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開店して1年で立ち退き。これからも地元である長野県飯綱町で消灯珈琲を続けたい!

「消灯珈琲」として活動を始めて約3年、やっとの思いで地元に店舗を構え自家焙煎の珈琲屋を始めた2024年4月。しかし道路開発により立ち退きを余儀なくされ、移店しなければならなくなりました。愛する地元でまだお店を続けたい。飯綱町の牟礼駅から徒歩1分の元家具屋を改装して、珈琲屋さんをもう一度作る!

現在の支援総額

2,432,888

121%

目標金額は2,000,000円

支援者数

172

募集終了まで残り

37

開店して1年で立ち退き。これからも地元である長野県飯綱町で消灯珈琲を続けたい!

現在の支援総額

2,432,888

121%達成

あと 37

目標金額2,000,000

支援者数172

「消灯珈琲」として活動を始めて約3年、やっとの思いで地元に店舗を構え自家焙煎の珈琲屋を始めた2024年4月。しかし道路開発により立ち退きを余儀なくされ、移店しなければならなくなりました。愛する地元でまだお店を続けたい。飯綱町の牟礼駅から徒歩1分の元家具屋を改装して、珈琲屋さんをもう一度作る!

【最初の目標額達成しました!ネクストゴールに挑戦します】

たくさんのご支援とご協力感謝申し上げます。みなさまのおかげで目標額100%をこんなにもはやく達成できました。今回集まった資金は移店先の物件の内装工事、設備の費用に充てさせていただきます。

次に、ネクストゴール300万円を目指します!新店舗外構工事、看板作成費用、什器等の購入費用に充てる資金といたします。4月末まで引き続き、消灯珈琲の応援を何卒よろしくお願いいたします。

自己紹介

長野県北部に位置する飯綱町に、2024年4月から『消灯珈琲』というお店を開店しました、店主の中嶋彩花と中嶋真也です。

平日(火曜〜木曜)夜 17:00 ~ 22:30 の ” 夜喫茶営業 ” 
土曜の 朝 7:00 ~ 12:00 に ”モーニング営業” をしている、隠れ家のような小さな喫茶店です。

コロナの流行をきっかけに地元へ戻り、誰かの"居場所"になるような拠点を作りたいと思いこのお店を作り始めました。


内装は、当時新潟県長岡市の大学に通っていた友人高木くんの卒業制作として、消灯珈琲の店舗設計・施工がスタート。

地元の大工さん、現場監督には地元工務店のツチクラ住建さんに入っていただき、コツコツと制作をしました。

古い物置だった建物は、よく見るとかなり立派な梁や可愛らしい磨りガラスの窓などが備わっていたので、本来の良さを残しつつ解体。


SNSを通して漆喰塗りのお手伝いを募集して、冬の大雪の中みんなで漆喰塗りをしました。

ボロボロだった一枚板は地道に磨いてカウンターテーブルに。買い付けた古道具を置き、私たち好みの空間を作り上げました。


お店には、飯綱町に訪れたことのなかった人たちや、夜は出かける場所がないと思っていた地元の方々などがお客さんとして多く来店してくださいます。なかには週一だったり、夜営業の日は毎日来る常連さんも。

寂しさを抱えてたり、喋らなくとも誰かがいるという安心感の中で一人の時間を過ごしたり、大切な人と過ごしたり、そんな心休まるとまり木のような場所が、消灯珈琲なんだと思います。



中嶋彩花(なかしまあやか)

飯綱町出身24歳、消灯珈琲のよくしゃべる店主。コロナ流行を機に地元へUターン後、空き家を地元工務店ツチクラ住建さんと改修して「シェアハウスRingo荘」を立ち上げ、管理人として住人さんと共に暮らしながらシェアハウスの運営を始める。(同時期に消灯珈琲も開業。)

