【アール・ブリュットを愛知から世界へ 】障がい者アート “多言語アートブック”

多言語アートブックで作家と作品を紹介し、国際的に活躍できる新しい舞台を拓きます。世界へ広げる「持ち歩けるギャラリー」です。また私どもが運営している精神障がい者向けの北欧型福祉施設が日本に広まり、障がい者が日常に自然に溶け込む社会になることを心から願っています。

現在の支援総額

1,447,000

144%

目標金額は1,000,000円

支援者数

29

募集終了まで残り

26

【アール・ブリュットを愛知から世界へ 】障がい者アート “多言語アートブック”

現在の支援総額

1,447,000

144%達成

あと 26

目標金額1,000,000

支援者数29

多言語アートブックで作家と作品を紹介し、国際的に活躍できる新しい舞台を拓きます。世界へ広げる「持ち歩けるギャラリー」です。また私どもが運営している精神障がい者向けの北欧型福祉施設が日本に広まり、障がい者が日常に自然に溶け込む社会になることを心から願っています。

国際障害者芸術祭「ロバート・マーティン賞」を受賞!


2025年10月29日に開催された国際障害者芸術祭にて、就労継続支援B型「シャルール」に所属する松浦哲也氏の鉛筆画《馬》が「ロバート・マーティン賞」を受賞しました。

 「ロバート・マーティン賞」は、知的障害の当事者として初めて国連障害者権利委員を務めたロバート卿の功績を讃える賞です。表彰は国連障害者権利委員会 副議長アマリア・ガミオ氏より授与されました。授賞式では「障がいの有無を越え、優れた作品は正当に評価されるべき」という言葉が贈られ、会場が感動に包まれました。


皆様のおかげでプロジェクト公開3日で目標金額100万円を達成しました!


本当にありがとうございます。ネクストゴールとして200万円を目指します。
こちらのご支援で、所属作家の支援・展示拡充を目指します。
どうぞ最後まで応援よろしくお願いいたします。



障がいのある人の表現を、社会のまんなかへ。

はじめまして、ぬくもりの光 代表の野田直裕と申します。
私は愛知県半田市で、精神障がい者向けの北欧型福祉施設を運営しています。

2014年、愛知県で始まった「あいちアール・ブリュット展」。

アール・ブリュットとは、伝統や流行・教育に左右されず、自身の内側からわきあがる衝動のままに表現した芸術(生の芸術)のことで、
障害のある人・子ども・素人芸術家らの作品を指すため1947年ごろから用いられています。

あいちアールブリュット展2025年より障がいのある人の創作を“芸術”として発信するこの取り組みは、愛知県・福祉施設・大学・企業が連携しながら10年以上続けられてきました。
そこで生まれた作品は、見る人の心を揺さぶり、社会に「多様な価値観」を問いかけ続けています。

その流れは世界にも広がり、2025年4月2日〜3日、ドイツ・ベルリンで開催された世界障害者サミット(Global Disability Summit 2025)が開催され、160カ国超・約4,700人が参加し、「共生」を語り合ったこのサミットで、まさにその理念を視覚化したアート展示が実現しました。

2025年4月2日〜3日、ドイツ・ベルリンで開催された世界障害者サミット(Global Disability Summit 2025)

世界中から届けられた障がい者アート作品がパズルのように組み合わさり、一つの巨大モザイクアートになりました。

このサミットで、当利用者の作品が評価され、モザイクアート作品の一部として正式に展示されました。

地域で生まれた表現が国際的な舞台で認められたことは、私たちにとって大きな励みとなっています。

このアートは、サミットのメイン会場だけでなく、ドイツの国際空港のデジタルサイネージにも登場し、まるで旅立ちの空に「共生」のメッセージを掲げるように、世界中の目に触れたのです。

これはアートではなく、ムーブメント。そして、日本からもその一翼を担えたことは誇りです。

2025年10月29日には、インクルージョン国際会議にも参加いたします。この会議には、国連障害者権利委員会の直前議長・副議長・事務局長などが来日され世界の福祉リーダーや専門家の方々とも意見を交わしながら、日本のインクルージョンを進めていきます。

