【はじめのご挨拶】
このページをご覧になっているすべての皆様こんにちは!
第2回みんなのパラスポーツ体験in平沢らららサンビーチの大会実行委員長を務めます古賀信太朗です。
私は10代の時に罹患した脳出血により右半身麻痺や失語症・高次脳機能障害などの障がいを抱えてから、医学部に入学したという特殊なキャリアを持つリハビリテーションを専門にする医師です。
私自身、バリアフリーダイビング・水泳などの障がい者スポーツと出会い、「仮に障がいがあったとしても自己の可能性は閉ざされてないこと」に目が向くようになりました。スポーツの効用は、持久力向上など身体的効果だけでなく、障がい受容の促進など心理的な効果があることをまさに実体験してきました。
障がいを負って、はや27年。当事者として、医師として、何か世に還元できることはないだろうかという思いが強まり、私自身が経験してきたスポーツの力を、多くの人にも経験して欲しいという思いから、「みんなのパラスポーツ協議会」という組織を作って、色々な仲間の力をお借りしてパラスポーツ体験会を開催しています。

【去年初開催のパラスポーツ体験会】
NPO法人日本バリアフリーダイビング協会関東事務局の全面支援を受けて、2024年9月“第1回みんなのパラスポーツ体験in平沢らららサンビーチ”を開催しました。障がいのある人もない人も、子供から高齢者まで、皆が美しい海に集い、パラスポーツ体験ができる機会を創出し、スポーツを通じた社会参加の場を広げる活動によって、真の共生社会に貢献することを目的をしています。
準備を進めていく中で、長年障がいのある方に対して水泳の指導やボッチャ審判員として活動されている横浜市障害者スポーツ指導者協議会のベテラン指導員からも、理念に共感して頂き、お手伝い頂けることとなりました。私が通うプールで、たまたま隣のレーンでいつも指導されている方です。
当日は、シュノーケルやSUP(サップ、Stand Up Paddleboard)といったハードルの低いマリンアクティビティに加えて、ビーチサイドではボッチャやフライディングディスクといったパラスポーツも体験できるイベントを行うこととなりました。

参加者からは、「普段経験できないことを味わうことが出来、楽しかった」とか、「障がいのある人はスポーツをするにはハードルが高い。このようなイベントでサポートがある中では参加しやすいので、とても助かる」などの声を頂きました。
百聞は一見に如かず。それでは、実際のイベントの様子を写真でご覧ください!

実際にイベントを開催するとなった時には、スタッフの人件費・会場費・器材の輸送費などの支出の捻出をどうするかが振りかかってきます。その一方で、気軽に参加できるように参加費を抑える必要もあり、何らかの支援を得る必要が生じました。そこでCAMPFIREのクラウドファンディングを利用して開催資金を集めたところ、幸いなことに目標を大きく上回る金額の支援を頂きました。本当にありがたかったです。

【2025年も、もちろん開催します!】
今年の開催場所も、きれいな海の向こうに富士山の絶景が広がるダイビング施設(平沢マリンセンター)です。ダイビング専用施設なので込み合うこともなく、初めての方でもゆったりと指導を受けることが可能です!
前回は日帰りの方には、朝早すぎて不評だったところもありました。今回は開会式を10時に設定しているため、遠方からいらっしゃる方も参加しやすいのではないでしょうか?
名称:第2回みんなのパラスポーツ体験 in 平沢らららサンビーチ
日時:2025年8月31日(日曜)10:00 開会式
場所:〒410-0234 静岡県沼津市西浦平沢25-8 らららサンビーチ内 平沢マリンセンター

【このパラスポーツ体験会が他のイベントと異なる点】
1)幅広い年齢を対象にしていること
本来パラスポーツとは、「障がいのある人もない人も高齢者でも、誰もが一緒に楽しめる」スポーツであるべきです。また、障がいのある人との幼いころからの触れ合いは、将来の真の共生社会づくりは不可欠だと考えています。実際、このイベントに、小学生の私の子供も参加するようにしています。
2)きちんとしたパラスポーツ指導員が指導に当たること
先ほど紹介した2人の指導員は、日本パラスポーツ協会上級指導員として、後進の育成にもあたっているベテランです。パラスポーツに精通している指導者から直接教えてもらえる貴重な機会です。昨年の参加者の中には、このイベントが契機になり、定期的にボッチャサークルに参加されるようになった方もいます。
3)単なるスポーツ体験のみではなく、一日通して楽しめるイベントを心掛けていること
今回はスペシャルゲストとして、吉本興業所属のパラスポーツ芸人として活動している“イダリアン”さんが来場します。ボランティアとしてゲストをお手伝い頂いたり、お昼休みにはネタ披露をして頂く予定です。今から楽しみです!
4)多くの仲間の医療従事者(看護師・リハビリテーションスタッフ)が参加していること
リハビリテーション医かつ障がい当事者である私が音頭を取るため、仲間の医療従事者が多数いる中での運営が可能となっています。初めて参加される障がいをお持ちの方々には、このことはとても心強く感じるのではないかと自負しています。


