実施理由/背景
映画とともに歩むまち・彦根の新たな挑戦
彦根市はこれまで数多くの映画やドラマのロケ地として活用されてきましたが、その魅力をさらに発信し、映画を通じたまちづくりを推進するには、新たな取り組みが必要であると考えています。
一方で、映画業界においては若手クリエイターの発掘・育成の場が不足しており、また、最新の映像技術を身近に体験できる機会も限られています。
そこで、映画を軸に地域と業界が連携し、若手の監督やプロデューサー、技術者を支援しながら、最先端の映像技術を紹介する場として新しい形の映画祭の開催を目指すことといたしました。私たちが企画する映画祭は、単なる映像イベントに留まらず、市内企業や団体と協力することで、地域経済の活性化にも寄与するものと考えています。
また、行政が全面的に財源を負担する従来型のイベントではなく、多様な関係者の共感と期待を形にする寄附型のクラウドファンディングを活用し、市民や企業の支援を募ることで開催を実現します。
この新しい形の映画祭を通じて、彦根のまちづくりに貢献していきます。
プロジェクト内容説明
彦根独自の映画祭
本プロジェクトでは、彦根独自の映画祭として、以下の取り組みを実施します。
1. 若手クリエイターの発掘・育成
若手の監督やプロデューサー、映像技術者の才能を発見し、彼らが自身の作品を発表できる場を提供します。
2. 最新映像技術の展示と交流の促進
最新の映像機材や撮影技術を展示し、映画関係者が最新テクノロジーに触れられる機会を創出。市民も最先端の映像技術を体験できます。
3. 地域との連携による映画祭の開催
市内企業や団体と協働し、映画祭を単なる上映イベントではなく、地域活性化のためのプラットフォームとして展開します。
4. 寄付と協賛による新たな資金調達の仕組み
ふるさと納税を活用し、行政の財政負担に頼らず、市民や企業の支援によって開催。これにより、多様な関係者の共感を集めながら継続的な運営を目指します。
目指すところ
映像の未来と地域をつなぎたい
本プロジェクトの目標は、「映画のまち 彦根」のブランドを確立し、映画を通じた地域活性化を実現することです。
そのために、映画祭を通じて以下の成果を目指します。
1. 地域の魅力発信と新たな賑わいの創出
映画祭を通じて彦根の魅力を発信し、地域の認知度向上を図るとともに、映画関係者や観光客の来訪を促します。
2. 交流人口の増加と経済効果の向上
市内外からの映画祭参加者が増えることで、宿泊施設や飲食店、観光施設の利用が活発化し、地域経済の活性化に寄与します。
3. 映像関連産業の誘致と人材育成
映像産業に関わる人材が集まり、彦根を拠点とする映画関連事業の創出を促進。これにより、地域に新たな雇用とビジネスチャンスを生み出します。
4. 市民が楽しめる映画祭の実現
映画ファンのみならず、市民が気軽に楽しめる映画祭を開催し、まち全体が映画とともに成長する環境を作ります。
映画の持つ可能性を最大限に活かし、「映画のまち・彦根」の実現に向けた第一歩として、このプロジェクトを成功させたいと考えています。皆さまの温かいご支援をよろしくお願いいたします。
寄付の使い道
皆さまからご寄附いただきましたお金は、映画祭の運営に必要な費用に活用いたします。
・上映費用
・会場費
・ゲスト招待費用
・広報活動費
・若手クリエイターの賞金
・コンペティションの審査費用 など
自治体からのメッセージ
映像の未来へ
この度、彦根市では令和7年1月30日に彦根映画祭実行委員会を設立し、新しい形の映画祭の開催準備を進めております。
彦根市は、豊かな自然と歴史的景観、そして京阪神からの優れたアクセスを活かし、長年にわたり数多くの時代劇作品の撮影地として親しまれてきました。近年では現代劇の撮影も増加し、オープンセットの開設など、映画産業との結びつきはより一層深まっています。
私たちが開催を目指す映画祭は、観光振興や市の知名度向上にとどまらず、映像産業の集積による若者の移住促進、関係人口の増加にもつながる重要な取り組みであると考えております。
皆様からの温かいご支援とご協力を賜りますよう、謹んでお願い申し上げます。
事業スケジュール
令和7年4月~ クラウドファンディング開始
令和7年5月~ 映画祭実行委員会を開催、事業計画を決定
令和7年11月~令和8年3月 映画祭開催
寄附金額が目標金額に達し次第、彦根映画祭実行委員会で実施可能なプログラムを計画し、開催に向けて進めていきたいと考えています。