「SMILE SKY LAB.」とは
「成田から世界へ」をもとに空の街成田に関わる子どもや若者が夢や希望を持ち、笑顔で前向きに生きていく社会実現のために居場所づくりを中心に学習支援などを行っていく団体です。
プロジェクト立ち上げの背景
みなさん、初めまして!当サイトをご覧いただき誠にありがとうございます。
一般社団法人SMILE SKY LAB.代表理事の三浦 大空(みうら そら)と申します。

私がなぜ、この団体を立ち上げたのか、また、このプロジェクトを進めたいのかを説明させてください。
〜私自身の経験から〜
私は、シングルマザーの家庭で育ちました。正直いうと、私はとても恵まれている方だと感じます。今年の3月に大学を卒業して、現在は大学院に通わさせていただいていますが、このような家庭環境で自分のやりたいことができている今の状況は母の大いなる力だと考えています。
しかし、シングルマザーの貧困率はかなり深刻で5割以上が貧困状態にいるというのが現状です。子どもの貧困は世の中的に改善傾向にありますが、シングルマザーの子どもの貧困は悪化傾向にあります。そのような中で、教育格差、体験格差など様々な格差が生まれていってしまっているのが現代の日本の社会です。2021年の流行語に「親ガチャ」という言葉がノミネートしてしまうほど日本は生まれた環境で今後の人生がほとんど決まってしまうのです。
〜教育格差の現実〜
貧困状態から抜け出すための一つの手段としては、高校、大学に進学をするということです。しかし、近年の受験戦争の激化により、多くの子どもたちが塾に通って、第一志望合格に向けて勉強を頑張っています。お金がなくて塾に通えない子どもは競争の土台に立てないというのが現代社会なのです。よく「勉強は自力でもできるから塾に行ってなくても成績は上がるだろ。それは本人の責任だろ」という言葉をよく聞きます。しかし、それは裕福な家庭で育ち、勉強をする環境があって勉強が習慣となった人の感覚での話だと思います。実際、生きていくだけで精一杯の中で、親が働いていて子どもにかけられる時間がない環境下で、勉強を自力でして、成績をあげるというのは本当に至難の業です。さらに、勉強の仕方、受験に関する情報なども塾に行っている人とそうでない人には圧倒的な差があります。成績を上げ、高校、大学に進学するための土台に貧困状態にいる子どもたちは立ててすらいないのが現状です。
現在の状況を打破したいと思い、希望する高校、大学に進学したいと決意しても金銭的理由から塾に通いたくても通えない子どもをどうしても救いたいという一心でこの事業をスタートすることを決意しました。
〜空への憧れから夢を抱いた子どもたちとの出会い〜
家庭環境によって生まれる格差は、上記で述べた教育格差だけではありません。家庭環境によって生まれる格差に「体験格差」というものもあります。親と旅行に行ったりする機会や習い事をする機会などの剥奪により、自分のやりたいこと、夢中になれるものに出会えるきっかけを与えられないまま成長してしまうため、夢を抱くことがないまま大人となってしまいます。そのため、夢を抱いている子どもに比べて頑張ろうという気持ちが欠落して、現在の状況から脱出することは困難となってしまいます。
私は大学での研究テーマが「子どもの貧困」であり、卒業論文もそのテーマで調査、研究をしていました。その研究をしている最中に、地域の有志の大人たちが、近所にある児童養護施設の子どもたちをヘリコプターに乗せて空から街を眺めるという行事を開くというのを聞きました。その児童養護施設に通う子どもたちは、成田空港のすぐそばに住んでいるのにも関わらず、経済的理由から飛行機に乗りどこかにいくという経験がなく、同年代の子どもたちに比べて体験格差が生じており、空や世界についての憧れを抱きにくい環境にありました。
