子ども・若者のための「まなびのラボ」の設備投資費を!
― 学校だけじゃない、自分らしく学べる「自己肯定感を育む研究所」 ―
はじめに・ご挨拶
こんにちは!私たちはけいはんな文化学術協会の「DODO LABO」メンバーです。
まず、けいはんな文化学術協会とは京都府精華町を拠点に活動する地域密着型のNPO法人です。けいはんな学研都市エリアを中心に、子どもから大人までを対象とした文化・学術・国際交流活動や、地域の教育・学びの機会創出に取り組んでいます。
そして、子ども事業を担っているのが「DODO LABO(ドードーラボ)」チームです。私たちは、子どもや若者が「つくる」「考える」「伝える」力を育む場として、STEAM(科学・技術・工学・芸術・数学)をテーマにした創造型のラボ活動を行っています。
「学校だけが学びの場所じゃない」そう思っている小中学生たちに、もっと自由に学べる“もうひとつの選択肢”を届けたい。そのために、DODO LABOの拠点整備と設備充実のためのクラウドファンディングに挑戦します!最後に、DODO LABOは自己肯定感を育む研究所です!
このプロジェクトで実現したいこと
子どもたちの″興味″を学びにつなげ、未来の力を育てたい!
今回の目的は、DODO LABOの設備投資を通じて、放課後や休日の“興味の機会損失”を防ぎ、子どもたちが主体的に学び・成長できるプログラムを拡充することです。
背景にあるのは若者や子どもたちの「学びの機会損失」
京都府南方に所在する精華町は科学技術が発展した学研都市として有名です。また、精華町は子育てにも力を入れており、2021年には待機児童0人を達成、子育て支援に手厚い町としても知られています。
しかし実態は、多くの地域で放課後児童クラブが子どもの居場所として機能していますが、その役割は“安全に過ごすこと”にとどまり、学びや挑戦の機会がほとんど提供されていない現状があります。
子どもたちは親が迎えに来るまでの長い時間を、ただ「待つ」だけで過ごしてしまうことも少なくありません。この時間を「もったいない」と感じる保護者や現場の声も増えています。

今回、実現したいこと
今、地域の子どもたちの「学びの機会損失」を防ぐため、DODO LABOは現状のプログラムをさらに拡充し、より多くの子どもたちが放課後や休日も主体的に「発見」と「挑戦」ができる場所を目指します。
そのために、これからの時代に必要とされる力やスキルを身につけるための機材・環境整備を行います。
【具体的な設備投資・環境整備内容】
〇3Dプリンターや電子工作機材の導入
例:自分で考えたアイデアをかたちにするモノづくり、ロボットやオリジナル作品の制作〇ICT機器(パソコン・タブレット)やプログラミングツールの導入
例:プログラミングで動く作品づくり、3Dモデリング、動画やデジタルコンテンツ制作〇多様な子どもたちが協働・交流しやすい安全で快適な空間を整備します。 例:話し合いやグループ作業がしやすいレイアウト、見守りやすく安心できる開放的なスペースの整備

