天王寺リトルシニア〜半世紀の歴史と未来への一歩〜

私たちは、リトルシニア関西連盟大阪市内ブロック所属の中学硬式野球チームです。
かつては17チームほどあった大阪市内ブロックも、野球人口の減少とともに縮小してきました。
そんな中でも、天王寺リトルシニアは1976年の設立以来、
来年で創立50周年という大きな節目を迎えることができます。
これもひとえに、これまで支えてくださった関係者の皆様、OBの方々、保護者の皆様のおかげと心より感謝申し上げます。

今回のクラウドファンディングでは、これからの50年に向けて、
私たちの活動の拠点である御所グラウンドの修復・整備を行い、
子どもたちがより安全に、そして思い切り野球に打ち込める環境を整えたいと考えています。
子どもたちの"今"と"未来"を支えるグラウンドの重要性

天王寺リトルシニアは、大阪市内でも数少ない「専用グラウンド」を持つチームです。
これは私たちの大きな強みであり、子どもたちが日々練習に打ち込める環境を提供できる貴重な資産です。
専用グラウンドがあることで、子どもたちは思う存分に野球の練習ができるだけでなく、
他チームとの練習試合も積極的に行うことができています。
その結果現在、チームはブロック予選大会で2位という好成績を収め、10月には関西連盟本戦に出場しました。グラウンドの練習が、子どもたちの成長に繋がっていると強く感じています。

しかし、このグラウンドも近年、様々な自然災害により深刻なダメージを受けネットが大きく破れてしまいました。
また、グラウンドへと続く坂道では土砂崩れが発生し、安全な通行にも支障をきたしています。

50周年の節目〜専用グラウンドの安全を強化したい〜
今まで少しずつ個人の力で修繕をしてきましたが、
老朽化が原因でついにネットが大きく破けてしまいました。
どうにか修繕しようと確認しましたが、個人の力では直すことのできない範囲までになっていました。
また、グラウンド脇の山では土砂崩れの発生も起こり、
子供達の安全のためにメンテナンスが急務の状態になってきています。
◼︎ネットが破けたことでの大きな影響
・ネットが大きく破けてしまったことで、ボールがグラウンドの外にでてしまう危険性とボールを失う経済的な負担
・ボールが外に出ないようにと意識してしまうことで、思いっきりバッティングができなくなっている
1個1,000円もするボールを失うことは経済的な負担となるだけでなく、
子どもたちが思い切りプレーできないという精神的な制約にもつながっています。

「ボールが飛んでいかないように、強く打てないようにしないといけない」
そんな子どもたちの声を聞くたび、心が痛みます。
野球は思い切り打って、走って、投げて楽しむスポーツです。
制約があるなかでは、子どもたちの成長も限られてしまいます。
設備を修繕し、子どもたちが安心してプレーできる環境を取り戻したい

