目標達成！あたたかいご支援に感謝です ‼
2回目のネクストゴール (30万円) を目指して

皆様からのご支援のチカラにより、クラファン開始より10日目に目標達成！20日目には1回目のネクストゴールを達成することが出来ました。誠にありがとうございます！備瀬トモキ・萩原マモルとその仲間たち、Birth神戸で活動する障害者アーティストたちは備瀬復活祭に向けて日々楽器のレッスン、バンドのリハーサルにより一層励んで参ります。皆様が心から感動できる音楽やライブイベントを精一杯つくっていきます！

ネクストゴール達成時の特典！ご支援者様全員に感謝を込めて ‼

障害と共に歩む幼馴染の復活ライブ【備瀬復活祭 びせふっかつさい】とは？

萩原護 (はぎわらまもる) と申します。神戸の生田川地域で障害を持つ人達が表現活動を行う福祉施設「NPO法人Birth神戸」を運営しながら、ロックバンド新型太陽 (しんがたたいよう) でギター&ボーカルを担当しております。私の幼馴染でバンドメンバー (ドラムス) の備瀬知樹 (びせともき) が現在病気とたたかっています。私と彼は神戸の生田川の街で一緒に多感な10代を過ごしてきました。幼少の頃から腎臓に爆弾を抱えていた彼は頑なに腎移植を断り続けてきたのですが、50代を目前にして腎移植を決意しました。

なぜ？どんな想いで復活ライブを開催する？

彼は大切な人達のために腎移植手術を選択し、未だ様々なリスクとたたかっています。そんな彼を目の当たりにして私に出来ることは何かと考え行動することが自分の中のロックだとおもい、復活ライブ「備瀬復活祭」実現のためのクラウドファンディングを起ち上げました。「自分ひとりの人生じゃない！」障害と共に歩む彼の勇気を感じて、周囲の仲間たちやBirth神戸ではたらく障害を持つアーティストたちがプロジェクトに協力しています。音楽ライブという形をつうじて、少しでも病気や障害と向きあっている人達や多くの人達へメッセージを届けることが「備瀬復活祭」の目的です。

2026年2月1日(日) 備瀬復活祭 -BISE EASTER-
会場 ライブハウス神戸108
OPEN/12:40 START/13:00

☆ リターンBコース「備瀬復活祭ライブチケット」あります。皆様のご来場を心待ちにしております ☆

ーNPO法人Birth神戸公式SNSより
　　プロジェクト情報・ライブ情報がご覧頂けますー

ウェブサイト https://birth-kobe.com
Instagram https://www.instagram.com/npobirthkobe?igsh=OHQwbmgzbWdnNmNu
Facebook https://www.facebook.com/BirthKobe
X https://x.com/BirthNpo
Youtubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCnVrDP0UXUR4IIjSeKAqY4Q

いつも終わりを意識しながら生きてきた人生

備瀬知樹 (びせともき) と申します。私は家族から腎移植の申し出を受けたのですが、ずっと断り続けていました。それは罪悪感からと自らの死生観から来るものでした。幼少の頃から腎臓を患わっていた私はどこかで人生の終わりを意識しながら生きてきたからです。14歳の時に元気だった父親が病気で急逝したことも影響し、私の死生観が形成されていったのだと思います。そんな私に家族兄妹は私に何度も何度も話し合いの場を持ち、腎移植をすすめてくれました。思えば3年間にわたる話し合いだったと思います。その最中、普段は穏やかな妻が泣きながら...

「あなたの命、あなただけのものじゃない！」妻の言葉にうたれて

「あなたの命、あなただけのものじゃない！ 家族のため、みんなのために腎移植を受けて」それまで自分のことしか考えていなかった恥ずかしさと、家族兄妹がドナーになることを厭わない強い想いに涙が溢れ止まりませんでした。腎移植手術をする決意をしました。息子にも理解をしてもらい妻のドナー検査は順調に進みました。手術の前日に「お互い50歳になって腎臓も半分ずつ50/50やね」そんな妻との会話を今でも忘れません。生体腎移植手術は9時間を要し手術室で目覚めると、「終わりましたよ」との医師の一言に深い安堵感と妻に対して万感の想いが込みあげてきました。今後も生涯にわたる免疫抑制剤の服用等、それに伴う身体的な障害は続きますが、今は病棟から見える神戸の夜景を見ながら、生まれ変わった第二の人生を楽しみにしています。

