プロジェクトの実行者について

こんにちは、青いことり工房のリズです。

私は、小鳥愛好家のイラストレーターのひとりとしてSNS（Xの解体新書コミュニティ）で「ことり解体新書」の連載を通じて、多くの方に小鳥の魅力と知識をお届けしてきました。小鳥やインコなど飼い鳥の生態や国内ではなかなか情報が入らないインコの解剖学的解説、さらには私たち人間との関係性について、深い理解を広めることを目指しています。これまでの活動を通じて、多くの愛鳥家や興味を持つ方々とつながり、その声を大切にしながら活動を続けています。私は、愛鳥家の方々により良い情報を提供するために、日々研究と交流を重ねています。

このプロジェクトで実現したいこと

SNSで掲載した「ことり解体新書」をさらに詳しく加筆し、100ページにわたるイラストが多用されたオールカラーの小鳥本（メインはインコになります）を制作することを目指しています。この本は、これまでの連載をベースにしつつ、新たな情報やたくさんのイラストを加え（部位解説は手書きではなくフォントで読みやすく直す予定））部位名には和名のほか英名もなるべく添えて、より多くの方に小鳥やインコの魅力を伝える内容となります。小鳥を愛する人々が、日常の中で彼らの素晴らしさを再発見し、より深く愛するきっかけとなることを願っています。

プロジェクト立ち上げの背景

「ことり解体新書」は、これまでの連載を通じて多くの反響をいただきました。しかし、さらに多くの方に届く形にして残したいという想いから、今回のプロジェクトを立ち上げることを決意しました。オンラインの情報だけでは伝えきれない、紙媒体ならではの魅力や感触を通じて、読者の皆様に新たな発見と感動を提供したいと考えています。また、小鳥を愛する者同士がつながるコミュニティを広げるために、この本が橋渡しとなることを願っています。

これまでの活動と準備状況

私は愛鳥家向け作品を販売するかたわら、定期的に飼育コラムやことり解体新書の連載投稿を続け、小鳥に関する知識の普及に努めてきました。また、世界中の研究室論文やブリーダーのサイト情報などを精査して、より信頼性の高い情報を提供できるよう準備を進めています。今回のプロジェクトに向けては、内容の見直しと掲載イラストの書き下ろしや加筆やデザインの見直しを行い、すでに半数以上のページが完成しています。これまでの努力を集約し、より多くの方に届く形で本を制作する準備が整っています。

リターンについて

本の定価は4200円

ポストカード

セキセイインコの骨格イラストの博物学的アクリルキーホルダー

鳥さんのうちの子似顔絵キャンバスパネル

もくじ（予定）

はじめにもくじこの本の使い方（凡例・アイコン）

扉（保存版ビジュアル図鑑）

外観の各部名称羽根図鑑骨格

コラム

第1章　進化と設計図鳥の進化の歴史

骨格・翼・脚の構造

飛翔と姿勢の謎

骨の含気化：空気が通う骨の秘密

筋肉と翼の協調鳥の足

くちばしの成長とメンテ学

舌と口腔：オウム舌の器用さ3

飛ぶ筋肉と“鎧”としての骨格コラム感覚と器官

鳥の目のひみつ：視力・色覚・まぶたと瞬膜

鳥の目と強膜輪：ピント調節と視蓋主導

紫外線まで見える油球

鼻孔・ろう膜・オペルクルム

見た目を変える環境3点セット（乾燥・粉羽・換気）

セキセイのろう膜の色〜二形を鵜呑みにしない読み方〜

コラム

第２章　呼吸・代謝・体温

呼吸のしくみ2

体温と代謝：小さな炉の回し方体温調節のふしぎ：ふくらむ？すぼまる？コラム

第３章　 神経・思考・行動

インコの記憶と海馬

ニューロン密度：“小さいのに賢い”理由パリウム入門：考えるゾーン（ハイパー／ニド／メソ） 

脳のNCLと行動心理学

鳴き声の種類：コール・ソング・求愛（小型インコ編）

コラム

第４章　 羽と外見・コミュニケーション

色素や柄の話羽繕い（セルフ＆相互）

入門インコの表情とからだ

小型インコの特徴くらべ

オカメで見る嘴と足のかたちと採食の流儀コラム

第５章　色と遺伝・生命の美学

 鳥の色変わりを“細胞”からみてみる遺伝子の話

コラム

第５章

インコの心安心のサイン

まばたき・羽繕いの順序・呼びかけへの反応距離とことば

コール/ソング/求愛声の“気持ちの地図”眠りの交代

うたた寝・片目睡眠・見張りの本能怖いのマップ

警戒姿勢と回復の仕方（リカバリーの支援）

あとがき

サンクスページ

文献と出典奥付

スケジュール

9月目次やページ構成

10月クラウドファンディングスタート

11月 クラウドファンディング終了

12月ノベルティ入稿

2026年3月書籍発行

2026年4月 リターン発送

最後に

私の夢のひとつであった図解本の制作プロジェクトに興味を持っていただき、心より感謝申し上げます。小鳥の魅力をさらに多くの方々にお届けしたいという想いを込めた「ことり解体新書」が、皆様の心に響く一冊になることを願っています。皆様のご支援が、このプロジェクトの成功にとって不可欠です。どうかご協力いただき、共に小鳥の魅力を広めていきましょう。心からの感謝を込めて。