在宅医療の普及啓蒙・認知拡大

自分らしく生き、自分らしく最期を迎えるために、みんなで在宅医療を応援しよう!

現在の支援総額

192,000

19%

目標金額は1,000,000円

支援者数

5

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2025/07/03に募集を開始し、 5人の支援により 192,000円の資金を集め、 2025/09/16に募集を終了しました

在宅医療の普及啓蒙・認知拡大

現在の支援総額

192,000

19%達成

終了

目標金額1,000,000

支援者数5

このプロジェクトは、2025/07/03に募集を開始し、 5人の支援により 192,000円の資金を集め、 2025/09/16に募集を終了しました

自分らしく生き、自分らしく最期を迎えるために、みんなで在宅医療を応援しよう!

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前回チャレンジの応援、本当にありがとうございました!

皆さまから寄せられた数え切れないエールひとつひとつが、私たちの原動力となり、「在宅医療を応援しよう!」の声を広げる大きな一歩となりました。

ぜひ、前回のチャレンジの軌跡をご覧ください。

▶︎https://camp-fire.jp/projects/821601/preview


第1回のクラウドファンディングでは、LIVE配信やイベント、交流会を通じて、本当にたくさんの方々から応援の声をいただきました。
そのひとつひとつの声が、私たちにとって何よりの原動力となり、「この道をもっと進め」と背中を押してくれました。

しかし、在宅医療という選択肢を誰もが当たり前に知り、安心して選べる社会の実現は、まだ道半ばです。そこで今回、第2回クラウドファンディングでは――

多摩モノレールでの広告掲出
貸切モノレールによる交流イベント

という2つの挑戦を通じて、日常の「気づき」と、リアルな「つながり」を生み出します。

私たちの合言葉は、変わらず――
「みんなで在宅医療を応援しよう!」

一度きりでは終わらない、このムーブメントを、皆さまとともに。
どうか、改めてあなたの力をお貸しください。
在宅医療の未来を共につくる旅路に、もう一歩、踏み出しましょう!


「みんなで在宅医療を応援しよう!」をカタチにする2つの挑戦

――福祉・介護・在宅医療の未来を、共につくるために。

6月6日(金)16:30より、エフエムたちかわにてラジオ番組「おうちde医療 in 立川」がスタートしました。この番組では、福祉・介護、そして在宅医療に対する理解を深め、より多くの方々に関心を持っていただくことを目指しています。

放送の拠点となる立川市を中心に、多摩モノレール沿線には福祉・医療系の施設や学校が多く、将来の福祉従事者となる若者たちが通学・通勤で日々利用しています。

このような背景から、本クラウドファンディングでは多摩モノレールを舞台に、在宅医療の存在をより多くの人に知ってもらい、応援の輪を広げるため、以下の2つのプロジェクトに取り組みます。


モノレール貸切イベント
「おうちde医療 in 立川号」開催!

在宅医療への応援の輪を、“リアルなつながり”へ。
モノレールを1編成まるごと貸し切った、特別な交流イベントを開催します。

📍 開催概要(予定)
日時: 2025年10月25日(土)15:30~17:30
集合時間・場所: 14:45 多摩センター駅(改札外特設受付)
発着駅: 多摩センター駅(往復運行)

開催時間が12:00~14:00から15:30~17:30に変更になりました。一部のリターンの説明文においては、12:00~14:00と記載されておりますが、正しくは15:30~17:30となります。

📍 イベント内容
非日常のモノレール空間の中で、在宅医療のプロフェッショナルをゲストに迎えミニ講演を実施。
在宅医療の本質に触れる貴重な機会です。
また、参加者同士の交流会では、医療・介護従事者と生活者の垣根を超えた対話を促進。
お子様連れも歓迎!停車中の上北台駅ホームにてキッズ向けイベント「ドクター体験教室」を開催します。
軽食・ドリンクもご用意、ラジオ公開収録も行います。

  • 🩺 ミニ講演ゲスト
    新田國夫氏(1944年岐阜県生まれ)は、1967年早稲田大学商学部卒、1979年帝京大学医学部卒後に外科医として勤務。1990年に東京都国立市で医療法人社団つくし会新田クリニックを開設し理事長を務め、以後在宅医療を先駆的に推進。全国在宅療養支援診療所連絡会会長、日本在宅ケアアライアンス理事長などを歴任。

