全国から200名超が参加!第37回模擬国連会議全日本大会~学生に参加の機会を~

第37回模擬国連会議全日本大会に多くの学生が参加できるよう、参加費の軽減ができるようにするため、クラウドファンディングを実施したい。

現在の支援総額

21,000

4%

目標金額は500,000円

支援者数

1

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2025/10/01に募集を開始し、 1人の支援により 21,000円の資金を集め、 2025/10/31に募集を終了しました

全国から200名超が参加!第37回模擬国連会議全日本大会~学生に参加の機会を~

現在の支援総額

21,000

4%達成

終了

目標金額500,000

支援者数1

このプロジェクトは、2025/10/01に募集を開始し、 1人の支援により 21,000円の資金を集め、 2025/10/31に募集を終了しました

第37回模擬国連会議全日本大会に多くの学生が参加できるよう、参加費の軽減ができるようにするため、クラウドファンディングを実施したい。

社会課題の解決をみんなで支え合う新しいクラファン

集まった支援金は100%受け取ることができます

このプロジェクトを見た人はこちらもチェックしています

自己紹介

 この度は、第37回模擬国連会議全日本大会のクラウドファンディングページをご覧いただき、誠にありがとうございます。私たちは本大会の運営事務局です。

 模擬国連は、1923年にハーバード大学で開催された模擬国際連盟を起源とし、100年以上の歴史を持つ活動です。日本においても、国際政治の仕組みを理解し、国際課題の解決策を模索する学びの場として高く評価され、現在では全国の大学・高校で幅広く取り組まれています。

 その中でも、毎年12月末に行われる「模擬国連会議全日本大会」は、日本模擬国連最大のイベントです。全国から200名を超える参加者が東京に集い、4日間にわたり熱い議論を展開します。高校生から社会人、初心者から7年以上の経験者まで、多様な参加者が会議に挑むため、膨大な時間と情熱を注いで準備を重ねています。

 私たち運営事務局も、今年度の開催に向け日々準備を進めております。しかし、近年の物価高により参加費を引き上げざるを得ない状況となり、多くの学生が経済的理由から参加を断念せざるを得ない現実があります。

 そこで、熱意を持ったすべての学生が大会に参加できる環境を整えるため、経済的負担を少しでも軽減できるよう、このクラウドファンディングを立ち上げました。

大会事務局についての紹介

 大会運営事務局は、全て学生によって構成されており、全員で大会開催中のサポートだけでなく、約1年前から本大会の成功に向け、各会議設計や当日までの運営準備など様々な準備を進めております。

What is 模擬国連 (Model United Nations)?

 模擬国連とは、参加者が各担当国の代表として、過去に行われた様々な国際会議について、担当国について詳しく調査し、実際の会議と同じような進行に従い、多くの議論・交渉を通じて成果文書の採択を目指す活動です。模擬国連を通し、国際問題への理解を深め、交渉力や論理的思考力、協調性などの強化を図っています。

What is 模擬国連全日本大会(All Japan Model United Nations)?

 模擬国連会議全日本大会(通称、「全日」)は毎年12月末に開催される、日本模擬国連主催の全国大会となっており、今年で37回目を迎える、歴史ある大会です。  本大会は、毎年200名を超える参加者を募り、いくつかの議場に分かれて会議を行う国内最大規模を誇る大会であり、各参加者が熱い議論と交渉を行い、それぞれの担当国の有する目的の達成を目指します。 大会には、高校生から社会人の方まで参加しているだけでなく、模擬国連経験が1年未満の方から7年以上の方にも参加していただいており、様々なバックグラウンドを持つ参加者が「模擬国連」を通じて一同に介する場にもなっています。


このプロジェクトで実現したいこと

 皆様からいただいた支援金は、1年の締めくくりとなる全日本模擬国連大会に全国各地から参加する学生達の参加費負担を軽減するために使用させていただきます。

 昨今の物価高やインバウンドに伴う宿泊費高騰により、特に遠方からの参加者にとって経済的負担が大きくなっており、大会参加への障壁となっております。そのため、集まった支援を参加者の参加費用の一部に使わせていただくことで参加者の負担は軽減され、全ての学生に公平な参加機会を提供することができます。この結果より多くの学生が参加でき、大会の活性化・充実化が実現され、参加者は大会を通じより多くの経験や学びを得ることができます。


現在の準備状況

全日本大会では、7つの会議の開催が予定されています。会議を作成する会議監督の皆さんに、各会議の紹介をしていただきました!

