
しろやま共同保育園は、地域に根ざした、佐伯市で唯一の「共同保育園」です。共同保育園とは、保育園に通う子どもの保護者が共同で園の運営に関わっていく仕組みです。子どもたちが大きく成長する乳幼児期、子どもたちが明るく、たくましく、やさしい子どもに育っていく過程を保護者が指導者と共に見守り、支えていきます。悩みも、喜びも、分かち合いながら、子どもが育つ環境を一緒に考え、つくっていきます。しろやま共同保育園は、“子どもを真ん中に”大人たちがつながり、運営する保育園です。
※食育活動や広報活動(ホームページやパンフレットの制作など)にも保護者がボランティアで関わっています。

プロジェクト立ち上げの背景
~私たちが守りたいもの~
地域に根付いた保育園として、30年間認可外で運営をしてきました。認可保育園に入れない子どもたちの受け皿的な役割を担ってきましたが、こども園や一時預かり、誰でも通園制度により受け皿が増え、当園における役割の見直しが必要となり、話し合いを重ねてきました。そして、これまで行ってきた【豊かな自然の中で様々な体験を通し、日々の生活・遊びの中で全面発達を目指す保育】を継続していくためには、認可園として運営を安定させることが必要であると考えました。しろやま共同保育園の給食では、農家さんのこだわり減農薬米を三分づきでいただいています。茶色い玄米、自分たちで作ったおみそのおみそ汁、佐伯産のお野菜、すぐそばで水揚げされた魚、無添加調味料など、子どもたちの味覚を育てる“食”を大切にしています。こだわりの食材を使った手作りの給食やおやつはしろやま共同保育園の自慢の1つです。現在の収入は同規模認可保育園の1/3程度です。食育活動では多くの保護者が子どもたちのために仕事を調整しボランティアで活動に協力しています。長年保護者や地域の協力のもと、子どもたちに様々な体験の場をつくってきましたが、物価の高騰などで活動がとても厳しい状況になっています。“こどもたちに本物を体験させたい!心が動かさせれる体験をしてほしい!未来を担う子どもたちの生きる力を育てる保育をこれからも続けていきたい!”その思いから、プロジェクトを立ち上げました。





「生きる力を育てる。」生活の中にあるたくさんの“遊び”。
楽しみながら育む力「保育」。

“遊び”と“生活”の中で育つ力。四季折々の自然の中で全面発達を目指します。しろやまっ子が育つ保育の特長は、日々の生活を大切にしながら“遊びこむ”こと。しろやまっ子の朝は雑巾がけから始まります。雑巾がけには、バランス感覚を養い、体幹を鍛えたり、体のコントロール能力を向上させる他、自分たちの活動の場をきれいにする心も育ちます。活動の中で自然や人と触れ合い、五感を目一杯使うことで体は強くたくましく、心は豊かに育ちます。友だちや歳の違う子ども同士の中では教え教えられ、自分の気持ちや相手の気持ちと向き合い、自分や相手を大切にすることを学びます。日々の生活の一つ一つの活動が子ども達の育ち、全面発達につながっています。毎日、天気の良い日はお散歩に出かけています。リズム運動や戸外活動、食育活動など、どれも子どもたちの五感を目一杯刺激し、育てる活動が盛りだくさんです。月に一回の遠足(お弁当日)には、海・川・滝・道の駅やよい・つくみん公園・大入島・山登り(城山・龍王山・とがむれ・彦岳等)など色んな場所に足を運びます。季節やクラスに応じて、様々な体験をしています。

2025年しろやま共同保育園
卒園記念資料「ぼくたちが育ったしろやま共同保育園の保育」
【PDF資料はこちら】

「食べることは生きること。」つながる知恵。
体験し、学ぶ「食育」。
しろやま共同保育園の食育活動は、子どもたちに食の大切さを知ってほしいと願う保護者が主体となって活動しています。見守りながら、一緒に学びながら、地域の方々とつながりながら、10年以上続けてきた食育活動。子どもたちにどうやったら伝わる?どんな体験をさせられるだろう??
これまで行ってきた食育活動は工夫と愛情でいっぱいです。
ひつじ組(幼稚園でいうところの年少組)のころから、鰹節を削り、味噌汁を作り、自分たちで毎年お味噌を仕込んできた子どもたち 。新鮮な素材の味、お出汁の味、季節のもの、自然の味を味わうことで繊細な味を感じ取る味覚が育ちます。様々な食育活動を長く続けていると、子どもたちが一番大きな子ども達に憧れていたことが分るようなシーンにも出くわします。 「あんな風になりたい」「早く大きくなりたい!」と思うことは、生きる力にも繋がります。
包丁を扱う手つき、上手に鰹節を削る様子、言わなくても鰹節を削るときには、ささっともう一人が鰹節削り器を押さえてあげる様子、上手に味噌を仕込んでいく様子、そして、何より「次に何をすればいいのか」と先を見通せる段取り力。毎日食べているものが、食卓に上がるまでには、たくさんの人の手を通して、多くの時間や手間暇をかけて作られているということを自分たちの体験を通じて学ぶことができます。
それと同時に、作るまでの過程のわくわくした楽しさ、出来上がって食べる時の喜び、「おいしいね」と言い合い、「ありがとう」と言ってもらえるうれしさを実感できることも大切ないい経験です。
”当たり前”の中で意識しなければ気がつかないもの、身につかない力を確実に身に着けて卒園していくしろやまっ子。“食”を通じて人や自然とつながり、心も体も豊かに大きく育てる食育を実践しています。