  • 渋谷英介氏は、2001年東京歯科大学大学院卒業、歯学博士解剖学専攻。臨床や教育の経験を積み、現在は板橋区で100年以上続く渋谷歯科医院を継承されています。特に力を入れているのが在宅・訪問歯科診療です。通院が難しい高齢者や要介護の方々のもとへ自ら足を運び、入れ歯の修理や口腔ケア、嚥下(飲み込み)のサポートを行い、食べる喜びや生活の質を守ることに尽力されています。
    ※ゲスト講師は計3名を予定しており、現在調整中でございます。決定次第、本ページにてお知らせします。

    👧 大人気!「ドクター体験教室」 in 上北台駅ホーム
    モノレール貸切イベントに、子どもたちの未来を応援する大人気企画「ドクター体験教室」が登場!
    東京都北区の「つかさ内科」(稲島司院長)で満席必至のこのイベントを、停車中の上北台駅ホームにて特別開催します。

    ■ 対象・定員
    小学生(3年生以上を推奨)と保護者の2名1組 × 最大20組(計40名)

    ■ 実施体制
    ・1グループ5組 × 全4グループ編成
    ・各グループに「つかさ内科」スタッフ2名がサポート
    ・稲島司院長も全グループに参加

    ■ 体験内容(基礎編/30分)
    ・縫合体験(約15分)
    ・車椅子体験(約15分)

    つかさ内科について
    院長:稲島 司(いなじま つかさ)
    住所:〒115-0056 東京都北区西が丘3-17-10-102
    診療科目:内科、循環器内科、糖尿病内科、呼吸器内科、リハビリテーション科
    TEL:03-5948-8970
    WEB:https://tsukasa-cl.jp/
    ドクター体験教室:https://www.instagram.com/TSUKASANAIKA_OFFICIAL/

    📻ラジオ公開収録
    当日はラジオ公開収録を実施、参加者へのインタビューを中心に収録します。収録内容は後日、エフエムたちかわ『おうちde医療 in 立川』で放送いたします。



🍕軽食・ドリンク
「ゆめいなり(梅プラン:酵素玄米いなり+おかず)」
ほんのり甘い酢飯のかわりに、もっちり香ばしい酵素玄米をたっぷりと。時間をかけて熟成させたその旨みと栄養が、じゅんわりと味のしみた油揚げに包まれます。ひと口サイズの「ゆめいなり」には、片手で楽しむちいさな幸福と、カラダにやさしい贅沢が詰まっています。ありふれた日常にも、特別なひとときにも——「ゆめいなり」は、大きな夢と愛、そして想いをのせて、あなたの手元に届きます。

ドリンク(お茶500ml×2本または缶ビール350ml×2本)

💰モノレール貸切イベント費用内訳(100名参加想定)

  • ※キャンプファイヤー手数料17%が別途かかります。

    👲ご参加対象
    在宅医療・介護に関心のある地域住民の方、
    医療・介護・福祉を学ぶ学生、現場の専門職など、
    どなたでもご参加いただけます。

    ※定員120名を予定。9/16までで定員に未達の場合、
     内容を改めPeatixで9/17以降に追加販売を予定しております。
     本クラファン支援者は先行確約枠、Peatixは追加販売枠となります。

これまでにない非日常の体験と、未来を語り合うひとときを。
ぜひご参加ください!


多摩モノレールに在宅医療応援広告を!

在宅医療は、“誰かの遠い話”ではありません。
それは、私たちすべての人に関わる「いのちの選択肢」です。

そこで、多摩モノレールの車体・車内に在宅医療を応援する広告を掲出します。

通勤・通学でモノレールを利用する日々の中で、「在宅医療ってなに?」
「自宅で最期を迎えるって、どういうこと?」と、小さな気づきを生むきっかけをつくりたい。

車体広告

共通の応援メッセージの「頑張れ!在宅医療・介護」を中心として、取り囲むかたちで支援いただいた企業様名を協賛社一覧として掲載します。
10社限定になります。掲載期間は6か月間の予定(2026年4月以降)です。

車体広告イメージ(紫部分に掲載)

車内広告

支援いただいた方から在宅医療への応援メッセージをいただき、お名前入りで掲載します。
中吊り広告での掲載、掲載期間は1ヶ月間の予定です。

車内広告イメージ(オレンジ部分に掲載)

沿線には福祉・医療系の高校や専門学校が数多くあります。
未来のケアの担い手たちが、ふと目にした広告から、福祉や在宅医療の可能性に興味を持つ
――
そんな“日常の中に生まれる希望の種”を育てていきたいのです。