                    
   会議監督名 

   上田真菜 上智大学法学部国際関係法学科4年

   会議名

   国内問題への干渉不許容及び国家主権と
   独立の保護に関する宣言(内政不干渉原則宣言)


この会議について

 当会議は「救いは一歩踏み出すことだ」という言葉をコンセプトとして掲げ、参加者の皆様が一歩踏み出して挑戦することを支える会議でありたいと考えています。そのためにフロント一同、参加者のひとりひとりと真摯に向き合い、参加者の良いところや成長に気づき、それを伸ばすサポートをさせていただきます。 また、本会議で扱う内政不干渉原則は国際法の大原則でありながら、具体的に「干渉」としてどのような行為が否定されるのかについては各国によって解釈が対立していました。第二次世界大戦終結から20年の時が流れ、植民地諸国が次々と独立を果たしていった国際法の転換期において、各国が自国の望む内政不干渉原則宣言の採択を目指し、粘り強く歩み続ける経験を提供したいと思っております。



   会議監督名 

   上野茜 同志社大学グローバル地域文化学部
       グローバル地域文化学科ヨーロッパコース4年

   会議名

   カルタヘナ議定書


この会議について

  当会議は2000年に採択されたカルタヘナ議定書を題材としています。internationalではなくglobalな問題に全員で対処し、紙面上で留まることないアクチュアルなものがやりたいという思いから誕生しました。生物多様性の観点だけでなく、貿易や食の安全、産業や雇用なども勘案され、長期的な視点やグローバルな視点が必要とされます。交渉や戦略に力を入れることになるでしょう。模擬国連では初めて取り組む議題です。   ”Place your bet”というコンセプトを掲げ、模擬国連に熱中している人にはもっと食ってみな!という思いから、模擬国連を続けるか悩んでいる人、何かネガティブな思いを持っている人にも、思い切って飛び込んで来て欲しいと思っております。我々も受け入れる準備はバッチリです。どんな人にも、メン齢や立場などを気にすることなく、自分の課題や目標に向き合っていただけるような会議を目指します。

    
   会議監督名 

   香月爽希 横浜市立大学国際商学部4年

   会議名

   2005年核兵器不拡散条約(NPT)運用検討会議


この会議について

 この会議のコンセプト「MONKEY」は、"Model Own Nation with your Key"の略称です。私たちは、参加者の皆さんに「国家になりきること」を通じて、「国家に移入する」ことの面白さを存分に味わっていただきたいと考えています。 当会議の舞台は2005年。冷戦が終わり、核兵器の役割は縮小に向かうかに思われました。しかし、2001年のアメリカ同時多発テロ、北朝鮮のNPT脱退、イラク戦争といった新たな脅威が次々と生まれ、核兵器とNPT条約のあり方が根本から問われることになりました。 交渉は決裂し、最終的な成果文書は作成されませんでした。この事実は、当時の国際政治における対立がいかに根深かったかを物語っています。この緊張感に満ちた議場で、国家の移入というこの会議ならではの面白さと醍醐味を、ぜひ皆さんに体感していただきたいと願っています。


