海神交響楽団のご紹介
2013年7月、船橋市海神地区の公民館を主な活動拠点としたアマチュア楽団として発足。船橋市出身の若手指揮者である松川智哉氏の指導の元、2014年7月21日、船橋市民文化ホールにて第1回演奏会を開催。チャイコフスキー作曲の交響曲第2番(1872年原典版)を日本初演し成功を納める。2015年には管楽アンサンブルと、石川智己氏指揮による小編成オーケストラのウィンナ・ワルツ演奏会、2016年には市川市のバレエスクールとのコラボ企画としてクラシックバレエ曲のオーケストラピット演奏(指揮/松川智哉氏)、2017年にはアプリコ・シンフォニー・オーケストラ、Traum Symphonikerとの3楽団合同によるモダン・バレエのオーケストラピット演奏(指揮/石川智己氏)と、定期演奏会形式にこだわらない自由で独特な演奏活動を積み重ねている。
2018年にはツィンバロン奏者中川陽子氏を招聘し、第2回演奏会にてコダーイ作曲「ハーリ・ヤーノシュ」を松川智哉氏の指揮で演奏。船橋市民文化ホールの客席を満席にする。コロナ禍により2019年秋のアンサンブルコンサートを最後に活動を一時休止。2023年3月に新しい地域活動の試みとなる、海神のこどもたちとの「春休みコンサート」(指揮/石川智己氏)にて3年半ぶりの演奏会再開。2024年3月に2度目のこどもたちとの「春休みコンサート」、同年8月に第3回演奏会(指揮/松川智哉氏)、2025年3月の「春休みコンサート」(指揮/石川智己氏)にて3度目のこどもたちとの共演。2025年度以降、「通年こどもと大人が一緒に演奏できる地域楽団」を特徴として、定期的な活動に移行。『海神』の地名を冠した楽団として地域貢献を目指し、公民館文化祭出演、デイサービス訪問演奏等、積極的に活動を行っている。
このプロジェクトで実現したいこと
地域の小学生、中学生、高校生とのコラボ演奏会を定期的に企画しております。プロ音楽家の指導者の元、アマチュアの大人と一緒に練習や演奏会を経験することにより、技術の優劣に関わらず思い切り音楽することの楽しみを知ってもらい、子供達、大人達、双方に生涯通して音楽を楽しむ礎として欲しいと考えております。
プロジェクト立ち上げの背景
千葉県船橋市は地域として音楽が盛んであり、小学生から楽器に触れ、オーケストラ部や弦楽部などで全国的に優秀な成績を挙げている子供達も少なくありません。しかし、卒業後は一部の子供達はジュニアオーケストラに進むものの、学校の楽器を借り続けられない、中学校や高校に楽器を演奏する環境が無い、または音楽以外のクラブ活動に進むなどの理由で、非常に勿体なくも音楽を続ける事を断念してしまう子供達が居るという現実もあります。
当楽団では2023年より、まずは弦楽部の子供達にオーケストラを体験して欲しいという目的で大人のアマチュア奏者との共演を企画し、今までに3回の演奏会を開催しました。本来、子供達との共演は春・夏と年2回ある演奏会のうちの春のみでしたが、今までの活動が功を奏して本年の夏の演奏会より子供達が自主的に参加を希望してくれるようになりました。
これをもって楽団の特徴を「子供と大人が共演する地域オーケストラ」と打ち出すこととなりました。
今後は、演奏会の内容を問わず参加希望の子供達を受け入れ、技術の優劣を問わず舞台上で演奏ができるようプロ音楽家に分奏指導を依頼し、もっと気楽に、楽しく、音楽を生涯の趣味として続ける礎になりたいと願っています。
アマチュアオーケストラの運営は、基本的には演奏会参加団員からの団費・参加費によって賄われます。
しかしながら、子供達からの参加費はできる限り抑え、大人団員からの参加費だけで指導費や運営費を賄う事には限界があり、演奏会1回につき30万円~50万円の赤字が生じている状態です。これを補うことができると大変ありがたく、皆さまのご支援を希望いたします。
リターンについて
当団には、団名より連想される人魚をモデルとした「タルタロス」というキャラクターがいます。このキャラクターを使用したグッズを多種作成しておりますので、リターンとさせていただきます。

演奏会スケジュール
◆海神交響楽団第4回演奏会
2025年8月31日(日)
13:30開場(ロビーコンサートあり)
14:00開演
船橋市民文化ホール
指揮:松川智哉
曲目:ベートーヴェン/交響曲第1番ハ長調op.21
ビゼー/カルメン組曲(第1組曲+第2組曲の組み換え).
※ベートーヴェン交響曲は中学生以上、カルメンは小学生も一緒の演奏となります。

~その後の予定~
◆海神交響楽団と海神のこどもたちによる春休みコンサート
2026年3月20日(月祝)
市川市行徳I&Iホール
指揮:石川智己
曲目:未定





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