荒木映画を広めよう
生誕100年記念! 今、蘇る働く者の息吹!!!長編ドキメンタリー映画『俺たちの歌~魂の作曲家・荒木栄~』
1960年の歴史的な三井三池闘争 を、三池炭鉱労働組合の一員として闘い、『がんばろう』『地底のうた』 などの作曲家として知られる荒木栄。栄は、日本のうたごえ運動の発展にも巨大な足跡を残しましたが、あの歴史的な三井三池闘争の2年後、1962年10月26日、38才の若さ でこの世を去りました。それは、あたかも彗星のように、忽然 と現れ、激しく燃え尽きたと表現するのにふさわしい劇的な生涯でした。 その荒木栄の生涯をほぼ1時間30分のドキメンタリー映画として世に問い、今、時代の大きな転換期を迎え、軍靴の響きも聞こえ始めた情勢のもとで、働く仲間の力を結集し、その息吹を広範な人々に歌い継がれる事が、今こそ求められているのではないでしょうか?!
●2024年5月に制作クラウドファンディングは無事成立
2024年6月8日の大牟田石炭科学館での撮影からクランクインして本映画の製作も、11月30日、日本のうたごえin佐賀での撮影でクランクアップ。
現在、鋭意編集中で2025年2月末で完成予、その後各地での上映を予定しており、その宣伝・配給・上映経費を改めて募集します。
●製作者の言葉
今年は荒木栄生誕100年を迎える。ここで彼の実績足跡をしっかりと記憶にとどめる必要があると思われます。彼は大牟田市で生まれ、三井三池で生活の糧を得ていました。彼は労働者の生活が大変劣悪で所謂搾取されていることに怒りを燃えたぎらせていました。その中で国家のエネルギー戦略がもろに転換され、働く者がいとも簡単に切り捨てられる状況がつくられ、炭鉱に集う労働者は組合に結集して闘いの狼煙をあげた。その怒りを鼓舞する労働歌「がんばろう」「この勝利ひびけとどろけ」を彼は作曲していた。それは日本中の炭鉱労働者を力づけた。また、三池闘争の支援と、沖縄返還闘争を支える歌「沖縄を返せ」も作曲していた。このような彼の姿をかつて音楽ドキュメント映画「荒木栄の歌が聞こえる」を完成させた監督港健二郎が再び記録映画製作にチャレンジしていただく。ぜひ、皆様のお力添えをいただき映画を完成させたいと思っています。どうぞ宜しくお願いいたします。
共同映画株式会社代表取締役 藤野戸護
https://www.kyodo-eiga.co.jp/
●監督にあたって・・・「荒木栄生誕100年を控えた昨年春以来、地元・三池で荒木栄と共に闘い今もなお栄のうたを歌い続けている皆さん等から、ぜひ、映画を作って欲しいという要請がありました。私は三井三池に生まれ、これまで、『労働者作曲家 荒木栄』、『荒木栄の歌が 聞こえる』(第27回日 本映画復興会議奨励賞)などを作り、「荒木栄」をライフワークとしてきました。今回は、その集大成の企画でもあり、喜んでお受けし、三池闘争という巨大な舞台を背景として、優れた労働者作曲家へと成長した栄 の人柄や創造の秘密を、生前の栄を良く知る人々や、栄の志を受け継ぐ人々などの証言などで、栄と共にうたごえ 運動に人生を賭 けた人々の群像をも奥行き深く描き出しながら、闘うすべての労働者の素晴らしい人間性や新しい社会を築く 人間像を高らかに歌い上げたいと願っています。そして、この映画の音楽は、大牟田出身のinfix 長友仍世 さんにお願いします。仍世 さんの故郷への熱い想いが、栄のヒユーマンな情熱と響き合って、映画に深く気高い彩を与えて頂けるてくれるものと期待しております」
構成・監督 港健二郎(三井三池出身)
●音楽 長友 仍世
福岡県大牟田市出身。四人組男性ロックバンド「infix(インフィクス)」のボーカル独自の世界観と強烈なメッセージロックで、長い間日本のロックシーンを担う一方、絶妙な九州弁トークでラジオパーソナリティとしても5年連続で「FM STATION」誌上 人気DJランキング2位を得るなど活躍。 現在も全国ネットレギュラーを持つ。近年は楽曲提供やプロデュースも行っている。http://infixweb.com/
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