はじめに「れんこん農家のお裾分け」
「れんこん農家のお裾分け」
見た目じゃない。土が育てた、本当の味を届けたい。
れんこんの表面に浮かぶ赤いシブ、青黒い斑点。市場では「見た目が悪い」とされてしまうその姿に、私たちは誇りを持っています。
それは、れんこんが生きている証拠。 農薬に頼らず、土の力を信じて育てたれんこんだからこそ生まれる“栄養の痕跡”です。
本当は美味しいのに、流通しにくい。 そんなれんこんを、私たちは「農家のお裾分け」として、みなさんの食卓へお届けしたいのです。

成福れんこんとケンコウファームのこと
千葉県成田市。空港のまちとして知られるこの地に、静かに土と向き合う農家があります。
私たち成田ケンコウファームは、“良いれんこんは、良い土づくりから”を信条に、農薬や化学肥料にできるだけ頼らない栽培を続けています。
蓮田の土は「黒ボク土」と呼ばれる火山性土壌。60種類以上のミネラルを含んだこの土は、れんこんに深みのある味と香り、そして強さを与えてくれます。
年間を通じて安定供給が可能な全国トップクラスの栽培面積(40ha超)を誇り、少しでも多くのれんこんを届けたいという想いのもと、現在も毎作圃場を拡大しています。
また、農作物の安心・安全を担保するため、各種認証を積極的に取得してきました。農林水産省が定めた規格である「有機JAS」や、千葉県の「ちばエコ農産物」、世界基準の農業認証である「GLOBAL G.A.P.」等の各種認証を取得。

さらに、最新のハウス栽培とスマート農業を導入し、24時間体制で品質を管理。自然の恵みとテクノロジーの融合によって、「れんこんの理想郷」を目指しています。
そのような環境と想いのなかで生まれたのが、私たちのブランド商品である「成福れんこん」です。
“成福”という名前には、「成田から、健康と幸福を届けたい」という願いが込められています。

なぜ今、このれんこんを届けたいのか?
れんこんには「赤シブ」や「青黒」と呼ばれる見た目を損なう特徴が表れることがあります。

・赤シブ:れんこんが呼吸する過程で土中の鉄分と結合して酸化した証。新鮮な証拠です。
・青黒:ポリフェノールの一種(タンニン)が多く含まれている証。皮が柔らかく、味が濃いれんこんに多く見られます。
また、成長過程において、田んぼの中で曲がって育ってしまい、形が歪んだれんこんが多く獲れることもあります。
市場に出回るれんこんについては、こうした見た目の特徴があるだけで「規格外(B品)」として扱われ、流通できない現実があります。
形が曲がっている、少し黒ずんでいる、それだけで美味しさとは無関係に評価されてしまうれんこん。
私たちは、日々忍びない思いでこのれんこんたちを泣く泣く廃棄しています。
この「見た目ではねられてしまうれんこんの美味しさ」を、もっと多くの人に知ってほしい。 だからこそ、今このタイミングで、お裾分けとして届ける決意をしました。
毎日トラックの荷台いっぱいの
廃棄処理されるれんこんができてしまっています。
この「お裾分け」を、どうやって届けるのか
今回は、このれんこんを「商品として販売」するのではなく、
「応援してくれる人と一緒に、新しい届け方をつくる」
そんなプロジェクトにしたいと考えました。
規格外のものでも、品質に問題ないものをこのサイトを通して応援してくださる皆様にお届けする。
このお裾分けの延長に、私たちは今後「加工品」としての展開(※現在はれんこんカレーを予定)も視野に入れています。
農家だけが知っているこの美味しさを、もっと多くの食卓へ、もっと長く、もっと自由に届けられるように。
みなさんの応援とともに、れんこんの新しい未来を育てていきたいと思っています。
リターン紹介 〜あなたへのお裾分け〜
リターンには「成福れんこん」が中心に入り、 あなたの食卓で“土のちから”を感じていただける内容にしています。

規格外品をメインに準備していますが、応援していただける皆様に向けて、通常品や贈答品の成福れんこんも用意しています。
「成福れんこん」ロゴデザインのアパレル商品もご用意しています。
また、生産地である成田市周辺の方に向けて、直接手渡しでれんこんをお渡しするリターンもご用意しています。
そして、未来へ 〜この一歩が次へつながる〜
このクラウドファンディングは、 私たちがれんこんに込めた想いや価値を “共に育てる仲間”と分かち合いたいという想いから始まりました。
見た目ではじかれてしまうれんこんたちに、もう一度光を当てたい。 「美味しさは、見た目だけじゃない」と証明したい。
その第一歩を、一緒に踏み出していただけたら幸いです。
最後に(代表あいさつ)
空港のまちとして世界的にも高い知名度を誇る成田。しかし、この土地の本当の価値は、空ではなく、土の中にあります。

成田の豊かな自然のリズムを感じながら、れんこんと向き合ってきた日々。 その中で出会った“見た目にとらわれない美味しさ”を、 今こそ、お裾分けさせてください。




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