本プロジェクトに興味を持っていただきありがとうございます。「秋田南高校吹奏楽部の活動を支援する会」です。
秋田南高校吹奏楽部は60年以上の伝統を持ち、その実績から全国的にも注目を集める部となっています。
吹奏楽部では「音楽(吹奏楽) を通し、人間として成長すること」をすべての活動の原点(目標)として、日々の練習や演奏会などに取り組んでいます。
今年度は33回目の全国大会出場を果たすことができました。部員たちのたゆまぬ努力はもちろんのこと、日頃から吹奏楽部の活動を支えてくださっている皆様のおかげです。心より感謝いたします。
さて今回、吹奏楽部のさらなる活躍を願い、OB有志によるクラウドファンディングを立ち上げることとなりました。子どもたちが最高の舞台で最高の音を響かせられるよう、どうか皆さまのお力をお貸しください。
新しい楽器で、最高の音を届けたい!
今回のクラウドファンディングの主な目的は、老朽化した楽器の修理費用・新しい楽器の購入費用を集めることです。
楽器は長年使っていると、経年劣化による金属疲労や部品の摩耗により、音質や演奏に大きな影響が出てきます。特に大型楽器や特殊な楽器は個人での購入が難しく、学校で整備する必要がありますが、公立校の限られた予算では到底追いつかないのが現実です。
一番古い楽器は半世紀近く使用している
さらに近年の物価高が追い打ちをかけ、新しい楽器の購入はおろか、修理費用の捻出も大変な状況が続いています。実際、全国大会に出場する30校のうち約3分の2は私立高校が占めていることも、公立高校が上位を目指す難しさを表しているように思います。
演奏力の向上には個人の努力だけでなく、コンディションのよい楽器を使うことも欠かせません。せっかく練習を頑張っているのに、古い楽器を使っているために十分なパフォーマンスができない……そんな状況を少しでも改善したいと思っています。
「お金がないから諦める」のではなく、「努力する子どもたちに少しでも良い環境を届けたい」。その思いから、今回のプロジェクトがスタートしました。
部員たちの可能性を広げるため、皆様のお力添えをいただきたいと思います。
中等部にも、音楽を思いきり楽しめる環境を
平成28年、秋田南高校に中等部が設立されました。このことが、今回のクラウドファンディング立ち上げの大きなきっかけとなっています。
一般的な中高一貫校であれば、中高それぞれに音楽室や楽器が整備された状態でスタートしますが、秋田南高校の場合は中等部が後から加わった形のため、創部当初の中等部には新しい楽器が一切ありませんでした。
そのため、やむを得ず高校で使っていなかった古い楽器で練習を重ねてきました。学年が増えるごとに部員数は創部当初の16人から30人を超えるまでに成長しましたが、今でも半数近くの楽器を外部から借りている状態です。
現在、廃部になった部室を借りて古い楽器を置いていますが、湿度や温度の管理が難しく、保管に適した環境とは言えません。
また、練習は多目的教室で行っており、音響面でも決して恵まれているとは言えない中、生徒たちは工夫を重ねながら練習を続けています。
それでも、中等部の部員たちは諦めずに努力を続け、昨年度にはついに東北大会への初出場を果たしました。
彼ら彼女らがさらに上を目指すためには、まず「自分たちの楽器を持てる」環境を整えることが欠かせません。中等部で音楽の楽しさを知った子どもたちが、高校へ進み、さらにパフォーマンスを向上させていく——。今回のクラウドファンディングが、その循環を生み出すための第一歩となれば幸いです。
応援の声に応えるために
秋田南高校は、県内有数の進学校でありながら、剣道部や野球部など部活動でも目覚ましい活躍を続けてきました。吹奏楽部も同様で、昭和51年から55年まで全国大会5年連続金賞を受賞するなど、輝かしい歴史を誇っています。