この2つのプロジェクトを通じて、私は伝えたい。
「在宅医療は、誰かのものじゃない。私たち自身の未来の選択肢なんだ」と。

「みんなで在宅医療を応援しよう!」――

その一歩を、あなたと共に踏み出せることを、心から願っています。



①多摩モノレールdeイベント

リターン内容
・モノレール貸切イベント参加権(大人1名分)
・お土産にジンギスカン500g(約1,500円相当)
・限定5名様

こんな人におすすめ
・モノレール貸切で非日常の体験をしたい方
・家族や身近な人の介護を考え始めゲストと交流したい方
・医療・福祉関係者で学生や若手層と交流したい方
・ラジオ出演したい方
・ジンギスカンがお好きな方

リターン内容
・モノレール貸切イベント参加権(大人1名分)
・お土産に紋太の揚げかま(約1,500円相当)
・限定5名様

こんな人におすすめ
・モノレール貸切で非日常の体験をしたい方
・家族や身近な人の介護を考え始めゲストと交流したい方
・医療・福祉関係者で学生や若手層と交流したい方
・ラジオ出演したい方
・かまぼこがお好きな方


リターン内容
・モノレール貸切イベント参加権(大人1名分)

こんな人におすすめ
・モノレール貸切で非日常の体験をしたい方
・家族や身近な人の介護を考え始めゲストと交流したい方
・医療・福祉関係者で学生や若手層と交流したい方
・ラジオ出演したい方


リターン内容
・ご一緒される子どものモノレール貸切イベント参加権(子ども1名分)
・座席のみが必要、食事が不要な場合
 
こんな人におすすめ
・子どもにモノレール貸切を体験させたい方
・6歳未満が対象になります


リターン内容
・モノレール貸切イベント参加権(2名分)
・上北台駅でのドクター体験教室参加権(2名分)
・小学生(3年生以上を推奨)とその保護者の2名分になります
・限定10組様

こんな人におすすめ
・子どもにモノレール貸切を体験させたい方
・キッズ向けイベントで新たな体験をさせたい方
・子どもとラジオ出演したい方
・小学生、その保護者が対象になります


リターン内容
・モノレール貸切イベント参加権(学生1名分)

こんな人におすすめ
・モノレール貸切で非日常の体験をしたい方
・医療・介護・福祉関連の学生でゲスト講演にて先人からの学びを得たい方
・ゲストや医療・福祉関係者と交流したい方
・ラジオ出演したい方
・中学生・高校生・大学生・専門学校生が対象になります


リターン内容
・モノレール貸切イベント参加権共同購入(学生5名分)

こんな人におすすめ
・モノレール貸切で非日常の体験をしたい方
・医療・介護・福祉関連の学生でゲスト講演にて先人からの学びを得たい方
・ゲストや医療・福祉関係者と交流したい方
・ラジオ出演したい方
・大学生・専門学校生が対象、5名分の参加権になります

リターン内容
・モノレール貸切イベント参加権(大人1名分)
 と10分間コラボタイム付
 テーマは在宅医療、立川の今・未来など
・若手人材育成、地場企業アピールにも活用
・限定5社様(1社1名参加)

こんな人におすすめ
・若手育成・担い手確保に本気で取り組みたい事業者
・地域の医療・福祉と深くつながりたい地場企業
・在宅医療の社会的インパクトを広げたい経営者層
・ラジオ出演したい方


②多摩モノレールde広告

リターン内容
・プロジェクトへのシンプルな応援
・広告制作費として活用
・実際の広告イメージ画像も共有
・感謝の想いを込めたお礼をお届け

こんな人におすすめ
・「応援したい気持ちはあるけど何をすれば…」と思っていたあなた
・これからの医療・福祉の未来づくりに少しでも力になりたい方
・まずは小さな一歩から関わってみたい方


