自己紹介
こんにちは!
ジオガシ旅行団の鈴木美智子です。
始まりは、世界の見え方が変わった、あの日の衝撃
伊豆半島の真ん中で生まれ育った私ですが、実は昔、地学を学んだ記憶もありませんでした。なので、伊豆半島がかつて南方から移動してきた島であることも知らず。見慣れた美しい景色も、そこにあるのが当たり前だと思っていたのです。
ところがある日、その景色の「成り立ち」を知った瞬間、世界の見え方が一変しました。
私が読み解く言葉を持たなかっただけで、景色は最初から自分の素性を語っていたのです。
その衝撃と感動、知ることの楽しさを誰かに伝えたい。知らせなきゃ!と、ほとんど衝動的に始まったのが、2012年から続くジオガシ旅行団の活動です。
崖っぷちまで誘うお菓子と、見えてきた「壁」
ジオガシ旅行団は、石や地層を美味しくて可愛いお菓子でそっくりに再現し、大地の物語を伝えるプロジェクトです。私が作るジオ菓子は、単なるお菓子ではありません。人と大地をつなぐための「旅のきっかけ」となる体験ツールです。
大地の解説(日本語/英語))と中にはMAPも付いています
「そのクッキーは、人を崖っぷちまで誘うことができたか?」
これが私の問いです。お菓子をきっかけに現地を訪れ、大地を肌で感じてほしい。だからこそ、国産バターや北海道産小麦など素材にこだわり、全力で美味しいお菓子を一つひとつ手作りしてきました。
この活動を14年以上続ける中で、本当に多くの方に応援いただき、今では博物館や自治体、企業の方々から「うちの地域の物語もジオ菓子にしてほしい!」と、嬉しいお声がけをたくさんいただくようになりました。時に、宇宙の地質もご相談いただくことがあります。
伊豆半島で特に伝えたい「推し景色」をお菓子化しPRしてきましたしかし、正直にお伝えします。私は今、大きな壁にぶつかっています。
ジオ菓子の製造、ツアー、講演、キッチン教室など、すべての活動を一人で行っているため、皆様からのご依頼に十分にお応えできない状況が続いているのです。このままでは、届けられるはずの物語やアイデアが、私の手の中で眠ってしまう。それが何よりももどかしいのです。さらに、個人事業主と企業(もしくは自治体)というパワーバランスは、協働するのにとにかく相性が悪いと言う問題に直面したのです。特にジオ菓子のような知財の共有は難しいことだらけでした。
壁を越え、次のステージへ。皆さんと漕ぎ出す、新しい船
この壁を越え、日本中に眠る大地の物語をもっと多くの人に届けるため、私はジオガシ旅行団を母体とした、新しい会社を設立することを決意しました。
会社になることで、私一人ではできなかった大きな挑戦ができます。地域の専門家やクリエイターと正式にチームを組み、博物館の確かな学術知識に、私が培ってきた「人を動かす物語設計」のノウハウを掛け合わせる。そうして、学びと楽しさが一体となった、全く新しい体験を日本中に生み出していきたいのです。
目指すのは、地域の皆さんと共に走る「伴走型」のパートナー。ジオ菓子を入口に、ツアーや教室、展示までを一体で設計し、地域の宝である大地の物語を、未来へ繋ぐお手伝いをします。
この船出には、あなたの力が必要です!「0期団員」を募集します
しかし、この新しい船を動かすための最初のエンジンは、私一人の力では作れません。そこで、この挑戦を一番近くで応援してくださる、最初の仲間=「0期団員」を募集させてください。
この活動に共感してくださる方も、賛同から0期としてご参加ください。
0期団員とは、ジオガシ旅行団の起業を「祝って、支える」創設メンバーです。
皆様からの応援は、これから全国の物語をジオ菓子にするための“基本セット”(試作開発や機材など、活動の土台)を整える資金に直結します。また将来、コミュニティの芽になります。
今は準備期ですが、無理なく参加できるつながりの形を段階的に検討します。
この歴史的な船出にご参加いただいた証として、リターンには記念の「限定団員ピンバッジ」をご用意しました。これは、ジオガシ旅行団の根底にある、大地を愛する想いを共有するささやかな記念バッジです。
クラファン限定!団員バッジのイメージ画像(旧Ver.)
