自己紹介
はじめまして。「やわらか絹食(きぬしょく)」という介護食ブランドを立ち上げた
管理栄養士の冨田直暉と申します。
これまで私は、病院の嚥下食を作る現場で、食べる楽しみを提供する必要性を強く感じてきました。嚥下機能が弱くなると、どうしても食の選択肢が狭まりがちです。私は、高齢者の方が「これが食べたい」と本当に思えるような食事を届けたいと願い、日々開発に取り組んでいます。
「やわらか絹食」では、京野菜や京都の市場で仕入れた魚など、素材にこだわり、やわらかくても、彩りや風味を感じられる食事を大切にしています。
このプロジェクトで実現したいこと
「もう一度、あの温かい一杯を」—— 嚥下が弱くなった方へ贈る、温めて楽しむ珈琲ゼリー・紅茶ゼリー
年齢を重ねたり、病気や障がいによって、嚥下(飲み込み)の機能が弱くなった方にとって、「温かい飲み物をゆっくり楽しむ時間」は、いつしか遠ざかってしまうもの。
けれど——「昔みたいに、あたたかいコーヒーや紅茶を楽しんでもらいたい」そんな想いから、このプロジェクトは始まりました。
私たちは今、温かい状態でゼリー状に戻る「嚥下調整食1-j相当」の珈琲ゼリー・紅茶ゼリーを開発しています。スプーンでゆっくり口に運べば、ほんのり温かく、香り豊かで、体にも心にも優しい“飲む”ひとときを届けられる商品です。
ハンドドリップで丁寧に抽出したコーヒーと、香り高い茶葉を使用
温めても崩れない、嚥下しやすいやわらかさ
在宅介護や施設での「おやつ時間」にもぴったり
このクラウドファンディングでは、「温めて楽しむゼリー」シリーズの第一弾商品化を目指します。
口に入れた瞬間、「あ、懐かしい」と思わず微笑んでしまうような一品を目指しています。
みなさまの応援が、商品化への大きな力になります。どうかご支援・ご協力をお願いいたします。
プロジェクト立ち上げの背景
このプロジェクトを立ち上げたきっかけは、私の祖父の存在です。
祖父は長い間、在宅で介護を受けていました。体の機能が衰えるなかで、「食べること」「飲むこと」への楽しみは、日々の大きな支えだったと思います。そしてその中でも、祖父が特に好きだったのがコーヒーでした。朝の一杯をゆっくり味わう時間は、祖父にとって心が落ち着く、かけがえのないひとときだったのだと思います。
しかし、嚥下機能が落ちてからは、温かいコーヒーをそのまま飲むことが難しくなり、代わりに介護食用のコーヒー味のデザートを提供することが増えました。けれど、それらの多くはエネルギー摂取や栄養補給を優先したゼリーやムースで、香りや味わいは、祖父が愛していた本来のコーヒーとはまったく別物でした。
そのたびに私は、「コーヒーが好きな高齢者のために、本当に“コーヒーらしい”商品を届けられないだろうか」と考えるようになりました。
そこで開発を始めたのが、温めて食べることができる「コーヒーゼリー」です。丁寧にハンドドリップで抽出した豆本来の風味をそのまま活かし、温めても口当たりなめらかで、スプーンで味わう“飲んでいるような”体験ができる嚥下食を目指しています。
現在の準備状況
現在、開発を進めていますが、販売体制に移る際の製造、販売サイトの費用等が足りていません。
リターンについて
『温められる珈琲ゼリーと紅茶ゼリーのセット』をお届けいたします。
温めることで、まるで“飲むように味わう”体験ができるゼリーです。 コーヒーや紅茶がお好きだったご家族への贈り物や、ご自身のご褒美スイーツとしてもおすすめです。
スケジュール
5月 開発
6月 販売体制の構築
7月 クラウドファンディング終了→リターン品発送
最後に
歳を取って嚥下機能が弱っても、いつまでも食べたいもの食べられる世界を作りたいです。
ご協力よろしくお願い致します。




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