ネパールの子どもたちに”夢”を現実へとつなぐ日本スタディーツアーを届けたい!

ネパールのYouMe Schoolの生徒5名が日本を訪れ、「夢は遠いものではない」と実感するためのスタディーツアーです。日本での出会いや体験が自分自身の変化を生み、帰国後にはその学びを学校や家庭に共有することで、小さな変化が地域へと広がっていくことを目指しています。ご支援よろしくお願いします!

現在の支援総額

379,000

25%

目標金額は1,500,000円

支援者数

44

募集終了まで残り

23

ネパールの子どもたちに”夢”を現実へとつなぐ日本スタディーツアーを届けたい!

現在の支援総額

379,000

25%達成

あと 23

目標金額1,500,000

支援者数44

ネパールのYouMe Schoolの生徒5名が日本を訪れ、「夢は遠いものではない」と実感するためのスタディーツアーです。日本での出会いや体験が自分自身の変化を生み、帰国後にはその学びを学校や家庭に共有することで、小さな変化が地域へと広がっていくことを目指しています。ご支援よろしくお願いします!

ネパールの子どもたちの”夢”を現実へとつなぐ第一歩を作りたい

はじめまして!
YouMe School Internship Communityです。

「日本に行きたい」「車が欲しい」「犬が欲しい」
これは、ネパールの学校 YouMe School で、子どもたちが描いてくれた夢です。
けれど、彼らが語る夢の多くは、どこか“夢物語”のよう。
夢を「語ること」はできても、「叶えること」は難しい。

それは、経済的な理由だけでなく、
“夢は叶えるもの”だと気づかせてくれる環境が、まだ身近にないからです。
自分のまわりに夢を叶えた人がいなければ、
どうしても「自分にもできる」と思うことが難しくなってしまう。
だから、私たちは「夢を現実に近づける機会」をつくりたいと思いました。



夢と現実をつなぐスタディーツアー

本プロジェクトでは、YouMe Schoolの子どもたちの夢と現実をつなぐスタディーツアーを実現します。ツアーでは、初めての海を見る、日本の中学生と交流する、大学生と共に大学を見学する、など様々な経験をします。


「日本に行った」という経験が彼らの中に刻まれる。
映像の中でしか見ていなかった世界を「自分の目で」見る。
日本の子どもたちや、日本で生活するネパールの方と会って、未来を考える。

このスタディーツアーを通して、「夢は遠いものじゃない」と信じられるきっかけをつくります。



私たちが活動したYouMe School

ビラトナガル校でのインターン最終日のセレモニー


私たち YouMe School Internship Community は、ネパールにあるYouMe Schoolで日本語教育や文化交流に関わったインターン生の集まりです。


YouMe Schoolは、創設者シャラド・ライ氏の「ネパールの子どもたちの未来を切り開きたい」という思いのもと、2011年にネパール・コタン郡で設立されました。
竹で作られた小さな校舎から始まり、当初は1人の教師と8人の生徒だけでしたが、現在ではコタン校・ビラトナガル校・カトマンズ校の3校で、800人以上の生徒が学んでいます。

ネパールでは「質の高い教育を受けること」は決して当たり前ではありません。
国内の学校のうち、およそ20%が私立学校、80%が公立学校です。優秀な教師の多くは私立に集まるため、公立の子どもたちは十分な教育を受けられない現状があります。
つまり、裕福な家庭の子どもしか良質な教育を受けられない社会構造があるのです。

YouMe Schoolは、そんな「当たり前」を変えようとしています。
現在通う生徒の約8割はミドルカースト以下の家庭で、経済的にも厳しい状況にあります。
それでも、すべての子どもたちに質の高い教育を届ける——それがYouMe Schoolの挑戦です。

YouMe Schoolが日本とのつながりを大切にしているのは、創設者シャラド・ライ氏自身の経験に理由があります。彼はネパールのコタン郡の出身で、そこは十分な教育を受ける機会がほとんどない地域でした。
しかし、国の特待生に選ばれたことをきっかけに質の高い教育を受け、さらに奨学金を得て日本に留学することができました。


その経験が、彼の人生を大きく変えたのです。
「自分がそうだったように、子どもたちにも世界を広げる経験をしてほしい」
そんな思いから、YouMe Schoolでは日本語教育に力を入れています。
日本語を学ぶことは、「日本に行く」という新しい選択肢を持つことにつながります。
選択肢を持つことで、子どもたちは夢を描き、自ら未来へ進む力を得る。
そのために学校では、日本語教育の充実に加えて、
日本文化や言葉を直接届ける存在として、日本からのインターン生を受け入れています。

ひらがな五十音表を作りました!


