このクラウドファンディングは目標額に達成しなくてもちゃんと最後までアルバムを完成させます。
というわけで支援を募ると共に並行してレコーディングを行ってゆきますのでそのレポートもご報告致します。
ドラム録りは私のスケジュールが全く取れないため、中国から帰国したその日の夜中に行いました。
その日はRebellioNがうちのスタジオでドラムレコーディングをやっているということで、そのシステム(彼らはドラムセットと自分のパソコンを持ち込んでレコーディングしている)をそのままお借りしてレコーディングすることにしました。
それがないと、最初からドラムを組むのに1時間、マイクを立てて音決めするのに1時間、11曲レコーディングして、片付けるのにまた1時間かかることを考えると、この方法が一番時間がかからないと計算したのです。
幸いRebellioNのドラマー賀川くんもPearlのモニター。自身のレコーディングの為にこだわりにこだわってセットを用意しているので、音的にはむしろいつものドラムセットよりいいのでは?・・・(笑)
レコーディングエンジニアはRebellioNギタリストの山崎の父。
賀川くんもこういう他のレコーディングの現場を見るチャンスはなかなかないので食い入るように見ています。
少ない時間でしたがなかなかいいテイクが録れました!!
以下は山崎父と賀川くんの感想です。
山崎父
今回のレコーディングは、ファンキーさんが中国から帰国したその足でレコーディングをすべて終えるという、ファンキーさんであるからにして為せる神技でした。
一晩、いや数時間で10曲をOKテイクで難なく叩き切る。あっぱれです。
ぜひ、今回のレコーディングは、そういう中で叩いたというのをイメージしてぜひ聞いてください。
特に、今回はRNのレコーディング中であるドラムセットをそのままレコーディングに使うという、レコーディングエンジニアから見て、一体どのような音がでるのか、とても楽しみな試みのレコーディングでしたが、その次元を超え、ドラムで然り、されど表現者、タイプの違う楽曲に対し、その感情を表すかのような音がレコーディング中の私を魅了します。
これをファンキーさんが、途切れることなく一晩のレコーディングで全曲を一つ一つ表現しております。
このドラムトラックをバックに演奏する演者の方も、感情移入しやすいのではないかというのはもちろんのこと、リスナーの方もサウンドが一体となったときに、どういう音になるのか私も楽しみですし、ぜひ皆様も楽しみにしていて欲しいと思います。
賀川
深夜の八王子Funky Studio、次々と楽曲に命が吹き込まれていくのを僕は間近で見ていました。
どの曲も数テイク、一発録りであっという間に、それでいて極上のグルーヴを奏ででいく姿にただただ感動するのみでした。
さっきまで自分のレコーディングで使っていたドラムセットと同じものなのか?というくらい音の質感が違う。
ここまでドラム本来の良さを引き出せるものなのか・・・。
タイプの違う楽曲に対して瞬時にノリを読み取り、一体になっていく。
その全貌を一部始終見ることが出来るという大変貴重な体験をさせて頂きました。
アルバムの完成が楽しみでなりません!!