Story Agent社 初出版!|まちを面白くするのは「小さなビール工場」

マイクロブルワリー専門総合商社、Story Agent社の西原総司、藤戸淳平が初の著書『まちを面白くするのは「小さなビール工場」 ~小規模醸造2.0〜』を出版します。 全国各地のブルワリーの立ち上げに関わることで得てきたビールが持つ可能性、業界の闇、成功の法則を包み隠さずこの1冊にまとめました。

現在の支援総額

629,000

629%

目標金額は100,000円

支援者数

30

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Story Agent社 初出版!|まちを面白くするのは「小さなビール工場」

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支援者数30

マイクロブルワリー専門総合商社、Story Agent社の西原総司、藤戸淳平が初の著書『まちを面白くするのは「小さなビール工場」 ~小規模醸造2.0〜』を出版します。 全国各地のブルワリーの立ち上げに関わることで得てきたビールが持つ可能性、業界の闇、成功の法則を包み隠さずこの1冊にまとめました。

■なぜクラウドファンディングをやるのか?

こんにちは。株式会社Story Agent の 西原総司(にしばら そうじ:左)、藤戸淳平(ふじと じゅんぺい:右)です。たくさんのプロジェクトよりこちらのページを見ていただきありがとうございます。

2026年2月に書籍を初出版することになりました。今回は「まちを面白くするのは「小さなビール工場」」を銘打ち、地域を、まちを元気にする手段の一つとして小さなビール工場を増やしていきたい。
そんな想いでクラウドファンディングを立ち上げました。

アルコール離れが進む今の日本で、ビールをただの嗜好品としてではなく、ビールをきっかけに広がる可能性について、私たち自身の経験を通して書いてみました。

小さな会社である私たちの力だけでは、資金面、拡散力、影響力などさまざまな課題があります。想いを形にするためにぜひ皆様のお力添えの程どうぞよろしくお願い致します。

■マイクロブルワリー専門総合商社 Story Agent社とは?

プロジェクトの説明に入る前に、この取り組みを立ち上げようとしている私たちがどのような経歴を持つのか、簡単にご紹介します。

私たち株式会社Story Agentは「Make the World borderless with Beer - 人種、文化、格差の垣根を超え、世界をビールでつなぐ - 」をミッションに、クラフトビール醸造所、タップルームを運営しています。ビール製造事業の他、これまでのビール製造・販売事業で培った知識や方法論を活かし、醸造設備の製作・販売をはじめ、缶や瓶の充填設備、包材(缶・瓶など)、原材料の販売も手がけています。マイクロブルワリーにとって本当に必要とされる、"痒いところに手が届く"サービスを提供しています。

ボードメンバーの紹介

代表取締役社長:西原総司

退職を機に世界を見て周りたいと思い立ち、バックパックを背負い単身アフリカ大陸を陸路縦断。アフリカ縦断旅から帰国後、株式会社ハッシャダイ(現一般社団法人HASSYADAI. social)株式会社ボーダレス・ジャパンでの経験を経て、2020年に株式会社Story Agentを創業。

旅の途中で立ち寄ったケニア共和国のビアバーで、クラフトビールをきっかけに人が自然と集まり、交流が生まれる場に出会い、その体験を他の人にも届けたいという思いから、クラフトビール事業を創業。アジアでNo1のクラフトビールカンパニーをつくることを目標に日々奮闘中。

代表取締役醸造長:藤戸淳平

大学在学中にバックパッカーとして約40カ国を放浪。チェコで出会ったクラフトビールに一目惚れし帰国後、「トビタテ留学JAPAN」の採択を受け、ベトナムのクラフトブルワリー「7Bridges Brewing Co.」での修行を経て、2020年に西原と株式会社Story Agentを創業。

Japanese Style Beerを世界で愛されるビアスタイルに、そしてアジアでNo.1のクラフトビールカンパニーを目標に世界で活躍する会社を作っています。

出版に至る背景

「醸造所を立ち上げる」と聞くと、開業資金にいくら必要だと思いますか?