リターン内容
・車両広告内にお名前掲載
・モノレール貸切イベント参加権(大人1名分)
・広告掲出イメージのデータ送付
・イベント内でPRタイムあり

こんな人におすすめ
・自分の名前を形に残して特別感を味わいたい方
・在宅医療の普及にもっと深く関わりたい方
・リアルな現場の空気を体感してみたい方


リターン内容
・車体広告のラッピングにお名前掲載
・モノレール貸切イベント参加権(大人1名分)
・限定10枠
・活動実績レポート(アタックリスト)提供

こんな人におすすめ
・本気で在宅医療の未来に貢献したい方
・社会貢献・CSR活動として取り組みたい方
・支援の証を実績として残したい方


なぜ私がこのクラウドファンディングを行うのか

――「みんなで在宅医療を応援しよう!」その言葉に、私のすべてが詰まっています。

こんにちは。「在宅医療com」代表の出塚豪記(でづかひでき)と申します。
私は現在、在宅医療の情報格差をなくすため、人生のすべてをかけて挑戦をしています。

私は、大学卒業後11年間、診療放射線技師として医療現場に立ち続けてきました。
ときに夜間当番もこなしながら、患者さん一人ひとりと向き合い、検査や診療の裏方として支えてきました。
札幌国税局診療所では検診結果の管理システムを自ら開発し、表彰もいただきました。

けれど、あるとき家族が病に倒れ、手術を受けることになったとき、私は医療者ではなく、ひとりの家族としての現実に打ちのめされました。
「何がベストな治療なのか」「どこで、誰に相談すればいいのか」――
現場を知っているはずの自分ですら、目の前が真っ暗になったのです。
そのとき、はっきりと分かりました。

「医療者と患者の間には、想像以上に深くて大きな“情報の壁”がある」と。

私はその壁を壊したい。
医療は、“選ばれた人のもの”ではなく、誰もが理解し、納得し、選択できるものであってほしい。
この原体験が、今の私のすべての原動力になっています。

その後、医療ITの世界に転身し、医学電子書籍配信サービスの「M2PLUS」や「医書ジェーピー」の立ち上げや、エムスリーでの事業グロースなど医療者向けサービスに約20年間携わってきました。
その中で培った経験と、現場で感じた課題意識がつながったのが、「在宅医療」との出会いでした。

前職で在宅医療の取材・企画に携わる中で、多くの医師たちと出会い、現場の声を聴く機会がありました。彼らの言葉には、使命感と共に、強い焦りがありました。

病院ではなく、住み慣れた自宅で最期まで過ごすという選択――
それを支える医療が、こんなにも知られていない。
なぜか?
情報が届いていないから。選べる仕組みがないから。

私は思いました。
この分野には、人生をかけて取り組む価値がある。

そして、57歳。
もう一度、夢を抱き直し、2024年11月、「在宅医療com」を創業し、在宅医療を必要とする人が、自ら理解し、納得し、選択できるようにするための情報のプラットフォーム「おうちde医療」を2025年1月にローンチしました。

創業からこれまで、700人を超える方々と出会い、想いを伝えてきました。
「こんなサービスを待っていた」と声をいただくたびに、私は確信しました。
もっと多くの人に、この想いを届ける必要がある――と。

だから、私はクラウドファンディングというかたちで、皆さまの力をお借りすることを決意しました。

キーワードは、「みんなで在宅医療を応援しよう!」

これは、ただのスローガンではありません。
医療が“病院の中だけのもの”だった時代は終わろうとしています。
これからは、自宅というかたちも、当たり前の選択肢になるべきです。
その実現のために、まず“知る”ことから始めてほしいのです。

一人でも多くの人に、在宅医療という選択肢を届けたい。
そのために、どうかあなたの力を貸してください。
一緒に、「自分にとって最適な医療を選べる社会」をつくりましょう。
そして、未来の自分や、大切な人の“最期の時間”を、自分たちの手で守れる世の中にしていきましょう。

心より、ご支援をお願い申し上げます。


在宅医療とは?

在宅医療とは、通院がむずかしい患者さんが、自宅や施設で治療やケアを受けられる医療サービスです。

医師をはじめ、看護師、薬剤師、歯科医師、管理栄養士、リハビリ専門職(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士)、ケアマネジャー、ホームヘルパー、医療ソーシャルワーカー、心理カウンセラーなど、さまざまな専門職がチームとなって訪問し、治療、リハビリ、栄養管理、心理的支援などを提供します。介護のサポートとあわせて、住み慣れた環境で生活の質(QOL)を保ちながら療養することが可能です。

対象は、末期がんや神経難病などの慢性疾患の方だけでなく、加齢に伴う衰弱や老衰も含まれ、幅広いニーズに応えています。

近年では医療・介護保険ではまかなえない自費サービスも充実してきました。訪問マッサージや鍼灸といった施術サービス、訪問美容、介護タクシー、訪問調理・配食など、暮らしを支える多様なサービスが登場し、在宅での生活をより豊かに、快適にするサポートが広がっています。

