【静岡・南伊豆】高い高齢化率と著しい人口減の町に若い「関係人口」を呼び込みたい

首都圏の大学生がお手伝いなどを通した南伊豆町民との交流を通し、彼らが南伊豆町の関係人口、つまり「町に住まずとも町の一員」になることを目指す町長特命プロジェクト「田舎留学プロジェクト」。本施策を通し、南伊豆町の関係人口を増加させ、高い高齢化率と人口減の中で将来的な町の担い手を確保することを目指します。

現在の支援総額

896,000

128%

目標金額は698,800円

支援者数

77

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2025/03/17に募集を開始し、 77人の支援により 896,000円の資金を集め、 2025/05/15に募集を終了しました

【静岡・南伊豆】高い高齢化率と著しい人口減の町に若い「関係人口」を呼び込みたい

現在の支援総額

896,000

128%達成

終了

目標金額698,800

支援者数77

このプロジェクトは、2025/03/17に募集を開始し、 77人の支援により 896,000円の資金を集め、 2025/05/15に募集を終了しました

首都圏の大学生がお手伝いなどを通した南伊豆町民との交流を通し、彼らが南伊豆町の関係人口、つまり「町に住まずとも町の一員」になることを目指す町長特命プロジェクト「田舎留学プロジェクト」。本施策を通し、南伊豆町の関係人口を増加させ、高い高齢化率と人口減の中で将来的な町の担い手を確保することを目指します。

このプロジェクトを見た人はこちらもチェックしています

地域連携 の付いた活動報告

田舎留学プロジェクト事務局でボランティア班・広報班リーダーを務めております、早稲田大学人間科学部 3年の河本結生です。はじめに、3月から続けてきたクラウドファンディングについて。今回の目標金額は698,800円。未達成の場合は全額が返金されるAll-or-Nothing方式という、まさに背水の陣とも言える状況の中、皆さまには長きにわたりご支援・ご協力をお願いしてまいりました。その結果、多くの方々から温かいご支援や情報拡散など力強い後押しをいただき、先日、無事に目標金額を達成することができました。本当にありがとうございます。5月10日に南伊豆町を訪れた際にも、町内各所に田舎留学プロジェクトのパンフレットやクラウドファンディングのチラシを掲示していただいている様子を目にし、改めて町の皆さまのご協力あってこその活動であることを実感いたしました。また、もともと南伊豆とご縁のなかった方々からも応援の声をいただく機会が増えています。本プロジェクトが少しずつ広がりを見せていることを大変嬉しく思うと同時に、改めて皆様に深く御礼申し上げます。ここで少し、田舎留学プロジェクト事務局の紹介をさせていただければと思います。田舎留学プロジェクト事務局は、事務局長を務める三井、人事班リーダーを務める山下、宿班・プロジェクト班リーダーを務める中村、そしてボランティア班と広報班のリーダーを務める私河本の計4名で構成されています。大学のワークショップで知り合った2023年12月から今日に至るまで、4人で全力で活動してまいりました。私がリーダーを務めるボランティア班と広報班についてもご説明を。ボランティア班では、9月に実施を予定している「つながる田舎留学」に向けて、参加学生がお手伝いをさせていただく町内事業者の皆さまとの調整を進めています。町のみなさんとの密な関わりを重視している本活動において、町と参加学生とを繋ぐ役割を担っています。広報班では、さまざまな広報媒体を通じて、情報発信を行っています。具体的には、南伊豆町回覧板(毎月1日・15日)や広報みなみいず(隔月)をはじめ、SNS(Instagram・X・Facebook・note・公式ホームページ)でも定期的に発信しています。ぜひご覧いただけますと幸いです。最近では、こうした媒体を通じて私たちの活動を知ってくださる方も増えているようで、町内外を問わず認知度が高まっていることを大変嬉しく感じています。大学では、4月より環境デザイン学ゼミに所属しています。建築や都市を対象としたフィールドサーベイを通じて、人間と環境の相互関係を明らかにすることを目指し、佐藤将之教授のもとで学んでいます。4月には、ゼミ活動の一環として兵庫県上郡町を訪問しました。同町は、佐藤教授が梅田修作町長の指導教員であったご縁から、早稲田大学人間科学学術院とまちづくり・教育分野で連携協定を締結しています。今回は町内各所への本棚設置に向けた現地調査を実施しました。町の中に本棚を設置することで、本を介して人と人とがつながる機会を生み出し、地域内での交流の促進を図ることが目的です。今後は今回のフィールドワークをもとに、設置場所や本棚のデザイン、交流を生みやすくする仕掛けなどを検討し、夏頃の設置を目指して準備を進めていきます。田舎留学プロジェクト、そして上郡町での活動のいずれにも共通しているのは、人と人とのつながりを大切にしている点。私自身、ボランティアや地域活動の経験は決して多くはありませんでしたが、南伊豆への思いを原動力に、活動をしてまいりました。これまで田舎留学プロジェクトを共に形にしてきた事務局メンバー、そして近々加わってくれるであろう新たな仲間たちとともに、今後もより一層、人と人、そして地域と人をつなぐ活動に励んでまいります。最後になりますが、これからの私たちの活動においても、変わらぬご支援、ご声援をいただけますと幸いです。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。


