【NEXT GOALへの挑戦 あなたに一番先に届けたい】
開始からすぐに目標金額を超える支援をいただきました。
これもひとえにご支援いただいた皆様とこのプロジェクトを広めてくださった方々の
おかげです。
島唐食品では、ここからさらに次世代の調味料をあなたに一番先にお届けしたいと思い
NEXT GOAL300,000円を目指して挑戦します。
宮古島は冬に入ってTシャツ1枚ではちょっと寒くなりましたが、島唐食品の皆様に
お届けしたい思いは熱くなる一方です!
引き続き「島唐食品」への応援をどうぞよろしくお願いいたします。

はじめまして、宮古島で島唐食品合同会社を営む代表の中嶋哲也と申します。
アメリカが認めた、沖縄の本格的な味わい『節照たれ』を作っています。
[沖縄TV]
【活況な宮古島のカツオ漁】
私たちは宮古島の伝統である節文化を復活させ、島の産業を再び活性化させることを目標にしています。宮古島では昭和初期には日本を代表する鰹漁港として栄えていましたが、時代とともに鰹節の需要が減り、現在では鰹の加工場もわずか2社程度まで減ってしまいました。
[宮古島の鰹漁港の歴史写真]
そこで私たちは、宮古島のなまり節を活用したオリジナルの鰹ソースを作り、海外へ売ることにより多くの消費者を作り宮古島の産業の一つである鰹加工の増産の手助けになれば地域産業の活性化が行えるのではないかと思いました。
なまり節加工風景

【海外輸出経験者0のおっさん】
3年の歳月をかけ開発し、商社経験「0」輸出商品の製造経験「0」という、「00」スタートで国内に売らず、アメリカ販売から手掛けるといった無謀な計画を立て、輸出を1から学びJETROとGFPの支援を受け、商品の製品分析・アメリカの商標取得・FDA認証施設・ラベルの英訳・貿易実務などを6年かけてアメリカへの輸出を実現させました。
アメリカ販売の道は厳しく、国内商談やWEBでの商談では日本の南の小さな島の小さな工場が作った商品は見向きもされない状態でした。そこで自分自身でアメリカに赴きオールドスタイルと呼ばれる営業スタイルで1軒1軒飲食店やバイヤーに赴き商品アピールをして回りました。その甲斐あって少しずつですが認知され、アメリカに輸出することができました。

【トランプの影響】
やっと軌道に乗り出したと思い胸を撫で下ろしたところでした。しかし、先日のトランプ関税により輸出量が10%まで激減し、アメリカ市場での販売が困難な状況となりました。現在関税が決まったのですが、やはり15%の関税は大きく少量生産の工場では関税を吸収するだけの余裕はなく、アメリカサイドでの商品価格の値上げでしか対応できない状況になります。そのため現状よりさらに商品競争に巻き込まれていくことになります。打開策としては現地での製品紹介を今以上に行い、消費者の拡大を行い、販売先を増やすしかありません。
アメリカ営業

たれの味で誤魔化すのではなく、お肉の旨味を引き出し肉を感じることができるたれです。

【宮古島の現状】
私がこの取り組みを始めた背景には、コロナ禍で宮古島が直面した危機があります。観光業だけに依存していた島は、まるで沈没してしまうかのような厳しい状況に陥りました。
離島から輸出を行うということは、本土からの輸出に比べて圧倒的に不利な条件があります。それでも私たちがこの挑戦を続けるのは、観光だけではない産業基盤を築かなければ、また同じような危機が訪れた時に島の未来がないと考えているからです。
[コロナ禍の宮古島]
[鰹の製造現場写真]

