<はじめに>
・プロジェクト立ち上げの経緯
年々増え続けている不登校児。そうした子どもたちの居場所であり学びの場でもあるフリースクールですが、家庭の経済状況や本人の精神状態など様々な理由から通いたくても通えない子も多く、十分な支援が行き届いているとは言えないのが実情です。
また、子どもを支えるご家族も肉体的・精神的・金銭的にも大きな負担を抱えていることが多く、本人だけでなくご家族にも支援や居場所が必要だと考えています。
しかし、私たちは非営利団体として活動しており、活動資金の全てが補助金と寄付で賄われているため、設立のための資金が足りていないのが現状です。
そこで、皆様からのご支援を賜りたく、今回初めてクラウドファンディングに挑戦する運びとなりました。
<わたしたちについて>
はじめまして!岐阜市市民活動登録団体I’m(アイム)代表の坂井田と申します。
私たちI’mは「学習・コミュニケーション支援”iプレイス”」として、毎週木曜日に学校に行きづらい子どもたちの居場所を運営しています。
ここでは、学習支援以外にも調理実習やアート実習・畑しごとの実習なども行っており、それぞれの「得意」を引き出すことに力を入れています。
このほかにも、ご家族様同士の交流会や相談会なども定期的に開催しています。

・i worksプロジェクト
そんな私たちが新たに立ち上げるのが「i worksプロジェクト」です。
立ち上げのきっかけとなったのは、私自身の子どもが不登校であったことです。
当時の自分を大いに悩ませていたのが「子供のサポートと仕事の両立」でした。子どものサポートを優先するとなると仕事に専念することが難しく、そのためフリースクールに通わせたくても費用を準備することが出来ませんでした。また、いつでも気軽に相談し合える居場所もなく、一人で思い悩むことも多々ありました。
I’mとして活動するようになった今も、当時の私と同じ悩みを抱えるご家族が多い現状に心を痛めています。
そんな想いから、今回のプロジェクトの核である「利用料を支払って通うのではなく“働く”“手伝う”ことでみんなと繋がれる場所」という構想が生まれました。
子どもたちがこのフリースクールを利用するのに費用はかかりません。“手伝う”ことで参加できます。
また、お子様のサポートが生活の中心であるため定職に就くことが難しいお母さん、いつでも相談できる居場所が欲しいお母さんにも“働く”ことで参加していただきたい!

そんな、これまでになかった“働く”“手伝う”ことで参加できる、新しい形のフリースクール「i works」の立ち上げに向けて、ぜひ皆様からのご協力を賜りたく思っております。
・不登校児を支える家族にも救いの手を
不登校の子どもを支えるご家族は本人と同様に社会から疎遠になりがちで、相談する相手がおらず家族の中だけで抱え込んでしまう傾向にあります。
また、お子さんを常にサポート・見守る必要があるため中々定職につけず、経済的にも苦しい状況に陥りやすい点も大きな問題と言えます。私たちは、そんな社会から孤立する親子を無くしたい、一人でも多くの方に社会と繋がるためのお手伝いがしたいと考えています。

・日本のひきこもりの現状
文部科学省の調査によると令和5年度の小・中学校における不登校児童生徒数は過去最多の34万6482人に上り、ひきこもりの数も約146万人(2023年内閣府調査)と過去最多を更新しました。
不登校が長期化するとそのままひきこもりに移行するケースが多く、そうなる前に社会との繋がりを持つことが重要ですが、フリースクールの大半が義務教育(小・中学校)の生徒が対象のため高校生以上の若者は行き場がなく、本人だけでなくご家族も将来に大きな不安を抱えているとされています。
<プロジェクトのゴール>
・「i works」とは?
「i works」は前に進もうとする子どもたちとそのご家族の交流の場であり、みんなで「働く」「手伝う」ことにより運営される新しい形のフリースクールです。
“働く喜びと繋がる楽しさ”をコンセプトに、一人ひとりの特性に合ったお仕事と作業するための場所を提供します。そして、ご家族様にはここでの仕事で得た報酬を少しでも家計の足しにして頂ければと考えています。
また、大人の皆さんがイキイキと働く姿を見て、子どもたちにも仕事することの楽しさや人の役に立つことの喜びを知ってもらうきっかけとなることを期待しています。
さらに、「i works」は一般的なフリースクールとは異なり年齢制限は設けておりません。
ですので、大人の“おこもりさん”も社会と繫がるきっかけ(就労サポート)として利用していただくことで、自然とコミュニケーション能力や職業スキルを身につけることが出来るようになります。

【お仕事の一例】
・提携企業様の内職やポスティング作業
・子どもも一緒に参加できるオリジナル商品の製作・販売
・自家菜園での野菜づくり
提携企業様から依頼いただいた内職作業を中心に、この春からは新たに「i farm」という自家農園も作り、野菜を育てることにもチャレンジしています。
また、将来的には飲食店の運営や「i works」オリジナルの商品づくりなども計画しており、みんなで楽しみながら取り組んでいただけるお仕事を提供していきたいと思っています。
・お仕事をご提供くださる企業様・団体様を探しています。
「i works」では、内職や軽作業等のお仕事をご提供頂ける企業・団体様を探しています。私たちと協業いただくことで、社会貢献・企業価値の向上はもとより、多くの企業で課題となっている労働力確保にも繋がります。
※詳しくはメールまたはインスタのDMよりお問合せ下さい
Mail im.sakaida1@gmail.com
Instagram s.2022.start
・このプロジェクトで実現したいこと
ワークスペース「i works」を設立し、不登校の子どもとそのご家族が仕事を通じて楽しくイキイキと過ごすことのできる居場所を作りたい!

