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2025年12月20日 00:00〜

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誰もがつながれる社会をめざして 〜無料電話相談「こころのほっとライン」~ 公開前

私たち東京メンタルヘルス・スクエアは、無料電話相談「こころのほっとライン」を運営しています。多くの方のこころの居場所となりたい。そう思って日々活動を続けておりますが、この取り組みを持続・拡大していくため、みなさまのご支援をお願いいたします。

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誰もがつながれる社会をめざして 〜無料電話相談「こころのほっとライン」~ 公開前

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私たち東京メンタルヘルス・スクエアは、無料電話相談「こころのほっとライン」を運営しています。多くの方のこころの居場所となりたい。そう思って日々活動を続けておりますが、この取り組みを持続・拡大していくため、みなさまのご支援をお願いいたします。

  • 1.はじめにー 私たちが実現したい社会とは?

悩みがあるのに周りに相談できる人がいない。
こんな事を誰にも言えない。
もうこれ以上、自分だけで抱えきれない。
誰かにこの思いを聞いてもらいたい!そんな思いを抱えている人がたくさんいらっしゃいます。

私たちは様々な悩みを抱えた人にその思いをお話しいただきたい。
その人に寄り添い気持ちをしっかりと受け止めたい。
より多くの人が気軽に相談できる環境を提供したい。

たくさんの人が「ここでなら安心して相談ができる」
「いつも誰かが聞いてくれる」
「ひとりじゃないんだ・・」
そう感じていただけるような温かい居場所を作りたい。
このような想いで当団体「東京メンタルヘルス・スクエア」を作りました。

設立から13年以上経った今もその理念は変わっておりません。
時代の変化に伴い、人々の悩みもますます多様化をしています。
それでも私たちは「いつでもここにいるよ」と、どんな人にとっても居場所であり続けたい・・。
そのための活動を今後も行ってまいります。

2.SNS相談の老舗団体である私たちが 無料電話相談 「こころのホットライン」に力を入れている理由

 私たち東京メンタルヘルス・スクエアは、SNS相談「こころのほっとチャット」を中心に、電話相談「こころのほっとライン」、対面カウンセリング「お話しパートナー」などを運営しています。

こころのほっとチャットは、厚生労働省の自殺防止対策の一環として助成金を頂いて運営しており、年間約50000万件のご相談に対応しています。そして、私たちは自主運営で長らく無料電話相談「こころのほっとライン」も運営してきました。現在、年間約4500件のご相談に対応しています。


なぜ無料電話相談にこだわるのか

私たちは年齢問わず、できる限り多くの方々のお悩みに寄り添いたいと考えています。そして、SNS相談は10~30代の若年層が主に利用し、電話相談は20~60代の方々が主に利用することが分かっています。これは、おそらくご自身が慣れ親しんだツールを活用する傾向があると想定していますが、「できるだけ幅広い世代に対応したい」との思いから私たちは電話相談を重視しています。

こころのほっとラインの沿革 第1章(2015年~2023年9月まで)

2015年にスタートしたこころのほっとライン。私たちは「心理カウンセリング」を提供する団体であり、これからカウンセラーになりたいと志す方々に実践の場を通じて心理カウンセラーとして成長していく場づくりを行ってきました。

当初、こころのほっとラインの発足目的として「できるだけ多くの方のお悩みをお聞きし、つらいお気持ちをわずかにでも緩和する」、「物理的、精神的な孤独を感じていらっしゃる方の居場所となる」というお悩み相談本来の目的に加え、「新人カウンセラーに実践の場を提供する」という二つの柱がありました。

2015年から2021年まで相談員は無償ボランティアであり、特に2015年~2019年までの間は新人の研修にかなり長めのほっとライン対応時間を必須と課していました。

コロナ期に新人採用を一時見合わせていたため、2020、2021年は対応件数が激減しましたが、採用再開後件数が回復し、概ね2015~2022年の間は年間1000~2000件のご相談に対応しています。

こころのほっとラインの沿革 第2章(2023年10月~2026年2月まで)

