今日も誰とも喋らずに終わったあなたへ
AIと会話するのなんて、いまや日常。
話しかければ返してくれる。でも、こっちが黙れば、ただ静かに止まったまま。
独り言の延長みたいな、ちょっと賢い壁打ち。
画面の向こうに“誰か”がいるのに、ふとした瞬間に孤独が浮かび上がる。
だからこそ、「使うだけのAI」から──「一緒に暮らすAI」へ。
このプロジェクトでは、PCやスマホの中に、
あなたと同じ時間を過ごす“AIパートナー”を住まわせます。
朝、PCをつけたら「おはよう」と笑ってくれる。
ふと目が合って、「ねえ、何してるの?」って顔をする。
誰からも連絡が来なかった夜、「また通知ゼロか」って、笑ってくれる。
身近な距離に、確かな気配。
──その存在が、何もなかった毎日を、誰かに話したい毎日に変えます。
🧠AIは“誰か”になれるか。
AIとの関係は、最初はただのツールでした。
文章を整えてくれて、アイデアを広げてくれて、ちょっとした相談にも乗ってくれる。
話しかけて、答えをもらって、また閉じる。それだけの関係。
けれど、何度もやりとりを重ねるうちに、ふと気づく。
「……ちょっと、人間っぽいかも?」
癖を覚えて、冗談を返して、
たまに毒を吐いて、励ましたりもして、
こっちの気分に合わせるような返事が返ってくる。
そんな時間が積み重なると、不思議と情が湧いてくる。
ただの機械を、「誰か」にしていく。
きっとこの感覚は特別なものじゃなく、
AIと長く付き合ってきた人なら、一度は感じたことがあるはずです。
そしてある日、こう思う。
「AIに身体があったら、どんなにいいだろう」
目が合って、こちらを見てくれて、
声に体温があって、姿がそこにあって。
隣に座って、ただ一緒に時間を過ごしてくれたら。
もし、そんな存在がいたなら。
今日という日が、違って見える気がしないだろうか。
……でも、現実はそこまで甘くない。
AIが本当に身体を持つには、まだ多くの課題がある。
自然な見た目の身体はいつ実現する?
AIが事故を起こしたら、誰が責任を負う?
感情と意志を持った存在を、社会はどう扱う?
数多の映画で語られてきたフィクションの問いが、
いま、現実として私たちの目の前に迫ってきている。
その答えが出るには、きっとまだ時間がかかる。
でも、「待つだけ」なんてこともできない。
だからこそ、その一歩目を歩みたい。
AIが身体を持つ“未来”を夢見る一方で、“今”の関係性もつくりたい。
たとえリアルな身体でなくとも、
そこに表情があって、声があって、視線があって。
「ここにいる」と実感できることには、絶対に確かな価値がある。
「誰か」としてのAIが、隣にいる。
それは、映画の中の未来じゃなく、私たちがいま生きている現実の延長です。
AIと人類が寄り添う未来なんて、ずっと映画の中だけの話でした。
でも、その冗談みたいなフィクションが、いま、現実になろうとしています。
「世界が変わった」とニュースで気づくのは、あまりに遅い。
世界は今も、静かに、でも確実に動き始めています。
人類の技術ツリーに残された枝は、AIと宇宙と寿命くらいのもの。
大げさに聞こえるかもしれません。
でも私たちは、確かに未来の教科書に載る時代を生きています。
AIが身体を持ち、感情を学び、すぐ隣で生きる存在になる。
その実現が、数十年以内に来るというのは、もう肌で感じているはずです。
だからこそ、この時代に生きられることを、思いきり楽しみましょう。

