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パリコレに挑戦! 着物をアップサイクルしたNEO着物で日本の誇りを世界に発信する

【「NEO着物」パリコレ達成!!】6月6日は国内イベント【神楽 KAGURA】を開催します♪日本文化の象徴である着物は、西洋の地でどのような反応だったのか??今度は皆さんと一緒に日本の誇りを再認識する時間を過ごしたい!パリコレさながらのランウェイと、アーティストTAKERUのライブもご堪能ください♪

現在の支援総額

4,471,750

149%

目標金額は3,000,000円

支援者数

122

24時間以内に3人からの支援がありました

募集終了まで残り

1

パリコレに挑戦! 着物をアップサイクルしたNEO着物で日本の誇りを世界に発信する

もうすぐ
終了

現在の支援総額

4,471,750

149%達成

あと 1

目標金額3,000,000

支援者数122

【「NEO着物」パリコレ達成!!】6月6日は国内イベント【神楽 KAGURA】を開催します♪日本文化の象徴である着物は、西洋の地でどのような反応だったのか??今度は皆さんと一緒に日本の誇りを再認識する時間を過ごしたい!パリコレさながらのランウェイと、アーティストTAKERUのライブもご堪能ください♪





今回、クラウドファンディングをご支援頂いた皆様、本当に沢山のエールを送って頂き、誠に有難うございました!!

2月20日にこのクラウドファンディングをスタートし、「日本文化の誇りである着物を、西洋の文化と融合し、NEO着物と命名したコレクションでパリコレに挑戦する。」と皆様に宣言致しました。

ランウェイの音楽をTAKERUさんに制作して頂き、国内の職人と協力しながらNEO着物を形にして、いざフランス、パリへ。3日で目標を達成したクラウドファンディング、、ご支援くださった皆様に恥じないコレクションをと、チーム10人で意気込んで参りました。

そして、無事、日本時間3月3日 22:00ごろ(スタートの遅れはありましたが、、)ブランドLuciortaのコレクションが行われました。

こちらでその一部をご報告させて頂きます!
国内で眠っている価値ある着物を呼び覚まし、留袖、振袖、総絞り、訪問着、それぞれの着物を生かして仕立てたNEO着物のコレクションです。

いかがでしょうか。

一人一人の個性を大切にするように、着物一点一点の個性を生かした日本職人による仕立てです。

お写真を見ていただくと分かるように、海外の方が皆さん終始カメラを掲げて写真を撮って下さり、コレクションが終わってからも多くの方にお声がけ頂いた貴重な時間でした。

ランウェイの楽曲を制作してくれたTAKERUさんが会場で本番を見届けてくれ、インスタライブも生中継してくれました♪

TAKERUさん、素晴らしい楽曲を本当に有難うございました!そして、会場で見守ってくれて心強かったです^^

本番の動画はこちらからご覧いただけます^^
是非動画でTAKERUさんの楽曲を堪能しながらパリ現地でのショーをお楽しみください♪


ちなみに、華やかな会場とは裏腹、バックステージは戦場のようにてんてこ舞い!!

モデルの皆さんや、スタイリスト、アシスタントチームスタッフが必死で準備を整えてくれたお陰で無事にコレクションが実行出来ました。チームのみんなに改めて、心から感謝致します。



コレクション翌日は、パリ市内の店舗を貸し切り、メディアの方や、アパレル業界の方々をお呼びして展示会を行いました。展示会では、来場者の方が間近で商品を手に取ることが出来る場であり、私たちにとっても直接意見が聞ける貴重な機会です。

私たちは、丁寧に今回の目的やNEO着物のコンセプトをプレゼンテーションし、30分ほどの時間をかけて現地の方に想いを伝えることが出来ました。

シルクで出来たジャケットの華やかさや、その縫製技術、日本の職人が仕立てた西陣織のバッグと、その織物の美しさなどを説明しています。

また、国と国との違いやそれぞれの文化を讃え合いながら、お互いの魅力を掛け合わせ、次世代にもこの素晴らしい文化を残して行きたいのだという想いを発信。

控えめに言って

着物もジャケットも、帯で仕立てられたバッグも、皆さん興味津々で、プレゼンが終わった後には私の所に沢山の方が賞賛の声を届けて下さいました。

中には、モデルからジャケットを脱がして、自分で着ちゃう方も!

