今回の支援先のウガンダをご紹介します。ウガンダは、アフリカ東部のタンザニア、ケニアなどの国と共に、東アフリカ共同体(East African Community / EAC)を形成する国です。内陸国ですが、大きな湖に面している自然豊かな国です。野生動物ウガンダといえば世界に残るマウンテンゴリラの個体数の 53.9% が生息しています。 観光としてのゴリラツアーがヨーロッパ人観光客を中心に盛んにおこなわれています。またウガンダは鳥類の11%が生息しており、ビクトリア湖の保全地域では動かない鳥で有名なハシビロコウが自然に暮らしています。ちなみにウガンダの空港近くにあるエンテベ動物園で飼育されているハシビロコウの名前は【すし君】です。これはこの動物園を日本のよこはま動物園が支援していることに敬意を表しているからだそうです。ちなみに今回のプロジェクトに引き続き、プロジェクトサイト地はビクトリア湖周辺を検討しています。若者の失業ウガンダの就業率は70%程度で推移しています。また、総じて女性よりも男性の方が高い就業率となっており、2019年におけるウガンダの失業率は1.7%とアフリカでは48番目に高い水準となっています。日本ではニート率は3-4%程度ですが、ウガンダのニート率は15%前後と日本に比べると高くなっています。また、ニート率は総じて女性が高くなっており、社会構造として女性や若者の就労が難しい状況を変えるべく一石を投入するのが今回のプロジェクトになります、コーヒー酸味が特徴的なアフリカ産コーヒーの中において、ウガンダコーヒーは控えめな酸味でマイルドな風味が楽しめるコーヒーです。ウガンダコーヒーの多くはロブスタ種ながら品質の良さに定評があり、エスプレッソに最適だとヨーロッパでは人気があります。ウガンダ産コーヒーの精製方法は、水を使った「ウォッシュド」と、チェリービーンズをそのまま乾燥させる「ナチュラル」の両方で行われており、特にナチュラルはフレーバーがとても豊かなコーヒーです。今回のプロジェクトでの農業生産物は野菜や穀物が中心ですが、将来的には有機農業で育てるコーヒー豆を考えています。宗教ウガンダの主要な宗教はキリスト教で、人口の大部分(約85%)がキリスト教徒です。カトリック教徒が約39.3%、英国国教教徒が約32.0%を占めています。イスラム教徒も約13.7%と一定数信者がおり、その多くはスンニー派です。今回のプロジェクトサイトは多くの宗教が混在しているエリアで、プロジェクトの対象者の多くは小数派のイスラム教徒になります。これも就職の難しさや国の支援が届きにくいひとつの理由となっています。内戦1980 年代から続いていたウガンダ政府と反政府勢力「神の抵抗軍(LRA)」との内戦。ウガンダ北部グルは反政府勢力による戦争被害を受けてきた地域で、特に反政府勢力であるLRA は子どもを誘拐し「子ども兵士」に仕立て上げることで世界的に注目を集めてきました。この紛争は2006年には停戦に合意し、徐々に治安状況は改善に向かっていますが社会に残した傷跡はとても深いものが有り、首都における北部出身者への差別の根っこになっています。