岐阜県各務原市にある古民家のレンタルルーム「ニワトリベース」の一室を事務所兼作業所として借りる予定です。

豊かな自然や生き物たちに囲まれた環境で、のびのび楽しく過ごして頂きたいと思っています。
■ニワトリベース
岐阜県各務原市各務おがせ町4-147
HP https://20.kentaikoushin.jp/
【お金の使い道】
・物件取得費
・内装費
・備品購入費
・継続的な運営費の確保
・将来的なビジョン
今後はお仕事だけにとどまらず、施設内に各家庭で余っているものでまだ使えるものを持ち寄った棚を設置し、物々交換や情報交換など地域の皆さんと気軽に交流できるコミュニティーの拠点としていきたいと考えています。
そうして他人との接点を増やすことで、将来社会に出ても活躍できる人間に育ってほしい。
毎日を楽しくやりがいをもって暮らせる人を一人でも増やすことが、私たちの最終的なゴールです。
<リターンについて>
応援プランA ただただ応援! 3,000円
応援プランB まめな農園季節のお野菜セット 5,000円
応援プランC 木製ボールペン 10,000円
応援プランD iworksの名刺&パンフレットにロゴ掲載 30,000円
応援プランE スタッフエプロンにスポンサーロゴ掲載 50,000円
応援プランF 名入れ木製ボールペン 100,000円
応援プランG スタッフTシャツにスポンサーロゴ入れ 100,000円
最新の活動報告
もっと見るご支援いただけた皆さまへ
2025/07/07 19:44ご支援いただいた皆さまへこの度の私共のプロジェクトにご支援いただき、誠にありがとうございましたどう感謝を申し上げてよいか悩み、なかなかこの最後の活動報告を書けずにおりました結論、これはもう態度で示すしかないと、思っております今後の私たちの活動をご覧いただき、ご支援いただいたことを後悔させないように!精一杯頑張ります本当に、本当にありがとうございましたリターンの発送に関しましては、追ってご連絡させていただきます感謝をこめてI’m|アイム 坂井田貴子 もっと見る
ついに最終日です
2025/07/05 08:46おはようございますついに公開期間最終日を迎えました!ご支援いただいた皆さま、本当に本当にありがとうございましたたくさんの方に応援していただけて感動と感謝でいっぱいです実は表面に出ている数字以外にも、ご縁をいただくことが出来ましたお仕事のご依頼や、継続的なご支援のお話ですどれも本当にありがたくて、これはこのクラウドファンディングに挑戦しなければ無かったご縁だと思っています自分たちの思いや企画を口頭で伝えるのって、すごく難しいですよね(私には難しい!)こうして記事に残し公開することで、きちんとお伝えすることが出来たんだと思います挑戦してよかったど素人の私にクラウドファンディングなるものをご指導いただいた、(合)ぐらびて様にも感謝いたしますi worksは、現在少しずつ始動しておりますご支援いただいた資金でまずは作業台や作業道具、照明器具などを購入し、本格始動に突っ走りますので!!どんな形でも、今後も何かしら皆さまと関わらせていただけたらと願います本当に、本当に、ありがとうございましたあ、まだあと15時間あるのかな最後を決めてくださる方、まだご検討中の方もいらっしゃいましたら、是非よろしくお願いいたします 笑笑I’m|アイム 坂井田 貴子 もっと見る
お母さんとして
2025/07/03 19:47昨日のご支援、本当にありがとうございます!現在寄付をご検討してくださっている方も、本当にありがとうございます最後に「お母さん」の役割について、私の経験から少しお話させていただきます子供が不登校やひきこもりになると、お母さんも共に悩み、悩みすぎて共倒れになるケースは少なくありません好きだった仕事を辞めた、という方もいらっしゃいます私も過去、同じように仕事を辞め、ひきこもってしまった子供のサポートに専念したことがあります今思えば、辞めることも無かったかな、、とは思いますが、もうね、考えられないんですよお風呂にも入らない、まともに食事もしないわが子を置いて、仕事に出かけることに罪悪感がありましたこんな思いは私だけで充分!との思いから、母親コミュニティを立ち上げたのが、現在の前身ですi worksが、親子で関われる仕組みになっているのには、私という1人の母親が味わった苦しみから作られているからです子供を置いて、という罪悪感がね、すごくしんどいんですもし、皆さんの近くにそんな思いをされているお母さんがいらっしゃったら、私共の活動をお話いただけたらと思います「こんな人達もいるよ」ってそれだけでも、ここに笑顔があるだけでも、救いになるんじゃないかな、と思っています もっと見る






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