着物で洋服を仕立てているブランドは数多く存在します。その中で私たちの製品が、どれだけ西洋の方々に喜んで頂けるのか、、、本音を言うと少し不安でもありました。

ですが、目の前でこれだけ真剣に触れて下さる方が居たり、励ましの言葉をかけて下さる方が居たり、美しい!と喜んで下さる方の姿を拝見し、心からホっとしたとともに、日本人が大切にして来た日本の美が、世界にも通用するんだ!と言うことを実感しました。


【今後の展開は?】

気になる具体的な話や動きはこれからですが、

「私が住んでいる◯◯という国はとても親日で、いつかルシヲルタを紹介したい」と言って下さる方や、

「あなたは型にはまらず、もっとイメージを膨らませなさい!」と、未来に期待して下さる方のお声に、NEO着物の可能性を感じることが出来ました。

今は日本に帰国し、展示会での出会いから打ち合わせの機会を頂いたり、海外展開への情報を惜しみなく教えて下さる方がいらっしゃったりと、周りの方々のお力をお借りしながら今後の展開を切り開いて行こうと考えています。

日本の文化的価値や技術の高さを世界へ発信し、日本国内の活性化を図るという目的はこれからも変わらず実行に移して参りますその為に今回の取り組みに共感してくださった皆様と想いを共有しながら進めて行こうと思っております。





さぁ。今回私たちがパリコレに挑戦すると決めた最大の目的は、帰国後にこのイベントを開催し、日本国内で日々頑張る皆さんに、「自分が生まれた日本ってこんなに素敵な国だった!」と自分自身への誇りを思い出してもらう為でした。そう思えることで、あなたが今立ち向かっていることや信念を燃やしていることに、もっと深い根っこが加わると思ったからです。

6月6日(金)の夜に開催するパリ凱旋帰国イベント「神楽 -KAGURA-」 は、国内でこの挑戦を見守ってくださっていた皆様へ、パリでの経験や学びを全力で披露するイベントとなります。

(詳細はリターンのページをご覧ください)

この日は、パリコレチームが再集結し、ご支援頂いた皆様にやっとご恩返しができる最大の機会にもなります。

そんな、和の輪の取り組みに共感してくださった方が一同に集まる、かなりエネルギッシュな時間になる事間違いなし★
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

■同じ想いを持った人と出会いたい!

■パリコレクションの空気を感じてみたい!

■和文化を気軽に楽しみたい!

■大阪城に行ってみたい!

■TAKERUさんのライブが観たい!

■グローバルな視点で今後の日本を良くして行きたい!

■経験したことがない空間を経験してみたい♪

などなど、どんなきっかけでもOK!!!

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きっとイベントが終わった瞬間に、もっと日本が好きになり、日本に生まれた自分の事を愛せるようになりますよ^^

そうそう♪
パリではルーブル美術館やオペラで
沢山お土産を買って来ましたので、当日は神楽にご参加の方々で抽選会を開催する予定です!こちらもどうぞお楽しみに♡是非!!


■ここで開催会場の様子をご紹介します■

大阪城の天守閣を横目にそびえ立つ洋館「MIRAIZA」。昭和天皇が即位された記念として建設された、由緒ある建築物です。

真っ赤な赤絨毯の階段を登った3階には、全長約70メートルの大廊下が。この廊下をランウェイにして、パリコレさながらのコレクションを開催!

140名の和の輪仲間が集まるメイン会場は、フレンチコースを堪能しながら様々な情報が飛び交う場。

今回、ランウェイの楽曲を制作して下さった天才シンガーソングライターのTAKERUさんが、魂に響く歌とメッセージをあなたに届けます。

その他にも、ここだけの特別企画として皆様に楽しんでいただける内容を盛りだくさんでご用意しております!

(詳細はリターンのページをご覧ください)

今後インバウンドが更に活性化する中、日本の良さと西洋の良さを融合し、次世代までお互いの文化を大切に繋いで行くことがどれだけ重要な役割を果たすのかは明確です。 

どうぞ、パリの風を味わいに。
そして、日本の魅力を世界に発信する一人として、和の輪の一員になってなって頂けましたらとっても嬉しいです^^

皆様とお会いできる6月6日を心待ちにしています♪株式会社まるさんかくしかく
代表取締役 福井 彩恵


※神楽のチケットはリターンページの注目のリターン一番上で購入して頂けます!