こんにちは。田舎留学プロジェクトで事務局人事班リーダーを務めております、早稲田大学 創造理工学部 社会環境工学科4年の山下こころです。私は現在、都市における人の流れ(人流)をモデル化し、建物や駅の配置を最適化する研究に取り組んでいます。これは、都市の利便性や安全性を高めるために欠かせない分野で、4月に研究室に配属されてから日々試行錯誤を重ねながら学びを深めています。まちづくりに関心をもつようになった原点は、高校1年生のときに訪れたフィリピンでの体験でした。スラム街と高層ビルが隣り合って存在する光景に衝撃を受けると同時に、どちらに住む人々も同じような笑顔を見せていたことがとても印象に残りました。この経験から「すべての人が安心して暮らせる社会をつくりたい」と考えるようになり、街づくりを通じて社会に貢献できる道を選びました。その想いを胸に、大学ではボランティアサークルに所属し、岩手・徳島・新潟など全国各地の地域を訪れてきました。地域の方々と継続的に関係を築きながら、それぞれの土地の魅力や課題を学ぶ機会を得ています。そうした中で、サークル外でもっと深く地域と関わる場を求めていたときに出会ったのが、早稲田大学GCCオフィスが主催する地域連携ワークショップ。そして、そこから生まれたのが今の「田舎留学プロジェクト」です。研究の面でも、地域課題と都市設計はつながっています。たとえば、フィリピンで深刻な交通渋滞が経済活動にまで影響を及ぼしていると知った経験から、「都市構造をもっと良くしたい」という思いが芽生えました。今の研究テーマは、そんな原体験と問題意識から選んだものです。私は大学院には進学せず、卒業後は就職を予定しているため、残された1年という時間を最大限活かして、自分の関心をとことん深めていきたいと考えています。田舎留学プロジェクトに関われるのも、残り1年。ですが、卒業後も南伊豆には定期的に通い続けたいと思っています。東京から車で約4時間。週末に友人を連れて訪れる日を今から楽しみにしています。現在は、人事班のリーダーとして、プロジェクトに共感し、一緒に南伊豆と関わってくれる仲間を募っています。立ち上がったばかりのこのプロジェクトですが、丁寧に説明を重ねることで、関心をもってくれる学生も少しずつ増えてきました。「南伊豆に継続的に関わりたい」と思ってくれる仲間を、これからも増やしていきたいです。そして最後に。私たちの活動に賛同し、クラウドファンディングという形で応援してくださる方を募集しています。学生たちがそれぞれの経験と想いを結集し、本気で南伊豆と向き合っています。どうか温かいご支援をよろしくお願いいたします。