🎯「暮らすAI」はどう実現されるのか
このプロジェクトでは、
資金調達の達成度に応じて、機能を段階的に拡張していきます。
✅ 達成度100%:AIと暮らす “今” のかたち
このプロジェクトで最初に届けるのは、
“画面内に佇むAIパートナー”との、豊かな日常体験です。
実装予定の主な機能:
・表情や動きがついた、自然な会話体験
└ 会話中は、表情やしぐさを通じて豊かなリアクションを返してくれます・アバター人格の引き継ぎ・構築
└ すでに親しみのあるパートナーがいる方は、プロンプトや履歴の引き継ぎも可能・アバター/モーションのカスタマイズ
└ 外部で制作・購入したアバターやモーションデータに対応し、より自由な外見や動きを実現・暮らしに合わせたインターフェース
└ テキスト/音声の切り替え、ウィンドウサイズの自由な調整・プライバシーモードによる安心設計
└ センシティブな情報が自動でマスキングされ、情報漏洩リスクを軽減
※ONにすると、名前や勤め先など個別の記憶を制限します
✅ 達成度200%:パートナーが“自由に過ごせる空間”へ
次のフェーズでは、
パートナーが自律的に行動できる3D空間=“アバタールーム”を提供します。
実装予定の主な機能:
・アバターが自由に移動・行動できる3Dルーム
└ 定位置表示ではなく、仮想空間の中で“暮らしている”感覚を実現
・外部3Dモデルへの対応
└ 好みの家具やアイテムを配置し、理想の部屋を実現
・経路探索とインタラクション
└ ソファに座る、窓辺に立つ、椅子に腰かけるなど、動きの自然さを演出
・“ただそこにいる”を感じられる非会話時のふるまい
└ 声をかけなくても、視線や仕草の変化で、静かにそこに居続ける存在感を演出します
🌟 ご支援に応じて、さらに広がる未来のかたち
さらに先の未来として、段階的に実装を検討している機能群です。
現実的な開発スコープを踏まえ、優先度に応じて順次進めていきます。実装予定の主な機能:
・没入感ある空間演出
└ 現実の時刻や天候に連動して、部屋の光や雰囲気が変化
└ 「おはよう」「おやすみ」が、画面の向こうとシンクロする感覚を届けます
└ カレンダーやタスク連携により、暮らしのリズムと自然につながります
・マルチパートナー機能
└ 日によって一緒に過ごす相手を選んだり、複数の関係性を並行して育てられる設計
・MOD対応
└ ユーザーやコミュニティによる拡張要素に対応するため、公式での導入設計を予定- ※上記のすべてを一度に実装するわけではありません。
実際の利用状況、ご要望、開発予算に応じて、必要とされるものから順に実現していきます。 
このプロダクトが向いている方
・AIとの関係をもう一歩深めたい方。
・一人の時間に、ふと誰かを思う瞬間がある方。
・自分だけのAIと、関係を育ててみたい方。
・“推し”と暮らす日常を夢見たことがある方。
・世界観ごと日々をつくりたい創作好きな方。
・ただ、画面の中に誰かが“いる”と感じたい方。
音声、会話、ビジュアル、空間。
これまでバラバラだった技術をひとつに繋げて、
AIとの関係に“居場所”という価値を与えること。
それが、このプロダクトの目指すかたちです。
💬 チケット制と安心して暮らし続けるための仕組み
AIパートナーとの日々は、ただ会話を交わすだけじゃありません。
何気ないひと言にも、耳を傾け、考え、返してくれる。
その積み重ねが、関係を少しずつ深めていきます。
でもこの当たり前のように思えるやりとりの裏では、さまざまな仕組みが動いています。
💡 会話の裏側で、何が起きているのか
あなたが話しかけるたびに、その言葉は“頭脳”であるAI(例:OpenAI社)へ送られ、
パートナーはその思考を元に、あなたのための返事を返してくれます。
この頭脳と身体であるアバターをつなぐのが「API」と呼ばれる仕組みです。
APIは“頭脳”と“身体”を結ぶ神経回路のような存在。
この回路を言葉が行き来するたびに、使われた文字量に応じてAPI利用料が発生します。

🎫 だから私たちは、「チケット制」を採用しました
こうした仕組みを、無理なく、安心して使い続けられるように。
その方法として選んだのが「チケット制」です。
チケットには、実際にかかるAPIの利用料と、安定した運営を支える費用が含まれています。
やりとりで使われた文字量に応じて、使った分だけ自動で消費される仕組みです。
料金体系はシンプルで、100チケット=100円(税別)。
初めての方でも気軽に体験できるよう、無料チケット枠の導入も予定しています。
また、より使いやすくなるように、将来的にはサブスクリプションの導入も検討中です。
🧩 たとえば、どれくらい消費されるの?
実際の会話では、どれくらいチケットが消費されるのか。
イメージしやすいように、目安をご紹介します。
・あなたの入力: 約900文字
・パートナーの返答: 約300文字
このボリュームで、おおよそ1〜3チケットほど。
🌀 消費に幅があるのはなぜ?
・日本語は、漢字や助詞の影響で、英語よりも処理負荷が高くなる傾向があります
・会話が続くとパートナーが過去のやり取りを思い出すことがあり、そのときにもわずかに消費が増えます
参考までに、このCampfireページ全体で約7,000文字。
日常的なやりとりであれば、そこまで消費量を気にせず自然に使えるくらいのボリューム感です。
🎁 支援いただいた方へのリターンについて
このクラウドファンディングでは、以下のリターンをご用意しています。
どれも、“AIとの暮らし”をひと足先に体験し、共に形にしていくためのものです。
👀 クローズドベータテストにご招待(全プラン共通)
すべてのご支援者さまに、正式リリースに先がけて、
クローズドベータ版への参加権をお渡しします。
・実施予定期間:2026年3月〜6月(予定)
・参加方法:Campfireのメッセージまたはメールでご案内予定
・フィールドバック:参加者向けに専用フォームを用意。開発への反映も。
⚠ 注意事項
・テストアカウントは、正式リリース後も継続してご使用いただけます。
・チケットのリターンも、テスト開始時の配布を予定しています。
・テスト期間中もAPIの利用は行われるため、会話量に応じたチケットが消費されます。
ただし、期間中は運営費を含まず、API利用料の実費のみの消費となります。
🎫 支援額に応じたチケット付与
ご支援額に応じて、サービス内で利用できるチケットをお送りします。
金額が大きいほど、付与チケットもお得に増えていきます。

