▼自己紹介
私の企画をご覧下さりありがとうございます。田宮夏雄と申します。
映像制作会社でのAD・ディレクター経験を経て、現在は映像制作チーム「ケイオススタジオ」の代表として映像制作に携わっています。
本業の傍ら、自主制作で映画も制作し続けており、一貫して「暴力」と「心理」の関係について作品内で追及し続けてきました。
以下が監督作と経歴です。
2016年 映画『ダンボール戦記』みやざき自主映画祭入賞
2017年 映画『黒い傘』
2018年 デジタルハリウッド専門学校 CG/VFX専科卒業
2018年 映画『SHEEPLE』
2020年 立教大学現代心理学部映像身体学科卒業
2020年 映画『ガダルカナル』第13回網走映画祭正式ノミネート
2025年 映画『クルエル・シンドローム』一般公開作品
▼このプロジェクトで実現したいこと
日本映画ではほぼ前例がない本格的な特殊部隊ミリタリーアクション映画を目指しています。
そして登場人物たちの策略、欲望、思想が渦巻く重厚なストーリーを通して文民統制(シビリアンコントロール)と自衛隊のあり方について問いかける、ポリティカルな作品を実現したいと考えています。
これまでの私が手掛けた作品同様、主要キャストだけでなくロケ地や衣装、小道具、劇用車、エキストラなどにも自主制作映画の枠を超えた強い拘りを持って制作します。
また、自衛隊出身者や弁護士の方などのお力も借り、法律や政治劇、自衛隊の考証にもかなりの力を入れています。

▼プロジェクト立ち上げの背景
2025年現在、世界情勢は混沌を極めており、再び世界各地で緊張が高まっています。
国家間の武力衝突だけでなく情報戦、テロリズム、経済、思想、宗教、諜報など様々な要因が複雑に絡み合って時には争い、時には平和が維持されています。
そんな時代の中で、平和な社会を維持するために必要な抑止力と文民統制について改めて、時代に則した視点で切り込みたいと思い本作の企画を立ち上げました。
過去作『ガダルカナル』では80年前の戦争に改めて独自の視点で切り込み、緻密な考証に基づいた描写で戦争の悲惨さを訴えました。前作『クルエル・シンドローム』では暴力が人格に与える悪影響について踏み込んだ映像表現で描きました。
今作『影の統制』では、綺麗ごとだけでは秩序を維持できない世界の現実について「こうはなって欲しくない」という願いを込めた戦慄のシナリオを通して描いていきたいと考えています。
▼作品のあらすじ
202X年、自衛隊内で秘密裏に組織された諜報部隊「戦略活動班」は日本に潜伏する工作員やスパイ、テロリストらを非合法な手段を用いて摘発、撃滅していた。文民統制を逸脱して暴走した「戦略活動班」は政治的圧力により解散させられる。数年後、かつての「戦略活動班」のメンバーたちが人質を取り、日本政府を相手に武装蜂起を企てる。これに対し政府は自衛隊の特殊部隊を投入し事態の収拾を図ろうとする...
※ストーリーは全てフィクションであり、実在の人物や団体・事件は一切関係ありません。

▼登場人物について
本作では諜報員の主人公のスパイ活動、政府/警察/自衛隊高官たちの政治劇、現場の特殊部隊員たちの苛烈なアクションの3つの舞台が入り組む形でストーリーが展開します。
本作は群像劇であるため多数の人物が登場します。ここでは一部の登場人物の役職を紹介します。
・主人公:統合特殊作戦総隊司令部情報部「情報支援班」所属の諜報員。ボスの組織に潜入する
・ボス:かつて統合特殊作戦総隊司令部情報部「戦略活動班」の班長であったカリスマ。復讐のため政府を相手に武装蜂起を企てる
・内閣危機管理監:極秘局長級会議を招集する
・内閣情報官:内閣情報調査室の室長
・警察庁警備局長:公安警察の局長
・統合特殊作戦総隊司令官:作戦を指揮する
・特殊作戦群/特別警備隊員:現場で特殊作戦を実行する
他にも多数の組織のメンバー、官僚、幕僚、政治家、自衛官、警察官が登場し時には協力、時には対立しながら事件の解決に奔走します。


