1.はじめに
朝鮮人街道フェスティバル(仮称)(以下、本フェスティバル)は、滋賀県近江八幡市の旧市街・朝鮮人街道周辺を舞台に、能舞台でのステージ、マルシェ、パレード、スタンプラリーを通して、日本と韓国の文化交流を体感できる、誰もが参加できる無料の野外フェスティバルです。
2.なぜ、いまこのフェスティバルなのか

滋賀県近江八幡市には、かつて日本と朝鮮半島をつないだ交流の道「朝鮮人街道」が残されています。
この道は、外交や文化、人の往来があった歴史を今に伝える存在であり、地域にとって大切な文化資源の一つです。
本フェスティバルは、この歴史を背景に、日本と韓国の伝統芸能が出会う場をつくることで、文化交流のきっかけを生み出すことを目的としています。
3.このフェスティバルで大切にしていること
本フェスティバルは、大規模な集客や派手な演出を目的としたイベントではありません。
私たちが大切にしているのは、
・日韓の伝統芸能が、同じ場に立つこと
・地域に残る歴史を、今を生きる人が体感できること
・子どもから大人まで、文化に自然に触れられること
初年度は規模を抑えながら、内容と継続性を重視した開催を目指しています。
4.フェスティバルの概要(予定)
本フェスティバルは、近江八幡市旧市街地を中心に、能舞台でのステージや旧市街を活用した企画を通じて、日本と韓国の伝統芸能による文化交流の場をつくることを目的としています。
・日韓の伝統芸能によるステージ
・旧市街の歴史や空間を活かした関連企画
・市民や子どもも参加できる取り組み
詳細な内容については、準備が整い次第、活動報告等で順次お知らせします。
5.代表・発起人について

本フェスティバルの代表・発起人は、滋賀県近江八幡市を拠点に活動する和太鼓奏者・大橋亮介です。
これまで国内外での演奏活動や文化交流の取り組みを通して、伝統芸能が持つ力や、人と人をつなぐ可能性を感じてきました。
本フェスティバルは、そうした活動の延長線上で生まれた取り組みです。
6.企画が生まれた背景

本フェスティバルのきっかけは、代表・発起人である私自身が、昨年5月に行った韓国・ミリャン市での公演にあります。
近江八幡市の姉妹都市でもあるミリャン市にて、和太鼓奏者として韓国伝統舞踊との共演を行い、多くの方と出会いました。
その際、橋渡し役となってくださったのが、京都を拠点に活動されている韓国伝統舞踊家・キムイルチさんです。
公演後も交流が続く中で、キムさんから
「もっと日本と韓国の文化交流ができないだろうか」
「近江八幡で、何か一緒にできないだろうか」
という声をかけていただきました。
その言葉をきっかけに、改めて自分の地元・近江八幡の歴史を見つめ直す中で、朝鮮人街道という、日本と韓国の交流の歴史を象徴する道がこの町に残っていることに思い至りました。
外からの視点と、地元に暮らす立場の視点が重なったことで、この歴史を背景にした文化交流の場をつくりたい、という想いが具体的な企画へとつながっていきました。
7.正直な気づきと、この企画への想い
正直に言うと、私自身もこれまで「朝鮮人街道」という名前は知っていても、その歴史を深く意識することはありませんでした。
しかし今回の企画を通して、日本と韓国の間にこうした交流の積み重ねがあったことを知り、この歴史を特別な知識としてではなく、町の中に今も残っているものとして多くの人と共有したいと思うようになりました。
本フェスティバルが、私自身と同じように
「初めて知る」「改めて知る」
きっかけになればと考えています。
8.出演者について

本フェスティバルには、韓国から伝統舞踊の出演者が来日予定です。
この交流の趣旨に共感し、実費で参加してくださる方々もいます。
一方で、プロとしてお招きする演者については、主催者としての責任から、出演料や渡航費をこちらで負担する形を取っています。
すべてを善意に頼るのではなく、それぞれが無理のない形で関わりながら、文化交流として成立する場をつくりたいと考えています。
9.なぜクラウドファンディングを行うのか

本フェスティバルは、すでに開催することが決まっており、準備も進んでいます。
出演者や制作スタッフに対しては、必要最低限の対価をお支払いすることを前提に、主催者としての責任のもと進めています。
今回のクラウドファンディングは、本フェスティバルの開催にあたり、必要な資金の一部についてご支援をお願いするための手段として実施しています。
あわせて、準備の過程や背景を共有しながら、より多くの方と一緒につくりあげていけたらと考えています。
目標金額
150,000円
ご支援は、当日の運営体制や安全管理、記録・発信など、本フェスティバルを円滑に実施するための費用として大切に活用させていただきます。
10.リターンについて
クラウドファンディングでは、物品の販売や発送を伴うリターンは行いません。
応援参加いただいた方には、
・活動報告の共有
・準備の裏側の発信
・本フェスティバルを一緒に迎える感覚
をお届けしたいと考えています。
11.最後に
本フェスティバルは、一度きりのイベントではなく、続けていける形をつくることを大切にしています。
もしこの取り組みに、少しでも意味を感じていただけたら、無理のない形で応援参加してもらえたら嬉しいです。
プロジェクトオーナー
朝鮮人街道フェスティバル実行委員会
代表・発起人:大橋亮介