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ここからは下は、第一弾でご案内した内容そのままです。

はじめまして。ブランド「Luciorta(ルシヲルタ)」のデザイナー、福井彩恵です。

私たちは、“All JAPAN MADE”にこだわり、廃棄される運命だった余り生地をアップサイクルし、お客様に笑顔と驚きをお届けするスーツを生み出しています。

このたび、2025年3月3日から開催されるパリ・ファッションウィークにて、日本の美を象徴する「着物」を使用したスーツ「NEO着物」を発表する機会をいただきました。

美しい柄や繊細な刺繍が施された着物には、日本人の美意識や侘び寂びといった精神性が息づいています。その美しさは世界中から賞賛されていますが、日本には活用されることなく眠っている着物が数多く存在していることをご存じでしょうか? 

その数は家庭にあるものだけでも約3,000万点、金額にすると8兆円以上とも言われています。それは、私たち日本人がその価値を忘れかけていることの表れではないでしょうか。

着物を趣味やお仕事の中で楽しまれている方はいらっしゃいますが、残念ながら今の現代では、着物が「身近なもの」という印象は受けにくい現状です。

そこで私たちは、着物という日本文化に、スーツという西洋文化を融合させた「NEO着物」をフランスで発表することにしました。

伝統を尊重しながらも、新たな時代にふさわしい価値観を取り入れた作品としてパリ・ファッションウィークに出場することで、日本の魅力を世界に発信すると共に、国内で応援してくださる皆さまと一緒に、日本人自身が“日本人であることの誇りと価値”を感じられるような取り組みにしたいと考えています。

皆さまからのご支援は、パリ・ファッションウィークへの出展費用や広報宣伝費に加え、帰国後の6月6日大阪にて行うイベント「神楽 KAGURA」の開催費用としても活用させていただきます。(こちらのイベントで今回のクラウドファンディングの活動報告をさせていただきます。)

今回の支援を通じて、共にこの壮大な夢の実現をご一緒していただけませんか? どうぞよろしくお願いいたします!


このプロジェクトを立ち上げようと思ったきっかけは、昨年9月に出展したミラノ・ファッションウィークでの出来事です。あるミラネーゼが案内してくれたお店で、私は衝撃を受けました。店内には甲冑がディスプレイされ、売れ筋商品だと紹介されたジャケットには真っ赤な裏地に「武士道」の文字がデザインされていたのです。

日本文化が海外で人気であることは知識として理解していましたが、その熱量を現地で実体験したのは初めてでした。さらに、その場で「西洋の人は、日本をリスペクトしているんだよ」という言葉を耳にし私は、海外の方の方が、日本人以上に日本の文化を深く理解しているように感じたのです。

「武士道」という文字が堂々とプリントされたジャケット。。私は「う〜ん、、果たしてこのデザインは本当に格好いいのか?」という疑問すら湧いてきました。ディスカッションの結果、西洋から見るとこのデザインは相当にクールなのだという結論に。笑

その瞬間に気づいたのです。「そうか。日本の魅力を理解していないのは、日本人である私の方だったのか!」と。

確かに私は、ミラノ・ファッションウィークのコレクションの中に、試験的に着物の反物を使用したタキシードを入れていました。そして、私はこの作品が高く評価されたことで、私たち日本人が感じている以上に日本が海外で評価されていることを感じていました。そして、「日本を離れた海外でこそ、もっと日本人であることの誇りを持つことが重要なのではないか」という思いが芽生え始めていたのです。

こうした気づきは、海外に出たからこそ得られたものです。外からの視点を通じて初めて、日本の美や文化の価値をまじまじと実感することができました。だからこそ、2025年3月のパリ・ファッションウィークという世界的な舞台で「NEO着物」を発表し、日本文化の価値をどう受け取ってもらえるかで、国内の方々がもう一度その魅力に目を向けることに繋がるのではないかと考えたのです。

「Luciorta(ルシヲルタ)」について改めてご紹介させてください。

このちょっと変わったブランド名は、日本語の『足るを知る』という言葉を逆さまに向けた名前です。
タルヲシル→ルシヲルタ。笑。なんだか言葉遊びのようですが、足るを知るとは、「今目の前にあるものに目を向けることが幸福の始まりである」という意味があります。

私がこの言葉をブランド名にしようと思ったきっかけは、私の幼少期〜学生時代の経験に遡ります。

幼少期から身体に疾患を抱えていた私は、そのことで生まれるコンプレックスや周囲からの視線に苦しみ、自分に自信が持てず、人と自分を比べてばかりいました。そしていつしか、心に蓋をして過ごしていたのです。学生時代からアパレル販売の仕事に携わっていましたが、当時の私にとって洋服は、「自信のない自分を隠すための鎧」でした。

