自己紹介・背景
私がこのプロジェクトを立ち上げた理由は、生まれ育った日本という居場所を、これから先も守り続けたいと強く思ったからです。世界情勢が不安定な今こそ、私たち自身の技術で日本を守れる力を築く必要があると感じました。
また、職務のために尊い命を落としてしまう方々を、これ以上出したくないという強い思いも、このプロジェクトの原動力です。
私たちが今こうして平和に暮らせているのは、先人たちが日本を守り支えてきてくださったからにほかなりません。その思いを受け継ぎ、未来へ託すことで、これから生まれてくる子どもたち——私たちの宝——が、いつまでも平和に暮らせる社会を築いていきたいと考えています。
社会的課題・問題提起
私が解決したい課題は、消防隊員や自衛隊員が危険な現場に入らざるを得ない現状です。火災現場では視界が遮られ、倒壊の危険や有毒ガスのリスクがある中で、隊員は命をかけて突入しなければなりません。また、自衛隊員も災害派遣や有事対応において、事前情報が乏しい危険区域に入ることを余儀なくされます。こうした状況は、常に人命を脅かす大きなリスクとなっています。
私は、この問題を解決するために、自律型AIドローンを現場に投入し、人の代わりに先行して屋内や危険区域を偵察できる仕組みを実現したいと考えています。AIによる自律飛行とセンサー技術を組み合わせることで、建物内部の状況や熱源の有無、要救助者の位置などを迅速かつ正確に把握し、隊員にリアルタイムで情報を届けることが可能になります。これにより、突入前に安全性を確認でき、隊員の殉職リスクを大幅に減らすことができます。
さらに、この技術は「労働人口の減少」という日本社会全体の課題にも対応できます。災害や有事への対応需要は増える一方で、担い手となる消防・自衛隊員の数は将来的に減少していくと予想されています。自律型AIドローンが実用化されれば、人の代わりに一部の業務を遂行できるため、隊員の肉体的・精神的負担を軽減し、限られた人員で効率的に任務を遂行することが可能となります。
つまり、自律型AIドローンの開発は、隊員の命を守ることに直結すると同時に、日本社会全体が抱える人材不足の課題を解決する手段にもなり得ると考えております。
プロジェクトの具体的な内容
私たちが開発するのは 自律型AIドローン です。最大の特徴は、屋内において自律的に飛行し、偵察を行える点にあります。
想定している使用用途は、火災現場や放射能汚染地域など、人が立ち入ることのできない危険な場所での捜索活動、さらに自衛隊の任務支援です。
屋内でドローンが先行して偵察を行うことにより、要救助者がどこにいるのかを特定し、そこまでの最適な経路をAIが判断することが可能になります。その結果、消防隊員や自衛隊員はより安全かつ効率的に救助活動を行うことができ、現場での人命救助の確実性を高めることができます。
実現後の未来像
自律型AIドローンが普及すれば、まず何よりも隊員たちの命を守ることが可能になります。救助活動はより効率的になり、助かる命も増えていくでしょう。
さらに、日本を自国の技術で守れる体制を築くことにもつながります。将来的には、自律型AIロボットと人が共生し、互いに支え合う社会が実現すると考えています。
私たちが目指すのは、自律型AIロボットがあくまで人のサポート役として機能し、人々の安全と安心を支える存在となることです。
なぜクラファンなのか
クラウドファンディングを始めた理由は、私自身がまだ24歳で、1人で起業したばかりということもあり、十分な自己資金を確保できていないためです。そのため、クラウドファンディングや助成金などを活用して資金を集め、人材を確保し、まずは自律型AIドローンをシミュレーション環境で開発したいと考えています。
集めた資金は、開発に必要な人材の確保に充てます。完成した技術は、防衛装備庁や全国の消防署などに提案し、実用化につなげていきたいと考えています。
スケジュール
2025年10月 クラウドファンディング開始
2025年12月上旬 クラウドファンディング終了
2026年1月 エンジニア1名雇用/支援者向け「お礼メッセージ」送付開始(リターン提供)/支援者名をHPに掲載(リターン提供)
2026年2月 シミュレーション環境構築開始/スポンサー枠(HPにロゴ掲載)(リターン提供)/特別スポンサー枠 (HP大きめロゴ+報告書に特別協賛企業として記載)(リターン提供)
2026年3月 開発進捗レポート(簡易版PDF)送付(リターン提供)/限定シミュレーション映像の先行公開(リターン提供)
2026年4月 初期版PoCデモ機能完成 → 防衛装備庁・消防署などに提案、次フェーズの実証実験へ
最後のメッセージ
私は、日本国民の居場所であるこの国を守りたいと考えています。今まで日本を守り支えてきた先人たちのために、そして、これから生まれてくる子どもたちのために、自国の技術で守れるようにしていきたいのです。
また、火災現場などで職務のために命を落としてしまう方々を、これ以上出したくありません。「国や人を守る」人々の命を守ることこそ、私の強い願いです。
その思いを原動力に、私はこれからの未来を創っていきたいと考えています。
※注意事項
本プロジェクトを利用して、プロジェクトオーナーと第三者(支援者を含む)との間の雇用関係を成立させることはございません。また、プロジェクトオーナー以外の第三者(支援者を含む)が当事者となる雇用関係の成立をあっせんすることもございません。このことは、本プロジェクトのリターンについても同様です。




既に技術検証や、自治体等と包括協定を結び実証実験などを行っている他社製品の自律型AIドローンと比較した場合、強みになる技術はありますか。