湯量減少による温泉文化の危機を、休眠泉源の活用で乗り越えたい!

大分県九重町にある「宝泉寺温泉」の泉源が一つ湯量減少してしまいました。現在はもう一つの泉源だけで、夏場はなんとかやり過ごしてきましたが、氷点下にもなる冬場は別の泉源が必須で、急遽別の泉源から温泉や各宿まで引っ張ってくる追加工事が必要となりました。その工事費をこのクラファンで集めたいです!

現在の支援総額

60,000

6%

目標金額は1,000,000円

支援者数

6

募集終了まで残り

46

湯量減少による温泉文化の危機を、休眠泉源の活用で乗り越えたい!

現在の支援総額

60,000

6%達成

あと 46

目標金額1,000,000

支援者数6

大分県九重町にある「宝泉寺温泉」の泉源が一つ湯量減少してしまいました。現在はもう一つの泉源だけで、夏場はなんとかやり過ごしてきましたが、氷点下にもなる冬場は別の泉源が必須で、急遽別の泉源から温泉や各宿まで引っ張ってくる追加工事が必要となりました。その工事費をこのクラファンで集めたいです!

皆さん、こんにちは。宝泉寺温泉旅館組合です。
大分県九重町の宝泉寺温泉に位置する7軒の宿から成る任意団体です。

宝泉寺温泉郷の起こりははるか昔、平安時代にまでさかのぼります。京都の僧侶・空也上人がこの地を訪れ、地元の人にお世話になったお礼に一本の杖を地面に突き刺したところ、杉の大木に成長したといいます。それから数十年後、地震により大木が倒れた後からなんと突然温泉が湧き出したのです。人々が「空也上人にいただいた宝の泉」という意を込めて「宝泉寺」というお寺を建立したことが、温泉郷の名前の由来にもなっています。川底、宝泉寺、生竜、壁湯の4温泉からなる宝泉寺温泉郷は互いに切磋琢磨しながら生活を営んできました。令和になった今も、泉質に恵まれた名湯、川のせせらぎが聞こえる秘境のような温泉郷として人々に親しまれています。

そんな温泉郷を水害が襲ったのが2020年7月のこと。記録的な豪雨により、宝泉寺温泉郷に流れる町田川やその支流が氾濫。11軒の旅館・ホテルが浸水などの被害を受けたのです。また、道路の陥落や、温泉水を通していた配管が破損し川に流されるなど、温泉郷全体にも影響が及びました。コロナ禍による打撃から立ち直る前に起こった水害は、温泉街で働く人々の心にも衝撃を与えました。その後、温泉郷のみんなで一丸となり復旧作業に取り組み、現在に至っています。


800年以上もの間、源泉かけ流しの文化を守り続けてきた大分県・宝泉寺温泉。その歴史と湯のぬくもりを、これからの未来にもつなげていきたい――。
今回のクラウドファンディングでは、突如として湯量が減少してしまった泉源に代わり、近隣の休眠泉源から温泉を引湯するための工事費用を募ります。
宝泉寺温泉街にある7軒の旅館が力を合わせ、冬の寒さが厳しくなる前に、地域の温泉文化を守る一歩を踏み出します。
どうか、皆さまの温かいご支援で、宝泉寺温泉の未来に湯けむりを灯してください。


大分県・九重町に位置する宝泉寺温泉は、800年を超える歴史をもつ湯治場です。源泉かけ流しの文化を守りながら、地域の方々、観光客の皆さまに親しまれてきました。

しかし、今年、活用中の泉源のうちの一つで突如として湯量が減少。夏場はなんとか乗り越えたものの、冬は氷点下になることもあり、現在のままでは湯量が不足してしまいます。せっかく2020年の水害やコロナ禍を乗り越え、少しずつ元気を取り戻してきた温泉街。このままでは冬を越せない現在この泉源がメインで宝泉寺温泉を支えています。という危機感のなか、地域の旅館組合では毎週のように会議を重ねてきました。

そんな中、新たな掘削は他の泉源に影響を及ぼすかもしれないという考えのもと、近隣の企業様が所有されている休眠中の泉源の存在を知り、事情をお話ししたところ、快くご協力いただけることに。しかし、そのお湯を温泉宿まで引いてくるためには、専門的な工事が必要となります。