そんな私を近くで見ていた母が、ある時ふとかけてくれた言葉があります。

母:「大人になると、人はたくさんの鎧を纏ってしまうことが多いけど、お母さんは、歳を重ねるごとにどれだけその鎧を“脱いで”いけるかが大事だと思うよ」

母が投げかけてくれたこの言葉は、その後、私が洋服と向き合う姿勢を大きく変えました。それまで「隠す」ためのものだった洋服が、次第に「自分の中にあるパッションを表現する」ための手段へと変わっていったのです。

「そうか。洋服は、自分を隠すためでも、取り繕うためでもなく、今すでに自分が持っている魅力を最大限に表現するためのアイテムなんだ」

そう気づいた瞬間、自分の内側にある沢山の彩りに目を向けることが出来るようになりました。まさに自分の中の足るを知る経験。ここから、現在仕事で関わらせて頂く沢山のお客様に対しても、すでにある自分らしさや生き方を体現し、未来への願いを形にする特別なオーダーメイドスーツをご提供できているのだと感じます。

オーダーメイドで表現する、唯一無二で一点モノの在り方が、私の洋服に対する考えとぴったり重なっていて、私はこの仕事が天職だと信じています。

これまでスーツを仕立ててくださった
たくさんのお客様の笑顔

アパレルの販売員から一度異業種に入り、高級オーダーメイドスーツの会社に従事した後、2019年34歳で株式会社まるさんかくしかく を設立。

そこで学んだのは、華やかなアパレル業界の裏側に潜む大きな社会課題でした。洋服の業界はまさに大量生産大量廃棄の世界。環境省の調べでは、年間45,000トン、衣類にして約1.8億着分の残反や衣類が焼却処分され、人権問題や環境問題を抱える現状を知りました。

このような課題と向き合う中で、私はもう一つの「足るを知る」を発見していきます。それが、廃棄される運命にあった余り生地をアップサイクルするというアイデアです。



昨年9月のミラノ・ファッションウィークでは日本のものづくりの精神から「いのちをいかす」をテーマに、高級オーダーカーテンと着物の残反をアップサイクルしたスーツコレクションを発表しました。

アップサイクルとは、本来であれば捨てられるはずの廃棄物に、デザインやアイデアといった新たな付加価値を持たせることで、別の新しい製品にアップグレードして生まれ変わらせることです。
クリエイティブ・リユース(創造的再利用)とも言われ、環境負荷の低減や持続可能な社会の実現に役立つ手法として注目されています。

ここで、その作品の一部をご紹介いたします。

〔MILANO FASHION WEEK 2024 動画〕

いかがでしょうか。これらのコレクションの洋服は、ほぼカーテン端材のアップサイクルで出来ています。

カーテン生地もアパレルと同様に、多くの端材が製造過程で発生し、シーズンごとに大量のデッドストックが生まれていました。当初、まさかカーテン生地でスーツを作ることは考えていませんでしたが、実際にこの生地を手に取った瞬間、私はその生地が持つ可能性を強く感じました。

鮮やかな色彩、ハリのある立体感、美しい光沢、シワになりにくい特性――廃棄される運命にあったカーテン生地が、実はスーツにふさわしい素晴らしい素材であることを発見したのです。


一方、着物の反物はその生地幅が短いため、スーツに仕立てるには高い技術と手間が求められます。国内でこのような技術を持つ縫製工場は非常に限られています。しかし、「Luciorta」は創業以来、“All JAPAN MADE”にこだわり続けており、職人の皆さんとの信頼関係と彼らの卓越した技術が、この作品を可能にしています。

【↓是非こちらの動画をご覧ください↓】

ここで、着物からスーツを仕立てる工程を簡単にご案内します。

実際に出来上がったNEO着物ジャケット

こちらは実際に今回のパリのコレクションで着用するNEO着物ジャケットの一例です。

このクラウドファンディングのメインイベントである、2025年3月3日(日本時間4日午前1時)のパリ・ファッションウィークでは、この着物素材を使用した「NEO着物」を12点発表する予定です。

コンセプトは「祝誇」SHUKKO

今回のコレクションは、日本文化の誇りを西洋文化と融合させ、お互いの誇りを讃え合う関係性が重要だと考えています。それは、人と人とがお互いの魅力を認めあったり、賞賛しあったりする関係性と同じで、国と国とが競い合うのではなく、お互いの文化を讃え合いながら共存していくイメージです。