諦めかけた音楽を再び！その喜びを伝えたい

私は10代から今までバンドを組んで音楽活動をしてきました。LIVEで表現できる喜び、観客の楽しそうな笑顔、皆でLIVEを創りあげていく楽しさ、すべてが私にとって人生の宝物です。病気が悪化し音楽を諦める覚悟をしましたが、今は前を向いて一歩一歩進んでいます。その始まりとして「備瀬復活祭」LIVEを開催します。再び音楽ができる喜びの気持ちを汲んでくれた幼馴染の萩原や友人仲間のためにも、このイベントをぜひ良いものに創りあげたいという想いでいっぱいです。そしてこのLIVEによって誰もが笑顔になり、元気に復活した私が音楽を楽しんでいる姿を観て、少しでも生きる力になってもらえるようなイベントになれば嬉しいです。

出演アーティスト

新型太陽 (備瀬知樹・萩原護でつくったロックバンド）
Birthコウノトリ (NPO法人Birth神戸で結成する障害を持つ人達の楽団)
塩澤公輔 with NarcolepsyDriver
the Rock.church
THE JULIETS
★ リターンJコース「備瀬復活祭ステージ出演！」出演枠あります。皆様のエントリーをお待ちしてます ★

リターンについて

当プロジェクトはNPO法人Birth神戸 (就労支援B型) ではたらく障害を持つアーティストたちがデザインした作品もリターンとして登場します。皆様にアーティストたちのおもいが届くことを願っています。

☆ リターンＣコース「BirthKobeアーティストTシャツ」とメンバーたち☆  NPO法人Birth神戸・就労支援施設の前で撮影しました。

資金の使い道

ライブハウス会場費及びイベントに関わる経費、障害を持つアーティストの工賃向上費用として大切に活用させていただきます。

備瀬復活祭までの道のり

2025年3月1日 備瀬復活祭 実行委員会 結成 
～神戸市立医療センター中央市民病院前でプロジェクトメイン画像 撮影
4月3日 備瀬知樹・備瀬容子 生体腎移植手術
6月 備瀬ドラム練習を半年ぶりに再開するが、免疫抑制剤の影響による左足の複数骨折が判明。しばらく休養
8月～10月 就労支援B型「Birth生田川」障害を持つアーティストによるデザイングッズ制作
9月27日 備瀬やっとドラム練習を再開できるようになる。練習風景を撮影 ＠スタジオ246WEST 
11月1日 クラウドファンディング開始
12月13日 前夜祭 -BISE EASTER- ＠スタジオ246WEST 
12月25日 クラウドファンディング終了
2026年1月 リターン発送
2026年2月1日 備瀬復活祭- BISE EASTER- @ライブハウス神戸108

【最後に】夫の復活ライブへの願い

夫・備瀬知樹の腎移植のドナーとなり、今年４月に無事腎移植を終えた妻・備瀬容子 (びせようこ) です。手術までは暗いトンネルを歩くような日々が続きました。夫の葛藤や私の腎臓が適合するのか？という不安、本当に辛い時期でした。そんな中でも再びバンドで演奏する夫を見たい！という強い想いと、家族や友人、Birth神戸のみんなに励まされ、なんとか乗り越えることができました。手術後の今は日常の生活を送れるようになり、復活祭に向けてドラムを練習する夫を見て心から嬉しく思います。ぜひ備瀬復活祭を一緒に楽しんでいただけると幸いです。

写真家の平松 俊之さんがこのプロジェクトに関わる人達の表情を最大限に引き出してくれました。誠にありがとうございます。　

50/50 Rock&Roll

作詞 備瀬知樹 / 萩原護
作曲 萩原護

14歳 昨日まで笑っていた親父が冷たくなっていたんだ 
あの冬の朝のこと
14歳 俺の人生の死生観はきっとあの時決まってたんだ
いま手術台の上でおもう

どうせ死ぬのならありのままに
その日が来るのを待っていたんだ
いのちの不平等さに苛立ちが溢れて
オマエにあたり散らしてた 身体が壊れてく俺

だけどオマエの言葉に撃ち抜かれたんだ
あなたのいのちはあなただけのものじゃないから

音楽は不思議だよね
何故か明日も生きるチカラがみなぎってくるんだ
意味は分からないけれど
あきらめかけてた このおもい この音で響く 
それは奇跡と呼ぶんだろう いま神戸108で

あるはずじゃなかった人生が続いてく
病室から眺める神戸の街を見て
「お互い50歳で半分ずつだよね」
オマエと笑ったあの日忘れないから

だから俺達は分け合うことを選んだ
あなたのいのちはあなただけのものじゃないから

不安と絶望　そして希望　混沌とした揺らぐ心
押しつぶされそうになったとしても
その先にある光に向かって

もう一度未来を信じて歩いてみよう
オマエの鼓動がそう言っているように思うから
そして親父が成し遂げられなかったこと
今夜オマエと瓜二つのあいつと酒を交わす

50/50 Rock&Roll　Oh ‼