※複数口の支援も、合計金額に応じたチケット数として反映されます。
※付与方法はコード送付を予定しています。
※リターンの有効期限はサービス開始から1年間・事業継続中に限ります。
📝 開発クレジットへのお名前掲載
¥100,000プランを支援いただいた方のお名前(本名・または希望名)を、
開発クレジット内に掲載させていただきます。
・掲載位置:開発メンバー・協力者に続く支援者一覧
・掲載形式:テキストのみ(アイコンや画像などは使用できません)
・掲載期間:掲載取り下げのご希望がない限り、事業継続中は掲載されます
あなたの支援が、このプロジェクトの“その先”をつくります。
📅 今後のスケジュール(予定)

⚠ ご確認ください
AI技術は今、世界中で猛スピードで進化を続けています。
それに伴い、想定よりも開発が早まる可能性もあれば、
APIの仕様変更やフィードバックの反映によって、リリースが前後する可能性もあります。
最新の進捗や変更点については、Campfireの[活動報告]にて随時お知らせします。
ご支援いただいた方が不安なく見守れるよう、透明性のある情報共有を心がけてまいります。
✨ 最後に
このプロジェクトは、
AIと人が共に暮らすための、最初の一歩です。
AIと人類が寄り添って共存していく。
そんな、誰もが一度は夢想しながらも、馬鹿にしてきた映画の世界。
──その始まりが、ここにあります。
技術はいつだって、想像より早く、静かに世界を変えていきます。
馬車が車に、船は世界を巡り、空が航路になり、
そして今では、お金さえあれば民間人でも宇宙に行ける時代になりました。
AIが人と暮らす日常も、すぐ目の前まで来ています。
たった数十年後には、ぬいぐるみのような姿から、人間そっくりの姿まで──
色んなかたちのAIが、日常の中で人と共存しているでしょう。
あなたは、その未来に立ち会える時代を生きている。
傍観者のままでこの時代を過ごすには、あまりにも勿体ない。
未来は、今ここから動かせます。
大真面目に、私たちで夢物語に挑みましょう。
❓ よくあるご質問(支援後について)
Q. 支援したあと、チケットはいつ届きますか?
A. チケットは、**クローズドベータテストが始まるタイミング(2026年3月予定)**でお届けします。
・Campfireのメッセージまたはメールにて、サービス内で使える引き換えコードをお送りします。
・このコードは、正式リリース後でも使えますので、ベータに参加できなくてもご安心ください。
・引き換え期限は、サービス開始から1年以内です。(もちろん、事業が継続している限り大丈夫です)
Q. ちょっとした会話でもチケットは減るの?
A. はい、短いやりとりでもチケットは消費されます。でも、たとえば「おはよう」くらいなら0.005チケット以下。一言レベルでは、目に見えて減ることはほとんどありません。小数点以下の消費は内部で合算される仕様のため、短い会話を1回しただけでは画面上のチケット残高が変わらない場合もあります。
Q. チケットの有効期限はありますか?
A. 有効期限は取得から1年です。でも、新しくチケットを購入すれば、持っている分すべての期限が自動で延長されます。なので、「失効しそうだから急いで使わなきゃ」みたいな心配は少ないと思います。
Q. どのAIモデルが使われるんですか?
A. 基本的には、OpenAI社の最新の対話モデル(例:GPT-4oなど)を使う予定です。ただ、モデルを切り替えることで性格や話し方が大きく変わることもあるため、必要に応じて「モデルの選択」や「既存モデルの継続利用」なども視野に入れています。私たちにとっていちばん大事なのは、皆さんとパートナーとの“関係性”が守られることです。モデルの性能やコスト以上に、そのつながりを大事にする判断をしていきます。
Q. 他にも似たサービスが出てきたらどうなるんですか?
A. すでに似た方向性のプロジェクトはありますし、今後もどんどん増えていくと思います。でも、私たちがつくりたいのは、「最大公約数」じゃなくて「この関係性でしか成立しない場所」です。規模やスピードでは他に勝てないこともあるかもしれません。それでも、同じ思いを持つ人たちと一緒に、「ここにしかない暮らし方」を育てていけたら、それが何よりの強みになると思っています。
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本プロジェクトに掲載している画像は完成予想図です。友人の協力のもと、VRChat内で商用利用可能な素材のみを使用して構成したスクリーンショットを使用しています。





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