私は今回のパリファッションウィークを通して、

❶日本文化として象徴される着物をスーツに仕立て直してパリで発表。

❷海外の方から見た日本はどんな印象なのかをリアルに体感し、国内の皆さんに発信。

❸パリでの経験と外からの反応を国内に持ち帰り、日本人が日本の魅力にもう一度目覚め、日本国内の活力を取り戻すこと。を目的にしています。

そしてひいては、そんな日本の素晴らしい技術やそれを守ってくれている職人さんたちに、適正な賃金を還元し、大切な日本の価値ある魅力を後世にも残して行くための取り組みとして、発展させて行きたいと考えています。

そのために立ちあげたのが、この【和の輪】プロジェクトです。
和の輪プロジェクトとは、ブランド〔ルシヲルタ〕がパリファッションウィークに出場することをきっかけに、同じく「和文化を世界に発信したい!」と願う人たちが一つになり、改めて「日本の魅力って何?」を再認識したり、みんなで一緒に「せーのっ!」で発信を強めたりする集まりのことです。

(こちらもパリファッションウィーク用に仕立てたメンズタキシードです。)

そうそう、パリでのコレクション会場はこんな感じ。

スペイン王室のパリの邸宅だったラ ギャルリー ブルボン。場所はエトワール広場のすぐ近くにあります。このエレガント空間で、日本の魅力を存分に発信して参ります。

日本のものづくり技術の高さが元来より世界に注目されているというのは皆さんもご承知の通りだと思いますが、現在、その職人技術の継承と若手の育成が大変な問題になっているのはご存知でしょうか?

技術とは経験に伴って身につけて行くものでもあります。卓越した技術を習得しようと思うと、ある程度見習いの時期が必要な業界。ですが、その職人技術を自らの意思で身につけとようとする若者が圧倒的に少なくなっているのです。

その大きな原因となっているのは、生活様式の変化、文化や技術を重んじるの人間の減少、そして職人への賃金問題が多大に影響しています。ここで詳しくその課題に触れることは割愛しますが、視点を変えてみれば、この職人技術は日本を誇る次世代に残す価値のある技術でもあるのです。

ひと針ひと針、丁寧に縫い進める職人さんの手仕事と、愛のある眼差し

今回のパリファッションウィークに持っていくNEO着物のジャケット達は、この様な職人技術があってこそ実現するものなのです。

私たちの日常生活は、多かれ少なかれ必ずものづくりの技術の上に成り立っています。どれだけAIスキルが発展し、仮想空間がリアルに移り変わったとしても、人間がこの世に息づく限り、生活に必要な「ものを作ること」が途絶えることはありません。

日本人が、大和の時代から受け継がれてきた精神哲学と、その手が生み出す繊細なものづくり。私たちは、今回のパリファッションウィークと和の輪プロジェクトを通して作り手の方々の想いもひっくるめて世界に日本の魅力を発信して行きたいと考えています。


今回のパリファッションウィークのコレクションでは、帯地で仕立てたバッグも持って行こうと考えています。日本技術の代表として挙げられるのが、織りの技術と染めの技術だと言えます。

この織りと染めを最大限に美しく見せたこちらのバッグ。

これらは、糸を使った縫製バッグではなく、糊を使った手貼りのバックです。織物や染物を小物に仕立てあげる時には、糸を使わず、その素材の美しさをそのまま生かす貼りの技術が必要になります。脇にステッチが入らない滑らかなフォルムは、きっと海外の方にもその繊細さと美しさが伝わるのではないかと思います。

また、こちらは個人のお客様から家紋の入ったお着物をお預かりし、ジャケットに仕立て直しをさせていただいた一例です。

お客様から送って頂いたお写真データ

このように、家庭で代々受け継がれて来た着物を、また新しい形で身に着けることが出来る「NEO着物」は、海外だけではなく国内の方々にも大切な想いの継承方法として大きな可能性があるのではないかと考えています。

今回、パリ・ファッションウィークのランウェイを音楽で彩ってくれるのはシンガーソングライターのTAKERUさんです。

TAKERUさんは、私と同じ神戸出身。彼の音楽との出会いは、共通の友人を通じて手渡された一枚のCDでした。初めて彼の歌声を聴いた瞬間、心が震えるような感覚を覚えたのを今でもはっきりと覚えています。その後、ご縁があって「Luciorta」のイベントで歌っていただく機会があり、そこから親交が始まりました。

実は、パリ・ファッションウィークへの挑戦を決意した背景には、彼の音楽の存在が大きく関わっています。出展のお誘いを受けたのは、ミラノ・ファッションウィークが終わった直後の11月。準備期間が限られる中で参加を決断するのは容易ではありませんでした。