【目標金額と資金の使い道について】
前回同様、備品購入・熱中症対策の飲料水の購入・スタッフの人件費・会場費・器材の輸送費などに充てる予定です。また、スペシャルゲストのパラスポーツ芸人イダリアンさんのギャラにも充てたいと思います。
今回も目標金額は30万円を目標としたいと思います。このクラウドファンディングの締め切りは、イベント開催の前日、8月30日土曜までとしました。どうぞよろしくお願いいたします。
【天候不順の場合】
台風の時期なので、天候不順により平沢マリンセンターが閉鎖された場合には中止となります。その場合には次年度以降の準備金とさせていただきます。
【リターンについて】
資金が潤沢でない状態から始めているため、高額なリターンは用意が出来ないことをあらかじめご了承頂ければ幸いです。今回のイベント開催後に、全員に、大会運営スタッフからの感謝の気持ちを込めて、当日の体験会の報告書をお送りいたします。
今回の目玉としては、枚数限定で私の出張講演券を作ってみました(当日の講演料は一切頂きません)。主催者とよく相談して、どんな会でも趣旨にあった話をするよう努めます(例:私なりの障がいとの向き合い方、私のパラスポーツ歴について、脳血管疾患ーその予防とかかったあとに重要なことー、障がいを抱えながらの大学受験など)。失語症のため、少々お聞き苦しい箇所があるかもしれませんが、精一杯頑張ります。
【最後に】
多様性を尊重する共生社会において、ハンディキャップは1つの個性であり、社会参加し多くのことを経験することに障がいの有無は関係ないと我々は考えます。
まだまだ認知度が低いイベントですが、とにかく毎年やり続けることが、なりより大切だと思います。これからもパラスポーツの裾野を広げる活動に邁進していきたいと強く思っています。
皆様のご支援のほど、どうぞよろしくお願いいたします!
【参考資料】
1)第2回みんなのパラスポーツ体験in平沢らららサンビーチ 公式Facebook(実施要項もこちらから)
https://www.facebook.com/profile.php?id=61561802180418
2)みんなのパラスポーツ協議会 公式インスタグラム
instagram.com/lets_enjoy_parasports
3)2025年8月2日 地元沼津経済新聞のインタビュー記事
最新の活動報告
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おかげさまで事故無く、無事開催できました
2025/09/03 07:09第2回みんなのパラスポーツ体験in平沢らららサンビーチ開催に際しましてご支援頂いた皆様、本当にありがとうございました。八月最後の日曜日に無事開催できましたことをご報告いたします。大幅に参加者も増え、子供から高齢者まで、障がいのあるなしに関わらず、一様に楽しかったと大好評なイベントとなりました。脳梗塞後砂浜を歩くことが夢だった方の、夢の実現にも立ち会うことができました。また、吉本興業・パラスポーツ芸人であるイダリアンさんにも昼にネタを披露して頂き、子供たちがゲラゲラと笑っていう様を見て、運営している私たちまで幸せになりました。皆様からの支援があってのイベントです。まずは取り急ぎ御礼申し上げます。報告書の作成にも、これから取り掛かっていく所存です。大会実行委員長 古賀信太朗 拝 もっと見る
目標金額達成しました!!!!
2025/08/17 11:12公開8日目で、早くも目標額達成することが出来ました。これで、去年と同じ規模での開催が可能となります。ご支援を賜ったすべての皆様に、厚く御礼申し上げます。本日8/17が大会参加申し込みの期限となります。これまでのところ、去年を上回る参加者が来場される予定となっています。オンライン形式でのスタッフのミーティングも佳境を迎えております。皆様のご支援については、大会前日8/30まで受付をしておりますので、今後ともぜひとも応援よろしくお願いいたします。今回のCAMPFIRE for Social Goodという仕組みでは、支援者さまに手数料をご負担頂いています。その分、支援者さまからのご負担が従来より増えることととなることだけご留意ください。この場をお借りして御礼申し上げます。 もっと見る
皆様に支えられていることを実感しています
2025/08/10 08:00公開2日目で、かなりのご支援を賜わりました。なかには、写真のようにSNS上で拡散して下さった方もいらして、人に支えられていることを実感しています。これからも応援よろしくお願いいたします!今回のCAMPFIRE for Social Goodという仕組みでは、支援者さまに手数料をご負担頂いています。その分、支援者さまからのご負担が従来より増えることととなることだけご留意ください。この場をお借りして御礼申し上げます。 もっと見る







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