「先生がいる日常」を守る。先生の求人サイト #ミツカルセンセイ を全国の学校へ!

「先生いなくて自習ばかり…」教員不足はいつどの学校でも起こり得る問題。全国で「なり手がいない」と叫ばれる中、先生に興味がある人は"具体的な求人情報"が見えず断念しています。昨年に4市町で5校の欠員解消を実証した先生の求人サイト『ミツカルセンセイ』を都道府県単位で確立し、全国の学校に届ける挑戦です。

現在の支援総額

2,304,862

65%

目標金額は3,500,000円

支援者数

239

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2025/10/31に募集を開始し、 239人の支援により 2,304,862円の資金を集め、 2025/11/30に募集を終了しました

「先生がいる日常」を守る。先生の求人サイト #ミツカルセンセイ を全国の学校へ!

現在の支援総額

2,304,862

65%達成

終了

目標金額3,500,000

支援者数239

このプロジェクトは、2025/10/31に募集を開始し、 239人の支援により 2,304,862円の資金を集め、 2025/11/30に募集を終了しました

「先生いなくて自習ばかり…」教員不足はいつどの学校でも起こり得る問題。全国で「なり手がいない」と叫ばれる中、先生に興味がある人は"具体的な求人情報"が見えず断念しています。昨年に4市町で5校の欠員解消を実証した先生の求人サイト『ミツカルセンセイ』を都道府県単位で確立し、全国の学校に届ける挑戦です。

社会課題の解決をみんなで支え合う新しいクラファン

集まった支援金は100%受け取ることができます

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「午前中がすべて自習。
 学校でも宿題してる気分。」 

「となりのクラスは先生がいるのに、
 なぜわたしたちだけ。」


全国の公立学校で起きている、教員不足の問題。

社会の都合で生まれたこの理不尽を、子どもたちに背負わせてはいけない。


初めまして。小谷瑞季と申します。

私は2年前、教員不足の実態に衝撃を受け、内定を辞退して大学を休学。

試行錯誤をへて、昨年9月に先生の求人サイト『ミツカルセンセイ』を立ち上げました。


それから1年。

ミツカルセンセイは大事な局面を迎えています。


どの教室にも、先生がいる。

その当たり前の日常を取り戻すために、どうか、あなたのお力を貸してください。


全国の公立小•中学校では5校に1校、およそ6,000校で先生が足りていません。

先生の欠員はいつでも起こりうるため、それ以外の学校も他人事ではない状況です。

*出典「2025 全国公立学校教頭会の調査報告書」を参考。校数は全国の公立小•中学校数より推計。

では先生が足りないとどうなるのでしょうか。

皆さん、想像してみてください。

それまで17〜19時に帰れたのに 今は毎日、23時を過ぎる。  朝6時に出勤。 生徒たちが登校する前に少しでも。  小走りする廊下。  授業準備したい空きコマも、 欠員の分をヘルプしてなくなる。  授業中、職員室には誰もいない。  急な生徒の対応を頼めず、 仕方なく全体の授業を止める。  かけこむ給食。  いつになっても代替の先生はこない。 まだ35校待ちらしい。  この過度な勤務を、いつまで。

これは実際に聞いた、学校の先生の状況です。

2人分の仕事が続き、それによってまた1人、先生が辞めていく。

どんな教育も、その土台である"先生"がいなければ、教室の子どもたちに届くことはありません。


とはいっても、

すでに「学校の先生は多忙だ」と散々耳にするし、そもそもどの業界もなり手は減っている。


すべきこと、できることはないのか。

複雑な問題構造の中で、私はこれまで見落とされてきた「1つの事実」に着目しました。


実は教員免許を持っている「潜在教員」は、全国に400万人ほどいると言われています。

「先生になりたい」と興味をもつ30,40代の方に話を聞いてみると、意外なことが分かりました。

公立学校の仕事ってまったく見えないんです。
今どんな地域・条件の募集があるのか分からず、実際に先生を始めるイメージがつきません。

"講師登録"とは、欠員が出た際にすぐ代わりの先生へ連絡ができるよう、事前に候補者を集めておく制度です。

そのため求職者はいつ連絡がくるか分からず、自分のタイミングを選べません

登録しても希望と異なる電話が頻繁にかかってくることも。心理的安全性が担保されていません


このように、従来の講師登録制度は、先生の採用倍率が高くなり手がすぐ見つかった時代から、今になってもほとんど変わっていません。

教員不足って聞いたのに」そんな言葉をたくさん聞きました。


つまり、なりたい人がいないのではなく、

興味があるのに、この「情報の不透明さ」のせいで諦めていた人が大勢いたのです。


いくら学校の改革や先生の魅力発信が進んでも、先生への入り口で断念してしまう。

この課題を解決するために、公立学校の求人に特化したプラットフォーム「ミツカルセンセイ」を立ち上げました。

ミツカルセンセイが変えたこと。それは、先生を始めるイメージがつく求人情報の可視化です。

◉ 勤務地、条件、特色などが「検索」できる。
◉ 応募も個別相談も「自分のタイミング」で。


ミツカルセンセイが約束すること。それは、気軽に情報へアクセスできる心理的安全性です。

◉「講師登録なし」で求人閲覧・応募ができる。※就労決定時には必要です。
◉ サイトに登録しても電話は一切こない。


そしてこの仕組みが、実際に現場の希望となり始めています。


昨年5月にクラウドファンディングで温かいご支援をいただき、サイトが完成。

同年9月には、兵庫県と奈良県にある1市3町(宝塚市・川西町・三宅町・田原本町)で実証をスタートすることができました。

川西町・三宅町との連携協定調印式の様子

結果は想像を超えるものでした。

掲載された17件の募集に対し、わずか半年で5名の先生を採用に繋げることができました。

「正直、年度末までもう来ない前提で諦めていた。本当に感謝しかない。」(導入校 校長先生)