「ミラノへの挑戦をしたばかりだし、行く必要があるのだろうか」

「応援してくださる方がいるのだろうか」

そんな迷いの最中、耳にしたのが「忘れちゃいけないもの」という彼の楽曲です。

この曲を聞いた時、私は、「ああ。TEKERUくんとパリに行こう。」そう決めました。

TAKERUさんは高校卒業後、アメリカ・アリゾナ州とオーストラリア・メルボルンに渡り、1年半にわたり英語と音楽を学んでいました。彼自身、「海外に出たことで、日本や日本人について深く考えるようになった」と語っており、その経験が「忘れちゃいけないもの」に込められています。

特に「本当に世界に誇れるのは一歩引き人を敬えるその心です」という歌詞に触れたとき、「まさに、その心が日本の美意識を生み出し、その表れのひとつが着物なのではないか」と感じました。日本人として大切にすべき精神を思い出させてくれるようなこの楽曲を聴いた瞬間、なぜか涙が溢れました。

迷いが消え、自分がこの挑戦を通じて伝えるべきことが明確になったように感じたのです。

そしてもう一つ、強く湧き上がった想いがありました。

「パリ・ファッションウィークのランウェイで、TAKERUさんの音楽を響かせたい」

その想いを胸に、作品を直接お見せしながら、彼にこのプロジェクトへの参加を打診しました。私たちの考えを伝えると、彼も心から共感してくださり、「ぜひ一緒に挑戦しましょう」と快諾してくださいました。

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《TAKERUさんからの応援メッセージ》

■パリファッションウィークの音楽を頼まれた時はどんな気持ちでしたか?

「自分の音楽で想いを届ける支えになれるなら」と思い、今回の制作を引き受けました。「日本の誇り」がテーマだったので、和楽器を中心にしつつ、舞台がパリということも意識して、ワルツのリズムなど西洋のテイストを取り入れて、飽きのこない構成に工夫しました。さらに贅沢にも、尺八と和太鼓の生収録にこだわりました。ぜひその迫力や臨場感も感じ取ってください!

■6月に国内で開催するイベントについては?

帰国後の「神楽 KAGURA」については、「外から見てもらう」のではなく「輪の中に入ってもらう」、つまり“参加型”のイベントであることが重要だと考えています。日本人としての「誇り」を、パリでの経験を通じて深め、皆さんと分かち合える場になることを楽しみにしています。

■最後にひとこと

「日本の誇りを世界へ、そしてその誇りを日本に広げていく」

その先に、日本人が世界で胸を張って生きていける社会があると信じ、全力で取り組みます!よろしくお願いいたします!

TEKERU

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先日、TAKERUさんと一緒に訪れたスーツの縫製工場

実際に着物がスーツになる工程を間近で見て、職人さんの手仕事に感動し、着物の美しさに見とれて、2人してものづくりの真髄を体感して来ました!




帰国後の6月6日(金)にはパリでのショーを体現するイベント「神楽 KAGURA」を開催予定です。場所は大阪城の天守閣前に位置する「THE LANDMARK SQUARE OSAKA」。

今回のクラウドファンディングのリターンとして、こちらのイベントチケットを販売致します!

まるでヨーロッパの古城のようなこの建物は、昭和6年に昭和天皇の即位を記念して建設されました。壮麗な大阪城とクラシカルなロマネスク建築が共存するこの場所は、日本文化と西洋文化を融合させた私たちの作品と通じる魅力を持っています。

特に、この会場を選んだ理由の一つが、全長約70mにも及ぶ大廊下と、赤絨毯の階段の存在です。この長い廊下をランウェイに見立て、パリでのショーを再現したいと考えています。

イベントでは、実際にパリ・ファッションウィークで発表した「NEO着物」のコレクションを間近でご覧いただけるだけでなく、その背景にある想いや現地での体験を直接お伝えし、参加者と分かち合う場にしたいと考えています。

また、イベントのタイトル「神楽 KAGURA」は、日本の神事芸能である「神楽」に由来しています。神楽は、歌や踊りによって神を迎え、その御魂を人々の体内に祝い込めるもの。このイベントもまた、着物に新たな命を吹き込み、日本の美しさと精神を未来へとつなげる場にしたいという想いを込めています。そして、この場限りのものではなく、「和の輪」として広がり、より多くの人々の心へと届けられることを願っています。

さらに、パリのショーでも共演したTAKERUさん をお迎えし、特別な生ライブも予定しています。TAKERUさんの音楽が私たちの作品と響き合い、日本の美しさをより深く心へ伝えてくれるはずです。きっと、言葉を超えた特別なケミストリーが生まれるに違いありません。

