ご挨拶・はじめまして
たくさんのプロジェクトの中から、このページを開いてくださり、ありがとうございます。
私は、love life クリエイターのTOMOKOと申します。

「女性が明るく輝く世界をつくること」をミッションに、フェムケアと実践型の性共育(共に育むという意味で、上から教えるのではなく同じ目線で応援する)レッスンを主宰しています。
これまで、男女問わず3,000人以上の方と出会い、 性や心にまつわるさまざまなお悩みに寄り添ってきました。
その中で気づいたのは、「感じる力」や「自分を愛すること」を日々の忙しさのなかで忘れてしまっている方があまりにも多いことです。
体や心を酷使しながら、ふと立ち止まったとき、自分が何を求めているのかさえわからなくなっている。
そんな声を、これまでたくさん耳にしてきました。
それは、とてももったいないことだと思います。
でも実際には、満たされない感覚があっても、
「何をどうすればいいのか」
「誰に相談すればいいのか」
わからず、心の奥にしまい込んでしまう方が少なくありません。
そこで私は、日本で唯一の実践型性共育に携わる者として、自分の体を慈しみ、感じる力を取り戻していくためのヒントを、一冊に綴ることにしました。
タイトルは『感じる力を取り戻す〜誰にも聞けなかった、わたしの中の官能開花〜』。誰にも聞けなかった自分の愛し方を、そっと見つけていくような一冊です。
この本を一人でも多くの人に届けたい。そして性を語ることを当たり前の世の中にしたい。
そんな想いで、この度クラウドファンディングに挑戦しています。
「これが私の本当の姿?」エステの研修で受けた衝撃
今の活動の出発点は、エステティシャン時代に受けたブラジリアンワックス(ワックス脱毛)の導入研修でした。この研修では、同僚同士でVIO(ビキニライン・陰部・肛門まわり)脱毛を行います。私も施術を受けたあと、自分のデリケートゾーンを鏡で見てみたのです。
「えっ、うそでしょ……?」
そこに映っていたのは、娘たちのふっくらとしたピンク色の肌とはまるで違う、自分の体。
色は黒ずみ、ハリもなく、しぼんで見えたその姿に、言葉を失いました。
たしかに、医療脱毛で見た目は整えていたけれど、40代に入ってからは、触れたり見たりする意識がまったくなかった。そう気づいたとき、ショックと同時に、心に火がついたのです。
ちょうど、美容業界ではフェムケアが注目され始めていた頃でした。
そこで私は、「デリケートゾーンのケアを基礎から学び直そう」と決意し、アドバイザー資格を取得しました。
それ以来、何もしてこなかった部位を丁寧にケアするようになり、数ヶ月後には、色がきれいになり、形もすっきり、ツヤも出てきたのです。
「こんなに変わるなんて……」そんな思いが込み上げてきて、エステに来られるお客さまに伝え始めました。
その後、もっと深く学びたい気持ちが高まり、フェムケアの講座をいくつか受けてみました。
けれど語られるのは、ケアの方法やホルモンバランスのことばかり。
「本当に知りたいのは、その先なんだけどな……」性がどこか閉ざされた世界のように感じられて、もやもやとした思いがぬぐえないまま過ごしていた頃、出合ったのが「実践型性共育」でした。
この講座では、実技に加え、心理学まで徹底的に学びます。
性に関する知識や技術だけでなく、心の奥にある感情や思い込みといったマインドにも深く踏み込んでいく内容でした。
最初は「どうして性に心理学?」と思い、正直、退屈に感じることも。
でも学んでいくうちに、「これこそ私が本当に知りたかったことだ」と、視界がひらけたような感覚になり、次第に引き込まれていきました。
学びの中でも深くうなずけたのは、性と心は切り離せないものだということです。
そして、自分の体と丁寧に向き合ってゆくと、眠っていた感覚が少しずつ研ぎ澄まされていくことも実感しました。
その変化は、頭で理解するだけでは、とうていたどり着けないものでした。