「自治体と連携している信頼感と、情報が透明化されている安心感。味方がひとり、増えた気持ちで踏み出せた。」(採用されたKさん)

と、嬉しい声を直接お聞きしました。


さらに、まだ求人が未掲載のエリアからも登録者が増え続け、この1年で全国46都道府県約1,000名の「先生になりたい」方々が集まっています。

「自分の住む地域にもミツカルセンセイを広げてほしい」登録者や学校現場から、そんな問い合わせを多くいただきました。


このサービスが不可欠なものだと確信すると同時に、私は大きな挫折に直面しました。

市区町村では予算化が難しい、という課題です。


実は先生の採用や配置の権限は基本、都道府県や政令指定都市がもっています。

これが市区町村レベルで予算化する際の理由づけが難しい仕組みになっているのです。


教育委員会の皆さんも効果を実感し奔走してくださいましたが、持続可能な予算枠を確保いただくことは想像以上に困難な道だと理解しました。 


このままでは、ミツカルセンセイの仕組みを全国に広げることができません。


それでもこの仕組みをインフラにするため、私は大きな目標を決断しました。

それは、今年度中に「都道府県レベル」あるいは「政令指定都市レベル」でミツカルセンセイの連携を決めてもらうことです。


開始1年もない中で、学生が始めた無謀な挑戦でしたが、全国に足を運び、対面で「なぜ今この仕組みが必要なのか」をお伝えしてまわりました。


そしてこの度、島根県、奈良県の2都道府県、岡山市の1政令指定都市での連携が実現しました。

この連携を成功させることができれば、持続可能な事業モデルとして確立させることができます。

その最後の「もうひと踏んばり」が、今まさに鍵を握っています。


行政の予算化まであと1〜2年。

この流れを止めないためにも、皆様からの力強いご支援をいただけないでしょうか。


目標金額:350万円

◎ 自治体営業及び伴走費用:206万円

・全国の自治体へ対面で提案するための交通費(月10万×12ヶ月=120万)
・導入自治体の伴走支援(宿泊/交通費 年36万)
・上記に係る人件費の一部(年50万)

◎ プロダクト開発・維持費用:144万円

・自治体からの要望が多い機能の実装(120万)
・システム管理等維持費の一部(年24万)

都道府県レベルでの導入実績を確立し、持続可能な事業として全国展開の体制を整えるための資金として、大切に使わせていただきます。


そしてこの挑戦に、4名の理事・アドバイザーを新たに迎えることとなりました

◎ 理事

◎ アドバイザー

改めて、豪華な皆さまにご参画いただきました。

この体制で実働チームも作りながら、ミツカルセンセイを確実に全国へ届けてまいります。

※現在は合同会社で取り組んでおりますが、学校教育の本質的な課題にまっすぐ向き合えるよう、非営利型一般社団法人を設立準備しております。


本プロジェクトを最後まで読んでくださり、本当にありがとうございます。

実は高校生の頃、私は理不尽な大人の事情で「自分が動いたところで、社会は変わらないんだ」と絶望した経験があります。

それから大人の事情・都合・保身に義憤を感じつつも、それ以上の無力感がずっとありました。


ですが、今は違います。

この活動を通じて出会った、現場で必死に子どもたちと向き合う先生方。

多忙かつ立場もある中で、それでも未来を良くしようと奮闘する行政職員の方々。

そして、何者でもない私の挑戦を信じ、支えてくださった皆様。


たくさんの誠実な人たちとの出会いが、「社会は変えられる」という確信をくれました。 


教育現場の課題の多くは、誰か一人のヒーローが現れて解決できる問題ではありません。

言い換えると、「誰がそのボールを拾うべきか、明確にできない課題」ともいえます。どの主体も、他の誰かのせいにできてしまう。

その最たる例が、教員不足だと思っています。


その間も、しわ寄せを受けるのは学校現場であり、そこにいる先生や子どもたちです。


リスクは増やしたくない、それでも自らボールを拾う。そんな主体が生まれ、成功体験となって周りの主体に波及していく。

その導線を作るため、構造上拾われづらいボールを発見し、各主体が拾いやすい状態にすること

それが社会にとって必要な役割だと、そう信じてやみません。


この先どんな教育現場の課題が出てきても、改善の歯車がまわる音が聞こえてくる。

その日が訪れるまで、私は進み続けたいです。


子どもたちが、大人に不信感を持たずに明るく前を向ける社会へ。


この壮大な挑戦の仲間として、どうかお力を貸していただけないでしょうか。

ご支援ご協力のほど心よりお願い申し上げます。


この度、クラウドファンディングの実施を温かく応援くださった皆さまを紹介いたします。

◎ 第一弾の皆さま

◎ 第二弾の皆さま


そして最後に、教職を志す世代の皆さんからも期待の声をいただきました。

支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 設備費

  • 人件費

  • 広報/宣伝費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

ヘルプページを見る

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コメント

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  1. 2025/11/30 11:34

    ギリギリになっちゃってごめんなさい!悩みながらも毎回向き合うことを諦めずに課題や目標から逃げない選択を重ねているずくを心からリスペクトしています!これから続く挑戦の道もずっと応援してます!


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