担い手がいなかった「丸為旅館」の松田夫妻と出会ってからは、町に宿がなくなってしまうのは寂しいと思い、仲間たちと共に宿泊事業の運営も行なっている。飯綱町で生きる20代の若者で構成された「一般社団法人わけしょ」の代表も務め、ロゲイニングの開催や地域通貨いいづなPayのデザイン・リリースを行う。”わけしょ”とは方言で、若い衆という意味。


中嶋真也(なかしままさや)

富山県南砺市出身28歳、消灯珈琲の焙煎担当。高校・大学とプロダクトデザインを学び、東京にてデザイン事務所とカメラマンアシスタントを約2年間経験。地域おこし協力隊として長野県飯綱町に移住。3年間の任期を終え、現在は飯綱町で自身の事務所を構え、フリーのカメラマン・デザイナーとして活動中。


飯綱町ってどんなところ?

一年を通して四季がとても美しく、新鮮な野菜や果物が多く実る中山間地域、飯綱。魅力ある風景や郷土色、文化も魅力ですが一番の見どころは”人”です。地域に根差しお店を継いで営みを続ける人々、まちで新しい風を吹かし新たな土壌を作る地域おこし協力隊や事業者の人々、この町を選び暮らす地域住民の人々。出会うたび、つながりが増えるたび、ここがなんか好きだなって思ってしまう。そんな魅力あふれる”人”に溢れたまちが飯綱町です。


プロジェクト立ち上げの背景

2024年3月末に消灯珈琲の店舗お披露目会を控えていた1ヶ月前、「ここの道路開発が決まったから、今年度いっぱいで立ち退きね」と、衝撃の事実を物件オーナーから言われました。さあこれからお店をやっていくぞ!というタイミングでの、まさかの立ち退き命令。これからどうなってしまうんだろうと先が見えなくなりとても落ち込んだし、これだけこだわって時間をかけて、たくさんの”初めて”を経験しながら作った愛着ある場所が壊されてしまうということも大きなショックでした。

しかし開店の日は目前。今のお店で、まずは限られた時間を精一杯営業しようと思いました。

お披露目会の日、近所の方や友人知人がたくさん来てくれました

夜営業では、お仕事終わりにほっと一息つきに来る方もいれば電車の待ち時間に利用される方もいたり、近所でお酒やお食事をしたあとに来たりと、様々な1日の終わりにご利用いただいてます。お帰りの際は「おやすみなさい」と見送ります。

消灯珈琲のすごくかたいプリン

モーニング営業ではお仕事前やお出かけ前の腹ごしらえになるよう野菜盛りだくさんのモーニングプレートをご用意。朝7時から開店してすぐに、ご近所の方から県外などの遠方の方までいらっしゃいます。お帰りの際は「いってらっしゃい」と見送っています。

野菜盛り盛りのパンモーニングプレート


地元には何もないと思っていたけれど、これからは友達に地元何もないって言わない。

ここに来ることが日々のモチベーションになってるよ。

心のチューニングになりました。


お店に来てくださる方々がかけてくれる言葉がひとつひとつ励みになり、この飯綱町で私はまだまだお店を続けたいんだと強く思わせてくれました。落ち込んでいる暇はない!この約1年の営業を地続きに、さらにまちに根ざしたお店を、場づくりをしよう!その思いでクラウドファンディングをすることに至りました。


移店先は?

牟礼駅から徒歩1分の元家具屋さんの物件

牟礼駅付近にある元「三信家具センター」さん

移店をするにあたり、現在の店舗がある栄町商店街で物件を探しました。地域の事業者や住民方々の協力もあり、牟礼駅から徒歩1分の元家具屋「三信家具センター」さんの物件を借りられることに。現店舗での営業が終わったらこちらの物件を改修し、新たな拠点として稼働させていきます。


新たな拠点のある栄町商店街はどんな場所か

駅を出てすぐにある栄町商店街には、昔から続く食堂や床屋、閉店してしまった宿や商店、新しく人が入り営業する古着屋や洋裁室、塾などがある通りです。店主彩花はこの通りでシェアハウスと旅館の運営、真也は「デザインスタジオ -Yueni-」を構えています。