6月6日、当日は、ご参加の皆さんと、心を通わせる時間にしたいと思っています。前回のミラノ凱旋イベントでは、そこに集まる方々と大きなエネルギーを共有できたので、今回も更に大きな渦が巻き起こるはず。今からその日が楽しみでなりません。

前回のミラノ凱旋帰国イベント写真

(前回のミラノ凱旋帰国イベントの写真)

皆さんどうぞ会場に足を運んでいただき、パリでのコレクションの風を感じていただけたら嬉しく思います。


今回のプロジェクトでは、上記でご案内した《神楽 KAGURA》への参加権をはじめ、パリ・ファッションウィークへのご同行や、TAKERUさんのライブ開催権など、特別なリターンをご用意しました。ここでは、その一部をご紹介いたします。

ご参加方法は大きく分けて4つに分類されます。

詳しい情報はリターン詳細ページに記載しておりますので、是非じっくりご覧頂けたら幸いです。

今回の取り組みは、私たちのブランドがパリファッションウィークに参加させて頂くことをきっかけに、日本国内で和の輪をつくり、職人技術や日本の魂を間近で見て頂くことで、参加してくださった皆さんが、より日本人であることの自信を感じて頂くことが目的です。

どうぞ温かいご支援と、一緒にこのイベントを盛り上げてくださる方のご参加を心よりお待ちしております!


■2月20日 和の輪 クラウドファンディング開始

■2月27日 フランスへ出国

■3月3日(日本時間4日午前1時)パリファッションウィーク/コレクション当日 

■3月4日 フランスにて展示会  

■3月11日 帰国

■3月31日 クラウドファンディング終了

■4月 購入リターン 対応開始

■5月 応援資金の3%を支援に使用

■6月6日 パリ凱旋帰国イベント - 神楽《KAGURA》- 開催 

■8月16日 TAKERU ルナホールライブ開催

■8月末 最終ご報告を経てクラウドファンディング 完了


このプロジェクトが、私たち日本人が日本の素晴らしさを改めて感じ、誇りを持つ「和の輪」が広がるきっかけとなることを心より願っています。

そのためには、皆さま一人ひとりの温かいご支援やご参加が不可欠です。私たちの挑戦に共感していただけましたら、その一歩を共に踏み出していただけることを、心からお願い申し上げます。

株式会社 まるさんかくしかく  
代表取締役   福井彩恵(ふくいさえ)

<プロフィール>
宝塚造形芸術大学出身。同校、社会人大学院 MBA in Design 卒業。
アパレル販売員、IT企業の勤務を務めた後、30歳で高級オーダーメイドスーツの会社に入社。4年間の勤務で、のべ1300着のスーツを仕立て、2019年退職。同年「人生こそがまるでオーダーメイドみたいなもの」という想いを持って独立。ORDER MADE LIFEを創業する。取り繕うためや、着飾るためのスーツではなく、〝自分が自分らしさを解放すること〟が何よりも重要だと考え、「着ることは脱ぐこと」というコンセプトの元、多くの人の人生に寄り添いながらスーツを仕立てる。このコンセプトは、自身が幼少期から持っていた体の疾患で思い悩んだ時、母親から言われた言葉が原点になっている。現在はアパレル業界の環境課題解決やその啓蒙、障がい者支援などを含め社会活動と事業とを共に推進している。


今回ご支援いただきました資金はプロジェクトの達成や商品の仕入れ費用として使わせていただきます。
また、すべての資金清算が完了した段階で利益が出た場合、その3%を障がい者支援医療/福祉施設に使わせて頂きます。

支援先は以下です。(支援先にはすでに承諾を得ております)

①一般社団法人 MSS  みらいこどもコミュニティー

②株式会社 POLTE BONHEUR

《スケジュール》

・3月31日 クラウドファンディング終了
・4月末  クラウドファンディング資金決算
・5月中旬 支援先に直接訪問 
・6月6日 凱旋帰国イベント 神楽 -KAGURA- にて支援の報告
※直接の訪問や問い合わせはご遠慮ください。

