーマに花を交えた絵画作品をSNSにて発信。
・日本のガン治療に貢献したいという想いから、ガン研究機関へ寄付活動。
(2025年カレンダーの売上78万円を国立ガン研究センターへ寄付。)
・6回の抗がん剤治療を終え、CT検査待ち。体調を第一にしつつ2024年12月から復職。
SNSで闘病生活や絵を発信
2025カレンダーの売上78万円を寄付
2.プロジェクト立ち上げの背景
ガン治療の傍ら、SNSで闘病や描く姿を発信し半年間。
多くの反応をいただきました。
累計動画再生回数は3000万回を超え、YahooやLINEニュースにも取り上げていただきました。
コメント欄で毎日のように応援をいただいて、あたたかいダイレクトメッセージをいただくこともありました。
いただいた応援メッセージの一部
「手術前に元気をもらった。」
「引きこもっていたけど扉を開けて一歩踏みだす勇気をもらった。」
「絵に心を奪われた。仕事が辛い毎日だけど、日常の美しさを大事にしながら頑張ろうと思えた。」
現実逃避としてはじめた絵は、誰かの力になれる手段であることに気づき、いつしか絵は、私にとって他者との繋がりであり生きる喜びとなりました。
「あなたの絵を買いたい」と連絡をいただき、原画を販売したり、オーダーで絵を描く機会も増えました。
「実物が並んだ姿を見たい」「個展を開いてほしい」そんなお声も多くいただけるようになりました。
友人夫婦は絵を買いたいと言ってくれウェディングボードを贈った
お届けした作品はご家庭やお店に大切に飾っていただいた
私の絵を生で味わってほしいという欲求と、これまで応援いただいた方と直接話したい、そして少しでも苦境に立つ方の力になれるのではという想いから、個展を開くことを決意し、この度クラウドファンディングに踏み切りました。
3.このプロジェクトで達成したいこと
私「はなりーまん」の絵画の個展を全国で開催したいです。
これまで原画やカレンダーを数百人以上の方にお届けしたり、応援のお言葉をいただく中で、私の絵を好きになってくれたり苦境に立つ方が、北は北海道、南は沖縄まで、全国にいらっしゃることがわかりました。
病室や自室で描いた絵を全国に届けてきた
私の汗と画材の筆跡が染み込んだ生の絵を味わっていただける場所を、苦境に立ち向かうすべての方にとって癒しや勇気が感じられる場所を、可能な限り、日本各地で開催したいと考えています。
後述のとおり、1回の個展にかかる費用が30万円程度ですので、今回は東京・名古屋・大阪の3地域での個展開催を目指し目標金額を設定しました。
達成状況に応じて、更なる地域での個展開催や病院等との連携も視野に入れております。
開催イメージ(東京開催の場合)
期間:2025年5月〜7月の週末3日間
場所:都内のキャパ30人程度の比較的小さなギャラリーにて
入場料:500円
コンテンツ:等身大サイズの新作含め絵画30点以上の展示、全国で闘う同志が描く「それぞれの花」展示等
会場イメージ
4.ガン医療への貢献〜目標金額の20%をガン研究へ寄付〜
私のために泣いてくれた名も知らぬおじさんは、治らないガンと闘っていたーーー。
2024年夏、急遽のことだったので私はガン宣告をたった1人で聞きました。
先生の話は明るく冷静に聞けたもののの、病室に戻り、身近な人たちに電話でガンを伝えるタイミングで、ダメでした。
感情が抑えきれず涙が止まりませんでした。
報告が終わりカーテンを開けると、数日前から同室だったおじさんが震えた声で、
「僕も泣いちゃったよ、ははは」
と声をかけてくれました。
そのおじさんは、私と同じ悪性リンパ腫の中でも、完治法が見つからない難治性の病気と闘っている方でした。
「僕は病気と一生付き合うしかないけど、元気で余命はとっくにすぎた。仕事もできてるし、君が好きなスキーだってできてる。僕でも闘えてるんだから君は大丈夫。完治もできるし元通りになる。大丈夫。」
そう私を励ましてくれました。