この行事は世界最大級の国際空港の上空を飛ばすのは安全面からも難しく、初めての試みだったと聞きました。空港会社や管制塔、地域の人々が、それぞれの立場やスキルを生かし、「子どもたちに夢を持たせよう」と協力しあって行事を運営していました。子どもたちに夢を持たせるために地域の有志の方々が行動している姿に共感をし、この行事にボランティアとして参加することを決めました。
その行事に参加した子どもたちは目をキラキラ輝かせながらヘリコプターに乗り、「一生の思い出!」と喜んでいる子どもたちが多く、ボランティアとして参加した私は、ここまで子どもたちが目を輝かせるボランティアに参加できて誇りに思いました。
三里塚ヘリコプタープロジェクトチーム
後日、施設の方に話を聞くと、ヘリコプターに乗ったという体験を通して空への憧れを抱いた子どもたちが多くなり、空港に就職した子どもたち、空港に将来就職したいという子どもたちが何人も増えたと聞きました。「地域の大人たちが助けてくれることにより夢を抱き、希望を持って社会に出ていくことができる」ということを強く実感した瞬間でした。
この時、私は野口英世の逸話を思い出しました。貧しい中で母の支えにより学びを続け、地域の大人の募金で火傷で動かなくなった手の手術を受けられたことが、彼の医学への憧れの出発点になりました。そこから東京へ、そして世界へと羽ばたいていったように、「子どもと地域の出会い」が未来を大きく変えるのだと強く感じたのです。
〜この夏、一人で立ち上げた学習支援と野球による居場所づくり〜
この体験を胸に、今年の夏休みに地域の児童養護施設の子どもたちなど塾に通いたくても通えない子どもを中心に『無料塾』の運営をすることを発案しました。夏休みは学校がない分、塾に行っている人とそうでない人との差が激しく出てしまう期間でもあり、教育格差が拡大してしまう期間でもあります。「広がる教育格差を食い止めたい」という一心で地元の高校生や大学生のボランティアを募って学習ボランティアを行いました。来てくれた子どもたちの多くは勉強を好きではなかったですが、「ここに来るのが楽しい!」、「今までは夏休みの宿題を終わらせることはできなかったけど、今年はここにきて頑張れたおかげで初めて宿題が出せそう!」と言った声を子どもたちから聞くことができて、今回の活動が学習支援だけでなく、子どもたちの居場所づくりにも貢献することができたということを実感して大きな手応えを感じました。
また、地元にある成田高校野球部で野球をしていたこともあり、児童養護施設の子どもたちに勉強だけではなく、野球を教えてほしいという思いがけない申し出もあり、子どもたちと一緒に野球もこの夏休み期間にしました。そのことにより、子どもたちとの仲も深まり、心を開いてくれ、相談事なども含めて様々な話をすることができる関係性にまでなりました。厳しい家庭環境に過ごした子どもたちの多くは大人に対する不信感や自らの居場所の喪失感があり、なかなか大人に心を開くのが困難です。そんな子どもたちの居場所や頼れる存在になれたというのは私自身とても嬉しかったです。
〜次のステップ:空き家を活用した「子どもの居場所づくり」〜
今回の経験で私はあることを決意しました。それは経済的理由や家庭環境で機会を得にくい子どもたちが無料でいける塾を作り学習支援を行っていくことと将来の夢につながる体験を得られる「居場所」をつくることです。そのために、地域にある空き家を活用してこれらが達成される居場所を作ります。
〜ご支援のお願い〜
この取り組みを続けるためには、空き家の費用やそれを修繕する費用、教材費や参加する高校生・大学生ボランティアの交通費など、多くの資金が必要です。
「子どもたちが夢や希望を描けるきっかけをつくりたい」
その想いに共感いただける方に、クラウドファンディングを通じてご支援をお願いしたいです。
地域の子どもたちが未来に羽ばたく姿を、ぜひ一緒に応援してください。
リターンについて
リターン品については個人様向け、法人様向けでご用意しています!ご支援いただいたあとの進捗をご支援者様に報告いたします。

スケジュール
9月 クラウドファンディング開始
リフォーム開始
10月 無料塾運営スタート!