その根底にあるのは、部員たちの「応援してくださる方々の期待に応えたい」という気持ちと、部訓である「謙虚・向上・感謝と思いやり」の精神です。全国大会の結果だけを追うのではなく、音楽を通して人として成長することを大切にしながら、日々の練習に真摯に取り組んでいます。
多くの卒業生や地域の方々が、南高吹奏楽部の歩みを誇りに思い、世代を超えて応援を続けています。そうした温かい支えのもとで、南高吹奏楽部はこれからも音楽で感動を届け、「公立校でも、努力を重ねれば全国の舞台に立てる」という希望を次の世代へつないでいきます。

ここで改めて、南高吹奏楽部について簡単にご紹介したいと思います。
南高吹奏楽部は、昭和37年の学校創立と同時に創部されました。これまで全国大会に33回出場し、金賞6回・銀賞17回という輝かしい実績を誇ります。
毎年開催している「定期演奏会」と「ニューイヤーコンサート」を活動の柱とし、ブラックライト音楽劇、様々な管楽器奏者や声楽家、オルガニストとの共演、ポップス・ステージなど、地域の演奏家や世界的奏者との共演を含め、吹奏楽をより多くの方々に楽しみ親しんでいただくための活動を実践しています。
現在の部員数は高校68名、中等部36名。学業に励みながら、地域のイベントや演奏会にも積極的に参加し、地域に根ざした活動を続けてきました。
南高吹奏楽部の大きな特徴はOB・OGの結束力です。創部以来60年以上の歴史があり、1期生から卒業したての61期生までが世代を超えてつながり、現役部員を支えています。
また、OB有志により設立されたバンド「秋田シンフォニックウィンドアンサンブル」は、コンクールへの出場や定期演奏会の開催など、精力的な活動を続けています。
以下のようなリターンをご用意しました。
・南高吹奏楽部ステッカー
・南高ファイル
・南高創立60周年記念タオル
・「秋田南」木札
・吹奏楽部看板キーホルダー
・南高ファイル+木札
・サンクスレター
・サンクスレター(直筆)
・校歌演奏動画
・特別演奏動画
・演奏会当日の練習見学
・演奏会最前列鑑賞券
・応援歌制作
詳しくは、リターン一覧よりご確認ください。

目標金額は、ファーストゴールとして30万円を設定しています。皆様からのご支援は、楽器の修理費用として大切に使わせていただきます。
より多くのご支援が集まった場合は、以下のように考えております。
▶2ndゴール:60万円 他の楽器の修理費用に充当
▶3rdゴール:100万円 アルトサックスを新たに購入
吹奏楽部の活動をより充実したものにできるよう、応援のほどよろしくお願いいたします。
11月23日 秋田シンフォニックウィンドアンサンブル定期演奏会
2026年1月5日 ニューイヤーコンサート
2月28日 クラウドファンディング終了
3〜4月 返礼品発送、報告会
秋田南高校吹奏楽部は、長い歴史の中で多くの人に支えられながら、音楽と真摯に向き合ってきました。その歩みを次の世代へとつなぐために、今回OB有志が中心となってこのプロジェクトを立ち上げました。
南高吹奏楽部の部訓である「謙虚・向上・感謝と思いやり」は、時代を超えて部員一人ひとりの心に息づいています。全国大会という大きな目標に挑みながらも、音楽を通して仲間と支え合い、人として成長することを何より大切にしてきました。
そして、中等部も今年で10年目を迎えました。限られた条件の中で努力を重ね、ついに東北大会出場を果たした中等部吹奏楽部の生徒たちにも、より良い環境で音楽を学ぶ機会を届けたい——。それが、南高の未来を支えるための第一歩だと私たちは考えています。
どうか、秋田南高校吹奏楽部の挑戦に温かいご支援をお寄せください。そしてこれからも、南高の音楽が地域に、そして多くの人の心に響き続けるよう、見守っていただけたら幸いです。