今回の“多言語アートブック”プロジェクトは、この活動の精神を受け継ぎ、さらに未来に向けて広げる挑戦です。
障がい者アート作品を集めた本を制作し、国内外へ発信することで、障がいのある方々の表現をもっと身近に、もっと自由に楽しめる世界を目指します。


今回作成する“多言語ブック”とは

このプロジェクトは、障がいのある方々のアートを広く届けるためのアートブック出版です。

今回の出版は、単なる記録ではありません。アートを 本という形 に結晶させ、英語・中国語など 多言語で展開。

作者は「社会参加するクリエイター」として羽ばたき、読者は「日本の感性」と出会う体験を得ます。


「自分の作品がスマホ一つで海外に届く」――それは新しい社会参加の形です。


作家さんの紹介

作家プロフィール:TAKASHI MORI

ドイツベルリン障害者サミット出展作家
動物や景色など色々なものを水彩画で描かれています。

作家プロフィール:TETSUYA MATSUURA
ドイツベルリン障害者サミット出展作家
人や景色を鉛筆で精密なタッチで描かれます。

作家プロフィール:SHO ISINO 
ドイツベルリン障害者サミット出展作家
独自のアート世界観をボールペンとサインペンを使って表現する。


作家プロフィール:OOBA TAKASHI
半田市障害者アート展出展作家
クレヨンなどを使って食べ物などを描くことが多いです。



北欧型福祉を全国へ


私たちの施設は、「住まい」となるグループホームと、「働く場」となる就労支援B型事業所から構成されています。
シャルール外観障がい者の方が大きな施設に隔離されるのではなく、社会の中で生活し働く「ノーマライゼーション」を推進する北欧型福祉」を提唱しています。このアプローチは、看護師などの医療スタッフを配置することで、入居者が安心して暮らせる環境を確保しています。

福祉事業を始めたのは50歳のときです。ちょうど事業を始めた年にコロナ禍の状況になり、オンラインを通じて北欧の方からこのモデルを学ばせていただき、今回導入しました。このモデルでは、スタッフの幸福や公正な報酬を重視し、それが結果的に利用者へのより良いケアにつながると考えています。


精神科医療のサポートを受けながら、安心して暮らせる“もうひとつの家”のような場所です。

ここでは、日々の生活支援だけでなく、併設する就労継続支援B型事業所「シャルール」での仕事を通じて、働く喜びや社会とのつながりを少しずつ育んでいきます。

慣れてきた利用者は、地域のリサイクルショップなどでの就労を経て、やがて一般企業での仕事へと羽ばたいていきます。

医療・暮らし・仕事をやさしくつなぎ、ひとりひとりが「自分らしく生きる力」を取り戻していく――。それが、私たちが目指す“北欧型福祉施設”のかたちです。


施設での取り組みは多岐にわたります。
日本の福祉現場がIT化に遅れているなか、北欧は福祉以外にもIT化が進んでいるため、私たちの施設では、iPadを活用した写真撮影やデータ入力を導入し、効率化とスタッフの働きやすさを実現しています。

特にアート作品は国内外で評価され、2025年にはベルリンの国際障がい者サミットにてモザイクアートが正式に展示されました。これは利用者にとって大きな誇りであり、今後の活動を後押しする力にもなっています。さらに、日常的には絵画や刺繍、クラフト作品などを制作し、展覧会やオンライン販売を通じて広く発信しています。

就労支援B型事業所シャルール

また、米粉を使ったドーナツやクッキーなど、グルテンフリー&ビーガン対応のスイーツを製造しています。実際に楽天市場などで販売され、全国の方に届けられています。また、農薬を使わない安心安全なきのこ(しいたけ、きくらげなど)の栽培にも取り組み、地域の飲食店やマルシェでも販売しています。これらの活動は「食べる支援」として、アートとは別の形で地域や社会に繋がる手段になっています。

施設外就労先リサイクルショップJAGA

私は、この北欧型福祉が日本に広まり、障がい者が日常に自然に溶け込む社会になることを心から願っています。そして、その一環として、今回のアートブック出版を大きな一歩にしたいのです。