緊急入院から今日まで、彼のような闘病仲間の力強い姿や、SNSでいただくガンサバイバーの方々からの励ましが私の支えでした。
手術・検査の痛みや副作用による吐き気などの身体的な辛さはもちろん、将来の不安や社会から置いてけぼりになったような孤独感でメンタル的にしんどい時が何度もありました。
そんな時に闘病仲間の存在が頭に浮かび、力をくれました。
抗がん剤ですぐに髪の毛は抜けた/励ましの声を糧に治療中も絵を描いた
私自身は完治が目指せるガンで治療も順調だけど、それはラッキーなだけだと思うと同時に、彼のような私なんかよりずっと大変なガンと闘う同志達になにかできないのだろうかと考えました。
売上全額を寄付する2025年カレンダーを企画。
それまで描いた花の絵の中から、のべ5000人以上に採用する絵を決めていただきながら、年末にカレンダーを販売。SNSでの投票結果
売上78万円を国立がん研究センターに寄付しました。
少しでも治るガンが増えるように、今後も寄付活動を続けていきます。
大海に1滴の水を垂らすような金額ですが、今回の目標金額の20%についても、がん研究に寄付させていただきます。
5.ガン患者が描く「いのちの花」
現在、生きる眼差し・苦境と闘う勇気・日常の煌めきをテーマに草花を交えた絵画を発信しています。
本業サラリーマンではあるものの、過去の藝大受験で培った技術と、闘病患者ならではの表現をもった作品であると自負しております。
私は幼いころから絵を描くことが好きで、将来は美術大学に進学しクリエイターになることを目指しました。
高校時代は地元のアトリエに通ったり大手予備校に遠征しながら、毎日絵を描きました。
高校3年生で描いた鉛筆デッサンと色彩構成(アクリル絵の具)
東京藝術大学デザイン科を受験しますが、現役合格は数人という狭き門で、かすりもせず不合格となりました。
「藝大受験は一度きり」という両親との約束から浪人し、進路を切り替え1年間ひたすら勉強をして名古屋大学に入学。
大学時代は学祭や部活のポスターを描いたり、友人に絵をプレゼントしたりするくらいで、卒業後はサラリーマンとして働き、絵とはますます遠くなりました。
そして、この夏突然ガンになり、10年ぶりに絵を描き始めた次第です。
多くの反響をいただいた今、花の絵は私にとって綺麗な景色を思い起こしたり枯れない意思を留めるセラピーであり、誰かの心を震わせ勇気や癒しを届ける繋がりです。
現在は一貫して、私自身とだれかの孤独や不安、挫折、絶望、焦燥感、そんな感情に一筋の光を差したい想いで筆をとっています。
今後も、自身と誰かの人生に寄り添えるような花の絵を描いていきたいです。
本企画に際して、等身大サイズや新たな表現技法にもチャレンジしながら、30点以上の原画を個展で咲かせます。
6.リターンについて
私は正直、人の善意につけ込んだり、リターンの価値を感じられないようなクラウドファンディングは嫌いです笑
これまで数百人という方に原画やカレンダーを購入していただいたように、私の活動と作品に価値を感じてくださった方に、(前売り券や予約購入のような形で応援いただき)原則実物をもってお返しがしたいと考えています。
※もちろんリターンを期待しない寄付のお気持ちも大変、大変嬉しいのですが、私のわがままとして、現物を伴うリターンをお受け取りいただきたいです。
各種リターンを下記のとおりご用意しました。
なおすべてのリターンが、今後どの個展でもお使いいただける入場チケット(電子)がセットになっています。
リターン一覧(すべて郵送料込み) | |
ポストカードAパターン10枚セット | 2,000円 |
2025年カレンダー | 2,500円 |
2026年カレンダー+ポストカードBパターン10枚セット | 4,000円 |
アパレル・雑貨(トレーナー・Tシャツ・トートバッグ・ブックカバー等)※3月中旬追加予定 | 4,500円〜 |