厚生労働省のデータによれば、現在、約8割の方が病院で亡くなる一方で、「自宅で最期を迎えたい」と希望する人は7割を超えています。在宅医療は、そうした一人ひとりの想いに寄り添い、“最期まで自分らしく生きる”ことを支える大切な選択肢です。


在宅医療の実態と課題

在宅医療は高齢化社会の進展とともに注目を集めていますが、現場にはいまだ多くの課題が横たわっています。

① 知られていない、自分で選べない医療

「医療は病院で受けるもの」という固定観念がいまだ根強く、在宅医療の存在や選択肢が十分に知られていないのが現状です。そのため、患者さんや家族が主体的に医療機関やサービスを選ぶことができず、結果として「思っていたサービスと違う」「スタッフとの相性が合わない」といったミスマッチが生まれてしまいます。

② 質の担保がされにくい構造

情報が不足したままサービスが選ばれる現状では、規模の大きな事業者や“声の大きい”事業者が優先的に選ばれがちです。しかし実際には、24時間対応が不十分だったり、急変時にすぐ入院へ切り替えるなど、本来の在宅医療の理念が守られていないケースも散見されます。通常ならば、「選ぶ → 受ける → 評価する → 情報を共有する」という健全なフィードバックサイクルが機能することで、医療の質が維持されるべきですが、現状ではこの循環がほとんど機能していません。

③ 担い手の不足と地域格差

在宅医療の需要は年々高まっていますが、それを支える人材──医師、看護師、薬剤師、歯科医師、セラピスト(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士)、管理栄養士、ケアマネジャー、介護職など──の数が圧倒的に不足しています。そのため、サービスの質や対応体制には地域差が生まれ、どこでも同じ水準の在宅医療を受けられるとは言いがたい現状です。

2040年には後期高齢者が2,240万人、日本人の5人に1人が該当します。
在宅医療は、すでに「待ったなし」の社会課題です。


課題解決のためにできること

在宅医療は、これからの日本にとって欠かせない医療のかたちです。しかし、その価値や選択肢が十分に知られていないのが現状です。だからこそ、私はこのクラウドファンディングを通じて、少しでも多くの方に在宅医療の存在を知ってもらいたいと願っています。

① まずは「知ってもらう」ことから

在宅医療とはどのようなもので、誰が、どのように利用できるのか。情報に触れる機会が増えれば、「選べる医療」として在宅医療が身近な選択肢の一つになっていきます。知らなければ、選ぶことすらできません。まずは「知ってもらう」こと。それが、すべての第一歩だと考えています。

② 自分の意思で「選び」「評価する」未来へ

いざ在宅医療が必要になったとき、自分や家族にとって最適なサービスを、自ら選べる社会を実現したいと思っています。そして、サービスを受けたあとの「評価」もまた大切です。その声が蓄積され、次の誰かの選択の助けとなり、質の高い在宅医療が自然と広がっていく―そんな循環を作っていきたいと願っています。

③ 若い担い手が未来を支える

そしてもう一つ、大切にしたいのが「担い手」の存在です。在宅医療は、人の人生に深く寄り添う、やりがいのある仕事です。その魅力がもっと社会に伝われば、医師や看護師、セラピストなど、若い世代の新たな担い手が増えていくはずです。私たちはそのきっかけを、このプロジェクトから生み出していきます。


在宅医療が「特別なもの」ではなく、「誰にとっても当たり前に選べるもの」になるように。これからも一歩ずつ、皆さんとともに進んでいきたいと思っています。


応援メッセージ

数々の医療関係者はじめクリエイターの方々に応援メッセージをいただきました。

新田國夫さん

職業:医師

役職:新田クリニック理事長、全国在宅療養支援診療所連絡会会長、日本在宅ケアアライアンス理事長

応援メッセージ:在宅医療って何でしょうか。
通院が可能な方が、通院ができなくなり、自宅で暮らす方が増えてきています。以前のような子供と孫と同居する時代ではなくなり、多くの家族は高齢者家族、あるいは一人暮らしの方が多くなっています。
年を経れば当たり前の様に多くの病気を抱えます。そのような場合の方たちの暮らしを支えるのが在宅医療です。今後加速度的にそうした人が増えてきます。
生きがいを持った方の暮らしを支えるために医療の関与が必要なことが多くあります。
在宅医療は治し支える医療です。


