はじめに

プロジェクトオーナーからのご挨拶

こんにちは！

京生湯葉を使った高タンパクなヘルシーファストフードブランド「yuppa（ゆっぱ）」代表の渡邊尋思です。「健康にあそびゴコロを」をテーマにしたブランドです。

私は、新卒で食品メーカーに入社し、健康食品/アイス/菓子ブランドのブランドマーケティングをしていました。そんな中で、健康ってどうしても楽しくなかったり、我慢を伴ったり。食事は、本来楽しいもののはずなのに、楽しさが欠けてしまうことが多いのではないかと感じることが多くありました。

そこで、食べることを楽しめることを第一に据えた「楽しい健康ブランド」を自ら立ち上げることを志し、独立しました。

私は、もともと京都のお寺/懐石料理屋の息子。そんな私にとって、小さい頃から身近な存在であった美味しくて高タンパクな「京生湯葉」に可能性を感じ、生湯葉でぐるっと巻いた楽しくて新しいファストフード。それが「yuppa」の出発点です。Team yuppaメンバー

プロジェクトについて

2026年1月、東京 表参道の南青山エリアに「yuppa」の1号店舗をオープンします。今までPOP-UP形式での販売を続けてきたのですが、初の店舗は、「健康にあそびゴコロを」というブランドの世界観をしっかりと表現した店舗にしたいと考えています。

このクラウドファンディングでは、『ブランドの世界観を表現する内装をスケルトンから作っている』という背景から店舗の内装や設備資金の一部をご支援いただきたく、プロジェクトを立ち上げました。

湯葉からインスピレーションを受けた内装イメージ

yuppaについて

改めて「yuppa」は、京生湯葉を使った高タンパクなヘルシーファストフードブランド。
生湯葉で「食べる楽しみ」と「栄養」をぐるっと巻いたラップ型ファストフードです。
湯葉が破れやすいことから、EC/小売での販売には向いておらず、店舗で作り立てを食べていただく商品になります。

現状公開している4フレーバー

yuppaは、何よりもファストフードらしい、楽しさやフレーバーの多様性を大切にしています。フレーバーシールをよくみていただくと、それぞれにテーマがありますので、ぜひそれも読んでいただいて、どれが食べてみたいかぜひ想像を膨らませてみてください！
健康面においては、全てタンパク質が15~25g程度は摂れるようになっていて、PFCバランスが考慮された栄養設計にしています。

現在のレシピは全て、日本のトップオブトップの料理人の方々とつくっておりますので、味は折り紙付きです。

フレーバー紹介

フレーバーパッケージシール

ORIGINAL MAZESOBA：茶蕎麦のまぜそばを大きな生湯葉でぐるっとひと巻き。「生湯葉とお醤油」という王道の組み合わせを「生湯葉とお醤油ベースの茶蕎麦のまぜそば」という形でオマージュしたyuppaの大人気フレーバーです！

AVOCADO SALMON & CREAM CHEESE：アボカドとスモークサーモンとクリームチーズ、みんなの大好きな組み合わせをyuppaならではの形で落とし込んでみました！雑穀米酢飯とわさび醤油のジュレが入っていて、ポキやお寿司のような感覚で食べられるフレーバーです！

MASALA PUNCH：生湯葉とチーズが合うことをヒントに、生湯葉をチーズで巻いて焼いちゃいました！スパイシーなポークマサラと沢山の緑黄色野菜が入っているので、スパイシーな中に野菜の甘みも感じられるフレーバーです！頑張りたい時の元気チャージにどうぞ！

KOREAN STYLE：「生湯葉を韓国旅行に連れていってみた！」をテーマに作っちゃいました！みんなが楽しめるようにちょい辛程度の辛さで、最後にごま油で焼いて仕上げます！ヤンニョムカイジャンチキンや雑穀ビビンバなど生湯葉の中で一つになった韓国を感じてみてね！

※店舗オープン時には、メニューを追加予定です

イートイン/テイクアウトイメージ店舗では、そんなあそびゴコロのあるファストフードを、イートイン&テイクアウト形態で提供します！

yuppaのブランドについて

yuppaは、「健康にあそびゴコロ」をブランドコアとしているブランドです。

ブランドステートメント

ブランドロゴ

漢字の中にひらがなで「ゆっぱ」と入っており、「健康にあそびゴコロを」を体現するロゴになっています。長い歴史を持つアワードの、日本タイポグラフィ年鑑2025にも掲載されました！

