【自己紹介】
初めまして。Sharkキックボクシングジム代表の仁保 彩晴(にぼ りゅうせい)と申します。このたびは当プロジェクトにご関心をお寄せいただき、誠にありがとうございます。

私はこれまで、少年鑑別所や少年院、そして保護観察といった経験を通じて、本当に多くの方々に支えられながら更生することができました。その経験から、今度は自分自身が「支える側」にまわりたいという思いを強く持つようになりました。

非行や犯罪の背景には、さまざまな「生きづらさ」が絡み合っていると感じています。もちろん本人の努力も大切ですが、それ以上に「もっと人に頼ってもいいんだよ」と伝えられる場をつくりたいと考えています。

この活動は、彦根保護区更生保護ネットワーク協議会(彦根保護区保護司会、彦根地区更生保護女性会、犬上地区更生保護女性会、彦根BBS会、彦根・犬上更生保護協力雇用主会)との連携のもと、社会を明るくする運動の一環としての居場所づくりとして実施しております。
だからこそ、しっかりとした施設や道具を活用しながら、より高い目標を持って多様な体験をしていただきたい。そして、心と身体の両面を鍛えることの大切さを、できるだけ多くの仲間たちに伝えていきたいと願っております。
【このプロジェクトで実現したいこと】
今回のクラウドファンディングでのご支援で、少年少女にキックボクシングを体験してもらうためのレッスン費用に充てます。また施設の運営費用も莫大な金額になることから、そちらにも充当し、さらにご支援をいただければ、公式リングの購入、サイズ別貸与グローブや防具を購入し、施設の充実を図っていきます。
以上のハード面へのご支援をいただくことにより、以下の青少年への支援環境を作り出すことができます。
1. 居場所の提供
商業施設でたむろするなど、家庭や学校に居場所を見出せない少年少女に、安全でポジティブな環境を提供する。
2. 自己肯定感の向上
キックボクシングの練習を通じて成功体験を積み重ね、自信をつける機会を提供。努力が成果につながることを実感させる。
3. 健全な人間関係の構築
コーチや仲間との関わりを通じて、信頼できる人間関係を築き、孤立を防ぐ。元少年院経験者の私がロールモデルとなり、前向きな人生観を伝える。
4. 生活リズム・規律の改善
非行に走る時間をスポーツに
スポーツを通じて規則正しい生活習慣を身につけ、目標を持って努力することの大切さを学ばせる。
5. 非行防止と再非行防止
更生保護関係団体と連携し、少年少女が犯罪や非行に関わることなく、社会の一員として成長できるよう支援する。
6.子育て世代の参画促進
子供の居場所づくりを通して、子育ての悩み相談も行いたい。
7. 進路支援・社会復帰の促進
就労支援や学習支援と組み合わせ、ジムでの経験を通じて将来の可能性を広げる。スポーツトレーナーや指導者を目指す道も示す。
8. 地域とのつながりを強化
地域住民や企業とも連携し、キックボクシングイベントや講演会を開催することで、社会全体で青少年を支える仕組みを作る。
【プロジェクト立ち上げの背景】
1. 居場所のない少年少女の増加
家庭や学校に居場所を見つけられず、商業施設や公園でたむろする若者が増加。彼らは孤独感や不安を抱え、非行に走るリスクが高まっている。 同時に子育ての悩みや疑問を持つ子育て世代生きづらさも増しており、それらを解消することも大切である。
2. 再非行・再犯の防止
少年院や更生施設を出た若者の中には、社会との接点を持てず、再び非行に走るケースがある。社会復帰のサポートが不十分なため、再犯率の低減が課題となっている。
3. スポーツが持つ更生・教育的効果
スポーツには、規律・忍耐力・自己肯定感を育てる効果がある。特にキックボクシングは、体を鍛えるだけでなく、自己コントロールや精神力の向上にもつながる。
4. ロールモデルの不足
元非行少年が社会で成功している例はあるとはいえ、若者たちが前向きな未来を描きにくい状況に変わりはありません。だから、同じ境遇を経験した私自身が指導者となることで、「自分も変われる」という希望を与えることができると信じている。
5. 社会の受け皿不足
更生保護制度や支援団体、受け皿となる場所は増えつつあるが、身近なものであるとは言い難い。特に「気軽に立ち寄れる場所」が少なく、支援にアクセスできない若者も多い。
6. 地域社会との断絶
少年非行に対する偏見は今もなお根強い傾向にあり、地域社会と非行経験者の間に壁がある。交流の場を作ることで、互いの理解を深め、地域ぐるみの支援を促すことができる。
【現在の準備状況】
年齢・技量別に複数のクラスを設け、複数回のキックボクシング体験を実施。同時に更生保護関係団体メンバーとの「団らんtime」を通して心の内を明かしてもらい「生きづらさ」の解決を同時に行っている。
【リターンについて】
クラウドファンディングに支援いただいた方に対してプロジェクト主催者からのお礼状(メール)をお送りするのと併せて、ご支援の金額により以下のリターンを行います
①支援者限定のSNSグループ招待
(プロジェクトの裏側や最新情報を発信)
②プロジェクト公式サイトやボクシングジムのインスタグラムで支援者のお名前を紹介
(ペンネーム等でも可能です)
③ジム内に支援者のお名前を掲載
(ボードを設置)
なお、掲載期間は1年間、サイズは10cm✕30㎝横書き、ロゴ・バナー等は相談に応じます
④イベント招待(エキシビジョンマッチの観覧)※1
2025年10月下旬から11月中に開催予定
⑤キックボクシング体験レッスン