               
   会議監督名 

   川西爽登 同志社大学グローバル地域文化学部 
        グローバル地域文化学科アメリカコース4年                        

   会議名

   欧州における移民及び庇護に関する新協定


この会議について

 当会議のコンセプトは、「雲外蒼天」です。その意味は、「雲を抜けた先には、青空が広がっている」というものです。当会議における私たちの試みは、現在の国際情勢を模擬国連に落とし込むことで、参加者に主体性を養わせ、世界を生きる上でのレンズを獲得させることです。 私たちの世代は、最も多感と言われる青年期に戦争が二つも起きています。それらは、SNSの影響によって日常に溶け込んでいると言っても良いかも知れません。そのように、精神的な意味で世界と個人の繋がりが強固になった今日、私たちは何もできない無力感に打ちひしがれるのではなく、「何を考え、どんなアクションを取るのか」が非常に重要になると考えられます。「分断」というテーマが蔓延る今日、霧がかかったように雲の中で暗中模索する私たちは、その雲を抜けることができるのでしょうか。 世界で「分断」が叫ばれる今日、その最も顕著な例の一つがEUにおける「連帯の分断」です。移民が大量に押し寄せ、共通の価値観を掲げてきたEUは、「連帯」という原則の根底を揺るがす危機に直面しました。ダブリン規則の機能不全、加盟国間の意見対立、そして人権と安全保障の間のジレンマが、まるで重く垂れ込めた「雲」のように、欧州の未来を覆っています。この危機に対応しようと、「連帯」を強く打ち出した法案が、2024年に「欧州における移民及び庇護に関する新協定」として結ばれました。 この会議を通じて、参加者は、雲を抜けるため、各国は自国を体現し、「青空」を創造することでしょう。


  会議監督名 

  島村海里 横浜国立大学経済学部4年

  会議名

  平和への課題:補遺


この会議について

 「平和への課題:補遺」とありますが、具体的な議論内容などには踏み込まず、簡潔に私がこの会議を通して参加者に達成していただきたいことだけを述べさせていただきます。私が参加者に求めることは、”目的意識を持った議論”です。昨今、議論やディベートと聞けば、論破するものであるとの認識が強まっているように感じられます。ですが議論はゲームではありません。そもそも、議論が行われているということの背景には、議論当事者間で共通の問題意識があり、その解決のために行われているのが議論であるはずです。議論の中で対立が生じるのは問題解決の手法であって、決して相手を否定することが目的とはならないのです。共通の認識と異なった認識のそれぞれを明確化しながら議論し、当事者間での最適な策を模索するフォーマットを備えた模擬国連の活動を通し、より多くの人に目的意識を持った議論ができるようになってほしいと思っています。


   会議監督名 

   都築克昌 神戸大学工学部市民工学科4年

   会議名

   南ローデシア情勢    


この会議について

 本会議では、参加者のみなさんに、模擬国連を楽しみ切る過程の中で、描いた理想や憧れを実現するための基盤や型を得てもらいたいという思いから、現在の模擬国連の楽しみきれない要因および、それを引き起こしてしまっている模擬国連内外の事象を共通したフレームをもとに解消し、会議にのめりこむことができるような会議を一緒に作り上げたいと思います。 本会議の議題は1965年に安全保障理事会で討議された「南ローデシア情勢」であり、南ローデシアで起こった一方的独立宣言及び、一連の状況にどのような評価をくだし、どのように対処をするのかについて話し合っていただきます。 楽しみきれない要因とそれを引き起こす模擬国連の事象に可能な限り向き合えるようにするために、できるだけシンプルで王道な会議設計を行いました。参加者のみなさんが、模擬を楽しみきるプロセスを通じて、描いた理想や憧れを実現することができるような確固たる基盤を作れる、そんな会議にしたいと思っております。



   会議監督名 

   松田淳之介 東京外国語大学国際社会学部
         オセアニア地域専攻4年
   
   会議名

   ワシントン会議


この会議について

 この会議は1922年から開催されたワシントン会議を題材としています。歴史の教科書では海軍軍縮の側面が大きく取り上げられる本会議ですが、実際には中国の主権と領土に関する熾烈な議論や、太平洋防備問題といった幅広い論点が取り上げられていました。二つの大戦の間、所謂戦間期における重大なターニングポイントである本会議は、歴史学だけでなく国際関係論や国際法の分野においても研究対象として大きな価値があります。 模擬国連においてこういった歴史的な題材を取り上げることは比較的珍しい試みとなっています。しかしながら、100年前の外交や国際関係に体系的に触れることで新たな模擬国連の形を体系化できるのではないかと考えております。

リターンについて

BGとは?