栄町商店街

シェアハウスRingo荘は4年ほど前から運営してます

三代目となる松田夫妻が営む丸為旅館
ともに運営をしています

「デザインスタジオ -Yueni-」

新しい消灯珈琲の姿

新しい物件は最寄りの牟礼駅から1番近く、店主彩花が共同運営する「まちやど丸為旅館」さんの二件隣の物件でもあります。そこで、飯綱町へのチェックインを兼ねた”まちの玄関”になるような喫茶を目指します。


駅の待ち時間に

北しなの線が通る牟礼駅は、電車が走るのが1時間に1本程度。合間にお店で珈琲を飲みながら本を読んだり、店主や居合わせたお客さんと雑談をかわしながら待ち時間を過ごせる場所へ。

まちを語らう場、若者が集まる場として

消灯珈琲に集まる飯綱の人々は、業種は違えど会えば自然とまちのことについて話したり、まちの知り合いが増えたりする場所でした。会社員や地域おこし協力隊、地元の老舗オーナーたち、農家さんなど、飯綱町に暮らし営む人が集まりまちのアレコレを語らう場をつくっていく。

消灯珈琲では月1開催していた「問い会」という20代の若者の生きづらさをテーマを主軸に行う対談型イベントがありました。新しい店舗でも継続したいと考えており、若者の同世代の悩みや葛藤を共有する時間を作ることで”居場所”と感じるような場にしていきたい。

宿のチェックインをここで

「まちやど丸為旅館」の宿泊者のチェックインを喫茶で行い、地元住民の方々と自然に挨拶や会話を交わすことができる場所になるようデザインする。

喫茶、だけれどそうでもない

目指すのはカフェとスナックとバーの真ん中のような場所。可愛い飲み物やスイーツが目的になるような場ではなく、店主の顔が見たかったり話がしたくて来るのがいい。自分のために豊かな時間を過ごしたくなる店がいい。


些細なきっかけで交友関係は広がり、知らぬ間に知り合いができていて話すことが増えていく。そんな出会いや会話のきっかけが生まれるのは、人と人とが交差する場があるからだと私は考えます。偶然と偶然が合わさって町で面白いミラクルな出来事が起こるような、そんな場にしていきたいです。

そして、移転予定の物件の位置するのは「栄町商店街」という牟礼駅が生まれてから100年近くある商店街です。この商店街が、地域住民と町外から訪れる人が交わる風通しの良いエリアへと変化していけば良いなと目論んでいます。

今までの消灯珈琲と同じく、自家焙煎の美味しい深煎り珈琲を提供していくことは変わりません。珈琲片手に散歩したり、店内でゆっくりくつろぐひとときをご提供し、飯綱町に消灯珈琲という喫茶店が溶け込んだ日常をつくっていきます。


現在の準備状況

ご近所の小林新聞店さんにご協力いただき、クラファン開始の折り込みチラシを2月15日、3月1日の2回町内全戸に配布いたしました。

物件のオーナー様、改修を行うにあたり地元工務店様との打ち合わせを進めつつ、現店舗での営業を行います。1年間の営業を支えてくださった皆さまへの感謝をたくさん伝えられる月になればと思っています。

4月に間借りや出店等をさせていただけるお店様、イベントオーナー様へのお声がけを予定しています。


リターンについて

リターンには来店時に使用できるドリンクチケットや、消灯珈琲の自家焙煎珈琲豆、ドリップバッグなどをご用意しております。

飯綱町民の皆様へ向けてのリターン(お店へのウェルカムチケット)もご用意しました。町内在住の方も、地元を離れてしまったという方もぜひ限定リターンをご利用ください!