応援メッセージいただきました

一般社団法人ワンダーハート代表の永山雅美です。
今回、アールブリュットを愛知から世界へと届けるこの挑戦に心から共感し、全力で応援しています。
思い返せば、野田さんと出会ったのは約10年前。
その頃、「いつかこの社会が、みんな笑顔になれたらいいね」と夢を語り合ったことを今でも鮮明に覚えています。
そして今、「北欧型福祉」という形でその夢に向かって歩まれている姿に、深く感動しています。
この“持ち歩けるギャラリー”となるアートブックは、きっと多くの人々の心を晴れやかにし、
国境や障壁を越えて、笑顔と希望を届けてくれるはずです。
そんな未来に、私もワクワクしながら応援しています

ピースインクルージョンピース代表の南北ちとせです。 
【アール・ブリュットを愛知から世界へ】という素晴らしい挑戦と、Projectの発信者である野田直裕さんを心から応援しています。
 障がいのある方々の作品は、社会をより豊かにし、 多様性と包摂の無限の可能性を私たちに示してくれます。 
アートブックという「持ち歩けるギャラリー」を通じて、作品と想いが国境を越えて広がることを願っています。 
そして、この挑戦は人の想いで「世界に誇れる日本をつくること」ともつながっています。 
一人でも多くの方に、このプロジェクトに触れ、ともに参加者として加わっていただければ幸いです。

多言語アートブックという「持ち歩けるギャラリー」が、作家と作品を世界へとつなぎ、多くの心に温かな出会いを届けていくことを心より楽しみにしております。
野田さんが取り組まれている北欧型の福祉施設が日本中に広がり、障がいのある方々が自然に日常へ溶け込む社会が実現することを願っております。
私自身もインクルーシブ社会を目指し、共に生き合う社会の実現に取り組んでまいりました。世界との連携を大切にしながら、多様性を尊重する社会へ共に歩んでいけることを心から願っております。 

今回のクラウドファンディングの発起人の野田直裕さんと大阪まで障害者グループの立ち上げ勉強会に行ったことが福祉事業の始まりでした。 
最初は、人、物、金、そして経験とないものづくしの中苦労して、この福祉事業を軌道に載せましたね。 
その軌道に乗せたやり方、考え方が北欧型福祉です。 

障害のある方がより価値のある生き方ができるように、野田さんは僕の考える先を言って活動するようになっており、日ごろから尊敬しています。 すべての人が障害にかかわらず、生き生きと自己実現ができるように応援しております。

AIクリエイターの加藤修一です。 
昨年、野田さんの障がい者アート展で出会った作品の純真さに、胸の奥がそっと震えるような感動をいただきました。
 「書籍という形なら、もっと多くの方の手元に届くはず」——
そんな想いから、Canvaを用いてアートブック化を進めています。 
この本は“持ち歩けるギャラリー”。
ページを開けば、色や線に込められた想いが言葉を越えて伝わります。 さらに多言語対応で、国や地域を越えて世界中へ。 
小さなシェアや「気になる」の一押しが、作家さんの大きな希望に繋がります。 
どうぞ温かな応援をお願いいたします。

僕は以前の野田さんの著書「なぜ幸福度世界一の北欧型福祉モデルが人生を豊かにするのか?」をプロデュースさせていただきました。 
その際にも感じたのが、この北欧型福祉モデルは野田さんの想いや実体験に基づいて形成されたということです。 
現場を知り、苦労を越えてきた野田さんだからこそ語れる、「やさしさの経営」。 
それは、障がい者もスタッフも経営者も、笑顔で生きられる新しい福祉のかたちです。 
今回のアートブックの出版により、北欧型福祉が広がるだけでなく、障がい者の方の活躍の幅が広がるととても嬉しいです。

中国語翻訳編集として、この多言語アートブックに関わらせていただく予定です。 作品に込められた一つひとつの色や形に、言葉を超えた“心の声”を感じ、深く共感しています。 このプロジェクトがめざすのは、違いを越えて心がつながる世界——それは私自身が「言葉で共感を広げる文化運動」として取り組んでいる願いとも重なります。 アートも言葉も、いのちの表現という同じ源から生まれるもの。 