けれど、自分の体にやさしく触れ、丁寧に感じていくうちに、ずっと眠っていた性への感覚が、少しずつ目を覚まし始めたのです。
だから私は、この体験を自分の中だけにとどめるのではなく、必要としている誰かのために筆をとるのです。
誰にも相談できずに悩んでいるすべての人に届けたい
この本は、女性だけのためのものではありません。
むしろ、パートナーとの関係や、家族の未来をより良くしていきたいと願うすべての方に、手に取っていただきたい一冊です。
そして、この本をかたちにすることは、決して私一人の願いを叶えるためのものではありません。
私が声を上げたことで、別の誰かの背中がそっと押される……。
そんな小さな気づきの連鎖が、少しずつ社会の空気を変えていけると、私は信じています。
だからこそ、この一冊を、本当に必要としている方のもとへ、皆さんと一緒に届けていきたいのです。
そのために、クラウドファンディングという形を選びました。
この想いの背景には、サロンで重ねてきたお客さまとの対話があります。
「どうして、脱毛やケアをしようと思ったんですか?」と問いかけると、心の奥にある思いや葛藤に触れることがよくあります。
そして、その奥には必ずと言っていいほど、「性」にまつわる悩みや違和感が隠れているんです。
たとえば、
・セックスレスにどう向き合えばいいかわからない
・誘われても、どうしても気が乗らない
・「性の喜び」がわからず、自分には無縁だと思っている
・パートナーと心が通わないまま、満たされない感覚を抱えている
・更年期を迎えて、「このままで終わってしまうのか」と焦りが湧いてきた
多くの人が心の奥に気持ちを閉じ込めてしまい、周囲の誰にも打ち明けられていないと確信しました。
そんな声に触れるたび、私が一貫してお伝えしてきたのは、「感じる力を取り戻すこと」の大切さです。
自分の心と身体の声に耳を傾けること。ありのままの自分を知り、受け入れること。
そうした自分との対話を重ねることが、体の喜びを取り戻す第一歩です。
けれど、どれだけ自分を理解しても、悩みの多くは他者との関わりの中でこそ浮き彫りになるものです。
だからこそ、相手とのコミュニケーションも欠かせません。決して女性だけの課題ではないのです。
今回の本は、そうした想いから、女性だけでなく、男性にも手に取っていただければと思っています。
そして、その先にいる家族や子どもたちにも、やさしく広がっていくことを願っています。
「誰かの何か」が開かれるきっかけとなる一冊を、どうか一緒に届けていただけませんか。
まずは、女性が明るく輝く未来のために。
その小さな一歩を、ともに踏み出していただけたらうれしいです。
性について、もっとオープンに語れる社会を目指して
誰にも聞けなかった性の疑問を、当たり前に語れる社会をつくりたい。
それを目指すために、これまで講座やワークショップ、実践型のレッスンを、女性に限らず定期的に開催してきました。
先にもお伝えしたとおり、性の悩みは決して特別なものではなく、誰もが抱えているごく身近なことです。
にもかかわらず、現代社会では性がいまだに「恥ずかしいもの」「不浄なもの」「触れてはいけないもの」として扱われがちです。
「自分の体と向き合おう」と思っても、どうすればいいかわからない。
そもそも、性について誰からも教わらないまま大人になった人も少なくありません。
子どもに性についてたずねられて、答えに詰まり、思わず話を逸らしてしまった経験のある方も、多いのではないでしょうか。
今は、スマホを開けば、指ひとつで情報が手に入る時代です。
しかし「性教育」と検索して出てくるのは、美容テクニックや刺激の強いコンテンツばかり。
本当に知りたかったのは、もっと自分の内側を根本から変えるための知識だったはずなのに。
「これだ!」と思える情報には、なかなかたどり着けないのが現実です。
知らないから、手探りの自己流になる。