尖閣諸島にも鰹加工場があったという歴史を持つ、この地域の鰹漁業と鰹加工技術を復活させることで、宮古島に新たな産業を根付かせたいと考えています。単に商品を作って売るだけでなく、節文化という伝統に光を当て直し、それを現代に合う形で世界に発信していくことが私たちの目標です。
国内販売については、ブランド力を高めるためにまずアメリカ市場で認知度を上げてから国内展開を行うという戦略を立てていました。約1,000万円をアメリカ営業に投資し、少しずつ輸出が軌道に乗り始めた矢先の関税問題でしたが、これをきっかけに改めて国内市場での認知度向上と、アメリカ以外の国への展開も視野に入れています。
[鰹ソース商品パッケージ写真]
【島唐の歴史】
2012年鉄なべ1つの小さなからあげ屋を宮古島の城辺という地に創りました。そこで宮古島の鰹漁から始まり鰹の加工と見てきました。その中で鰹を使ったソースの開発を何年もかけて行い、2022年島唐食品合同会社となりました。宮古島の豊かな海で獲れる鰹を、昔ながらの製法で加工する技術と知識を受け継いでいるなまり節を使った新しい製造方法を模索し、ソースや鰹を使った商品を手掛けています。
【SABANI宮古島離島輸出促進協議会発足】
2024年12月には【SABANI】という宮古島離島輸出協議会を立ち上げ、私が会長を務めています。小さな食品加工事業者が集まって一つのチームを作り、県外・国外に向けて商品をブラッシュアップし、皆で学び合いながら頑張っています。一社だけでは限界のある離島からの挑戦も、みんなで力を合わせれば大きな可能性が生まれると信じています。
[浦和伊勢丹宮古島マルシェで奮闘]

[SABANI協議会メンバーと沖縄県農林水産部グローバル課とGFP沖縄の集合写真]
「初期SABANIメンバー」
【牡蠣から作るとオイスターソース、鰹から作った節照たれ】
私たちの鰹ソースは、JETROの海外展開支援を受けて開発・輸出を行い、『海外展開支援活用事例集』において沖縄県から唯一選ばれた成功事例として紹介されました。アメリカ市場への挑戦は決して簡単な道のりではありませんでしたが、宮古島の鰹の美味しさを世界に届けるという夢を実現させることができました。
現在では店頭販売としては島内とアメリカでの販売のみとなっていますが、地元の有名ホテル、飲食店では旨味の濃い宮古島の風土を活かしたソースで使いやすいというお声を頂き、地元の方々からは【これまで味わったことのない深い旨味】【色々な料理に使えて便利】というお声をいただいており、商品の品質には自信を持っています。
[節照たれで作った豚丼写真]
このプロジェクトは単なる商品販売ではなく、離島の伝統文化を守り、次世代に繋げていく取り組みです。皆様の支援は、宮古島の鰹文化復活の一歩となり、島の持続可能な産業発展に直接貢献することになります。
また、小さな離島から世界に向けて挑戦する姿勢は、同じような課題を抱える他の地域にとっても希望となると考えています。地方創生の新しいモデルケースとして、全国の離島や過疎地域の皆さんにも勇気をお届けできればと思います。
[GFP輸出会議での登壇風景写真右から1人目]
「伊勢丹浦和店でのSAMANI宮古島マルシ宮古島副市長とみーやちゃんトップセールス」

今回のクラウドファンディングでは、まだ一般流通していない限定の鰹ソースをはじめ、SABANIグッズ、私が直接お話しさせていただくオンライン試食会なども準備しています。支援額に応じて、島の恵みを存分に味わっていただけるセットも用意いたします。
何より大切にしたいのは、この挑戦を一緒に応援してくださる仲間としてのつながりです。商品をお届けするだけでなく、プロジェクトの進捗や島の様子も定期的にお伝えし、皆様と一緒にこの夢を実現していきたいと考えています。
最後に
正直に申し上げますと、今回の目標は金額よりもファンになっていただける方の多さです。宮古島の小さな挑戦に共感し、一緒に歩んでくださる仲間を求めています。
離島から世界への挑戦は決して平坦な道ではありませんが、この島の美しい海と伝統の技術、そして地域を愛する気持ちがあれば、必ず道は開けると信じています。皆様のお力をお借りして、宮古島から新しい産業の風を起こしていきたいと思います。
どうぞ温かいご支援をよろしくお願いいたします。
[中嶋哲也の写真とメッセージ]











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