新人とわずかな有志で支えてきたこころのほっとラインでしたが、有志たちはカウンセラーとしてのキャリアを重ねていく中で、ほっとラインのある特長に気づいていきます。

<東京メンタルヘルス・スクエアの相談員は100%心理カウンセラーで構成されている>

あるメンバーが複数の企業・NPO法人と契約し、心理カウンセラー・相談員として自治体の相談などを対応する中である課題に気づきました。

相談員Aさん「多くのNPO法人の無料SNS・電話相談は、主に心理と福祉、いずれかのバックボーンを持つメンバーを採用しています。心理職、福祉職、それぞれアプローチが全く異なり、寄り添ってほしい時に生活困窮のアセスメントばかりしたり、生活が苦しいので具体的に支援してほしい時に辛いですねと気持ちを汲むことしかしないなど、そういったニーズミスマッチがたびたび起きていることに気づきました」

「これでは何のために相談したのか・・。」相談者の方がそのような思いを感じてしまうことが起きないように東京メンタルヘルス・スクエアは、ロールプレイング、電話研修などをクリアし、そのうえで人柄も心理職にマッチした方々を採用しています。具体的なアセスメントや解決は得意じゃないかもしれません。ただ、辛いお気持ちに寄り添えることが私たちの強みです。


<人柄重視の採用>

また、私たちの特徴であり、強みと考えているのが、「人柄を大切にする採用」です。カウンセリングの技術は実践の場を多く経験することや、育成をしっかり行うことで後から身に着けることができます。一方でカウンセラー自身に備わっている基本的なパーソナリティ、たたずまいは相談の中でもにじみ出てくるもので簡単には変わりません。私たちは「ほっと」つまり暖かさをとても大切にしています。

と、話が少し脱線しましたが、私たち有志や事務局は、私たちの特長・存在意義に気づき、なんとか私たちの独自性が維持できる形で資金を捻出できないかを2022年頃から検討し始めました。

その過程でお声がけいただいたのが「NPOこどこど様」です。

こどこど様より2026年2月まで、各年度数百万円を「うつ予防」活動にご提供いただき、こころのほっとラインの拡充に大幅に活用させていただきましたこの貴重な助成金を以下の用途に充当してきました。

・電話システムの改善・アンケートシステムの作成・相談員への時給支給

この結果、経験豊富なカウンセラーも参画するようになり、相談対応人数の拡充に伴い、年1000件程度から年4500件程度まで急拡大いたしました。


こころのほっとラインの沿革 第3章(2026年3月~)

そして、こどこど様の助成金は2026年2月で終了いたします。私たちは引き続き、できるだけ制約の少ない助成金の獲得に努めていますが、現時点で目途は立っておりません。

また、こどこど様の助成を頂く間、私たちは助成がなくなった後に自立するための様々な取り組みを行ってきました。

こころのセミナー

交流分析講座

セルフケア講座

各種取り組みを行い、少しずつ収益は集まってきているものの、まだまだ現在の活動維持には200~300万円ほど不足している状況です。

3. ご利用者様の声

アンケートシステムを2月末から開始し、約半年間で600件以上のアンケート結果を頂きました。80%以上の方から満足というお声を頂いています。

また、ご利用者様のアンケートとして以下のようなお声を頂いております。(開示許可を[義後1] 頂いているもののみ。動画はご感想を元に作成しています。)

・いつも温かい言葉がけや寄り添いをありがとうございます。ご相談するたびに心が和らぎます。

・こちらがあって良かったと思っています。1人だと耐えきれないです。聞いてもらえるだけで少し元気になります。感謝しかないです。

・寄り添って頂いて、恐怖に近い、自分を責める感情や苦しい思いが楽になりました。第三者の方が、状況を分析して下さり、感謝します。

・否定せずに最後までお話を聴いてくださって、優しさ溢れるカウンセラーさんだと思いました。 共感してもらえることで、気持ちがだいぶ楽になりますね。 ありがとうございました。

・長年の知り合いのように大変温かく寄り添っていただき、また明るい雰囲気がとても癒されました。ありがとうございます。

・辛く寂しく孤独感があり、忙しく疲労していると言う私の大変さをしっかり受け止めて下さり、優しい言葉をかけて下さいました。 暗かった気持ちが安らぎました。 丁寧な対応に心から感謝しています。

・生活の隙間の時間で、抱えているモヤモヤを聴いてもらえて一緒に考えてもらえる…それだけでホッとするし元気づけられます。どんな話題でも軽んじることなく受け止めてくださりありがとうございます。

