自己紹介
荒木貴代子 昭和37年9月18日生まれ2005年に生命保険・損保保険業界に飛び込み、2009年には保険業界でしっかりと実績を残している証明である「MDRT」の資格を獲得
以後、現在に至るまで保険業界で実績を残し続けています。
保険業に勤しむ傍ら、自身の想いを叶えるため2023年に就労支援施設B型を創業しました。
また、2025年に当施設をご利用いただいている画家の方とコラボし絵本を出版しました。
今回のプロジェクトは当施設のご利用者さんにより輝いてもらうための第一歩として始めました!
プロジェクトにかける想い
なぜ就労支援を? きっかけは「見て見ないふりをする自分」への問いかけ
「障害者の方とコミュニケーションを取りたかったんです。」
そう語るのは、就労支援事業所「空」を運営する荒木さん。
しかし、最初からそう思っていたわけではないと言います。
かつては電車内で見かける障害のある方に対し、「見て見ないふりをしていた」自分に気づき、「あれ?」と疑問を抱いたことが大きな転機となりました。
「そういう子に興味はあるけど、怖いから声をかけられない。むしろ少し離れてしまう自分がいたんです。」
そんな葛藤を抱えていた荒木さんが出会ったのが、就労支援A型・B型事業所の見学でした。
そこで見たのは、黙々と作業に取り組む利用者さんの方々の姿。
きのこの栽培や袋詰めなど、真摯に仕事に向き合う彼らの様子に、荒木さんの心は動かされます。
「コミュニケーションを取ってみたい、と初めて強く思いました。計算機のスピードが“鬼ほど速い”女の子もいて。こんなことができるんだ、と。」
偶然の出会いから事業立ち上げへ
当初、名古屋で「無料の畑を提供するから就労支援をやってみないか」という話があったものの、大阪在住の荒木さんには現実的ではありませんでした。
しかし、その話がきっかけとなり、西成のきのこ栽培を行う就労施設を見学することに。
その経験が、「自分で立ち上げよう」という決意に繋がります。
「2022年の春頃に構想を始め、同年の10月には法人設立。そして翌23年の2月にオープンしました。立ち上げようと決めてからは1年弱くらいですね。」
「面白い」を追求する自由なスタイル
「空」の大きな特徴は、その自由な運営スタイル。
一般的な就労支援B型事業所では、内職のような決められた作業が多い中、「空」では利用者が「やりたいこと」を尊重します。
「以前、内職をやってもらっていた時は面白くなかったんです。納期に間に合わせるためにスタッフが苦労することもあって。それじゃ意味がないな、と。」
現在は赤字経営とのことですが、その状況を打破し、利用者の才能をさらに開花させるため、今回のクラウドファンディングにも挑戦します。
目指すは「誰もが輝けるプラットフォーム」
クラウドファンディングで購入予定のガーメントプリンターを使い、利用者さんが描いた絵などをデザインしたTシャツや帽子といったオリジナルグッズを制作・販売しようと計画しています。
将来的には、イベント出店なども積極的に行い、地域との繋がりを深めていきたいと考えています。
「豊中市の夏祭りやイベントに出店して、利用者さんと一緒にお客さんのTシャツにプリントしたり。そういうのが面白いと思うんです。」
さらに荒木さんの視線は、その先も見据えています。「空」で得た収益を元に、虐待を受けた子どもたちの居場所作りや、引きこもりの方が才能を発揮できるような事業も展開したい、という大きな夢も。
「デザイナーは障害のある方や引きこもりの方。彼らの才能を世に出したいんです。たとえ家から出られなくても、彼らが作ったものがブランドになる。そして、それが収入に繋がり、親御さんも安心できるような仕組みを作りたい。」
「空」は、単なる就労支援の場に留まらず、多様な人々が繋がり、それぞれの可能性を広げられるプラットフォームを目指しています。
このプロジェクトで実現したいこと
ガーメントプリンターを購入し、当社の利用者さんであり障害を持ったアーティストである「yasuzi」と「Katsuya」の作品を、Tシャツや帽子などにプリントし、販売を行うことを計画しています。
その後、豊中の地域のイベントなどでお客さんとオリジナルのTシャツを作成するなどして、地域の子供たち×ご利用者さんなどの形を創っていくことを考えています!
今回のプロジェクトはその第一歩となります。
是非ご支援・拡散をお願い出来ると嬉しいです!

今後のスケジュール
7月12日 クラウドファンディング開始
9月 6日 クラウドファンディング終了
10月 リターン発送開始
10月中旬 ガーメントプリンターの導入
最後に
大阪府豊中市庄内西町の就労継続支援B型施設で、
障がいを持つアーティストたちが自分の才能を信じて創作に励んでいます。
彼らのアートを絵本やTシャツやバッグにプリントして世に送り出し、得られた収益を本人たちに還元する仕組みを作りたい
——そんな想いから、ガーメントプリンター購入のためのご支援をお願いいたします。
難病と向き合うアーティスト Katsuya
パーキンソン病を患うそのアーティストは、いつ動かなくなるか分からない震える右手を薬で抑えながら『いつか自分の作品が世に出る日が来る!』と信じて今日もキャンバスに向かっています。
彼は、自分の絵がプリントされたTシャツをいつか誰かが着てくれる日が来るかもしれない
——そんな小さな希望を絵に隠し描いています。
また、発達障害を持ったyasuziは、生きにくさからアルコール中毒症になり自分の人生を見返した時に描いた絵が人の心にそれぞれの想いの空間を作ってくれる素晴らしい作品を描く画家です。
そんな、埋もれた才能を持って生まれて来た彼達の作品を世に届けたいという思いから今回のプロジェクトを立ち上げました。
私には、何の才能も有りませんが応援する事はできます。
このプリンターで彼らの作品を商品化し少しでも彼たちにデザイン料を渡す事が出来たら、同じ様な障害を持った人達の応援も出来る。
そんなプラットフォームを作りたいです。
ご支援いただいた皆さまへのリターン(お礼)としては、障がい者アーティストたちの作品をプリントしたTシャツやトートバッグ・キャンバスアートなどをお送りする予定です。
これらのアイテムを通じて、日常の中で彼らのアートを身近に感じていただき応援して頂ければ幸いです。
私たちは、このプロジェクトを通じて、アートの力で障がいのある人々の可能性を社会に発信し、希望の連鎖を生み出したいと願っています。障がいがあっても、こんなに素晴らしい作品が作れる、こんなに明るい未来を描ける——その事実を一人でも多くの方に知っていただきたいのです。そして、「自分も何か挑戦してみよう」と誰かの背中を押すきっかけになればと願っています。
そのためにも、どうか皆さまのお力をお貸しください。最後までお読みいただきありがとうございました。温かいご支援を心よりお願いいたします。






コメント
もっと見る