クラファン限定!団員バッジのイメージ画像(最新Ver.)
私たちが今立つこの大地は、先人たちが大切に繋いでくれた未来そのものです。
そして今、私たちは次の世代へとバトンを繋ぐ役目を担っています。
そのために必要なのが、大地を知り、未来の保全や防災を自分の頭で考える力。自ら観察し、気づき、判断する。そんな市民が増えたとき、私たちの社会はもっと優しく、強くなる。私はその未来を信じてこの活動を続けています。
ジオガシキッチン教室の様子(火山灰を積もらせて凝灰岩クッキーを作っています)
リターンについて
リターンには今回限定の団員ピンバッジに加え、個人向けのジオ菓子やツアー、全国30箇所以上で展開してきた講演をご用意いたしました。
また、ジオガシ・キッチン教室は都内近郊での開催を予定しており、会場が確定し次第、リターンに追加・掲載いたします。30名ほどが入れる調理室を探しているのですが、現在難航しております。会場をご提供いただける方がいらっしゃいましたら、ぜひお声がけください。
協働パートナー(博物館/ジオパーク/自治体・観光、学校・教育委員会)の導入相談やパイロット伴走はご相談があれば柔軟に応じたいと思います。
特に人気の9ジオ菓子
スケジュール
2025月10月 クラウドファンディング開始
2025月11月 クラウドファンディング終了、ピンバッジの作成開始
2026年1月 リターン順次開始
2026年2月 株式会社化
最後に
ジオガシ旅行団の持つ最大のアセットは、「大地を楽しく、感覚的に伝えるコンテンツとその方法論」です。ブランド、商品、教育体験、出版物、人的ネットワークが一貫した世界観のもとに構成されており、他者が容易に模倣できない独自性を持ちます。
私が約束するのは、
①事実に基づく物語設計
②品質・衛生・知財の遵守
③行きたくなる現地導線の創出と地元参加型の仕組み作り
それは「ジオ菓子」にとどまらず、その場所と人をつなぐ様々な手法で行い、実現したいアイデアはたくさんあります。
応援どうぞよろしくお願いいたします!
ジオ菓子ツアーの様子
※ジオ菓子®はジオガシ旅団の登録商標です
最新の活動報告
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冬にぴったりな、ぬくぬくリターン商品を追加します!
2025/11/16 14:46こちら、なんだと思いますか?<< ジオガシ旅行団プロジェクト、大地を纏うシリーズ第一弾 >>美しい褶曲(しゅうきょく)地層をそのままデザインにしたウールの大判ストールです。写真画像の拡大はしておりますが、色味などはそのまま印刷しております。先行製作のため数量限定の商品となります。だんだん秋が深まり寒くなってきましたので、こちらを数枚ですが、リターンに追加させていただきます。(現在、事務局に確認中のため、17日月曜公開を予定)◉ストールの全体画像はこちら↓◉褶曲<しゅうきょく>とは地球の地面が曲がったり、押しつぶされたりしてできる形のことです。簡単に言うと、地面がグニャっと曲がって山や谷みたいな形になる現象です。例えば、紙を両側から押すと、真ん中が山みたいに盛り上がったり、ギザギザに折れ曲がったりしますよね?それと同じようなことが地球の中でも起きています。褶曲が起きるために必要な条件は、地層がまだ固まりきっていないことが条件になります。こちらの堆積層と褶曲の地層は、世界中にある褶曲地層と比べてもとびきり美しい模様となっており、いてもたってもいられずストールに仕立てました。男女問わず、使っていただけるものになります。【撮影された褶曲地層の地学的説明】地層の撮影場所:富山県立山町室堂、地獄谷付近。現在、火山ガスの為に立ち入り禁止。地層の名称:地獄谷湖成層地層のタイプ:火山灰や砂と珪藻土の互層、縞模様は年縞成因:かつて存在した、湖の底に堆積した地層。その後、湖が決壊して、地層が沢沿いに露出。褶曲の原因:湖底での地すべりによる圧縮露出:2010年の硫黄溶岩噴出で、この沢の上流側にダムが形成され、そのため、一時的に急流化して、滝の下の沢が掘り込まれて、一瞬だけ綺麗な地層が露出。その後、徐々に土砂の下に埋まった。現在はその上の地層しか見えない。地層解説&撮影:千葉達朗氏(アジア航測株式会社 先端技術研究所所長)【生地の説明】温かくボリュームもあるので、首元に巻いたり、膝にかけたり、羽織ったり、様々な使用で活躍します。カラーもモノトーンなので合わせやすく、色味が暗すぎないので顔周りに映えます。生地:ラフツイル ウール100% 柔らかく肌触りの良い生地ですサイズ:103*200cm(フリンジ2cmの両端含む)ストールのサイズ感=====日頃応援の皆様、本当にありがとうございます。おかげさまで70%近くまで達成できております。終了24日まであと1週間強、駆け抜けて参りますので、引き続き応援どうぞよろしくお願いいたします。 もっと見る
途中報告|記念ピンバッジの試作相談に行ってきました!