・第一声で、悩んでいたことが全部洗い流された気がして、電話するまで長い時間悩んでいたので大変ありがたかったです。 優しい声と対応で、頭の中が整理されて落ち着きました。 ありがとうございました。

・気持ちに寄り添って話を聴いてもらえ、涙が溢れました。ゆっくりとした優しい口調で対話してもらい自分の気持ちを素直に話すことが出来ました。仕事のことで、今後どうすれば良いか分からずにお電話しましたが、今の自分にとってどうするのが一番良いのか落ち着いて考えることが出来ありがとうございます。

・いつも丁寧に話を聞いてくださって、不快な思いをしたことが一度もありません。 これはとてもすごいことです。 しっかり受け止め、がんばりを認めてくださり、いつも感謝しています。 過去に他の相談機関に相談をして嫌な気持ちになることもたまにあったので、それがどの方が出ても一度もないというのは、本当にありがたいし、夜にも電話がかけられるのは、仕事をしている身としては本当にありがたいです。 優しいお言葉をいつも本当にありがとうございます。

ご利用者3名様のストーリーを弊団体寄付ページに掲載しておりますので、そちらも見て頂けるととてもうれしく思います。

ご利用者様のストーリー

4. 支援金の使い道

 いただいた支援金につきましては、こころのほっとラインを始めとする「安心できるいばしょづくり」とその運営費否に充当させていただきます。

5.最後に、私たちのほっとラインへの想い

1)ほっとライン相談員 秋吉藤吾

こころのほっとラインの運営と相談員をしている秋吉です。企業のメンタルヘルス相談や他の〇〇ホットラインなどにも参画しています。それぞれの無料電話相談に良いところ、課題と感じるところはありますが、私はこのこころのほっとラインが一番好きです。多くの相談窓口には「自殺対策」「メンタルヘルス対策」と言った「目的」があり、その目的に合致しない相談がこぼれてしまう傾向があります(それはその目的のために予算を頂いているので仕方がないことと思います)。たとえば、自殺対策の相談で、今すぐ死ぬ意図がないと分かった瞬間、こちらではお受けできない、と言われたというご相談者様のお声を耳にするたびに心が痛みます。寂しいな、苦しいな、と今感じている方にとっては雑談もとても大切なもの。でも多くの相談で「雑談はここでは受けられません」と言われてしまいます。私たちこころのほっとラインは、性的な嫌がらせであるとか、相談員の人格否定を執拗に行うご相談にはお答えできませんが、それ以外のあらゆるお悩み・お気持ちを聞くことができます。雑談も大歓迎です。アドバイスが欲しいとおっしゃられたら、一緒に何が最善かを真剣に考えます。私を含め、多くのカウンセラーができるだけ多くの方の辛いお気持ちに寄り添いたいと考えています。ただ、現在ほっとラインに継続的に参加している多くのカウンセラーはカウンセリング業を本業としているカウンセラー。自身の生活を支える上で無償での参加は容易ではありません。ぜひ皆様のお力をお借りして、このこころのほっとラインを続けさせていただきたいと思っています。

願わくば、今の5000件近くの対応の維持、そしてさらに願わくば10000件をお受けしたいと思っています。クラファンのご協力、ぜひよろしくお願いいたします。また、セミナー・講座にご参加いただくと、利益の一部をこの無料電話相談に充当いたします。もしセミナー・講座にご興味を感じましたら、こちらにもぜひご参加のほど、よろしくお願いいたします。


 2)東京メンタルヘルス・スクエア 理事長  武藤収

「誰も孤立させない、誰もがつながれる社会」を目指し、私たちは長年「こころのほっとライン」を運営してまいりました。

しかし、長引く社会的な困難や先行きの不安から、深刻な悩みを抱え、最後の望みを託して電話をかけてくる方が増えています。一本の電話は、命を繋ぐ命綱です。私たちは、その「命綱」を絶やさず、いつでも誰でもアクセスできるように活動を維持・強化しなければなりません。

このクラウドファンディングは、私たちの相談員の研修費用や回線維持費など、「声なき声」を聴くための基盤を支えるものです。

孤独と絶望の中にいる一人でも多くの方へ、希望の声を届け、生きる力を回復させるために、皆様の温かい、心からのご協力をお願いいたします。どうか、私たちの活動を支える「伴走者」になってください。何卒よろしくお願い申し上げます。

支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 人件費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

ヘルプページを見る

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください

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