田舎留学プロジェクト運営局への加入を検討してくれている新入生を連れて「新歓みなみいずドライブ企画」を行いました。当日はもともと雨予報でしたが、願いが通じて雨が降ることはなく。町内、雨が降っているとなかなか観光することが難しいのですが、今回は石廊崎オーシャンパーク、弓ヶ浜、あいあい岬と、主要な観光地をまわることができました。このプロジェクトの特徴は、なんといっても自らも関係人口となって町の方々と一緒にその未来を創るという点にあります。それ故、今回のドライブでもそれを疑似体験するように、とにかく多くの方とお会いし、話し、プロジェクトや町の未来に対する町のみなさんの想いに触れることができるようにしたいと思っていました。ということで、町民の方々とのランチをセッティング。加えて、町内各所で知り合いの方々とお会いして、私たちがいつものようにプロジェクトのご説明や今後の流れ、新しい企画のアイデア出しなどをしている様子を新入生に見せることができました。「早稲田の学生がんばってるみたいだね」「回覧板見てるよ」「うちの店頭にも田舎留学プロジェクトのチラシ置いてるよ」と、面識の無い方々からも話しかけていただけるようになり、都会出身者が多い新入生たちは「はじめての感覚でした」「ほかのサークルとは全然ちがう」と驚きながらも楽しんでくれている様子でした。勿論、ドライブに来てくれた新入生が田舎留学プロジェクトで共に頑張ってくれたら一番嬉しいですが、そうでなくともこれをきっかけに南伊豆とのご縁ができて、なにかの機会にまた訪れてくれるかもしれません。新歓企画すらもまた新たな「関係人口」の創出に繋がる本プロジェクト、もっともっと沢山の可能性を秘めていそうで、楽しみです。ドライブも含め、さまざまな新歓イベントを東京で開催しています。現在まで延べ200名程度の新入生に私たちのプロジェクトを説明させていただきました。「南伊豆知らなかったけど、行ってみたい」と、田舎留学プロジェクトの知名度だけでなく、南伊豆町そのものの知名度もどんどんと拡大しています。私たちも仲間を増やし、より一層本プロジェクトの成功に向けて精進して参ります。


南伊豆町商工会青年部さんの総会にあわせて、1泊2日で事務局長がひとりで南伊豆へ。今回は田舎留学プロジェクト運営局が実施しているクラウドファンディングやボランティア先としての受け入れへのご協力のお願いとチラシの配架/配布を行いました。今回まわったのは、今までお会いしたことがある方々だけでなく、工務店さんや酒屋さん、衣料品店さんなど、早稲田大学地域連携ワークショップの取り組みとはあまり縁の無い方々。町は観光立町ではありますが、観光客として来るだけではなかなかご縁を持つことが無い方々もいます。今回のフィールドワークではこうした今までご縁のなかった方々を中心に、お話を伺うことができました。驚くのは、私たちの知名度。「回覧板、お知らせ版で見たよ」「広報みなみいずに載ってるね」と、会ったことが無かった方々からもお話をいただきます。ある方は、高校生の娘さんが田舎留学プロジェクトのビラを見て「こういうの良いよね」と言っていたことをご報告してくださいました。少しずつ私たちの取り組みが浸透し、そして応援してくださる方々が増えています。本プロジェクトは関係人口を増やすことを目的としていますが、私たちもまた関係人口としての階段をステップアップしていっています。また、岡部克仁町長をはじめ、南伊豆町商工会青年部の皆様、南伊豆町観光協会の皆様、南伊豆稲門会の方、吉祥休耕田再生会の皆様にもご挨拶をさせていただきました。さまざまなビジネスを営まれたり、イベントを開催したりされたご知見を拝借しつつ、私たち学生の若い力を融合して、みなさんと一緒に同じゴールを目指していきたいと思います。それから、下田市にも足を踏み入れました。推進しているのは南伊豆町の事業であり、行政界を意識してあまり他市町村でどうこう……というのは考えてこなかったのですが、いろいろな方とお話しする中で、賀茂郡としての一体感にも触れています。今回お会いしたのは、下田市長の松木正一郎先輩。というのも、実は松木先輩は早稲田大学の大先輩なのです。私からは田舎留学プロジェクトについてご説明させていただいたほか、先輩からは下田市や賀茂郡の特徴、南伊豆町や現役学生に対する思いについてお聞きすることもできました。初日の晩はローカル×ローカルさんで美味しすぎるお食事をご用意いただいちゃいました。伊集院さんとは昨夏以来の再会。今回は悩みごとが多く真面目な話ばかりしてしまったので、次回はもっと楽しいお話をできたら……。クラウドファンディングも皆様のお陰をもちまして、約半分を達成することができました。しかし、今回は「All or nothing」。つまり、目標額を達成しなければゼロという背水の陣。また、東京における新歓活動、つながる田舎留学、ふかめる田舎留学、そして稲門祭2025の準備などなど、やること盛りだくさんです。皆さんの応援のなか、町内や早稲田の仲間と一緒にまだまだ頑張っていきます。


