小さなこだわりを贅沢に詰め込んだ財布

Pat.シリーズを立ち上げから8年経ち、多くのお客様にご支持いただき製作が出来たのも皆様のおかげです。更にお客様に見てもらいたい!使ってもらいたい!その想いからこれまでの販売経験とお客様の声を活かし、この度バージョンアップした、Pat.secondをCAMPFIREさんでクラウドファンディングにチャレンジさせていただく事になりました。
モノは使ってこそ価値が生まれる
バージョンアップ内容
これまでのPat.シリーズはカードを収納する構造上、サイズが大きめになっておりましたので、Pat.secondでは使い心地と、必要な機能を全て残したまま削れる部分を削りコンパクトにしました。
・縦 11.0cm → 10.0cm
・横 20.5cm → 19.5cm
・奥行 3.0cm → 2.5cm
こんなに入れても美しい。大容量とスリムな見た目を両立する設計の秘密

収納してこそ財布の価値が試される

※上記の写真はカード16枚、お札50枚、小銭30枚収納時の写真です。
カードなどが増えて財布が膨らんできませんか?
Pat.Zip secondではあえて余裕をもたした設計し、芯材で補強し収納してこそ美しい財布を目指しました。
使い心地ポイント

Pat.シリーズ特徴の自立するカード入れ。実用新案登録(実登3211381)
見やすい使いやすいとの多くのお声をいただき大好評いただいております。

カードの部分は革を貼り合わせ長く使用できる強度を持たせました。
こだわりの角度設計で使っていて気持ちの良い収納を実現しました。

この大カード部分は少し大きめのカード等を収納していただけます。

・左の部屋はマチの幅を広くとり、片マチにする事で利便性を追求しました。
・右の部屋はマチの幅を狭くし、お札に干渉しない設計ですので新札の収納などに最適です。

三つの部屋がありますが、一番端の部屋はレシートや、どうしても入りきらなかったカードなどの収納にご使用ください。

もちろん収納力も抜群で、マチをつけているので手を入れやすく、底から5mm上げることにより小銭の出し入れがよりスムーズになりました。

前作では付けていた、赤丸の部分のマチは外しました。
札入れの2部屋のうち、1部屋のマチをはずして札入れをサイドからも出し入れできてスムーズになりました。
お札を綺麗なまま素早く出し入れできる設計に変更、カードの差し込み時をより快適にする為に今まで使用していたVマチも外しました。
ファスナーがカードの飛び出し防止になるので気にせずしてお使いいただけます。
長くお使いいただく為の小さなこだわり
塗るとはげたり、剥がれたりする可能性があるので染める→磨くを繰り返し行う事で染料を浸透させ綺麗に長く使える設計にしました。

革の切断面(コバ)を黒く染める事で、使用後のくたびれた感を軽減します。
縫製のこだわり


太い糸(5番)を使用することで、経年変化後も強度とインパクトを持たせました。

※上記の財布は2年程使用したものです。
お好みの使い方を

今回は内装カラーをナチュラルとブラックの2色から選べるようにしました。
・ナチュラルの革は姫路で鞣されたタンローを使用しています。
・ブラックの革は革の吟面にハリ感のあるコンビ鞣しのスムースレザーを使用しています。
革らしさという点では生成りの革を育てていただく事をおすすめしています。
経年変化を日々楽しめます。

生成りを使っていると使用感が気になるとのお声もいただきましたので黒色の内装もご用意しました。

内装を黒色にする事により、財布全体がより締まった雰囲気になります。

YKK高級ファスナーのエクセラEXCELLAを使用しております。
重厚感があり、財布全体を華やかにします。
※ファスナーのカラーは外装の革の色と合わしています。

引き手は3種類から選べます。
小ささや薄さよりも大事なのはちょうど良い使いやすさ
パッと中身が見えて、パッと中身が取り出せる! それが 『Pat.』
弊社では2017年4月からこのカードの構造を始めました。実登3211381

Pat.Firstの頃からたくさん嬉しい声を頂き、仕様はそのままで、上述で述べたようなバージョンアップをしてより使い心地が良くなりました。
上品さと使い心地の融合
財布と革について
財布ほど様々なあり方、デザイン、仕様がある!!
私達が提案したいのは変化を楽しみながら愛着をもてる財布です。
今回のテーマとしては「上品さと使い心地の融合」です。
ヌメ革の王様 ブッテーロ
ブッテーロとは今年で9年の付き合いになります。
初めて革が届いた時の事は今でも鮮明に覚えております。鼻にツンとするオイルの良い匂いが部屋中にいきわたり、厳重に巻かれている紙を破り捨てると圧巻のカラーと革の厚みに目を奪われました。
ブッテーロはハリとコシがあり、イタリアンレザーらしい鮮やかな発色で経年変化も非常に綺麗です。使い込む程に艶が出てくる素敵な革です。
多彩なカラーバリエーション