↑自衛隊だけでなく、警察や官僚・幕僚、そして敵の部隊にも専門家の考証と演技指導を入れ、リアリティを重視して描きます。
▼現在の準備状況
現在、作品のプロットが完成し有識者の監修の元、脚本の制作を進めている段階です。
同時に、本作のイメージを1~2分ほどにまとめたティザームービーを制作中です。
本作で重要な役割を担う自衛隊特殊部隊の役として劇団「緑之会」という団体に協力いただける運びとなりました。
「緑之会」は自衛隊ファンの方々から成る民間の団体で、YouTubeに自衛隊特殊部隊をテーマに扱った作品を多数投稿されています。
自衛隊特殊部隊の装備と所作をかなり高いレベルで再現されており、本作でもこれまでの邦画の常識を覆す本格的な衣装小道具やアクションを担っていただけます。
また、本作では陸上自衛隊だけでなく海上自衛隊や航空自衛隊の特殊部隊や車両・航空機等も登場する予定です。政治や軍事がお好きな方には間違いなく楽しめるかと思います。


↑警察による事件現場封鎖シーン
特殊部隊以外のキャストはこれまで私が手掛けた作品に出演していただいた方々と、公募で募った方々に出演していただきたいと考えています。
また、本作の制作スタッフはこれまで共に映画『ガダルカナル』や『クルエル・シンドローム』を制作したチーム「ケイオススタジオ」のメンバーが中心となります。
リターンについて
支援していただいた方全員のお名前をエンドロールへ記載いたします(※支援時、必ず備考欄にご希望のお名前をご記入ください。記入のない場合はCAMPFIREのユーザー名を掲載いたします)
また、金額によって、2027年5月ごろに都内で予定していると先行上映会へのご招待、作品と出演者・スタッフによるメッセージ動画が収録されたBlu-rayディスクの配布や撮影で使われた衣装・小道具の配布等を予定しています。本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
完成した作品は日本各地の映画祭に応募する予定です。
スケジュール
2025年9月 ティザームービー(イメージ映像)公開
10月 キャスト選定
11月 クラウドファンディング終了
12月 脚本完成・キャスト顔合わせ・稽古
2026年1月 本編撮影開始
6月 本編撮影完了
7月 編集開始
2027年2月 作品完成
3~5月 リターン遂行

▼最後に
これまで映画『SHEEPLE』『ガダルカナル』『クルエル・シンドローム』を完成させることができたのは皆様の温かいご支援があったお陰です。ありがとうございました!
この作品を通して軍事力と平和、そして民主主義と文民統制について、新たな角度で一石を投じ、これらが抱えるジレンマについて多くの人が考えられるきっかけを作りたいと思っています。
スポンサーの意を介さない自主制作の強みを活かして、徹底的に踏み込んだリアルな描写を目指します。
映画の完成には皆様のご支援が不可欠です。
これまでの日本映画では見たことのない衝撃的な作品をお届けできるよう、ご支援の程よろしくお願いいたします!
※本作品は犯罪行為並びに戦争や暴力を礼賛・推奨する目的のものではありません。
ご意見、質問、連絡事項は下記のアドレスまでお願いいたします。
info@chaos-st.com
X(旧Twitter) https://x.com/ChaosChoro
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封鎖線シーンを撮影しました!
2025/10/30 21:14こんにちは!プロジェクト代表の田宮夏雄です。作品の本格的なクランクインはまだ先ですが、先んじて警察による封鎖・交通規制シーンを撮影しました。作中クライマックスで起こる「事件」の現場周辺を警察が封鎖している、という設定のシーンです。専門の方に指導していただき、劇用車や衣装・小道具などにも拘って撮影しました。※プライバシー保護のためエキストラの方々のお顔にはボカシを入れています(作品本編では加工を外します)。今後の作品の展開としては、11月後半に出演者オーディションを開催します。既に50名以上の方に応募いただいています!本格的な撮影開始は年明けからの予定です。引き続き準備を進めていきますので応援のほど、よろしくお願いします! もっと見る





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