木で作る未来のポータブル簡易トイレ。山を守るMOKU×FUNの挑戦!

登山やアウトドアで欠かせないトイレ。でも自然を守る方法はまだ少ない。そこで私たちは“木のポータブル簡易トイレ”を開発。山を守り、木を楽しむ新しい仕組みを、あなたと一緒に形にしたい。

現在の支援総額

40,000

4%

目標金額は1,000,000円

支援者数

6

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2025/10/08に募集を開始し、 6人の支援により 40,000円の資金を集め、 2025/11/30に募集を終了しました

木で作る未来のポータブル簡易トイレ。山を守るMOKU×FUNの挑戦!

現在の支援総額

40,000

4%達成

終了

目標金額1,000,000

支援者数6

このプロジェクトは、2025/10/08に募集を開始し、 6人の支援により 40,000円の資金を集め、 2025/11/30に募集を終了しました

登山やアウトドアで欠かせないトイレ。でも自然を守る方法はまだ少ない。そこで私たちは“木のポータブル簡易トイレ”を開発。山を守り、木を楽しむ新しい仕組みを、あなたと一緒に形にしたい。

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プロジェクトの実行者について

はじめまして。那賀ウッド代表の庄野洋平です!

私は徳島県阿南市・福井町というかつてタケノコ生産全国1位の地域で生まれ、育ちました。子どものころから竹林でたけのこ掘りをしたり、きれいな川や海に親しみ、自然とともに遊び、学んで大きくなりました。

一番右にいるのが幼少期の庄野です

大学卒業後は、川や山、自然環境に携わる仕事がしたいという一心でエイト日本技術開発に入社し、森林・河川の環境調査や防災計画づくりの現場を歩いてきました。

森林や防災に関する技術を磨きつつ、エイト日本技術開発として蓄えたノウハウを活用して地域経営を行う新事業として、2014年に地元・徳島の那賀町(なかちょう)に子会社である那賀ウッドを立ち上げ、今は「地元の森を使って、地元の未来を守る」モノづくり・コトづくりに挑んでいます。

那賀ウッドは森林率95%の那賀町にあります!
工場前はもちろん森林!

森林の取り巻く状況

日本の森は豊かです。世界の森林率31%に対し、日本は67%。そのうち約4割が人の手で植え、世代を越えて手入れされてきた人工林です。

昔の暮らしでは、木や竹は家になり、器になり、燃料になり、遊び場でもありました。

しかし、コンクリートや鋼材、プラスチック、そして電気やガスといった便利な材料や技術が広がるにつれ、木や竹を使う機会は減り、山に入る人も減りました。。。

自然はそのままにしておくのが良いと思うかもしれませんが、手入れの途絶えた山は、やがて荒れて、土砂災害のリスクを高めます。

その影響は山だけでなく、川を下り、海へと至り、すなわち私たちの町の暮らしにまで及びます。

森林の問題は、森林だけの問題ではないのです。

山村の良い環境を維持・保全するには手入れ、つまり人の暮らしが欠かせません。

つまり良い里山の環境が維持されるのも、林業や木材加工、農業をはじめとした地域の産業があるからこそです。

特に、私たち那賀ウッドが事業をおこなう徳島県那賀町森林率が95%人工林率は78%と、森林整備と木材利用が喫緊の課題です。

プロジェクト立ち上げの背景

だから私たちは山地・森林を「使って、守る」道を選びました

那賀ウッドでは、森林・木材の新しい活用として、木をパウダー状にまで粉砕加工した「木粉(もくふん)」を製造しています。

自然素材であるため水分も比重も色もばらつく木を、材料の管理と加工のノウハウで均質なパウダーに整えると、驚くほど多様な機能が生まれます。

樹種や粒度をコントロールすることで、吸湿・消臭・保香・断熱などの性質を引き出し、異業種と組むことで、新しい用途が次々にひらけました。

また、木工製品などの木粉化しない無垢の木製品についても、従来の木材産業に加え業界の垣根を超えた異業種との組み合わせによって木の意匠性や粘り強さを活かしたサーフボードやインテリアなど「新しい用途」の製品づくりを行っています。

「木頭杉で山と川と海をつなぐ」アウトドアブランドWoodBoard KUKU

インドアでもアウトドアでも楽しめる木製品づくり

 モノづくりだけでは終わりません。子どもから大人までを対象に、学校の授業やワークショップ、森を歩くツアー、工場を開くオープンファクトリーを通じて、木に触れ、森を学び、地域とつながる場を育ててきました。

那賀ウッドの工場 オープンファクトリーの様子

木を知ることは、私たちの暮らしの根っこを知ること。日本各地の森が持続的に循環し、地域の、木の産業が息を吹き返す未来に向けて、私たちはそのモデルづくりに挑戦しています。


そんな私たちの想いをそのまま名前に込めたのが

MOKU×FUN!(モクファ

木(MOKU)もっと楽しく(FUN!)

