はじめに・ご挨拶
プロジェクトページをご覧いただきありがとうございます。岐阜県郡上市八幡町にて約80年にわたって愛されている大衆食堂「まるみつ」の福手と申します。ご当地焼きそばを名物に商いを続けてまいりました。焼きそばって全国どこでも食べても同じようなものなんじゃ?と思った方々、そうなんだけど、そうじゃないんです。実は郡上八幡町のソウルフードである焼きそばはパリパリとした食感と焼きそばなのに小麦の香りを感じることのできる麺が特徴的なんです。
ところが郡上八幡町が誇るソウルフードであるパリパリ焼きそばが存続の危機に際し、このプロジェクトを立ち上げるに至りました。長年通ってくださった地元郡上八幡町の方々や、今回初めてパリパリ焼きそばのことを知る県外の方々、その他たくさんの方々に郡上八幡町のソウルフードであるパリパリ焼きそばについて知っていただけたらと思います。
最後までご一読いただけると幸いです
パリパリ焼きそばとは?
焼きそばの麺をイメージしてみてください。大半の方は、黄色くて油でテカテカした物を想像すると思います。そのような商品のほとんどは色味やコシを出すために、着色料や多量のかんすいを使っているのが現状です。炒めるときに麺がほぐれやすくなるように、多くの油をコーティングしてありますが、時間の経過とともに油は酸化していきます。確かに歯ごたえは良いですし、作りやすいとの利点はありますが、それが本当の焼きそばの美味しさでしょうか?郡上のパリパリ焼きそばは皆さまがイメージする焼きそばとは一味も二味も違います。麺自体が味わい深いのです。その秘密はかんすいの量を最低限にすることで、麺を焼く時の香ばしさが普通の麺とは比較にならないほど香ばしくなり、口に入れて噛んだ時の触感がパリパリと小気味いい焼きそばに仕上がります。色は茶褐色と変わった色をしていますが、これはかんすいを最低限にしたことで、蒸した際に小麦粉のたんぱく質が蒸気の熱で化学変化した色になります。コシを出すためのかんすいを減らしたら焼きそば麺のコシを心配される方もいると思いますが、性質の違う3種類の小麦粉をブレンドし、時間をかけて打つことによって小麦の香り立つコシのある麺に仕上がっています。コーティングさせる油は最小限なので、袋から出したばかりの麺はひとかたまりになっていますが、レンジでチンすれば簡単にほぐすことができて、調理時間の短縮にも繋がります。本当に美味しい焼きそばというものは、ソースの美味しさももちろん必要ですが、麺そのものが美味しく噛んだ瞬間に小麦の香りが立つような焼きそばだと思うのです。

プロジェクトを立ち上げたきっかけ
色々な飲食店に卸してパリパリ焼きそばというソウルフードを支えてくれていた製麺所が、事業主の高齢化、販売先の減少など、様々な要因が重なり閉鎖となってしまいました。郡上八幡町のソウルフードと呼ばれ、この焼きそばを食べて育った方、観光に訪れてご当地焼そばをご賞味いただく方など、地域に根差した焼きそばが無くなってしまうのはあまりにも悔しいとの思いからこの事業を継承しよう、またこの商品を世に広めたいという思いからプロジェクトを計画しました。
プロジェクトで実現したいこと
今、全国で多くの伝統的な食文化が少しづつではありますが、失われつつあります。
故郷に帰って来た時に、出迎えてくれる故郷の思い出の味・・・。
観光に訪れた際に、感動を与えてくれる食事・・・。
普段の食事とは違った特別な名産や名物など・・・。
こうした食の思い出や楽しさなどの食文化を後世に残したい、伝えたいと思います。
その一端として、郡上八幡町のソウルフードである、パリパリ焼きそばを全国に広めていきたいと考えています。
リターンについて
リターンについてですが
・お礼文
・焼きそばセット(麺・ソース・紅ショウガ・基本のレシピ、)
・食事券
等を企画しております
資金の使い道
・大量生産可能な製麺機の購入(約200万円)
・施設の補修必要費(約300万円)
・新パッケージのデザイン料(約20万円)
に使用します。
今後のスケジュールについて
2025年12月末 クラウドファンディング終了
2026年 1月中旬 再建計画スタート
4月下旬 工場再開
5月中旬 リターン順次発送
以上を予定しております
最後に利用者の感想を記載します
八幡町内居酒屋店主
「夜遅くでもこの焼きそばが食べられるとお客さんから喜ばれます、この先もこの焼きそばを
残していきたいのでまるみつの麺を今後も使っていきます」
店主友人
「今まで食べた中で最上位に入るくらいのうまい焼きそば!なくなるのはもったいない」
<募集方式について>本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。




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