多くの方は「数千万円はかかるのでは?」とイメージされるかもしれません。実際、その規模の事業を個人で始めるとなると、よほどの自己資金がない限り銀行融資を受けるのは難しいのが現実です。

一方で、日本政策金融公庫のデータによれば、個人飲食店(2024年飲食・宿泊業 区分)の平均開業資金は約985万円。意外と「手が届く」数字ではないでしょうか。

そして、醸造所も実は規模次第で500万円から始められるのです。私たちは「飲食店を開くのと同じくらいのハードルで、醸造所を開業できる」ということをこの本を通じて多くの人に伝えたい。

そして、クラフトビールをきっかけに新しい文化や出会いをつくっていきたいと考えています。

出版を通して伝えたいこと

(1)マイクロブルワリーが地域にもたらす影響

かつて「ビールをつくる」ということは、大企業だけができる特別な事業だと思われていました。 しかし今では、小さなまちの一角にある飲食店でも、地域の食材や文化を取り入れたオリジナルビールをつくることができるようになりました。

マイクロブルワリーの価値は、単なる「ものづくり」にとどまりません。 観光のきっかけになり、地元の雇用を生み、農業や飲食業と連携することで、地域全体の経済を循環させる存在になります。 そして、ビールを通して人が自然と集まり、語り合い、笑い合う“コミュニティの中心”にもなっていくのです。

大資本のブルワリーにはできない「小さいからこそ」「地域に根ざしているからこそ」できること。 それが、まちを面白くし、地域を豊かにするマイクロブルワリーの力です。

(2)ブラックボックスに蔓延る醸造設備販売業界の闇

クラフトビールづくりを始めたい人が最初に直面するのが「設備投資の壁」です。 日本国内では、醸造設備に1,500万円から2,000万円以上かかると言われています。 しかし、実際には同等の設備が海外では約600万円から1000万円以下で購入できます。

一体なぜか?

問題は、情報の非対称性にあります。 日本で使われているほとんどの醸造設備は中国で製造されていますが、日本国内の販売業者が高額な手数料を上乗せして販売しているケースが少なくありません。 その結果、開業希望者は「これが相場です」と言われ、実際の原価を知らないまま高額な設備を購入してしまうのです。残念ながら日本国内にはクラフトビールブームにあやかった、醸造設備の代理店や個人の仲介業者が散見されます。

また昨今増えてきているトラブルとして中国の設備メーカーからの直接購入も上げられます。今の時代、ChatGPTを使えば簡単に翻訳が出来てしまいますが、グレードの低いステンレス素材のタンクを提案されたり、必要な備品が同梱されてなかったり等、トラブルは多岐にわたります。

中国の設備メーカーからの直接購入した設備のトラブル発生時、何も保証されないのが現実です。

私はこの業界の“ブラックボックス構造”を数多く目の当たりにしてきました。 夢を持つ人が、正しい情報にアクセスできずに諦めてしまう、そんな現実を変えたい。

誰もが誠実な価格で、自分のビールをつくれる世界を。 それを実現するために、私たちは立ち上がりました。

この出版を通して実現したいこと

「ビールを作りたい」その夢を実現するために伴走すること、それが私たちの仕事です。

今年の夏、高知県四万十市でオールインワンタンクを導入したブルワリーが誕生しました。昨年、SHIMANTO Brewing のオーナー・岡林様からお問い合わせをいただき、醸造所立ち上げのサポートをさせていただきました。

取材インタビューでも語られていますが、醸造所の立ち上げには、行政手続き、銀行融資などの資金調達、そして醸造技術の習得と、多くの高いハードルがあります。しかし、その壁を越えた先には、地元の人々や観光客が集い、交流が生まれ、ビールをきっかけに新しい可能性が広がっていきます。

商売には良い時も悪い時もあります。コロナのような予期せぬ事態が再び起こる可能性もあります。それでも、立ち上げ時に乗り越えたあの大きな壁は、いざという時にきっと自分自身を守ってくれる“揺るがない土台”になります。

これまで、ビールの醸造所を立ち上げるには数千万円規模の資金が必要だと言われてきました。 「いつか自分のビールをつくりたい」という夢を持ちながらも、資金面や設備知識の壁に阻まれ、その一歩を踏み出せない人が多くいます。