折り紙ワークショップの様子
スタディーツアーが作り出す変化

今回のスタディーツアーは、YouMe Schoolの生徒たちだけでなく、学校全体、そしてその家族や地域にも大きな変化をもたらします。
参加した子どもたちは、自分の目で見て、耳で聞き、足で感じることで、たくさんの気づきを得るでしょう。それは驚きや喜びだけでなく、時には戸惑いや悔しさかもしれません。
けれど、そのすべての経験が、彼らの考え方を大きく変えるはずです。

そして、「日本に行った」という事実。
それは一人の子どもにとって“夢が叶った”瞬間であり、同時に学校全体の希望にもなります。友人が日本に行った――その現実は、「自分にもできるかもしれない」という実感を生み出すのです。

このプロジェクトは、そうした“夢が現実に近づく瞬間”を一度きりで終わらせません。
継続的にスタディーツアーを実施し、より多くの子どもたちに同じチャンスを届けていくことを目指しています。


「うちの子が学校のプログラムで日本に行った」
「あの家の〇〇さんが日本に行った」
そんな出来事が、地域の中で大きな話題になるでしょう。
それは、彼らにとって想像もしなかった“現実のニュース”です。


子どもたちが日本で見て、感じたことを自分の言葉で周りに伝えていく。
その小さな変化の連鎖こそが、「夢を描くことの意味」を広げ、社会を少しずつ変えていきます。

七夕の日、それぞれが
自分の夢を短冊に込めました


変化の連鎖の先に

このスタディーツアーの目的は、「日本に行くこと」そのものではありません。
日本に行くことは、子どもたちにとっての“スタートライン”です。
日本という新しい環境で、子どもたちはたくさんの「はじめて」に出会います。
自分の目で見て、自分の足で歩き、自分の心で感じる。
新しい景色を見て感じたこと、日本で自分とは違う生き方をする友達と出会って感じたこと。
その一つひとつの経験が、これまで遠いものだった「夢」や「未来」を、現実の延長線上にあるものとして考えるきっかけになります。


その気づきが、彼らの意識を変えていきます。
今回は5名のみの参加ですが、帰国後には自分たちの経験を学校全体に共有します。
そこから、学びへの姿勢、将来への向き合い方、日々の言葉や行動に変化が生まれていくでしょう。
そして、その変化は学校から家庭へ、地域へと少しずつ広がっていきます。


「夢を語ること」が当たり前になる社会へ。
そんな小さな変化の連鎖が、やがてネパール全体に還元されていくと信じています。



ツアー概要

ツアー期間は2月下旬から3月上旬の1週間を予定しております。
ツアーを通して

・様々な”初めて”を経験する(海を見るなど)
・日本との新しいつながりを作る(中学生との交流)
・未来を考える(大学訪問・在日ネパール人訪問)

を実現します。


DAY1 : 到着・オリエンテーション

DAY2 : 鎌倉・江ノ島観光

DAY3 : 横浜隼人中学校での転校生体験

DAY4 : 横浜隼人中学校での転校生体験

DAY5 : 東京シンボル観光

DAY6 : 参議院議員訪問・日本で活躍するネパールの方を訪問

DAY7 : 大学訪問・日本文化体験

DAY8 : 帰国



資金の使い道

ツアー運営費(生徒5名+引率教員1名)を中心に、一部をリターン購入費用とさせていただきます。


応援メッセージ


YouMe School創設者
シャラド・ライ氏


ビラトナガル校校長
ラキ先生

支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • リターン仕入れ費

  • 研修運営費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

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