DODO LABOのこれまでの取り組み
〇京都府・精華町を中心に、2023年よりモノづくりや科学・STEAM体験、国際交流ワークショップを開催
〇これまでに延べ200名以上の子どもや若者が参加(小学生〜高校生、大学生も含む)
〇科学実験教室や、グラフィックデザイン、動画制作など最先端の学びを提供
〇地元大学や企業の協力を得て、専門家と一緒に本格的な内容を体験できるプログラムも実施
〇国際交流イベント・英語を使った学びの場の企画
〇留学生や外国人講師との交流・共同プロジェクトなど多文化理解の機会を創出
〇京都府や自治体、地域企業・教育機関からの後援・協力実績あり
〇京都府後援事業として宿泊型キャンプイベント等を複数実施
資金の使い道
ご支援いただいた資金は、以下の用途に活用させていただきます。
1. 3Dプリンターや電子工作機材の導入
目的: 子どもたちが自分で考えたアイデアをかたちにし、創造力や問題解決力を伸ばすためのモノづくり環境を充実させます。
具体例: ロボットやオリジナル作品の制作、電子パーツを組み合わせた作品づくり
2. ICT機器(パソコン・タブレット)やプログラミングツールの導入
目的: デジタル時代に必要なスキルを身につけ、情報活用力や表現力を育てます。
具体例: プログラミングで動く作品づくり、3Dモデリング、動画やデジタルコンテンツ制作
3. 多様な子どもたちが協働・交流しやすい安全で快適な空間整備
目的: 子どもたちが安心して集まり、協力しながら学べる居場所づくりを推進します。
具体例: 話し合いやグループ作業がしやすいレイアウト、見守りやすく安心できる開放的なスペースの整備
※目標を超えた場合は、さらに設備の拡充や回数増加に充てさせていただきます。
実施スケジュール(予定)
5月上旬:クラウドファンディング開始
6月中旬:クラウドファンディング終了
7月上旬:機材購入・設置開始
8月:新STEAMプログラム試行開始
9月〜:拡充後のラボ本格稼働
10月以降:リターン発送・報告会実施
少年時代には自由に学べる機会がありませんでした…
私達がDODO LABOを立ち上げた理由は、「自分の強みを発見し、それを生かせる場所をつくりたかった」からです。
私は現代社会において、「標準化されたスキル」や「伝統的なやり方」を重視する価値観に強い違和感を抱き続けています。本来、人にはそれぞれ違った強みや個性があるはずなのに、それがなかなか活かされずに埋もれてしまう場面を、社会に出てからも何度も目の当たりにしてきました。
若者たちと向き合う中で見えてきたこと
私は年間、様々な場所で100名を超える20代の若者や子どもと出会い、コミュニケーションをとる機会がありますが、自分の長所を言える子や、将来どういう道を進みたいかが分からない子がたくさんいます。「自分で考えて行動したり、困難に直面したときに自力で解決しようとする力」が十分に育たないまま大人になる人も多いと実感しています。

自分の個性を発揮し、それを強みにできる機会が少ないまま成長すると、“自分はどうしたいのか”“どうすればいいか”を自分で考えたり選んだりする経験が乏しくなり、結果として、「指示がなければ動けない」「正解を待つだけ」になってしまう大人が増えているのではないでしょうか。
現に学校や学習塾など、与えられた課題をこなすことだけが評価される環境では、自ら課題を見つけて挑戦したり、自分なりの価値を社会の中でどう発揮するかを主体的に選ぶ経験が不足しがちです。
私は、子どもたちに一人ひとりが自分の強みを「自分らしく、そして社会の中で正しい方向性に活かすこと」を学べる場所が必要だと強く感じています。
過去の自分へ、そして今の子どもたちへ
私も元々は学校の環境に馴染めず、居場所を求めていた時期もあります。
「もっと一人ひとりの違いを大切にできる場があればいい」「得意なことや好きなことを、誰かと比べず伸ばせる場所があったら、どんなに救われただろう」
そう願った過去の自分自身のために。そして今、同じように苦しんでいる子どもたちのために。
DODO LABOは、「自分の強みを見つけ、それを堂々と活かせる場所」です。
誰かと同じでなくていい。うまくできなくてもいい。大事なのは、自分だけの興味、自分だけの得意なことを、堂々と育てていくこと。
そんな学びの環境を、私は本気でつくろうと決めました。
最後に
「学校に馴染めなくても、ここなら学べる」そんな場所があることが、誰かの生きる力になります。
DODO LABOは、誰もが“自分らしく学べる居場所”を目指しています。この挑戦が、ひとりでも多くの若者にとって、新しいスタートとなることを願っています。
どうか、あたたかいご支援をよろしくお願いいたします!






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