岡村大介さん

職業:理学療法士

役職:聖路加国際病院 リハビリテーション科 マネジャー 

応援メッセージ:「時代は健康からWell-being(ウェルビーイング,持続的な幸福)にシフトしています。20年以上救急の病院に勤務していますが、病院での治療やリハビリで病気や身体を良くしただけでは人は幸せにはなりません。無事に退院しても再び健康を害して入院を繰り返す方も少なくありません。住み慣れた家で、地域で、その人らしい生活を送るためには在宅での関わりが何よりも重要です。今回の取り組みをきっかけに在宅医療にもっともっと光が当たり、関心が増え、優秀な人材が育っていくことを心より願っております。人が幸福であり続けること、それを願う皆さんに是非ご支援いただきたいと思います。」


衣笠竜太さん

職業:大学教授        

役職:Muscle Blueprints, Inc. 代表取締役/神奈川大学人間科学部教授

応援メッセージ:在宅医療の認知拡大に向けたこの挑戦、心から応援します!私は筋肉の若返りを目指すウェアラブルデバイスを開発しておりますが、医療や健康に関する情報の“見える化”が、より良い選択と行動の変化を生むことを日々実感しています。今回のプロジェクトは、まさにその第一歩。在宅医療の可能性を広げ、多くの人が自分に最適な医療を選べる社会を実現するための重要な取り組みです。在宅医療の認知が広がることを期待しています!未来の医療のあり方を変えるこの挑戦、共に盛り上げていきましょう!


吉葉ゆみこさん

職業: サロン運営者       

役職:女性不調研究所 ナナイロ代表

応援メッセージ:介護という言葉に対してとてもなかなか良いイメージがないのではないでしょうか?介護する側はその人の為に何しかしてあげたい!介護される側は大切な人に迷惑かけたくない!という想いがあります。この根底は誰かの為に!という想い。ですがお互い思いが交錯して、気持ちがモヤモヤしたり、不安になったりと負のスパイルが見え隠れしていう様に思います。間接的にも家族が介護に関わっている人も沢山います。大変だ!と一緒に思い抱くのではなく、介護に関わる人のイメージを変えるキッカケになったら面白いと思います。在宅介護は自身で関われるコト・出来るコトがそれぞれ役割が違うので、一緒に盛り上げていけたら良いのではないでしょうか?色々な世代を超えてエネルギーを集める良いキッカケなると思います。応援お願い致します!


平井文朗さん

職業: 薬剤師

役職:りおん薬局代表

応援メッセージ:高齢者だけではなく、小児、成人を含めた全年齢で病院ではなく、ご自宅で医療を受けることができる「在宅医療」を必要としている方がいます。医師、歯科医師や看護師だけでなく、私たち薬剤師も在宅医療を支える一員として地域で活動しています。おくすりをご自宅にお届けるすることはもちろんのこと、お届けしたあとに、しっかりと効果がでているのか、副作用はないか、などをご自宅での生活と照らし合わせて確認をしています。病気になったあと、できれば病気になる前から、おくすりの相談ができる薬剤師はいます。今回の活動で1人でも多くの方が、お気に入りの薬剤師をみつけてくれるきっかけになってくれると嬉しいです。


宮原智新さん

職業: 経営者・開発者

役職:クロスログ代表取締役

応援メッセージ:このプロジェクトが在宅医療の未来を切り開く第一歩となることを期待しています!私たちは、デジタル技術の活用を通じて、訪問スケジュール管理や患者データの一元化により、医療従事者の負担軽減でより多くの患者さんと向き合う時間の創出を進めております。在宅医療の普及という目指すべき方向は同じだと考えておりますので、この取り組みで医療側と患者側の情報格差が少しでも減り、在宅医療の可能性をさらに広げることを心から応援しております!


沓名 愛さん

職業:料理家・メイクアップアーティスト

ゆめいなり(ケータリングブランド)— 日常に溶け込む非日常 —日常にほんの少しの夢を添えて、何気ない日に、ゆめいなりがある。片手に収まるいなりに、大きな夢をのせて特別な日に、ゆめいなりがある。酵素玄米を詰めて健康を。愛と想いを詰めて、“ゆめいなり”があなたを手元を彩ります。ケータリングを始め、お弁当やオードブルなど、サービスのプロが様々な形で 日常に”ゆめいなり”をお届けします。

応援メッセージ:食を通じて心と体を満たすように、在宅医療は「安心」という大切な栄養を届けるもの。このプロジェクトが広がることで、もっと多くの人が自分らしく健やかに過ごせる社会へとつながるはずです。ゆめいなりも、「食」を通じて人と人をつなぎ、日常に小さな幸せを届けることを大切にしています。在宅医療が当たり前の選択肢となり、必要な方に必要なケアが届く未来を願い、この挑戦を心から応援します。ひとつひとつの支援が、大きな一歩に。このプロジェクトを、ぜひ一緒に盛り上げていきましょう!