まず最優先で取り組むのが、破損したネットの全面的な張り替えです。
これにより、子どもたちが思い切りプレーできる環境を取り戻します。
ネットの張り替えは専門業者による作業が必要です。
見積もりをしたもらった結果、ネットの取り替えだけで295万円かかることがわかりました。
特に高所作業費に大きな費用がかかります。
どうか皆様の力で、子どもたちに安心安全な野球環境を作っていただけないでしょうか。
目標金額の根拠と使途
まずは喫緊の課題であるネットの修繕に必要な費用として
3,000,000円を目標金額にしました。
この工事には専門的な技術が必要であり、特に急斜面からの作業となるため、安全面を考慮した施工費用が含まれています。
劣化して安全面に不安の残り設備は他にもあります。
さらに資金が集まれば、以下の安全対策にも取り組みたいと考えています。
・グラウンドへの土砂崩れ対策
・クッション性の良いフェンスに入れ替え
これらの修復・整備が完了すれば、子どもたちは安全かつ思い切り野球に打ち込むことができるようになります。
また、他チームとの練習試合の場としても、より安全で充実した環境を提供することができます。
天王寺リトルシニアの歩み
設備は、長年の積み重ねによって得られた財産です。
そして子供達は、野球を通じて、技術だけでなく、チームワークや忍耐力、礼儀といった人間性も育んできました。
多くのOBが社会の様々な場所で活躍しており、世代を超えたつながりも大切にしています。
◼︎会長からのメッセージ
天王寺リトルシニアは、
Leadership(リーダーシップ)・Endeavor(努力)・Gratitude(感謝)
この3つの言葉をチームの柱としています。
野球を通して学ぶことは、技術だけではありません。
仲間を思いやる心、挑戦を続ける姿勢、そして支えてくださる方々への感謝の気持ち。
この3つの力を育むことこそが、人生の土台になると考えています。
そして今年、私たちは創立50周年という大きな節目を迎えることができました。
長きにわたりチームを支え続けてくださった保護者の皆さま、OB・OG、
そしてすべての関係者の皆さまの温かいご支援とご尽力に、心より感謝申し上げます。
この50年の歩みは、多くの方々の五徳本能、仁義礼智信の積み重ねの証です。
その歴史を大切に受け継ぎ、子どもたちの未来へとつなげていくことが、
私たちの使命だと考えています。
子どもたちには、グラウンドの中で成長し、
困難に立ち向かう勇気と、仲間を信じる強さを身につけてほしい。
その姿を見守り、応援してくださる皆さまへの感謝を忘れず、
これからも一歩ずつ前進してまいります。
皆さまの変わらぬご支援を、心よりお願い申し上げます。
天王寺リトルシニア
会長 岩本 和也
◼︎OBからの応援メッセージ
7期生 堀込孝二
大阪体育大学大学院卒
現在は大阪国際大学人間科学部准教授
スポーツ関連の履歴
四国アイランドリーグPlus香川オリーブガイナーズ球団代表と副社長
サッカー地域リーグのアミティエスポーツクラブ京都(現おこしやす京都AC)社長
◼︎OBからの応援メッセージ
9期生 林 敬治
近畿大学付属高校卒業
近鉄バファローズ(1991年~1994年)
支援者様へのリターン内容
皆様からのご支援に対する感謝の気持ちとして、様々なリターンをご用意しました。
50周年記念のオリジナルタオルや、記念イベント時の特別リターン、
メインは、チームの送迎車と専用バスへの広告掲載です。
これは移動時に広く目に触れる機会があり、多くの方々の目に留まるとともに、
皆様の力で修繕できたことの証として残したいと思っています。

スケジュール
・プロジェクト終了後1ヶ月以内:施工業者との最終打ち合わせ
・2~3ヶ月以内:工事開始から完成
・2026年4月よりリターンを順次発送(詳細は各リターンに記載)
ネットの張り替え工事は、資金が集まり次第速やかに着手し、約2ヶ月程度での完成を目指しています。
来年には創立50周年を記念し、年間を通じて多くのチームを招待し、試合を開催する予定です。
その際には、整備された綺麗なグラウンドで大会を開催したいと考えております。
最後に
私たちは今、50周年という節目に立っています。
これからの50年、そして100周年に向けて、
子どもたちが安心して野球に打ち込める環境を守り続けていきたいと思います。
野球人口が減少する中でも、地域に根差したチームとして、
子どもたちの成長を支える場であり続けることを目指しています。
現在、チームはブロック予選で2位という好成績を収め、10月には関西大会本選に進みました。
子どもたちは日々、真剣に練習に取り組んでいます。
そんな彼らの頑張りを、安全で充実した環境でサポートしたい——それが私たちの切なる願いです。
どうか皆様のお力添えをいただけますよう、心よりお願い申し上げます。
子どもたちの未来のために、そして天王寺リトルシニアの次の50年のために、皆様のご支援をお待ちしております。




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