「重要な物に観客の視線を向けるように仕掛ける。」映画の創作において必ずしもロケ地が優先することはありません。脚本を書く上でも文脈に沿った場面選びが重要で、文脈を引き立てるために全くおかしな場面選択もあるかもしれません。一方で人間のもっとも根源的な創作においてリアルな土地が無くて創作はできません。また映画制作においても、文脈を読み取り実在のロケ地を見つけるのが制作の仕事です。ある撮影現場で、脚本家が書いたある柱(場面)に無茶な設定があり、制作部が「こんな場所はない。あるんだったら教えてくれ」と脚本家に言ってもめたことがありました。現場レベルで柱が変わることなんてしょっちゅうある話です。監督の力量、プロデューサーの力量というのはこういうところで試されます。予算があれば美術部にオープンセットを作り込んでもらえるし、CG部に全部作ってもらえばいいのです。限られた制作費の中で、物語の文脈に沿って、そのシーンで最も重要なものに目を向けるための工夫をする。それは俳優であり、照明であり、美術であり、衣裳であり、メイクであり、そのうちの一つが背景です。どれも欠けてはならない重要な要素です。弊社のお客さまは、人材不足や予算不足に悩む現場の制作スタッフです。時にシナリオハンティングの援助もいたします。地域おこしになるならば援助は惜しみません。