最後に

医療は、特別な人たちだけのものではありません。
誰もが人生のどこかで関わり、誰かの命と向き合うことになります。

在宅医療は、そのとき「病院だけが答えではない」という新しい選択肢を私たちに与えてくれます。
けれど、その選択肢があることすら知らずに、望まぬかたちで最期を迎える方が、今も数えきれないほどいます。

だからこそ、伝えたい。知ってほしい。動きたい。

「みんなで在宅医療を応援しよう!」という言葉に込めたのは、
患者さんやご家族、医療従事者、未来の担い手、そしてあなた自身の“いのちへの選択権”を守るための行動の呼びかけです。

モノレールの中吊り広告や交流イベントといった、小さな一歩かもしれません。
けれど、その一歩が誰かの心に火を灯し、未来を変えるきっかけになると、私は信じています。

この挑戦は、私ひとりでは決して成し遂げられません。
皆さま一人ひとりの応援が、社会を動かす大きな力になります。

どうか、この想いに共感していただけたなら、あなたの力を貸してください。
そして一緒に、「自分らしく生き、自分らしく最期を迎える」ことのできる社会をつくっていきましょう。

ご支援、心よりお待ちしております。

在宅医療com株式会社
代表取締役社長 出塚 豪記

プロフィール

出塚豪記(でづかひでき)1967年北海道旭川市生まれ。

1988年に北海道大学医療技術短期大学部 診療放射線技術学科を卒業、医療機関で11年間、診療放射線技師として勤務。その後、2001年に株式会社ジェイマックシステムへ転職、医学書の電子配信事業の立ち上げからグロースまでを担当。この事業は2017年にエムスリー株式会社へ譲渡、後にエムスリーにジョイン、さらにそのグロースを担当、5年間で売上を200%増を実現。

2014年からは医書ジェーピー株式会社にて再び電子配信サービスの立ち上げに関わり、2016年にサービスをローンチ。医療とITの融合に長く携わる。2023年には株式会社医療新聞社にて、一般向けの医療WEBメディアの責任者として参画。半年間でPVを260%アップを実現、メディア運営にも注力。

2024年11月、これまでの経験を活かし、在宅医療をもっと身近にするためのサービスとして「在宅医療com株式会社」を創業。
第5回 東京シニアビジネスグランプリファイナリスト。

支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 設備費

  • 人件費

  • リターン仕入れ費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

ヘルプページを見る

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください

最新の活動報告

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  • 本日11時15分~30分、エフエムたちかわで絶賛放送中の「鵜飼社長のBrand New Day」にゲスト参加しました~ラジオ番組の話に加え、クラファンのご紹介もしました~!お得な特典もお話しましたので、お聴きになった方は、ぜひ、支援をお願いします。鵜飼社長、ディレクターの藤田さん、ありがとうございました! もっと見る
  • モノレール貸切イベントでのミニ講演のゲスト2人目に渋谷英介先生(歯科医、渋谷歯科医院院長)に参加いただくことになりました~ちょっと古い写真ですが、渋谷先生です↓、ありがとうございます!当日はミニ講演に加え、ぶっちゃけトークも炸裂しますので、ご期待くださいませ!!ちなみに渋谷先生の「おうちde医療」でのインタビュー、こちらです↓campfireのページ、これから更新します~ もっと見る
  • 本日、クラウドファンディングの内容更新しました!モノレール貸切イベントに関する以下3点の更新です。・道中でのミニ講演の実施・停車地(上北台駅)でのドクター体験教室の実施、それに伴う親子向けリターンの追加・医療・介護系学生向けのリターンの追加みんなで在宅医療の普及啓蒙、そして若き担い手を増やしていきましょう!ご支援、よろしくお願いします!本日の1枚:看護師さんの復職支援や定着支援を行う「リズナース (Re's nurse)」の代表 原さんの取材の1コマです もっと見る

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