直筆サイン入りA4ポスター | 5,000円 |
『花束』シリーズの原画(ポストカードサイズ) | 15,000円 |
「花」作品のオーダー原画(キャンバスボードサイズ) | 35,000円 |
「花+人」「花+動物」作品のオーダー原画(キャンバスボードサイズ) | 55,000円 |
オーダー原画(大サイズキャンバス)+スポンサー枠 | 100,000円〜 |
-
※オーダー原画(大サイズキャンバス)+スポンサー枠のリターンについて
こちらのリターンをご支援いただいた場合、スポンサー枠として企業様もしくは個人名を個展内に掲載させていただきます。
サイズ・内容により料金が変動しますので、別途ご相談させていただればと存じます。 - ※各種リターンは数に限りがございます。SOLDOUTとなったリターンの追加分については発送時期が遅れる可能性があること、ご了承ください。
7.スケジュール
3月 クラウドファンディング期間
4月 制作活動
5月 個展1ヶ所目開催
6月以降 2箇所目以降の個展開催およびリターン送付
※オーダー作品は内容確定後3ヶ月を目安に完成・発送予定です。
※支援状況に応じてリターン送付に時間を要する場合がございます。
8.資金の使い道
【追記】下記はプロジェクト開始時点のものです。現在、更なる地域での個展開催を目標にクラウドファンディングを継続しております。(3月11日追記)
東京・名古屋・大阪で順次週末2〜3日間の個展開催を目指します。
◎個展開催費用:約95万円(1拠点約32万円×3拠点)
・1拠点の費用内訳
ー会場費用:約12万円
ー人件費:約8万円(6人工…プロジェクトサポート、会場運営等)
ー広告費:約5万円
ー運搬・宿泊・移動費:約5万円
ーグッズ・原画制作費:2万円+自己負担
◎手数料(17%+税):約25万円
◎ガン研究への寄付:30万円
合計:150万円
目標を超えた達成金額については4箇所目以降の個展開催費用に充てさせていただきます。
※目標金額が集まらなかった場合は自己資金で補填いたします。
9.最後に
今、生涯で3人に1人がガンになると言われています。
私はどこにでもいるサラリーマンで、だれもが経験しうるただの病人です。
でも、だからこそ、何者でもない私の本企画に、
だれかが共感しなにかしらの力を感じていただけるのではと考えています。
病気をはじめ人生の中で感じる苦しみとともに闘い、この挑戦を応援していただけますと幸いです。
よろしくお願いいたします。
はなりーまん
◎国立研究開発法人国立がん研究センターへの寄付について
プロジェクト本文にございます、「目標金額の20%をガン研究への寄付」につきまして、明記事項を以下に記載いたします。
・寄付先の法人名:国立研究開発法人国立がん研究センター
・寄付までのスケジュール:5月某日
※支援者様が寄付金控除を受けられるものではございませんので、ご認識のほどよろしくお願いいたします。
最新の活動報告
もっと見る初個展開催のお知らせ
2025/03/08 11:00はなりーまん初個展 『花と人』 ー東京代官山 supported by ▼General event producerHikaru(office onside) / @hikarururu46 ▼Executive assistantKanna(Atelier 0to1) / @can_ms5511320 日時:2025年5月16日(金)〜5月18日(日)11時〜18時(初日は12時オープン予定) 場所:『UPSTAIRS GARALLY』 渋谷区恵比寿西2-18-6 SPビル2F, Shibuya, Tokyo 1500021 ※1時間定員15〜20名の予約制 ※入場料500円(クラファン支援者様はチケットお見せいただくことで無料) もっと見る
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