12月 クラウドファンディング終了
第一回活動報告書作成&支援者の方へ送付
2026年
2月 活動報告会実施予定
最後に
私はこの活動を通して実現したいことがいくつかあります。そのうちの一つが「親ガチャ」という言葉をこの世から根絶するということです。生まれた環境によって今後の人生が左右されてしまう社会の中で苦しむ子どもたちを本気で救うために、私にできることは全てやりたいと考えています。
「無料塾」という異例の取り組みをしていくためには、支援をしてくださる方の力なしでは達成することができません。世の中にある様々な格差の中で苦しむ子どもたちを救い、子どもたちに笑顔を届けるこのプロジェクトを一緒に進めていきませんか?
子どもたちが夢と希望を持って生きていける社会の実現をしていくためのご支援、ぜひよろしくお願いします。
一般社団法人 SMILE SKY LAB. 代表理事 三浦 大空
最新の活動報告
もっと見る志望校合格に向けて!!
2025/11/15 10:56こんにちは。一般社団法人SMILE SKY LAB.代表の三浦です。今年は秋があっという間で、一気に冬になりました。冬になれば、入試が近づいてくるということをしみじみと感じます。本日は生徒たちは過去問をそれぞれ解いていました。しかも、今日は豪華なことに生徒一人に先生が一人ついて教えてくれるという日でした!一対一で教えてくれる個別塾よりも長い時間教え、わかるまで見放さない。しかも、無料でそれが受けられる環境。それは支援してくださる皆様のおかげだと考えております。本当にありがとうございます。初めて過去問を解いて志望校までとの差を感じ、勉強により一層熱意が入ってくれればと思っております!志望校に向けそれぞれが頑張る、その過程にとても価値があると思います。その環境を作ってあげられていることは、私が実現したかったことの一つでもあります。生徒募集を一時中断していましたが、クラファンによる支援も増えてきたこともあり、また募集を開始しました。このような環境をより多くの子どもたちに届けていきたいと考えています。皆様の、ご支援、ご声援お待ちしております!! もっと見る定期テストで大きな成果を上げてくれました!
2025/11/12 20:53みなさん、こんにちは。一般社団法人SMILE SKY LAB.代表理事の三浦です。無料塾の運営を開始してから半月ほどが経ちました。ここまでの成果を皆様にお伝えできればと考えています。先日行われた定期テスト。ここに来てくれている中学3年生全員が成績UPすることができました!中には一緒に国語の特訓をした生徒で過去最高の9割を取ることができたととても喜んでいました。中には、前回と比べ50点をあげた生徒もいました。よく頑張ったと一緒に喜びました。中学校3年生は受験に向けて真剣に頑張っていますが、今回の結果は彼らにとって大きな達成感を得る結果になったと考えています。今回のことからわかるように、学習する場所、勉強する環境さえあれば子どもたちは頑張り、成果を出すことができるのです。そのような環境を地域で作っていく必要があると思います。皆様からの支援をいただき、このような活動ができていること、とても感謝しております。クラウドファンディングも残り一ヶ月となりました。このプロジェクトを進めていくためにはまだまだ多くの支援が必要です。皆様のご支援をお待ちしております。 もっと見る中学生たちが「将来の夢」について考えました!
2025/11/06 21:00皆さま、こんにちは。SMILE SKY LAB.の三浦です!現在、成田市内の中学生11名が当団体の学習支援教室に通っています。この日は、生徒たちと一緒に「将来の夢」をテーマに活動を行いました。「自衛官になりたい」「バレーボール選手になりたい」など、子どもたちはそれぞれに大きな夢を抱いています。今回はその夢を実現するために、・どんな努力が必要か・今月、どんなことを頑張るのかを一人ひとりが考え、目標を立てました。「毎日継続的に勉強を頑張る」など、小さな一歩を自分で決めて前に進む姿はとても頼もしく感じます。また、生徒のパーソナルファイルの表紙には、それぞれに想いを込めたメッセージを添えました。子どもたちが夢に向かって努力を重ねていけるよう、私たちはこれからも全力でサポートしていきます。夢を抱き、ここで頑張る子どもたちを一緒に応援してください。引き続き、温かいご支援をよろしくお願いいたします。 もっと見る







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