自分たちが日々向き合ってきた

“木粉(もくふん)=  MOKUFUN”

という言葉の中に、すでに

「木」と「楽しい」が宿っていた

ことに気づいたとき、このプロジェクトは動き始めました。

木をはじめとした自然の可能性と楽しさを、もっと多くの人に、もっと身近に届けたい。使うことで森、そして森からつながる川や海の環境がよくなる循環を、手に取れる形で体験してほしいというのが私たちの想いです。

このプロジェクトで実現したいこと

山、川、海の自然を楽しんでほしい、そして木に関するモノやコトをもっと楽しんでほしい!

最近では、海外からも日本の豊かな森林や自然を目的にたくさんの方々が訪れているなど、国内外からも注目され喜ばしいことと思っています。

一方で、楽しい旅には課題もあります。

登山客の増加で山のトイレ問題の深刻化、レジャーや旅行などの外出中に近くにトイレがない、大雪で渋滞し車中でトイレをせざるを得ない、遠足でトイレが気になって道中の飲食を楽しめない、など自然を楽しむ際にはトイレ問題が常につきまといます


そこで私たちは、MOKU×FUN!プロジェクト第1弾として

MOKU×FUNポータブル簡易トイレ(仮)

の開発を行いたいと考えています。

木粉の吸水力・消臭力を活かした簡易トイレを、防災備蓄だけでなく、旅やアウトドアの心強い相棒として、持ち歩きたくなるデザインへとリブランディングします

現在の防災備蓄品の「木粉簡易トイレ」をリブランディングしたい!

災害時の安心を支える道具が、平時の楽しみとも地続きであること。森や自然を楽しむときの一つの不安を解消し、同時に森を守る選択にもなること。

そんな「木を使って、森を守る」を象徴するプロダクトに育てます。

環境省の自然共生サイトにも登録された
「橋本山林」さんにて
このリブランディングには、2025年の万博プロジェクトでもご一緒いただいているJTBさんとタッグを組みます。

旅のプロであるJTBさんの視点と、森と木材のプロである那賀ウッドの技術を掛け合わせ、使い勝手・安全性・携行性・循環性まで磨き上げます。

見た目が良いだけではなく、いざというときに確実に機能し、日常、そしてレジャーでも気持ちよく安心して使える。

そんな“備え”と“楽しみ”の境界を越えるプロダクトを目指します!

JTBさんと一緒に取り組む「まるごと森林ツアー」の様子

このクラウドファンディングで集まった資金は、主に「MOKU-FUNポータブル簡易トイレ(仮)」の開発・デザイン・試作・評価、量産の初期費用に充てます。

目標金額を超えた分は、那賀町の脱炭素プロジェクトの活動費として活用し、地域ぐるみで気候変動対策にも貢献する活動を推進します。

みなさまの賛同が、森での下刈りや植栽の手を増やし、木を使う新たな産業の芽を育て、次の世代の安全・安心な暮らしにつながります。

森の町・那賀町から木の楽しさを伝えられるよう
モリモリ元気に盛り上げます!

私たちが目指すのは、特別な人だけの“林業の世界”ではありません。

子どもも大人も、アウトドア派もインドア派も、企業も学校も、誰もが自分の生活の延長で森とつながれる社会です。

例えば、週末のキャンプで使ったポータブルトイレの木粉が、あなたの地元の森から生まれたものだと知る。

使う人が増えるほど、山を手入れする人たちの仕事を支え、山が守られ土砂災害のリスクを下げ、川の水をきれいにし、海の豊かさを守っていると実感する。

そんな実感の輪を、ここ徳島・那賀町から日本中へ広げたいのです。

JTBさんと一緒に取り組む「杉のSUP体験」 
山と川と海と人をつないでいきたい!
森は待ってくれません。放っておけば荒れ、手をかければ応えてくれます。

私たちは、その応えを何度も見てきました。植えた苗が根づき、間伐が光を通し、森に風が巡る。木は静かに、確かに成長します。

MOKU×FUN!は、その成長の速度に合わせて、人の営みをもう一度森とつなぐプロジェクトです。

私自身が子供のときから自然に親しませてもらってきたように、今度は次の世代にもつないでいきたいと思っております。

子供たち世代にもMOKU×FUN!を伝えたい

応援メッセージを頂きました!

