活性の火実行委員会 委員長杉村からご挨拶
活性の火実行委員会、代表の杉村 原生(スギムラ ゲンキ)と申します。
私は、JR苫小牧駅前エリアを会場とし、中心市街地活性化を目的とした入場無料の音楽フェスティバル「活性の火」を、2014年より開催しています。
時間が経つのは本当に早いもので、当フェスは今回で11回目の開催を数えます。
苫小牧には「とまこまい港まつり」や「樽前神社祭り」など、地元民にはお馴染みである夏の行事がありますが、この「活性の火」も今では一定の認知度を得て、苫小牧の夏を締めくくる恒例行事として広くご認識いただいております。
そして地元の方々からは多くの応援と評価をいただき、現在では地元企業や団体等160件以上のご協賛をいただいております。
活性の火は既に我々だけのものではなく、苫小牧に欠かせない行事になっている、と受け止めております。
皆様よりいただいた機会に最大限の感謝を込めて、今回も成功を収めながらも今後の開催継続につなげていけるよう準備を進めております。
活性の火を続ける理由
私は苫小牧駅前通り沿いにあるライブハウス「ELLCUBE」の運営を始め、他の音楽関連事業を展開する株式会社LIVELIFEを経営しています。
私自身は約40年前、両親の都合により苫小牧へ転居し、現在に至るまで長年この苫小牧で生活してきました。
1990年代初頭、10代だった私はロックバンドの世界観に憧れを抱いたことから、自分だけの独立した感性や価値観を持つに至ったと思っています。
多感だった自分が過ごした苫小牧の当時の「まち」。
今と比べればとても賑やかで、多くの人々が必要とするだけの「存在意義」があったように思えます。
中心市街地にはCDショップ、楽器屋、洋服店、飲食店、デパートも複数立ち並んでいました。
探検好きな自分は「まち」をくまなく探求し、今でも溢れるほどの思い出が残っています。
自社が位置する現在の店舗に移ってきたのが2009年。
20年も経たないうちに、「まち」の姿は一変していました。
せっかく駅前にお店を構えることができたのに…
あの頃の「まち」は、いったいどこに行ってしまったのか…
言葉には言い表せない、寂しい気持ちになりました。
時代は移り変わりを見せ、苫小牧のような地方都市の中心市街地が、地域においての「存在意義」を果たしてどのように確立するのか?その答えは年々難しくなってきていると感じています。
しかしながら自分は当時の「まち」の住人として、またあの頃の光景を眺めてみたい願望を抱えながら、自分なりの地域活性化活動を継続しています。
諦めずに活性の火を続けてゆくことで、自分達の地域を誇りに思う大切さを伝えられたら…と思っています。
- 活性の火'25 開催概要 -

タイトル:活性の火’25 - ACTIVE FIRE 2025 -
開催日時:2025年8月30日(土)・31日(日) - OPEN 10:00 / CLOSE 18:00 ( 両日 )
開催会場:①苫小牧中央公園 - 北海道苫小牧市若草町2丁目3
②ELLCUBE・アカシア公園 - 北海道苫小牧市王子町1丁目6-12
料 金:入場無料
駐 車 場 :一般駐車場 前売¥2,000
プレミアムカーサイト 前売\3,000 好評につき完売しました。
出 演:道内・道外アーティスト約80組出演
主 催:活性の火実行委員会
後 援:苫小牧市・苫小牧商工会議所・(一社)苫小牧観光協会・FMとまこまい
最新情報はX(旧Twitter)にて随時更新中!
若い才能を応援する新たな挑戦「YOUNG EVERFIRE」

2024年から新たにスタートした「YOUNG EVERFIRE」は、苫小牧や近郊地域の20歳以下の若者たちに音楽ステージの機会を届けたいという想いから始まった企画です。
地元企業(TOMASEIグループ様)のご協力を得て、活性の火と連携するかたちで生まれたこの取り組みでは、オーディション形式のライブイベントを通じて、本ステージへの出演アーティストを選出しています。
初開催となった2024年は、厳正な審査を通過した4組の若手アーティストが、活性の火2日目のステージに出演。
その中の2組はその後も活動の幅を広げ、今年2025年も正式出演が決定しました。
単なる“出演機会”にとどまらず、継続的な表現活動のきっかけとなるような成果が生まれています。
2025年もこの企画は継続し、7月22日に開催されたオーディションライブには、例年以上に高いレベルの若手アーティストが参加。
当初は4組の出演を予定していましたが、審査が難航するほどの内容に、急遽5組の本ステージ出演が決定しました。
「活性の火」には、これまでプロ・アマ問わず数多くのアーティストが出演してきましたが、高校生や10代アーティストにとっては、出演へのハードルが高いというのが正直なところでした。
その課題を乗り越えるために、私たちはこの「YOUNG EVERFIRE」という企画を立ち上げ、地元の企業と連携しながら、若い表現者の背中を押す仕組みをつくってきました。
これからを担う若者たちが、音楽を通じて自己表現し、自信を持って羽ばたいていく。
その一歩を支えることこそ、私たち「活性の火」が果たすべき役割のひとつだと感じています。
若者の挑戦を後押しし、地域の未来をともに描いていく――その想いを込めて、今年もこのステージをつくります。
リターンについて
活性の火'25開催のご支援をいただいた方へ下記の通りリターンをご用意させていただきました。

今年も、昨年大好評だったアーティストサイン入りグッズ等が当たる抽選会権利付きのラバーバンドの返礼をご用意しています。
※抽選会は対象となる方へ開催日と抽選番号をメールにてお送りし、Instagramのライブで配信を予定しています。
※リターン(返礼品)の詳細は、ページ内「リターン」の項目よりご覧ください。
商品のサイズや条件が記載されております。
※リターン商品は2025年11月以降に発送予定となります。
※イベント当日は、会場限定支援グッズなどもご用意しております。
資金の使い道(開催費用の内訳)
想定される支出については以下の通りです。※下記金額は概算となります。
◆アーティスト関連費用・・・約1,500,000円
◆ステージ設営(ステージ・テント・バリケード・スーパーハウス)・・・約1,200,000円
◆音響設備・舞台・音響スタッフ人件費・・・約1,200,000円
◆シャトルバス手配(来場者の会場間移動)・・・約110,000円
◆広告・会場装飾費(ポスター・HP・会場の看板等)・・・約400,000円
◆会場運営費(保険・清掃・人件費・レンタカー・仮設トイレ等)・・・約1,200,000円
活性の火'25 支出合計 約5,610,000円
最後に
これまで11年間の活性の火の歴史の中で、このイベントをきっかけに非常に多くの方々がこの苫小牧に、駅前中心市街地に足を運んでくださっております。当クラウドファンディングや各種SNSで見られる激励のメッセージにはとても励まされ、活性の火を続ける原動力になっています。
いただいたご声援に応えるにはただ一つ、今後もこの活性の火を継続していくことに他ならないと受け止めています。これまでにご支援をいただいた皆様にとっては毎年大変恐縮なお願いになりますが、地元活性への取組に目を向けていただけたら嬉しく思います。
改めて、本プロジェクトの説明文に開催概要とご支援のお願いを記載させていただきます。ご一読いただき趣旨にご理解いただけましたら幸いです。





この火は絶やしてはいけない 来年も再来年もずっと