補助金や行政支援も模索しましたが、ハード面での援助は得られず、初めての挑戦となるクラウドファンディングを実施することに決めました。




現在、宝泉寺温泉旅館組合では、クラウドファンディングの実施に向けてリターン品の準備や地域との調整、工事業者との相談を進めています。

リターンには、地元の特産品や、温泉街ならではの温もりを感じられる宿泊プランなど、心を込めてご用意しています。また、泉源の引湯工事に必要な設計・予算の調整も進行中。冬に間に合わせるため、早急に着手したいと考えています。

このプロジェクトは、ただ温泉を守るためだけでなく、地域の誇りと未来をつなぐための挑戦です。どうか皆さまのご支援を、よろしくお願いいたします。


宝泉寺温泉は川沿いに位置し、夏場は蛍が多く飛び交う、水と生きてきた温泉郷です。

そのオリジナル天然水やそのお水にあうオリジナルコーヒー、オリジナルデザインTシャツ、そのお水で育った新米を各ご支援に応じてご準備しております。

お水・コーヒーの詳細はこちら

宝泉寺温泉郷天然水
【品名】 ミネラルウォーター
【原材料名】 水(湧水)
【内容量】 500ml
【採水地】 大分県玖珠郡玖珠町
【保存方法】 高温・直射日光を避けて保存してください。
【販売者】 九重町観光開発株式会社 マザーウォーター
(株)東京都渋谷区代々木1-51-7
【製造所】 大分県玖珠郡九重町大字菅原1441-1
【賞味期限】到着した商品のボトル上部をご確認願います。

宝泉寺ブレンドドリップパック
【品名】 レギュラーコーヒー
【原材料名】 コーヒー豆
【生豆生産国名】 ブラジル、グアテマラ、インドネシア、エチオピア
【内容量】 11g(1杯)
【賞味期限】 到着したパッケージにてご確認をお願いします。
【保存方法】直射日光。高温多湿を避け常温で保管してください。
【使用上の注意】開封後はすぐにお召し上がり下さい。
【製造者】タウトナコーヒー 山下周平 大分県大分市六坊北町4-5-2


11月 クラファン開始・工事打合せ・着工準備
12月  工事完了
1月  クラウドファンディング終了
2月 リターン発送開始


温泉地の魅力と、急な危機へのご支援のお願い
皆様に愛されるこの温泉地を守るため、私たちは今、皆様のご協力をお願いしたいと考えています。

【温泉地の魅力と、守りたいもの】

私たちの温泉の最大の魅力は、何といっても「源泉かけ流し」にあります。他の多くの温泉地が源泉かけ流しではなくなってきている中で、私たちは温泉地としてのこの位置づけを何としても守っていきたいと考えています。

この地は、山があり、水が美味しく、空気が美味しく、鳥のさえずりも聞こえる、人間の五感をくすぐる自然豊かな場所です。この自然と、源泉かけ流しという全てをかけて守ってきた温泉の質を、次世代に引き継いでいきたいのです。

【急遽発生した危機と資金の必要性】

私たちは元々、自己資金的なものが普段から少ない状況にありますが、今年になって急遽、資金が必要になる事態が発生しました。原因は、急な地質的な異変により、一つの源泉の出が悪くなってしまったためです。

この源泉かけ流しを守るため、私たちは急遽、休眠していた泉源から温泉を引っ張ってくる「再利用」の措置を講じています。これは、他の源泉に影響が出ないようにするための緊急的な対策です。

【皆様へのお願い】

今回、皆様にクラウドファンディングという形でのご支援をお願いするのは、この緊急対策の資金を確保するためです。

この活動は、単に資金を集めるだけでなく、観光客の皆様を歓迎し、ご協力いただくという意味合いも含め、「みんなの温泉をみんなで守ろう」という意識を共有してもらいたいという願いからです。

日本の貴重な源泉かけ流しの温泉 を守り続けるため、皆様の温かいご支援をお願いいたします。


支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 設備費

  • リターン仕入れ費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

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