4/3,4は早稲田大学平山郁夫記念ボランティアセンター主催「ボラカフェ」「ボランティアプレゼンコンテスト」が開催されました。「ボラカフェ」は早稲田大学のボランティア系サークルの合同新歓。田舎留学プロジェクト運営局もブースを出店しました。高らかにはためく南伊豆町ののぼりと、南伊豆町の素敵な景色や美味しい名産品がかかれたテーブルクロスやタペストリー、ポスター。30以上のブースがある中で明らかに異彩を放ち、新歓というより移住相談会か物産展のような雰囲気でした。50人弱の学生にブースで話を聞いていただき、これだけ多くの方々に興味関心を持っていただけるのはとても嬉しいです。ブースを訪れた学生の方々のうち、南伊豆町の存在を知っていたのは1割以下でした。「熱海は知ってるけど」「下田より南ってあるんですね」というのがだいたいの反応でした。もちろん、来てくれた新入生には田舎留学プロジェクト運営局メンバー、あるいは「つながる田舎留学」ライトメンバーとして、ともに活動したいですが、まずはこの新歓の機会が南伊豆町を知ることに繋がっています。仮に私たちと共に訪れてくれなくとも、例えば別のサークルの合宿で来てくれたり、ふるさと納税してくれたりしてくれるかもしれません。「ボランティアプレゼンコンテスト」では「田舎留学プロジェクト × 社会貢献 × 学び」をテーマとして事務局山下よりプレゼンテーションを行いました。私たちの施策がどのように南伊豆に貢献し、かつ私たちがどのようにそこから楽しみや学びを見出しているか、お話しさせていただきました。プレゼンは多くの早大生のほか、教授や講師の先生方、センターのみなさんに聴いていただきました。大変貴重な機会をありがとうございました。なお、本新歓への参加をはじめ、ロッカーやミーティングスペースの提供等、早稲田大学平山郁夫記念ボランティアセンターには多大なご支援をいただいています。これも弊学校友のみなさんのご支援によるものであって、大変有難いことです。創立者である大隈重信候は「一身一家一国のためのみならず、進んで世界に貢献する抱負が無くてはならぬ」と仰いました。早大生それぞれが志を持ち、多くの方々の応援やご支援のもとで活動しています。今後は「新歓みなみいずドライブ企画」と題した、田舎留学プロジェクトや南伊豆町に興味を持ってくれた大学生と町内を巡り、町民の方々とご飯を食べるなどする企画のほか、オンライン、対面の両方で説明会を開催しています。引き続き、応援の程、よろしくお願いいたします。


新しいアイデアや挑戦を、アプリで見つけるcampfireにアプリが登場しました!
App Storeからダウンロード Google Playで手に入れよう
スマートフォンでQRコードを読み取って、アプリをダウンロード!