那賀町 橋本町長

那賀町は淡路島や琵琶湖よりも広大な面積があり、なおかつその面積の95%が森林という自然豊かな林業の町です。那賀町の木の活用が広がることで、森林の手入れが進み山の環境を守ることにもつながります。

那賀町の木を活用したポータブル簡易トイレをきっかけとして、みなさまに旅行や自然を益々楽しんでいただけると大変うれしいです。

木を楽しみ、山を守るMOKU×FUN!の挑戦を応援いただけますと幸いです。

そして、自然豊かな那賀町へも機会があれば是非お越しください!


那賀町山のおもちゃ美術館 岩佐館長

那賀町山のおもちゃ美術館では、森林の魅力、自然の豊かさを、木の魅力を、遊びながら感じることができます。
木の温もり溢れる空間の中で、さまざまな世代の方々に「木育」を体験いただいております。

木を楽しみ、山を守るMOKU×FUN!のプロジェクトには共感しており、その挑戦を応援しています!

是非、那賀町からの取組を応援頂けますと幸いです。


リターンについて

木や自然の楽しみを伝えるMOKU×FUN!プロジェクトでは、今後さまざまな関係者との"共創"を進めていきます。

今回開発するポータブル簡易トイレを各地のフィールドに設置していくなど、この自然を守る旅に支援という形でご参加頂けますと幸いです。

リターン品については、那賀ウッドや那賀町の関係製品にくわえて、私自身が家業として兄弟とともに生産するたけのこなど、MOKU×FUN!プロジェクトにふさわしいモノ・コトをたくさん準備しています!

山の恵みを食べることが森林の手入れの促進に!


また、みなさまとともにMOKU×FUN!プロジェクトに取り組みたいという思いから、ポロシャツをはじめとするグッズもリターン品として考えています。

実はNAKAWOODメンバーが着用しているポロシャツがけっこう人気なことを受け、WoodBoard KUKUビルダーの高森さんの協力を受けMOKU×FUN!ポロシャツも制作しました!

共に木を楽しむ仲間としてご参加頂けますと幸いです^^

さらに、賛同していただける事業者さま向けには、私たちが運営している「木と生きる.com」という自然と木のある暮らしの楽しみを提供するメディアサイトへの記事掲載などもリターンとしてご用意します。

1記事あたり数千~数万ページビューがあるこのサイトへの掲載を通じて、FUN!(ファン)になっていただいた皆様とともに、木の楽しさを伝えていければ幸いです。

また、那賀町山のおもちゃ美術館の入場券や環境省の自然共生サイトにも選定された橋本山林さんのツアーなど、那賀町を体験いただけるリターン品もご用意しました。この機会に是非那賀町にもお越しいただけますと嬉しいです。


最後に

どうか、この一歩を共に踏み出してください。

「木を楽しむ」ことが「山を守る」ことになるMOKU×FUN!の挑戦に、支援という形で参加していただけたら嬉しいです。

みなさまからのご支援は、自然を守る旅の始まりです。

次に森を歩くとき、風の匂いが少し違って感じられるはずです。みなさまの選択が、森の未来を変えていきます。

どうか、私たちのプロジェクトにご参加いただき、応援していただけますよう心よりお願い申し上げます。

支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • リターン仕入れ費

  • 1stゴール:商品開発費(JTBさんと連携したポータブル簡易トイレ) 2ndゴール:那賀町の脱炭素プロジェクトの活動費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

ヘルプページを見る

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください

最新の活動報告

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  • 那賀町の橋本町長にMOKU×FUN!プロジェクトについてご報告させていただいたところ、下記の応援メッセージを頂きました。「那賀町は淡路島や琵琶湖よりも広大な面積があり、なおかつその面積の95%が森林という自然豊かな林業の町です。那賀町の木の活用が広がることで、森林の手入れが進み山の環境を守ることにもつながります。那賀町の木を活用したポータブル簡易トイレをきっかけとして、みなさまに旅行や自然を益々楽しんでいただけると大変うれしいです。木を楽しみ、山を守るMOKU×FUN!の挑戦を応援いただけますと幸いです。そして、自然豊かな那賀町へも機会があれば是非お越しください!」町長からも熱いお言葉をいただき、木を楽しみ山を守る挑戦をますます頑張って参ります。庄野 もっと見る

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