ブッテーロは育てる革です。
時とともに深まっていくエイジングに醍醐味を感じる革なので、「革の色が変わるのを防ぐ」、「購入したままの表情を保つ革」ではありません。
そのため、ヌメ革をご使用になったことがないお客様は注意が必要です。

オイルを贅沢に含んでいるため、革が柔らかく、表面に傷がつきやすくなります。
しかしブッテーロは修繕力に優れているため、乾いた柔らかい布で少し強めに擦っていただくと細かな傷は目立たなくなります。

左上の傷を下記のように少し強めにこすると、傷があまり目立たなくなります。

ブッテーロは過度にメンテナンスする必要はありません。
定期的なブラッシングと乾拭きをするだけで、構いません。
※市販のワックスやオイルなどを使用する場合は、目立たない場所で必ず先に試してから全体へご使用ください。

皮革の証
皮革は丈夫で長持ち、経年変化を楽しめるなど、素材としての魅力が多い反面、避けられないのが「傷」や「シワ」です。傷やシワをマイナス要素として捉える方もいらっしゃるかもしれません。
動物の表皮から出来る革は、異なっているのは自然なことであり、どれだけ丁寧な鞣し加工をしても、個体差は避けられません。本革ならではの個性をご理解していただきお楽しみ頂ければ幸いです。

革は水分に弱く水に濡れるとシミや水ぶくれになったり、カビや色移りの原因となる場合がありますので、もし雨や飲み物などで濡らしてしまった場合は放置せず、できるだけ速やかに拭き取りましょう。
その後は風通しのよい日陰でしっかりと乾かしてください。
お客様からのお声
Pat.Zipを今までご購入いただいたお客様からのありがたいお声をたくさんいただいております。



スケジュール
・プロジェクトスタート 2025年12月
・プロジェクト終了 2026年1月中旬頃
・リターン配送開始 2026年3月末頃
実行者紹介
D.I.Y plus株式会社の西山直と申します。
滋賀県出身 1980年生まれ A型
実家が呉服屋だった事から幼少期からファッション業界に興味を持ち、大阪のマロニエファッションデザイン専門学校に入学する。
卒業後、帽子屋OVERRIDEに入社し販売を担当。
販売業務をするうちに製造に興味を持ち、帽子製造会社に転職する。
その後、鞄製造会社に転職し工場長を務めた後、2014年に大阪南堀江でD.I.Y plus株式会社を高島と共に立ち上げる。
現在は工房を大阪市浪速区稲荷に移転し今に至る。
クラウドファンディング立ち上げの背景
かつて弊社は5人のチームで運営しておりましたが、管理コストの増加、注文数の減少、材料費や人件費の高騰の影響もあり、現在は2人体制に戻っております。
自社製作にこだわりを持つ弊社にとって、現状の生産体制では生産数に大きな制限があるのが実情です。
今後は、今回のプロジェクトに限らず、継続的にMakuakeを活用して新商品を発表し、より効率的で、よりクオリティの高い製品をお届けできる体制づくりを目指してまいります。
そのために、皆さまからご支援していただいた資金を活用し、徐々に人材の雇用や新たな設備の導入を計画しております。
今回のプロジェクトについて
ありがたいことに、前作「Pat. Zip」には多くのお客様からご意見や応援の声をいただきました。
そのたくさんの声をもとに改良を重ね、ついに誕生したのが今回の「Pat. Zip second」です。
これまでの販売経験とお客様の声を活かし、「もっと多くのお客様に見てほしい!使ってほしい!」という想いを込めて、今回スタートいたします。
リスク&チャレンジ
・ご注文後の返品交換はお受け致しかねます。
・ご支援の数が想定を上回った場合や革の仕入れ遅れなど、出荷時期が遅れる場合がございます。
・本製品は牛革を使用しており、自然な風合いを活かした仕上げのレザーとなります。 革本来が持つ色ムラ・キズ・しわなどが見られますので、皮革の個性としてご理解ください。
・皮革を使用しているため、個体差で重量に誤差が生じる場合がございます。・PC、スマートフォンのモニター環境により、実際の商品の色合いと異なってみえる場合があります。
・本文中に記載させていただいたスケジュールは、あくまでプロジェクト公開時点の予定です。ご注文状況、使用部材の供給状況、製造工程上の都合等により出荷時期が遅れる場合があります。
・本プロジェクトを通して想定を上回る皆様からご支援を頂き、現在進めている環境から量産体制を更に整えることができた場合、正規販売価格が予定価格より下がる可能性もございます。
・お届け後の修理対応に関して当方は大阪にて自社工房を構え運営しております。 修理対応(初期不良以外は有料)は随時承っておりますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。 ※革のキズを消す、汚れを取るなどはお受付できかねます。









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