わからないから、なんとなく遠ざけてしまう。
そして気づけば、周囲との関係をこじらせてしまう……。
そんな悪循環に、もう終止符を打ちたいのです。
だからこそ私は、「誰にも聞けなかった」性の疑問に、真っ直ぐ、そして品格をもって世の中に届けたいと考えました。
本を通して、自分の体を慈しみ、その喜びに目覚めることが、どれほどパワフルで尊い営みなのかを伝えたいと思います。それが、今回、出版を決めたいちばんの理由です。
このプロジェクトが誰かの人生を変えるきっかけになれば。そんな想いに共感してくださる方がいたらうれしい、そしてさらに力を貸していただけると、とても心強いです。
これまでの活動と最近の実績
これまで私は、「性と心と体」に向き合う学びの場を、さまざまな形で届けてきました。
たとえば、
・五感で感じるワンデーレッスン体に意識を向け、自分とつながる体感型のセルフケア講座
・「生きること=性」を語るお話し会性を生き方の一部として捉え直す対話の場
・体の感度を高める「本能の夜会」心と体をゆるめて開放する、少人数での感覚開花の場
・親子で学ぶ性教育講座親が子どもに伝える性共育を学ぶ参加型講座
・健康と食のイベント整えることの大切さを、食や体の声から見つめ直す会
今でもほぼ毎月、こうしたレッスンや講座を開催し、年齢や立場の異なる方々に向けて、伝え方を工夫しながら心を込めてお話ししています。
私の講座では、性の知識だけでなく、実技や体感を通じた学びを大切にしています。
実用心理学と体の感覚を融合させ、心の奥にある感情をゆるめる場づくりを提供し続けてきました。
こうした取り組みを重ねるなかで、私はこの本を、次のような方々にこそ届けたいと強く感じています。
・長年セックスレスで、どうすればいいかわからない方
・「性の喜び」がわからず、自分には関係ないと感じている方
・パートナーとの関係を良くしたいのに、性の話を避けてしまう方
・子どもに性教育を伝えたいけれど、自分がどう向き合えばいいかわからない方
・自分の体や感覚に、もっと素直に向き合いたい人たち
一見すると「女性のための本」と思われるかもしれませんが、私はそうは考えていません。
年齢や性別にかかわらず、誰にとっても生きる力につながるものだと思っています。
笑顔がつながる未来のために
今の社会では、誰かのためにがんばりすぎてしまう人がたくさんいます。
女性たちも、日々いくつもの役割を抱えながら、「強くなければ」「負けてはいけない」と、無意識のうちに気を張ってしまうことが少なくありません。
家庭や仕事、人間関係のなかで、他者を優先し、自分の気持ちは後回しにしてしまいがちです。
でも本当は、もっと頼ってもいいし、甘えてもいい。
がんばりすぎず、自然体のまま過ごす時間があっていいのです。
感情を押し込めるのではなく、そのまま受け止めて、やさしくほどいていくこと。
それが心と体をととのえ、自分自身を大切にすることにつながります。
女性が毎日、幸せで、ご機嫌でいられることが、家庭や社会を明るく照らし、子どもたちの健やかな成長にもつながっていく。
そんな未来を、私は心から描いています。
そんな一人ひとりの変化が、教育や地域、社会全体にも、徐々に広がっていくと本気で信じています。
自分を慈しみ、自分の感覚を信じて生きる人が増えていけば、世の中はきっと変わっていくでしょう。
この本が、その連鎖を生む小さなきっかけとなり、必要としている誰かの手に届くことを願っています。
その一歩を届ける力になっていただけたら、心の底からうれしいです。
応援、どうぞよろしくお願いいたします。

資金の使い道とスケジュール
みなさまからいただいた資金は、書籍の出版費用として大切に使わせていただきます。
(CAMPFIRE手数料を含みます)





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