2025/10/11 16:31こんにちは!ジオガシ旅行団鈴木です。たくさんの方よりご支援を賜り、心から感謝申し上げます。また、温かい応援メッセージに目頭を熱くしながら、改めて気持ちを引き締め、前を向いている所存です。私は、いつかちゃんとしたジオガシ旅行団ピンバッジを作るのが長年の夢でした。その際はぜひ「アキバ徽章」さんにおねがいをしたいと目論んでおり、今回、満を持して試作相談に訪問したのです。早速一つ夢が叶いましたよ!皆さんのおかげです、ありがとうございます。エントランスで迎えてくれました、どすこい!心強い!!実際に訪問し、徽章発祥の地・九段に受け継がれてきた技術と伝統を守りながら、時代のニーズに応える——まさに社訓の言葉どおりの現場がありました。たくさんのサンプルを見せていただき、イメージに近いものを選びました。色々ありますね!カラフルなものに目を奪われながらも、私のイメージを伝え、それに近いものを選んでくださいったのですが、それがこちら↓よくあるピンバッジより小さく、肉厚です。まさにこれ!イメージ通りです。コロンとした可愛いサイズです。こちらを元に、Geminiの画像生成における「Nano Banana(ナノ・バナナ)」でイメージをさらに具現化したものが以下写真になります。本当に昨今のAi進化、たまげますね!まさにこの通りです。こちらを皆さんと共有できるのが、今からとても楽しみなのです。○仕様メモ(現時点)地色:カッパー(銅)「経年で酸化しますが大丈夫ですか?」とご確認をいただき、むしろ時間と一緒に育つ風合いを選びますとお伝えしました。ピカピカの出発点から、少しずつ深みを増していく——大地を楽しむ私たちらしい選択です。サイズ:直径 約10mm(控えめで日常に馴染むサイズ感)そのほかの仕上げ・刻印は最終調整中です。※写真はイメージ画像です(実物は調整後に確定します)○これはどんなバッジ?0期メンバーへの“記念限定ピンバッジ(非売品)”です。ジオガシ旅行団の根底にある、大地を愛する想いを共有する、ささやかな記念バッジ。スーツやバッグにも静かに似合う日常に置けるサイズを目指しています。ちなみに、今回のクラファンVer,はカッパーで、通常Verは銀色になる予定です。○ご意見あれば聞かせてください・カッパーの経年変化、好きですか?・10mmの控えめサイズ、使いやすそうでしょうか?よろしければ、感じたことをコメントで教えてください。今後の微調整の参考にさせていただきます。-------------------職人さんの現場から打ち合わせの中で、「職人の高齢化で、もうできない技術も出てきている」というお話が印象に残りました。だからこそ、いま、確かな手仕事で記念品を形にすることに意味がある——そんな思いを強くしました。長文お付き合い、ありがとうございました!引き続き、進捗は活動報告でお知らせします。引き続き応援どうぞよろしくお願いいたします。ジオガシ旅行団鈴木美智子 もっと見る




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