この一冊が、国や文化を越えて“共感の光”を広げる橋になりますように。 心から応援しております。

野田さんとはPIPの理事として一緒に活動しています高森です。
いま、野田直裕さんが進める「多言語アートブック」に胸が高鳴っています。地域で輝く才能が、言葉の壁を越えて世界へ跳び出す瞬間に立ち会える――そんなワクワクが止まりません。
作品の物語まで多言語で丁寧に届け、学びや福祉、地域文化ともつながる挑戦です。ご賛同の輪で、この未来を一緒に切りひらきましょう!購入と寄付が循環し、作り手の尊厳を守りながら継続可能な表現の場を育てます。
まずは一冊から、そして世界の読者へ。あなたの一押しが、新しい扉を開きます。どうぞ力をお貸しください。ともに、未来へ進みましょう。今、この挑戦に参加しませんか?ご一緒に。ぜひ

野田直裕さんは北欧型福祉の第一人者で、ご自身で障害者支援を運営されるだけでなく、メディアや書籍でも北欧型福祉を伝えられています。
今は障害者アートの普及に尽力されており、このクラウドファンディングを通して、障害者アートの認知が広がってほしいです。

野田さんはバリアフリーの社会をつくりため、真摯に向き合っておられます。ぜひ応援をお願い致します。




  • 資金の使い道

目標金額:100万円

Kindle出版関連費用(作品制作費、表紙デザイン制作費)
多言語対応の出版費用(英語版などの文章翻訳費)

返礼品費用

スケジュール

10月28日(火):クラウドファンディング開始
10月29日(水)~10月31日(金):インクルージョン国際会議2025に参加
10/29(水)【東京開催】明治記念館2階 末広の間13時00分~16時00分
10/30(木)【別府開催】別府国際コンベンションセンター13時00分~20時00分
10/31(金)【別府開催】別府国際コンベンションセンター9時30分~13時00分

10/31(金)【北九州開催】アートホテル小倉ニュータガワ16時30分~20時00分
12月31日(水):クラウドファンディング終了


3月より随時リターン品を発送します

最後に

障がいのある方々が生み出すアートは、ときに驚くほど自由で、独自の感性に満ちています。それは、私たちが普段の生活で見過ごしてしまう「色」や「形」、「感情」を、まっすぐに表現したものです。

しかし、その作品は展覧会が終われば会場から消えてしまい、限られた人にしか届かないのが現状です。せっかく生まれた素晴らしい作品が、もっと多くの人の目に触れることなく埋もれてしまうのは、とてももったいないことだと感じています。


そこで私たちは、いつでも・どこでも・誰でも手に取れる形で作品を届ける「アートブック」を制作することを決めました。多言語対応を行い、日本から世界中へ作品と作家を紹介します。


「この本から未来の巨匠が誕生するかもしれない」そんな期待を込めて、私たちは本プロジェクトに挑戦しますので最後まで応援お願いいたします。

https://www.kenja.tv/president/detkr26zb.html

実行者紹介

株式会社ぬくもりの光
就労継続支援B型事業所シャルール

住所:愛知県半田市岩本町 1-21-2
HP:https://chaleur-art.com/
HP:https://chaleur.co.jp/
株式会社ぬくもりの泉
HP:https://nukumorinoizumi.jp/

ページ制作サポート
株式会社パーシヴァル


支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 広報/宣伝費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

ヘルプページを見る

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  • 世界障害者芸術祭の受賞式就労継続支援B型「シャルール」で創作活動をしている松浦哲也氏の鉛筆画《馬》が世界障害者芸術祭で「ロバート・マーティン賞」を受賞しました。「ロバート・マーティン賞」は、知的障害の当事者として初めて国連障害者権利委員を務めたロバート卿の功績を讃える賞です。表彰は国連障害者権利委員会 副議長アマミア・ガミオ氏より授与されました。授賞式では「障がいの有無を越え、優れた作品は正当に評価されるべき」という言葉が贈られ、会場が感動に包まれました。世界障害者芸術祭 https://globaldisabilityartfestival2025.hp.peraichi.com/世界障害者芸術祭① https://youtu.be/aVjkhgccnBg世界障害者芸術祭② https://youtu.be/0SU-LCzWwG4世界障害者芸術祭③ https://youtu.be/ioQ1jaO_BXo もっと見る

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