BG(Background Guide)は、会議の議題やテーマに関する基礎的な情報を整理した文書です。議題の背景や現状、主要な論点、関連する国際法・条約、参考資料などがまとめられており、フロント(会議作成者)が作成します。参加者はBGを出発点としてリサーチを深め、より質の高い準備と議論を行うことができます。

大会報告書とは?

大会報告書は、各会議の議論の経過や成果を記録したまとめです。フロントが議題選定の理由や会議設計の意図、実際の議論の展開、勉強会やレビューの内容まで詳しく振り返りを行っています。どんな会議を目指して準備し、最終的にどのような結論に至ったのかを知りたい方におすすめのリターン品です。

大会オリジナルグッズとは?

学生がデザインを手がけた、「第36回模擬国連全日本大会」限定のグッズです。大会ロゴ入りの文房具やクリアファイル、会議ごとのアイコンをあしらったステッカーなど、記念品としても人気があります。ここでしか手に入らない特別なアイテムです。

BIG ISSUEとは?

『ビッグイシュー』は、ホームレス状態にある方々が雑誌を販売することで、生活の自立につなげられる仕組みを持ったストリートマガジンです。雑誌の内容は社会問題や文化、国際情勢など幅広く、模擬国連で取り上げるテーマとも深く関わる記事が多く掲載されています。この雑誌を手に取ることは、単に読むだけでなく「社会課題の解決に参加する」というアクションでもあります。本大会では、ご支援をしてくださった皆さまへのリターン品の一つとして、『ビッグイシュー』をお選びいただけます。模擬国連の議論と同じように、社会や世界に目を向けるきっかけとなる一冊です。


スケジュール

10月01日    クラウドファンディング開始
10月31日    クラウドファンディング終了
12月27日〜30日 第37回模擬国連会議全日本大会開催
1月〜3月     リターン品 配送予定


最後に

 本プロジェクトの目標は、模擬国連全日本大会を通じて、学生たちに挑戦と成長の機会を広げていくことです。会議では、国際社会が直面する課題を議論し、自分の考えを発信しながら、仲間と協力して解決策を探ります。その経験は、知識を深めるだけでなく、多様な視点に触れ、自らの視野を大きく広げることにつながります。

 模擬国連全日本大会は、全国から学生が集まり、共に学び合い、次の世代を担う人材として成長するための貴重な舞台です。しかし、大会の開催には会場費や宿泊費など、多くの運営費が必要となります。皆さまからのご支援は、こうした費用を支える大きな力となり、より多くの学生に参加の機会を届けることができます。

 少額であっても、その一つひとつのご支援が学生にとって大きな後押しとなります。どうか、この大会を未来へとつなげていくために、皆さまのお力添えをお願い申し上げます。

FAQ

Q. 返礼品の発送時期はいつ頃になりますか?

→返礼品の発送は大会終了後の1月から3月頃を予定しております。

Q. 返礼品発送は、日本国外に対応していますか?

→日本国内のみとさせていただいております。ご了承ください。

Q. どのような募集方式を採用していますか?

→本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 集まった資金は経済的理由で参加をためらう学生の参加費の補助のため運営事務局が活用します。

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

ヘルプページを見る

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください

コメント

もっと見る

投稿するには ログイン が必要です。

プロジェクトオーナーの承認後に掲載されます。承認された内容を削除することはできません。


同じカテゴリーの人気プロジェクト

あなたにおすすめのプロジェクト

新しいアイデアや挑戦を、アプリで見つけるcampfireにアプリが登場しました!
App Storeからダウンロード Google Playで手に入れよう
スマートフォンでQRコードを読み取って、アプリをダウンロード!