カメラマン、デザイナーとして飯綱町で活動中のMasayaによるプロフィール撮影と、あなただけの写真作品を製作するリターンは、宣材写真やお子様やご家族の特別な日に合わせての撮影として利用していただいたり、商業施設におく写真作品などとしてご活用いただきたいものとなっております。

そのほか店主彩花とまち歩きをするリターンや、飯綱へ遊びにいきたくなるような割引券付のリターンもおすすめです。飯綱町の魅力である人や自然にたくさん触れて、大好きなまちとなっていただけるよう心を込めてアテンドさせていただきます。


応援メッセージ

ライター 風音さん

株式会社みみずや 滝澤宏樹さん

明月堂 四代目 藤縄 玲さん

PAKAAN COFFEE 店長 yukaさん

Vrac Market 久川史哉さん

North South East West 店主 小島剛さん

旅する古物商-hito.to- たつみかずきさん


スケジュール

3月〜4月
→クラウドファンディング開始!町内や近隣の市町村のお店にチラシを設置予定
3月のラスト営業を終えたあとは、移店に向けての引越し準備をしながら出店や間借り営業を予定

5月
→物件の本契約・図面作成・改修計画と設備等も含めた資金計画

6月〜9月
→物件の改修、保健所・消防の許可取得

10月〜11月
→お披露目会、プレオープン営業、お店開店


最後に

今回「立ち退き」という形で現在の愛着のある店舗は無くなってしまいますが、1年間の限られた営業だったからこそ得られる経験がたくさんありました。訪れる人がこの町に来るまでに何を思うのか、町で暮らす人たちはどんな場所を求めているのか。私たち自身がこの場所で営み生活をして実感することと合わせて、自分たちのつくるお店の在り方をよくよく考えさせられました。

多くの方が私たちの店をきっかけに飯綱町に足を運んでくださったり、地元の方や地域事業者の皆さまの熱い応援があったからこそ、私たちは再スタートに踏み切ることができます。


移店というきっかけがあるからこそ、次のお店はもっと良いお店に。

行きたい場所、帰りたいなと思う場所の一つになれるように。

私たちの生き方が、まちで暮らす選択肢を増やす”きっかけ”となるように。


まちの風景と、あなたの日常にそっと寄り添う場所づくりに、私たちはもう一度挑戦いたします。

皆さまのご支援をどうかよろしくお願いいたします。



支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 設備費

  • 人件費

  • 広報/宣伝費

  • リターン仕入れ費

  • 改修費用

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

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最新の活動報告

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  • 雪がしんしんと降る中、今夜もたくさんの方に夜喫茶営業に来ていただきました。豆腐丼も、各種甘いものたちも、好評で嬉しい限りです。完売してしまうこともあり、ご提供できなかった方は申し訳ありませんでした。明日は祝日、春分の日。混雑したり、完売する品なども出てくるかと思いますが、いつもの灯りを飯綱の夜灯せたらと思います。それでは、おやすみなさい もっと見る
  • 昨日ですが、消灯珈琲によるモーニング営業が最終日でした。真也くんによる野菜モリモリのモーニングプレートは、素材の意外な組み合わせや食感がとっても楽しく美味しいものでした!何よりビジュアルがいつも最高に美しかったです。最後ということもあってみなさま駆け込み来店して頂きありがとうございました!バタバタしてしまいましたが、あの小さな店内でたくさんの方が来てくださり賑わったのがとても嬉しかったです。次また真也ごはんが食べられるその日まで、お楽しみに…! もっと見る
  • \読売新聞さまにて消灯珈琲の記事が掲載されました/とても大きく取り上げてもらっています!取材してくださった山崎さんありがとうございました。今朝、近所の新聞屋さん(小林新聞店さん)に買いに行こうと思っていたら、なんとご厚意でいつもの朝刊と一緒に入っていました!手紙も添えてあり朝からとても嬉しかったです…(涙)webでもみられますので、ぜひ読んでください!https://www.yomiuri.co.jp/local/nagano/news/20250313-OYTNT50135/_______明日は7時よりモーニング営業です。モリモリ朝から元気出していただけるよう努めます。ご来店お待ちしてます! もっと見る

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