(ジムで支援者向けの特別レッスンを開催)※2
2025年10月下旬から2026年3月までの期日申込方式(1回限定)
⑥プロジェクト代表・彦根ネットワーク協議会・関係団体とのパーティ形式による交流会
(ジム設立者や支援団体更生支援の思いが直接聞ける)※3
2026年1月頃開催予定
| リターン内容 | ① | ② | ③ | ④ | ⑤ | ⑥ | |
| 支援金額 | |||||||
| 3,000円 | 〇 | ✕ | ✕ | ✕ | ✕ | ✕ | |
| 5,000円 | 〇 | 〇 | 〇 | ✕ | ✕ | ✕ | |
| 10,000円 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ✕ | ✕ | |
| 18,000円 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ✕ | |
| 30,000円 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
※1 スケジュールについてはエキシビジョンマッチの決定次第お知らせします
交通費・宿泊費等は各自ご負担ください
※2 1回のみのレッスン参加となります、なお、事前予約が必要となります
交通費・宿泊費等は各自ご負担ください
※3 日程につきましては決定次第お知らせいたします
交通費・宿泊費等は各自ご負担ください
【スケジュール】
9月下旬 クラウドファンディング終了
お礼状発送(メール)
SNSグループへの招待メール送信(リターン①)
インスタグラムでの支援者お名前紹介(リターン②)
ジム内に支援者のお名前掲示(リターン③)
10月中旬 エキシビジョンマッチの日程通知(リターン④)
体験レッスン受付開始(リターン⑤)
2026年1月 交流会開催(予定、日程は決まり次第通知いたします)(リターン⑥)
2026年3月末 体験レッスン受付終了
【応援メッセージ】
彦根では保護司や更生保護女性会員、協力雇用主、BBS会員の皆さんが連携して更生保護ネットワーク協議会を組織して、犯罪や非行につながる生きづらさを抱えた人達が地域で安心して生活できる居場所づくりの活動を幅広く進めておられます。
このKick Haven Projectは、保護観察対象者として保護司の皆さんの指導、支援を受けておられた仁保さんが、地域への恩返しとして、保護司を始めとした更生保護ネットワーク協議会の皆さんと一緒に取り組んでおられるものです。
社会を明るくする運動は、犯罪や非行のない安全で安心な地域社会を築くことを目的とした法務省が主唱する啓発活動です。第75回目を迎える今年の運動のメインコピーは「Time with Hope-進む、希望とともに。」です。立ち直ろうと努力する人達と、そんな彼らが変わっていくことを願って、寄り添い、ともに歩み続ける更生保護ボランティアの方々の姿に焦点を当てたものですが、仁保さんと彦根地区の更生保護ネットワーク協議会の皆さんが進めておられるこの活動は、このメインコピーを体現されているものだと思います。
Kick Haven Projectが多くの地域の方々が集い、更生保護に理解を深めていただく機会となるとともに、犯罪や非行のない安全で安心な地域社会づくりにつながるものとなることを心より期待しています。
前法務省保護局長 押切久遠
KICK HAVEN PROJECT
かつて「支えられた」立場だった仁保さんが、キックボクシングを通じて「支える」立場になる。
なんて素晴らしいことなんでしょう!
少年少女が、リングを舞台に、フラットな目線で、ガチンコでぶつかったときにかく「汗」は、やがて彼らの血となり肉となることでしょう。
キックボクシングを通じた地域の「居場所=HAVEN(ヘイヴン)」作りに、あなたの小さな「親切」をお願いします。
大津保護観察所長 西﨑勝則
誰もが “希望” の芽を持って生まれてきたはず。
だけど、芽を育み、それぞれの花を咲かせる “場” は平等ではない。
同じ時代に生きる奇跡を噛みしめながら、一緒になって “希望” を高く蹴り上げようとする、その渦の中に子どもたちを巻き込むこの貴重なチャレンジ。
心から応援しています。
日本BBS連盟名誉会長
全国更生保護法人連盟理事長
保護司 今福章二
【最後に】
未来を変える一歩を、一緒に踏み出しませんか?
私たちは、居場所のない少年少女に 「キックボクシング」を通じた新たな挑戦の場 を提供するプロジェクトを立ち上げました。
かつて非行の道を歩んだ経験を持つ者が、自ら更生し、ジムを設立。そして今、同じように居場所を求める若者たちを受け入れ、 「夢を持てる環境」 を作ろうとしています。
しかし、彼らを支え続けるためには 皆さまの力 が必要です。クラウドファンディングを通じていただいたご支援は、少年少女の 無料体験レッスンの実施や施設の運営費 に充てられます。
「彼らが社会とつながるための一歩」を、どうか一緒に支えてください。皆さまの温かいご支援を、心よりお願い申し上げます。
ご支援いただいた皆さまには、感謝の気持ちを込めた お礼メッセージ、限定イベントの招待、オリジナルグッズ などをご用意しております。
どうか、このプロジェクトに力を貸してください!未来を変える一歩を、共に踏み出しましょう!

※写真は一部イメージです




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