私たちはその現状を変えたいと考えています。醸造設備の適正価格化、設計から導入までの一貫サポート、原材料や包材の共同仕入れ、そして立ち上げ後の運営サポート。 こうした仕組みを通じて、“個人でも始められるビール工場”を当たり前にすることが、私たちの挑戦です。

ビールづくりは、もはや大企業だけのものではありません。 地域を愛する人が、仲間とともに、自分たちの手でつくり上げる時代です。

私たちの目標は、それは、「マイクロブルワリー起業のハードルを“格段”に下げる」こと。 その第一歩として、このプロジェクトを通じて、誰もが夢を形にできる「マイクロブルワリーの新しいスタンダード」を提案していきます。

醸造所の開業に少しでも興味ある方はぜひ一度弊社までお問い合わせください。

リターンについて

ご支援いただいた方には、書籍をお送りするのはもちろん、弊社で醸造したクラフトビールや、個人・企業向けのクレジット掲載枠もご用意しています。 ※クレジット掲載枠を選択された方は、備考欄にご希望の掲載内容をご記入ください。

プロジェクトのスケジュール

2025年12月1日 クラウドファンディング開始
2026年1月30日 クラウドファンディング終了
2026年2月 書籍発売、リターン郵送
2026年3月 書籍以外のリターンに関するご連絡

各リターン(日程別途調整除く)を2026年3月末を目途に実行し、日程別途調整の必要があるリターンは、当クラウドファンディング支援者さまのスケジュールに合わせて調整します。

資金の使い道

支援いただいた資金は、キャンプファイヤー手数料17%及び配送に関わる費用、出版制作費用として活用させていただきます。

最後に伝えたいこと

クラフトビールは、ただの飲み物ではありません。 それは、人と人をつなぎ、まちに笑顔を生み出し、文化を育てる“きっかけ”です。

私はこれまで、数えきれないほどの乾杯の瞬間を見てきました。 国籍も、言葉も、立場も違う人たちが、たった一杯のビールをきっかけに笑い合い、仲間になっていく。 その光景を見るたびに、ビールには人を幸せにする力があると確信してきました。

しかし、そのビールを「つくる側」になることは、まだまだ多くの人にとって遠い夢のままです。 私たちは、このプロジェクトを通じてその壁を壊したい。 そして、誰もが自分のまちで、自分のビールをつくれる世界を広げていきたいと思っています。

この挑戦は、私ひとりでは実現できません。 同じ想いを抱く仲間と、そしてあなたの力が必要です。

どうかこのプロジェクトに参加し、 “あなたの一杯”が、次のまちの物語をつくるきっかけになりますように。

梓書院の紹介

この度の書籍の出版にあたり、全面的にサポートいただいている出版社さんをご紹介します。梓書院さんは昭和47年の創業以来、50年以上にわたり、九州に根ざした書籍作りを行なわれている福岡で最も歴史のある出版社さんです。

書籍の構成から言葉の表現など、細かい校正まで丁寧に対応いただき満足のいく一冊に仕上げることができました。改めて、梓書院のチームの皆様にこの場を借りてお礼申し上げます。

私たちの書籍はもちろんですが、魅力的な書籍を数多く出版していますので、ぜひこの機会に梓書院さんから出版されている書籍をチェックしていただけますと嬉しいです。

梓書院HP

※【オールインワンタンク】は、株式会社Story Agentの登録商標であり、同商標は法的に保護されています。
また、本製品に採用されている「オールインワンタンク型ビール醸造装置およびアルコール飲料の製造方法」は特許出願中です。
無断で同一または類似の構造・技術を用いた設備を製造・販売・使用した場合、商標権および特許法に基づく権利侵害として法的措置の対象となることがあります。

※20歳未満の者による飲酒は法令で禁止されています。20歳未満の方はこのリターンを選択できません。

<掲示事項>  
1.販売場の名称及び所在地  
株式会社Story Agent 〒819-1116 福岡県糸島市前原中央2丁目9−20
2.酒類販売管理者の氏名  
西原総司
3.酒類販売管理研修受講年月日  
2023年6月27日
4.次回研修の受講期限  
2026年6月26日
5.研修実施団体名 
西条小売酒販組合

支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 広報/宣伝費

  • リターン仕入れ費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

ヘルプページを見る

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