支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 人件費

  • リターン仕入れ費

  • イベント運営費/旅費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

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最新の活動報告

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  • 和の輪プロジェクトを応援してくださ っている皆様へ改めまして、 NEO着物、パリコレ、神楽、、 これまでの和の輪の取り組みを見守って下さり 本当に有難う御座います。有難いことに、パリから帰国後、多くの方から嬉しいお声がけを頂いており、私たちも想像以上の反響に驚いております。そんな中、本日は皆様にご報告があります^^なんと、和の輪が、万博に出場する事になりました!パリコレの次は6/6の凱旋帰国イベント【神楽KAGURA】の予定でしたが、Neo着物のコンセプトが万博の企画と一致し、6/6の神楽イベントのちょうど1ヶ月前の5/6に、万博で開催される【和文化フェスティバル】-WABISTA-わびすたでショーのフィナーレを担当させて頂くことになりました! WABISTAのテーマは【Neo和文化】まさに和の輪のコンセプトと同じく、古き良き日本を現代未来に繋げていく。と言うテーマです。 当日は、海外でも活躍されている花魁道中や日本舞踊のパフォーマーをはじめ、活躍中のインフルエンサーやプロの方々が日本の魅力を存分に楽しめるスペシャルな舞台を披露して下さいます^^ その中で、Neo着物がフィナーレとしてファッションショーをさせて頂けることは本当に光栄です。今、国内では多方面で 日本の国民性や、高度な技術力、 ものづくりの巧みさ、 美的感覚の美しさについて見直され、 それを世界に通用する価値として 本気で発信している方々がたくさんおられます。我々も、微力ながら次世代に繋ぎたい日本の魅力を、しっかりと伝達して行きたいと考えています。過去のやり方に捉われず 柔軟に現代のやり方へシフトしながら、伝えたいことをしっかりと伝える。過去と未来を繋ぐには 今ここでそのアクションが とても重要だと感じているのです。  その中で、皆様に和の輪プロジェクトに触れて感じて頂ける機会が増えていくことは本当に嬉しいことです^^ この5/6のWABISTAは、万博入場のチケットさえあればご参加頂けます。 ぜひ、この機会に万博にも足をお運びくださいね!! 詳細はまたお伝えさせて頂きます。 もっと見る
  • コレクション翌日は展示会を開催しました!!先日、パリコレクションを終了し、5日目は日本人オーナーが手掛けるフレンチレストランのLe Clos Y ルクロ・イグレッグにて展示会が開かれました。店内は、パリ現地のファッションコメンテーターなど、ファッション業界のVIP、現地メディアの方々で賑わいました!(お写真は上がり次第改めてシェアさせていただきます^^)ご来場いただいたお客様に見ていただくために制作されたフランス語のHPに、今回のリターンである【自分の名前をパリに刻みたい!支援者様のお名前を刻印したパンフレットをフランス展示会で現地メディアに配布する権利】にご支援いただいた皆様のお名前を記載させていただきました。HPはこちらからご覧ください^^ご支援いただいた皆様、改めて心より感謝申し上げます。【フランス語サイト】https://mystyleevents-japan.info/free/luciorta_sohatsuご支援いただいた方画像キャプションまたこちらのリターンは、6/6に開催する凱旋帰国イベント【神楽KAGURA】で配布するパンフレットにもお名前を掲載させていただきますので、ぜひイベントにも足を運んでいただければと思います♪これからも和の輪プロジェクトの応援をよろしくお願いいたします! もっと見る
  • コレクション本番が無事に終了しました!日本で応援してくださった皆様、本当に本当に有難うございました。前回のミラノさながら、時間が押し、開始時間が遅れながらも、先ほど何とか無事にコレクションが終了致しました。Instagramで生配信を見てくださった皆様、本当に有難うございました。貴重な夜の時間を頂き、心より感謝申し上げます。バックステージの慌ただしさと、会場の優雅さとのギャップが激しく、見てくださっている皆様の心に何がお届けできたか少し心配ではありますが、現地では、チーム一同それぞれの役割を全力で全うした時間でした。とにかく、早々にお礼をお伝えしたく、今はカフェで画面に向かっています。お伝えしたいことはまだまだ溢れるのですが、ひとまず、日本からエールを送ってくださった皆様への感謝と、チームへの敬意を込めて。Thank you for everything.株式会社まるさんかくしかく代表取締役 福井 彩恵ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーコレクションの楽曲を生み出し、会場で全てを見守ってくれていたTAKERUくん。モデルとして素敵にスーツを着こなしてくれた♡MAKIKOさん♡KAZUMI TATSUYAさん♡Yujiroくん戦場のようなバックステージの全てをこなしてくれた♡凛さん♡AYAちゃん♡友佳ちゃんずっとカメラを回し続けてくれた♡AYUくん♡YUKARIさんチームのみんなに、心からの愛と感謝と敬意を。From SAE もっと見る

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