開発ストーリー

立ち上げの原点としては、食品メーカーで同じ健康食品ブランドのマーケティングチームのメンバーと「"健康食品"って真面目すぎる！」とよくチームメンバーと会話していたことに遡ります。カテゴリとして真面目すぎるが故に、食の楽しみが失われてしまうことが多く、お客様の継続性にとても難点がありました。

当時は「ポップな健康」「ロックな健康」こんなイメージでブランドづくりができたらいいな、、、と思いつつも、大手ならではのリブランディングの難しさ/新規ブランドのつくりにくさがあり、どうしても形にすることができませんでした。

そんな時に、関西の鉄道会社様の事業開発プログラムにて、資金を提供いただき事業検証を行い、自分の想いを形にしていきました。

最初のPOP-UPは、大阪淀屋橋のビル前に会議室テーブルを並べて物販形式で販売するところからスタートしました。事前告知をすることが許されない環境だったので、よくわからないブランドのよくわからない食べ物を食べていただけるのかとても不安だったのですが、10日間のPOP-UPではほぼ毎日完売の結果となりました。（裏側はてんやわんや。私の不慣れで1時間しか睡眠が取れずの毎日でした笑）

最初のPOP-UP

そこから、大阪北浜/大阪中崎町/京都河原町/東京/南青山/コレド室町/虎ノ門ヒルズでのイベント出展を経て、今回東京の南青山にて1号店をオープンすることになりました。

25年11月 虎ノ門ヒルズPOPUPの様子

なぜ湯葉なのか？

始まりは1枚のスケッチでした。

2025/2/24 iPadに描いたスケッチ

タンパク質にフォーカスした楽しいブランドをつくりたいと思っている中で、たまたま自分が描いたスケッチが黄色だったことから、自分の中で昔から慣れ親しんだ食べ物である生湯葉に結びつきました。（たまたま…）

そこから製品開発および湯葉探しが始まったのですが、京都の地で、明治38年創業湯葉屋の女将である吉田さんという方とお会いし、仲良くなると同時に湯葉の業界の課題も知ることになります。

一番左が湯葉屋の女将 吉田さん 一緒にコンペに参加して、賞も勝ち取りました！

消滅の危機！？湯葉産業の現状

湯葉が有名な京都の湯葉事業は、2024年現在衰退の一途を辿っています。

外的要因としては食が多様化したことにより需要が減少しているということが挙げられます。私も湯葉を食べることは、京都に遊びに行ったタイミングくらいで、年に1度あるかないかくらいなのではないかと思います。

京都の湯葉事業者数推移

また、業界の内的要因としては、湯葉は豆乳を湯煎して作りますので、高温高湿でまるでサウナのような過酷な労働環境で働く必要があります。（私もサウナ好きですが、あそこで働けと言われるときつい…）そのため労働者不足や後継者不足による職人の高齢化が進んでいます。豆腐作りと同じように工業化が進めば良いのですが、需要が小さい業界にお金は集まりにくく、工業化や研究についてもほとんど進んでいないのが現状です。

湯葉産業の衰退要因

とても懇意にしていただいている京都の老舗湯葉屋の社長さんも、「湯葉の文化を守っていくことで精一杯」とおっしゃっているのが現状です。

100年以上続く京都の湯葉屋の女将吉田さん

最初この事業は、湯葉産業の課題を知った上で、始まったわけではなかったのですが、吉田さんたちが守ってきた湯葉という日本を支えてきた食文化がもう一度大きくなっていくところを見せたいという想いへと変化していき、今に至ります。※吉田さんの湯葉屋さんは、卸販売はされておらず、仕入れさせていただいている湯葉屋さんは、別の老舗の湯葉屋さんです

現在の準備状況

・南青山の物件（青山通り沿い）の契約完了/11月頭から着工開始しており、1月半ば引き渡し
・虎ノ門ヒルズPOPUPでの最終調整
・追加メニュー試作中
・ブランド公式サイト構築中
・現場に立つメンバーの採用完了

想定スケジュール

11月20-22日：虎ノ門ヒルズPOPUP（終了）
12月中：クラウドファンディング
1月中ば：工事完了/物件引き渡し
1月末：店舗グランドオープン

最後に

私たちは、「世界を代表するヘルシーファストフードブランドをつくる」というミッションを掲げて活動しています。今回の表参道1号店は、その第1歩目です。ぜひ皆さんのお力を貸していただけないでしょうか。よろしくお願いいたします！！！

Team yuppaメンバー一同より