自己紹介・ご挨拶

はじめまして。

私は群馬県みどり市にある社会福祉法人あざ美会で理事長をしている齋藤清美と申します。

当法人では就労継続支援B型事業所「エコー」を運営してます。

エコーでは障害のある利用者が通所し、技術を身に着け訓練を通して、

ステップアップを目指し、将来的には一般企業の就労等に向けて支援している事業所です。

上毛かるたより：　　鶴舞う形の群馬県

エコーってどんなところ

エコーのいろいろな顔、いろいろな活動を紹介します。

理解をいただき、感じ取っていただければ幸いです。

事業所で行っている作業内容は、

①プラスチック製品の組立作業

②ギフト用化粧箱の組立作業

③大型電気製品の解体作業

の3つの作業を主な柱としています。

また、今年はあざ美会が創業25周年を迎えることができました。

私たちが皆さまに受け入れていただくことができたことに感謝を込めて、

今年7月に「感謝祭」を催し、多くの近隣の皆様に来場していただき

地域交流の場としても盛り上がりました。

大型家電の解体について

事業所の作業で行っている解体作業は主に3つあり、

①パワーコンディショナーの解体作業

②エコキュート器の解体作業

③廃銅線の被覆剥離作業

があります。

①パワーコンディショナーとは太陽光発電事業所から廃棄された電流変換機です。

②エコキュート器は家庭で給湯器として利用されて、耐用年数が経過して交換処分されたものです。

③廃銅線は電気工事会社が電気工事の途中に発生する切れ端です。

これら大型電気製品のビスを撤去しふたを開けると、中には沢山の基盤・銅線・銅管・アルミ・真鍮等の　レアメタルがいっぱいあり、これらを売却することで利用者様の工賃に繋がっている、宝の山なのです。

これらの金属をリサイクル・リユースすることは資源のない日本にとってはSDG'Sの最先端を行くことに繋がり、利用者みんなが誇りに思って作業に取り組んでいます。

このプロジェクトで実現したいこと

エコーでは「大型家電の解体」をする作業室を利用者が作業しやすい環境に改装したく、

このプロジェクトを立ち上げました。

大型家電の解体作業をする部屋は、作業量の増大・売上金額の増大に伴い

倉庫の一部を割愛し、ビニールカーテンで仕切って作業室を拡大した部屋です。

しかしこの作業室、夏場になるととても暑く、冬場はとても寒いため作業になりません。

そこでこの作業室をビニールカーテンではなく本建築で壁を設置し、1つの部屋として

作業を進めやすい環境にして、利用者の工賃の安定化を図りたいと考えています。

そしてこの建築費が200万円の見積もりとなっています。

これを皆様の力を借りて建設したいと考えています。

①ビニールカーテンで仕切られた作業場の風景

②作業場の風景

プロジェクトを企画しようと思った背景

私たちが解体事業を行う社会福祉法人であることを理解していただいて、

大型家電製品の提供にご協力いただいている建設会社様・電気工事会社様が徐々に増えています。

建設会社では従来、廃棄家電は料金を支払って業者に処分してもらっていましたが、

当事業所が利用者の作業の1つに買い取りたいとの申し入れをしたところ大変喜んでいただき、

提供いただいております。

電気工事会社様から廃銅線をいただく際は「社会福祉法人から買取の代金はもらえない、利用者のために使ってください」とのお言葉をいただいております。

また、当法人のホームページを見て遠方から大型家電を持ち込んでいただく企業様もあり、

好意の輪が広がっています。

例年夏の作業は室温が３０度を超えると別の作業室へ分散して作業を行ってきました。

しかし今年から始めた大型家電の解体作業は別の作業室のスペースでは作業を行えません。

やむなく大型家電の解体作業は涼しくなる秋まで中断することにしました。

ただそうしてしまうと利用者の行う作業や工賃の安定した支給が難しくなってしまいます。

どうしても作業を継続したいと思う気持ちでいっぱいです。

改装予定の作業室はエアコンは設置されているものの、この夏の連日危険な暑さでは効きません。

そこでビニールカーテンを撤去し本壁を設置すれば、この作業室で作業を行うことが継続できるのではないかと思い至ったのです。

改装し、夏場でも作業を継続することが利用者への各月工賃の安定した支給が実現するものと判断しています。

資金の使い道

建設資材の高騰や技術職人の不足が取りざたされており、建設費用はどのくらいかかるのだろうかと心配しましたが、見積金額は建設会社様の誠意ある見積をいただき、その金額は￥2,000,000となりました。

その金額をクラウドファンディングを通して支援いただけたらと考えています。

大型家電は今どうなっている？

今夏の猛暑のため、涼しくなる秋まで各企業様から頂いた大型家電は現在施設の裏に

野積みされた状態になっています。

リターンについて

寄付型のクラウドファンディングを予定しているためありません。

みなさんへの感謝の気持ちを文章にさせていただきたいと思います。

スケジュール

 9月　 資格取得

11月    クラウドファンディング終了

12月予定　工事完了

1月予定　新作業室による作業開始

最後に

ここまで読んでいただきありがとうございました。

私は法人で理事をしている磯村元一です。

協力会社様に感謝増を贈呈　※写真右磯村

私たちは利用者に安定した工賃の支給することを目指しています。

一方で利用者は皆レクリエーションやイベントが大好きです。

毎年の七夕飾りを楽しんだり日帰りバス旅行も楽しんでいます。

利用者は、とにかく笑顔がみんなかわいいです。

作業も頑張っており、エコーの中ではこの笑顔を絶やさないように頑張りたいのです。

ご支援、ご協力のほどよろしくお願いいたします！

レクリエーションを楽しむ利用者たち

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