第18回食育コンテスト資料
「小さな手でできること」
~自分たちで作り、口に入れるまで~

「しろやまっこが広める食のまちづくり!」
みんなで作ろう さいきの輪

このプロジェクトで実現したいこと
【豊かな自然の中で様々な体験を通し、日々の生活・遊びの中で全面発達を目指す保育】を継続し、これからも子どもたちの生きる力を育てていきたいです。

現在の準備状況
園舎の老朽化が進み、現状では認可申請に通らないため、補助金を利用し新園舎を建築することになりました。
【認可に向けて】
■法人設立:一般社団法人(非営利型)設立
■補助金や認可取得に向けて行政との協議、各種手続き中
■新園舎建築計画進行中

リターンについて
■【記念樹へ寄贈名プレートの設置】
*新園舎の記念植樹にお名前を入れさせていただきます。
(2027年6月ホームページにてご報告)
■【ホームページに掲載】
*園ホームぺージに、支援者様のお名前(ニックネームも可)を掲載します。
(2026年2月ホームページに掲載予定)
■【お礼のお手紙】
*感謝の気持ちを込めて、お礼のメッセージをお送りします。
(2026年2月発送予定)
■活動報告
*随時活動の状況を報告いたします。
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●お礼のお手紙について
※備考欄にメールアドレス・住所・氏名をご記入ください。
※備考欄に情報の記載がない場合は、お手紙をお送りすることはできませんので予めご了承願います。
●ホームページにお名前掲載について
*ホームページに、支援者様のお名前(ニックネーム可)または会社名、団体名を掲載します。
・掲載期間:2026年 2月1日から1年間掲載
・掲載方法:文字のみ可(ご支援時、必ず備考欄に希望されるお名前をご記入ください)、またはデータをご提供いただいた場合、ロゴ/バナー(300ピクセル×200ピクセル)の掲載も可能です。
・注意事項:支援時、必ず備考欄に掲載を希望されるお名前をご記入ください。
:ロゴやバナーなどの画像の受け渡しについては、プロジェクト終了後にお送りするメールをご確認ください。
:掲載順はお申込み順になります。
:お名前のご掲載を希望されない場合は、備考欄に「名前掲載不要」とご記入ください。
:第3者特定の名前の使用、公序良俗に反する名前や、長すぎる名前は禁止させて頂きます。
:また備考欄にご希望の掲載方法がない場合は、支援者様のお名前、または会社名、団体名を文字のみでホームページに掲載させていただきます。

スケジュール
令和6年11月 非営利型 一般社団法人設立
令和8年1月24日 クラウドファンディング終了
令和8年2月1日~ リターン(お礼のお手紙)順次発送予定
令和8年中 新園舎建設
令和9年4月 認可保育所「しろやま共同保育園」開所予定
令和9年6月 リターン(記念樹お名前を入れる)※ホームページに掲載予定
最後に
私たちの保育は”共同保育園”です。こどもたちの活動を保護者も一緒に支えています。運営は厳しいですが、こどもたちの育ちに必要な活動は制限させたくない!こどもたちのために、これから生きていく力をつけるために、何ができるのか?お金はかけられませんが、工夫しながら、手間暇かけながら守ってきた保育園です。私たちだけではなく、きっと多くの場所で、こどもたちの育ちの場を守っている人たちがいます。こどもたちが育ち、こどもたちが創る社会がより良いものとなることを願い、私たちも、私たちに今できることをやっていきたいと思います。ご支援いただけたらありがたいです。
最新の活動報告
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ホームページにて寄付のページを作成しました
2025/11/10 14:36ホームページにて【寄付についてのご案内ページ】を作成しました。できるだけ多くの方に見てもらい、ご支援いただけたらありがたいです。 もっと見る








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